★ 奥秩父主脈縦走路をゆく(雁坂〜雁峠〜唐松尾山〜飛龍山)
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- GPS
- 39:54
- 距離
- 29.7km
- 登り
- 2,132m
- 下り
- 2,636m
コースタイム
10:15道の駅みとみー11:20沓切沢橋ー13:35雁坂ー14:53古札山ー15:50雁峠山荘16:20ー16:40笠取小屋
●2日目
笠取小屋−5:00笠取山6:00ー笠取小屋
笠取小屋6:30ー7:14水干尾根ー8:49唐松尾山9:10ー9:45山ノ神士ー9:59将監峠10:15ー12:15禿岩13:00ー13:22前飛龍ー14:12熊倉山ー14:12ー14:48サオラ峠ー16:00丹波
天候 | 1日目 晴れのち曇り一時雨 2日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
7:53立川−(あずさ3号)8:53塩山 \2180(特急自由席) 9:06塩山駅ー10:05西沢渓谷 \1000 【復路】 16:30丹波ー17:26奥多摩駅17:40ー18:18青梅 のはずが、 丹波バス停で山で出会った方に青梅駅まで乗せていただきました。 大変お世話になりました。 ありがとうございます。m(__)m |
コース状況/ 危険箇所等 |
【危険個所】 ・雁坂峠入口ー雁坂峠:沢沿いの高巻きしているルートが1カ所崩れている箇所がある。 慎重に渡れば問題なし ・雁坂峠ー笠取小屋:下草(笹)がきれいに刈り取られて快適。 燕山からの下りが急峻。 慎重に 雁峠の眺めがよい ・笠取小屋ー将監峠:水干−唐松尾山まで思った以上にアップダウンが多く、キツい。 特に黒エンジュ−唐松尾山の間の岩場迂回や、その下りは激しく足下注意!! ・将監峠ー禿山:特に危険個所とは思わなかったが足下が下草に覆われ踏み外しそうになることも。 だらだらと長く、目の前の飛龍山が大きく遠い。 ・禿山ー丹波:サオラ峠下りが、急斜面で切れ落ちているコース上一番の慎重を要さないといけない。 |
写真
禿山から前飛龍にかけて25人!の団体を追い抜いた。(朝将監小屋から飛龍を経て丹波まで行くらしいが) あのペースで丹波からのバスに間に合うか?
まー18:20まで5H弱あるからCT3Hでもいけるか。
この先が急な下り。 一気に降りる感じ そのあとはなだらか散策コース
感想
■持ち物
前回の北岳の反省からライトウェイトに徹し。
・食料の持ちすぎ
・テント代わりにツエルトを使用
・マットは、テントマットのみ
・シュラフカバー、インナーもなし。
・ビデオカメラ・三脚なし
余計だったもの、エアー枕を詰め込み、ガスストーブがあるのにエスビットと25g固定燃料×4
結果としては、
・食料まだ減らせる。
・ツエルトの選択は問題なかった。
・ツエルトは結露大なためシュラフカバーは必要
・今回は問題なかったが、テント場によってはやはりマットが必要。
・ゆっくりした行程でなくエスビットは出番なし
・簡易な三脚は必要(今回とても朝焼けがきれいだった)
◆感想:
もう何度も来ている笠取山ではあるが、前回の和名倉山に魅せられ、奥秩父主脈縦走路が気になっていた。
本当は2泊3日でゆっくりと行動したかったが、都合がつかず慌ただしく1泊2日でのルート選び。
交通機関と行動時間を考えるとアクセスの比較的良い西沢渓谷から入り、ゴールは丹波までとする。
宿泊ポイントは、笠取小屋。 どう考えても、そこまで行かないと踏破できないので、選択の余地なし。
(アプローチ)
西沢渓谷へのバスは、塩山8:30か、9:05本しか選択肢がない。
二日酔いの体での起床はつらいが、自宅を7時前に出ればで何とか間に合うので、体にむち打って荷物をまとめ出発。移動中に休めば良いかとの目論見は見事にはずれ。
結局、あずさの指定席は満席。 立川〜(電車)〜塩山〜(バス)〜西沢渓谷までの約2時間ずっと立ちっぱなし。 揺れの激しいバスは特に、二日酔いの体に非常に応えた。
さらに、バスのアナウンスと停留所が合っていなく、終点まで行ってしまった。
そこは、運転手に頼んで道の駅まで戻ってもらってもらいました。
10:15道の駅みなみから出発 天気は快晴。日差しも強いが、アプローチに時間が取られたこともあり、13:30過ぎに到着した雁坂では残念ながら展望はあまりよくなかった。
雁峠では、雨も降ってきて雨具のお世話に。
このところ東京では全く降っていなかったので忘れていました 雨のこと。
なので今回は、ツエルトで問題ないと判断したんですけど。
やっぱり山は、平地とは全く違うね。 雨はザーザーブリ。 マジでー!
小ぶりになるまで雁峠山荘で30分雨宿り。 小屋泊まりにしようか悩んだけど、運良くテントを張る頃には止んでくれた。
買ってから5〜6年は、寝かしていたツエルト(MESSNERマイクロライトツエルト)を初めて張りましたが、風さえなければ案外問題なしですね。 まー 今となっては700g(幕のみ)もあるツエルトなんてそうそうないでしょうけど。 あと数百gでテントレベルですから。
初めてのツエルト、トレッキングポールの先にグロメットと張り綱を通し、両脇計4本ペグダウンしたのだけど、やっぱり忘れ物。 床面の6本のペグ。
両脇の張り綱しても床面はペグダウンしないと開かない。(当たり前)
ん〜 張り綱もこれ以上なく、石での固定もできない。 しばらく考え、枯れた小枝を折ってペグ代わりとした。
やっと張れてやれやれです。ほっと一息。
2m×1m×1.1m(H)のエリアはちょっと狭いが快適でした。 いずれにしてもまた使ってみたいと思いましたね。忘れずにペグは6本追加しておこう。 笠取小屋のテント場は、平坦で芝生と最高の条件なのでなんとかなったけど、他じゃこうは行かなかっただろうね。
早速夕食の準備ですが、その前に水の補給を兼ねて水場へビール冷やし 流水で約15分ほど冷やした。 テント場に戻り早速プシューと一口。 いやー最高にうまいね。 初めて買った香るグリーンカレー(服部幸慶先生の推薦)もココナッツミルク味でうまかった。
ちなみに、禿山では、SOLLEONE(ソルレオーネ) エスプレッソパスタ トマト&マッシュルームを試したのだけコレもいける。
ただし、注意書きのとおり直径20cmのなべをすすめる理由がわかります。 パスタにべっとりとチーズがまぶされ、手で折ることもままならず。 パスタも固く中々全体を茹でることができない。 ご留意を。
そうそう、禿岩で出会った男性2名と少々お話。 三ノ瀬に駐車し、禿山までピストンされるとのこと。 丹波のバス停に待っていたら、車から「乗っていかないかー」と偶然再会。 ありがたく青梅駅まで載せていいただきました。 本当にありがとうございました。
次回は、奥秩父主脈縦走路の前段の金峰山から雁坂まで是非チャレンジしたい。
世の中にはすごい人いるね。 これを見ると奥秩父主脈縦走路(瑞牆山から奥多摩まで)を2日で踏破している。 凄すぎ!!
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-194504.html
行動時間16時間の素晴らしい朝焼けにも恵まれ充実した2日間でした。
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