五竜岳−唐松岳
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,653m
- 下り
- 1,963m
コースタイム
05:35 白馬八方バスターミナル付近
07:30 八方尾根ゴンドラリフト
08:05 八方池山荘(1830m)
08:45 八方池(2070m)
10:36 唐松岳頂上山荘(2620m)
11:05 唐松岳山頂(2696m)
14:20 五竜山荘(2490m)
04:05 五竜山荘
04:52 五竜岳山頂
07:05 五竜山荘
09:40 小遠見山
10:55 アルプスだいら駅
天候 | 25日 晴れのち曇り 26日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
05:35 白馬八方バスターミナル 07:30 八方尾根ゴンドラリフト |
コース状況/ 危険箇所等 |
五竜岳から遠見尾根へ下るクサリ場が非常に滑りやすいです。 |
写真
感想
初めて後立山連峰。
人気の山&晴れでかなりの人出でした。
今回は会社の同僚と登山です。
コワイところもあったようですけれど、この天気や景色に大満足だった様子でした。
8月25日
深夜バスに揺られて八方へ。
バス1台満杯でした。
ここで痛恨の忘れ物
帽子を社内に置き忘れてしまいました。
快晴の中さえぎる物の無い八方尾根を登るのは自殺行為と言う事で泣く泣くコンビニで帽子を買う事に。
ゴンドラ乗り場に着いたのは5時半過ぎでほぼ一番乗り。
今は7時30分スタートなので大分時間が有ります。
しばらくはぽつぽつしか人が来ませんでしたが、7時を過ぎるころには長蛇の列!
早めに来ておいて助かりました。
ゴンドラ−リフトと乗り継ぎ、八方池山荘へ。
ここで長袖を着ようとザックを探しても有りません!
忘れ物△任后
(いや今回はひどいなー)
八方池までは観光客も混じって人が多かったです。
ただ時間が早いため下りの方が少なかったのが救いです。
八方池から見る白馬三山は非常に迫力が有ります。
ただ少しガスで完全には姿を現してくれませんでした。
八方池から丸山が唐松まで一番の登り。
同僚もきつそうでした。
何とか頑張り丸山へ。
ここは眺めがいいのでしばし休憩です。
妙高方面が良く見えました。
丸山さえ超えてしまえば唐松岳山荘はそれ程でも有りません。
程なく到着。
えらい人の数です。
ザックを置いて唐松岳山頂へ。
うまい具合にガスが晴れてくれました!
ここで取っておきのフルーツのシロップ漬け(もも缶のパック入りみたいなやつ。)を二人で食べます。
疲れた体には甘くて冷たいもの(氷で冷やして来ました!)は堪りません。
同僚にも好評で、担ぎあげてきた甲斐が有りました。
ここから本日核心部の牛首の下りです。
ブログやヤマレコなんかでは慣れていない人には非常に怖いと書いて有りますが果たして?
雨が降っていたら怖いというよりいやなクサリ場だと思います。
下りで切れ落ちている所も有りますし。
ただ幸い今日は乾いていましたのでそこまで気を使う事は有りませんでした。
同僚はさすがに慣れていないためおっかなびっくり進んでいましたが、三点支持を常に心掛けるように言い、やや怖い箇所は手足の置き方を指示することで何とか気抜ける事が出来た様です。
さぞ長い時間と感じたことでしょう。
唐松−五竜の鞍部を抜けると山を3つ程超えます。
さすがに少し萎えてました。
最後の気力で登り切り、やっとの事で五竜山荘へ。
14時過ぎに五竜山荘に着いた時にはすでに人で溢れていました。
特にテン場は一杯でしかも次から次へ来るので小屋の人も「とにかく張れる所へ張って下さい!!」と
少しキレ気味でした。
布団も二人で一つと言われげんなりです。
部屋は1階の上部でした。既に部屋に入り切らないザックで廊下は溢れています。
疲れていたのでここで少し仮眠です。
小一時間ほどで目覚めて同僚とビールを飲む事に。
五竜を眺めながらゆったりとした時間を過ごします。
しかし五竜は雪渓が削り出す凹凸がこの山の険しさを醸し出しています。
きっと雪の多さと岩の質がこの様な姿を形作ったんだと思います。
夕食はスコッチエッグ入りカレーでした。
やや濃いめでしたが非常においしく、ついおかわりしてしまいました。
夕食後に夕焼けを見に外へ。
本当にきれいな夕焼けを見る事が出来ました。
明日の朝も楽しみです。
8月26日
4時過ぎに暗い中を出発。
ヘッデンだよりに登って行きます。
五竜直下にクサリ場が有りましたがそれほど難しいものでは無かったです。
そして五竜岳山頂へ付いたころには徐々に明るくなって行きます。。
北アルプスの山々が朝焼けに染まり幻想的な雰囲気を醸し出します。
先日裏銀座縦走で登った山々やまだ未登の立山剣方面の山々、遠くには
富士山や南アルプスも浮かんでいました。
やっぱりこの時間帯が一番だなー。
そしてご来光。
いい一日の始まりを予感させる素晴らしい日の出でした。
十分堪能したのち五竜山荘へ戻って朝ご飯を頂きます。
既に出発された方が多く、結構がらんとしており、ゆっくり食べることが出来ました。
さあ、五竜岳に別れを告げて、遠見尾根を下ります。
遠見尾根の最初のクサリ場は切れ落ちては無いんですが一枚岩の様な所も有り
結構いやらしい。
同僚も降り方を戸惑い苦戦していました。
その後は大遠見、中遠見、小遠見とアップダウンが続きます。
小遠見くらいまで樹林帯の中を進むので登りに使ったら、景色が無い上につらいコースかなと
思いました。
小遠見はベンチが置いて有り、休憩が出来ます。
360°の見晴らしの様ですが、残念ながらこの時間帯はガスが出てしまいました。
ここまでは一般の方がハイキングで来れるコースとなっている様です。
小遠見からは見晴らしの良い、散歩道が続きます。
観光客も多くなって来ました。
地蔵の頭を過ぎ、植物園を抜けるとゴールのアルプス平駅についに到着です。
鹿島槍、白馬三山なんかを見ると八峰キレットや不帰ノ険を超えて縦走したくなってしまいます。
来年に向けプランを練る楽しみが増えました。
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