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Yamareco

記録ID: 2208856
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
東海

【愛知130山】白岩山・明神山 神田から馬の背岩周回

2020年02月06日(木) [日帰り]
 - 拍手
てっぱん その他1人
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
11:09
距離
13.7km
登り
1,348m
下り
1,344m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:46
休憩
1:23
合計
11:09
距離 13.7km 登り 1,348m 下り 1,358m
6:56
165
スタート地点
9:41
9:46
76
11:02
11:06
103
12:49
12:59
72
14:11
15:15
170
18:05
ゴール地点
【トラックログ】GarminGPS (GPS Map60cx:2007model)
 スタートが谷間で受信状態が悪く、切れていたり飛んでいたりする部分があります。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道スズガタ線と林道記念林線の交差点付近スペース(2〜3台)
愛知県北設楽郡設楽町大字神田(かだ)、北設楽郡東栄町大字月(つき)境
※林道スズガタ線は凸凹が大きく小落石で荒れています(地上高が高い車を推奨)
コース状況/
危険箇所等
 ※大部分がバリエーションルートでルートファインディング要。危険な個所が多くあるので、初心者の方が歩く場合は補助ロープ持参で熟練者との同行が必要です。

【取り付き地点】
 駐車地から林道を400m程戻って、神田川に架かる橋の手前にあるハシゴを降りて河内川を渡渉、白岩山へ続く尾根に取り付く。(今回はハシゴがある地点まで戻らず、適当な場所を渡渉して尾根に取り付きました)

【駐車地〜白岩山】
 取り付きから尾根の頭までは急登落石注意。やせた岩尾根を過ぎ緩やかになると歩きやすくなる。520mピークに鉄塔があり展望が開ける。
 白岩山の800mほど手前にある小ピークの先がガケ(岩壁)になっていて尾根通しでは歩けない。南西斜面を巻いて降りるが足元が不安定な急斜面なので、下りの場合は補助ロープを持参した方が良い。

【白岩山〜明神山】
 白岩山から150m程戻り南東方向の尾根に入る。最初の鞍部手前に三角屋根状の岩尾根あり。
 626mピークは黄色テープマーカーと白岩山方向を示す案内板あり。西からの尾根が合流しているが、間違えないように南東方向の尾根を下る。その先標高610m付近は広くて方向を定めにくいので注意。北東方向へ藪がかった尾根に入ると、やがて広い鞍部に着く。
 鞍部から急な小尾根を登ると尾籠から続く主稜線に乗る。柿野からの登山道が合流する峠から先には所々ハシゴと鎖場がある。急な尾根をひたすら登ると(三ッ瀬)明神山頂に着く。山頂手前200m地点に岩の展望地があり眺めが抜群です。

【明神山〜北西尾根(馬の背岩)】
 明神山から西峰を経由して明神の肩へ、この間は踏み跡明瞭。肩から北西尾根方面は急斜面なので滑落注意。(今回は肩から南へ続く踏み跡をたどって林道に着地)北西尾根にある馬の背岩は、林道の車止めチェーンのところから西へ入る。

【馬の背岩〜駐車地】
 馬の背岩から西に歩いて標高710mピークを北方向へ下る。しばらくはシャクナゲやアセビで藪がかっている。693mピークとその西隣のピーク(石積みで囲われた標柱あり)、660mピーク(Gマーク杭あり)、666mピークでは進行方向が変わるので注意。666mピークからはほぼ真北に下る。途中尾根が広い場所があるが、右(東)寄りを意識して下る。

※注 意
 終盤、標高500m地点から東へ続く小尾根(道や案内表示なし)を使ってスズガタ林道までショートカットして下りました。幾つか大岩が尾根上に現れてその都度巻きましたが、やせ尾根で両脇ともガケの様な斜度でとても危険でした、入らない方が無難です。(もし歩く場合は補助ロープ必携)
 遠回りになりますが、ショートカットせず尾根を北に下って、神田川の橋を渡って国道を経由して戻った方が安全です。
その他周辺情報 とうえい温泉 花まつりの湯
愛知県北設楽郡東栄町下田字花田21
TEL 0536-77-0268
営業時間 10:00〜21:00(20:00最終受付)
定休日 水曜日
入浴料金 大人700円/小人380円
https://toueionsen.com/
設楽町と東栄町の境目あたり 国道から林道スズガタ線に入ります
2020年02月06日 06:16撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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2/6 6:16
設楽町と東栄町の境目あたり 国道から林道スズガタ線に入ります
橋を渡って約400m、記念林線との交差点付近に車を置いてスタート 写真前方が車で来た方向(国道方面)です
2020年02月06日 06:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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橋を渡って約400m、記念林線との交差点付近に車を置いてスタート 写真前方が車で来た方向(国道方面)です
一旦車で走って来た方向に戻り、適当な場所で河内川を渡渉し尾根に取り付きました
2020年02月06日 07:01撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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2/6 7:01
一旦車で走って来た方向に戻り、適当な場所で河内川を渡渉し尾根に取り付きました
取り付きは急斜面、途中で落石が起き相棒が危機一髪 無事に胸をなで下ろす
2020年02月06日 07:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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2/6 7:10
取り付きは急斜面、途中で落石が起き相棒が危機一髪 無事に胸をなで下ろす
尾根の頭を過ぎると歩きやすくなりました
2020年02月06日 07:36撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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2/6 7:36
尾根の頭を過ぎると歩きやすくなりました
標高520mピークに鉄塔
2020年02月06日 07:46撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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標高520mピークに鉄塔
鉄塔下からは眺めが良い お椀を伏せた様な御殿山 ヒルが動き始めない内に登頂しておきたい山です
2020年02月06日 07:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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鉄塔下からは眺めが良い お椀を伏せた様な御殿山 ヒルが動き始めない内に登頂しておきたい山です
電線にも朝陽が当たってアートな感じ
2020年02月06日 07:55撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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2/6 7:55
電線にも朝陽が当たってアートな感じ
大きな木はモミかな?
2020年02月06日 08:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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大きな木はモミかな?
気温はマイナス0.5℃
2020年02月06日 08:14撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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気温はマイナス0.5℃
578m独標ピークの杭
2020年02月06日 08:15撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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578m独標ピークの杭
途中から南側の展望、帰りに通る予定の693mピークが見えました
2020年02月06日 08:26撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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途中から南側の展望、帰りに通る予定の693mピークが見えました
白岩山手前の610mピーク先の大岩から明神山
2020年02月06日 08:54撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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白岩山手前の610mピーク先の大岩から明神山
大岩を巻いて見上げたところ 急斜面のトラバースは危険でした、ロープを持ってこなかった事を後悔
2020年02月06日 09:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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2/6 9:13
大岩を巻いて見上げたところ 急斜面のトラバースは危険でした、ロープを持ってこなかった事を後悔
ここから一旦白岩山までピストン
2020年02月06日 09:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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ここから一旦白岩山までピストン
白岩山の頂上は木々に囲まれて展望なし
2020年02月06日 09:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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白岩山の頂上は木々に囲まれて展望なし
新旧私製標識がたくさん
2020年02月06日 09:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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新旧私製標識がたくさん
白岩山から戻って縦走再開 三角屋根状の岩尾根、写真左側は落ちたらアウト
2020年02月06日 10:03撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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白岩山から戻って縦走再開 三角屋根状の岩尾根、写真左側は落ちたらアウト
626m独標ピークに黄色テープ 西から尾根が合流しているが、南東尾根へ
2020年02月06日 10:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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626m独標ピークに黄色テープ 西から尾根が合流しているが、南東尾根へ
標高610m地点 尾根が広いので進行方向に注意
2020年02月06日 10:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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標高610m地点 尾根が広いので進行方向に注意
北東方向のヤセ尾根を進むと、
2020年02月06日 10:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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北東方向のヤセ尾根を進むと、
広い鞍部に出る
2020年02月06日 10:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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広い鞍部に出る
鞍部から急な小尾根を登り返し、尾籠から続く尾根に乗る
2020年02月06日 10:55撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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鞍部から急な小尾根を登り返し、尾籠から続く尾根に乗る
鞍部の交差点 左は柿野ルート、右はスズガタ林道へ 進むのは前方
2020年02月06日 11:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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鞍部の交差点 左は柿野ルート、右はスズガタ林道へ 進むのは前方
鉄ハシゴ第1弾と第2弾
2020年02月06日 11:30撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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2/6 11:30
鉄ハシゴ第1弾と第2弾
ライオンズクラブの標識
2020年02月06日 11:35撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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ライオンズクラブの標識
ちょっとオチャメな標識 以前のまま健在でした
2020年02月06日 11:42撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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ちょっとオチャメな標識 以前のまま健在でした
宮標石
2020年02月06日 11:46撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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宮標石
容赦のない斜度です^^;
2020年02月06日 11:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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容赦のない斜度です^^;
そっとしておきましょうね
2020年02月06日 12:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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そっとしておきましょうね
鎖の次に鉄ハシゴ第3弾
2020年02月06日 12:24撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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鎖の次に鉄ハシゴ第3弾
上部も容赦のない斜度が続く
2020年02月06日 12:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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上部も容赦のない斜度が続く
山頂手前にある岩場からの絶景
2020年02月06日 12:39撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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山頂手前にある岩場からの絶景
尾籠(おろう)の「岩山」と尾籠集落
2020年02月06日 12:39撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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2/6 12:39
尾籠(おろう)の「岩山」と尾籠集落
後で歩く予定の馬の背岩も見えます
2020年02月06日 12:40撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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2/6 12:40
後で歩く予定の馬の背岩も見えます
三ッ瀬明神山頂に到着
2020年02月06日 12:47撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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三ッ瀬明神山頂に到着
三等三角点「明神山1016.3m」
2020年02月06日 12:49撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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三等三角点「明神山1016.3m」
この日の展望台からは、
2020年02月06日 12:54撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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この日の展望台からは、
富士山が見えました!寒い中頑張って登ったご褒美
2020年02月06日 12:50撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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富士山が見えました!寒い中頑張って登ったご褒美
中央アルプス 真ん中で目立つのが南駒ヶ岳 左の白い三角形が三ノ沢岳
2020年02月06日 12:51撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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中央アルプス 真ん中で目立つのが南駒ヶ岳 左の白い三角形が三ノ沢岳
南アルプス 左から仙丈、北岳、塩見、荒川、赤石、聖など
2020年02月06日 12:53撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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南アルプス 左から仙丈、北岳、塩見、荒川、赤石、聖など
本峰と西峰との鞍部
2020年02月06日 13:04撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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本峰と西峰との鞍部
西峰のモノレール駅 無人なのにモーター?が唸っていました
2020年02月06日 13:13撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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2/6 13:13
西峰のモノレール駅 無人なのにモーター?が唸っていました
明神の肩に到着 ”馬の背岩”表示とは反対側の林道へ向かう
2020年02月06日 13:29撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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2/6 13:29
明神の肩に到着 ”馬の背岩”表示とは反対側の林道へ向かう
輝く鳳来湖
2020年02月06日 13:31撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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輝く鳳来湖
薄い踏み跡をたどる
2020年02月06日 13:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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薄い踏み跡をたどる
林道脇のここに出ました 因みに明神の肩から尾根を西へ下ると、林道手前がガケで降りられません
2020年02月06日 13:44撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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林道脇のここに出ました 因みに明神の肩から尾根を西へ下ると、林道手前がガケで降りられません
林道脇の氷瀑が寒さを物語る
2020年02月06日 13:45撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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林道脇の氷瀑が寒さを物語る
垂れた雫でできた氷筍
2020年02月06日 13:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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垂れた雫でできた氷筍
車止めチェーンの先が北西尾根の入口
2020年02月06日 14:02撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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車止めチェーンの先が北西尾根の入口
馬の背岩に到着 後方は宇連山
2020年02月06日 14:10撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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馬の背岩に到着 後方は宇連山
明神西峰の電波塔が見えます
2020年02月06日 14:21撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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明神西峰の電波塔が見えます
特等席で遅いランチ
2020年02月06日 14:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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2/6 14:22
特等席で遅いランチ
出来合いの「おでん」を熱々にして 寒いのでメチャ美味しかったです!日本酒があれば最高だったんだけどね…^^
2020年02月06日 14:41撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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2/6 14:41
出来合いの「おでん」を熱々にして 寒いのでメチャ美味しかったです!日本酒があれば最高だったんだけどね…^^
馬の背岩を後にします 足場は広いけど端っこに立つと怖い
2020年02月06日 15:16撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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2/6 15:16
馬の背岩を後にします 足場は広いけど端っこに立つと怖い
砥沢方面と神田方面との分岐ピークを北に右折してからは、しばらくシャクナゲやアセビの軽いヤブ尾根が続く
2020年02月06日 15:37撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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砥沢方面と神田方面との分岐ピークを北に右折してからは、しばらくシャクナゲやアセビの軽いヤブ尾根が続く
693m独標ピークを左折 藪がかっています
2020年02月06日 16:25撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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693m独標ピークを左折 藪がかっています
すぐに690mピークを右折 標柱の周りに石が積んであった
2020年02月06日 16:30撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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すぐに690mピークを右折 標柱の周りに石が積んであった
660mピークの杭にはgakukohさんの「G」マーク ここも右折する
2020年02月06日 16:38撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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660mピークの杭にはgakukohさんの「G」マーク ここも右折する
666mピーク手前の尾根には南側に道が付いていました
2020年02月06日 16:48撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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666mピーク手前の尾根には南側に道が付いていました
666m独標ピーク 獣道で山腹を巻いてパス
2020年02月06日 16:59撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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666m独標ピーク 獣道で山腹を巻いてパス
標高500m地点 東に延びる小尾根に誘われ、
2020年02月06日 17:22撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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2/6 17:22
標高500m地点 東に延びる小尾根に誘われ、
近道で楽をしようと、未知の尾根に入って大失敗
2020年02月06日 17:29撮影 by  DSC-RX100M3, SONY
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2/6 17:29
近道で楽をしようと、未知の尾根に入って大失敗
何とか無事に戻ってこられてホッとしました、神様に感謝m(_ _)m
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何とか無事に戻ってこられてホッとしました、神様に感謝m(_ _)m
撮影機器:

感想

ご訪問ありがとうございます。

 teppanが未踏の愛知130山「白岩山」、なかなか行く気が起こらないので明神山と馬の背岩とセットで歩いてみる事にしました。

 寒気の南下に西高東低の気圧配置、時折吹き付ける風速10メートルを超える強い風と久しぶりの低温で、忘れかけていた冬を思い出させる一日でした。その代わりにお天気は快晴、明神山頂の展望台からはまっ白な中央アルプスと南アルプス、そして富士山が見られて良かったです。

 11年ぶりに訪れた馬の背岩は三ッ瀬明神山の北西尾根の途中にあります。乳岩・三ッ瀬ルートにある馬の背岩とは違いスケールが一段と大きく、長さ100m以上におよぶ長大な岩尾根です。南側は断崖になっていて、宇連山の整った美しいシルエットが眺められる素敵な場所です。(ヤマレコにはこの馬の背岩が「障子岩」で登録されていますが、砥沢西側の尾根にある「障子岩岩脈:新城市天然記念物」が障子岩ではないか?と思われます。)

 今回の尾根周回、ケガや遭難が無かったのはただ運が良かっただけ、反省点が多い山行きとなりました。
・序盤から早くも落石が起き、運良くスレスレを通り過ぎて事なきを得たこと
・尾根芯が歩けず巻く地点で、ロープを持っていけば良かったと後悔したこと
・初めて歩く登山道のない支尾根を下りで使ったこと(しかも日没後)

 多少の冒険は山歩きの楽しさのひとつだと思っていますが、この日の山行は自分達の能力と装備で考えた場合、安全率が低すぎました。”どうにかなるだろう”と楽観的思考に傾きがちな自分は反省しきりです。

「楽さ加減と安全度は天秤にはかけられない」
 場合によっては遠回りも嫌がらず、重くても必要だと思われる装備は必ず積んで行こう! 肝心な装備を持たず、重いつゆ入り「おでん」2袋を担いで歩いたteppanです(^^;

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コメント

またもやハードに
 teppanさん、奥様、またもや10時間越えの山行、お疲れ様でした。

 白岩山、かなり以前に歩きましたが、上りも下りも急な上に展望も
なく、私の中では2度と行きたくない山のリストに入っていました。
このような周回ルートでしたら、ポチポチと楽しみながら歩けて
いいですね。

 私も、いつも余分な物ばかりザックに詰め込み過ぎ、その結果
歩荷となっちゃっていて、肝心なものが入っていないことは
良くあります
2020/2/8 5:56
Re: またもやハードに
こんにちはkameさん
 やや長距離ではありましたが、10時間以上なのはペースが遅いからです。白岩山手前の大岩を巻いて降りるのに時間を多く消費しました。(おでんを食べるのに割いた1時間も余計)^^;

 白岩山は想像通りの山でした。標高も低く奥まって麓からも目立たないですし、展望もなく特にこれと言った特色がないので、130山に選ばれた理由が分かりませんが、地形図に山名が載っているところを見ると、地域と何らかの関わりがあるのかもしれませんね。

 ロープを持って行こうか迷い、重くなるので止めましたが、現地で後悔するハメになりました。低山でもルートによっては危険だと、あらためて思い知らされ、登山道の有り難みが良く分かりました。
2020/2/8 12:47
馬の背岩
おはようございます。
このルートいいですよね
白岩山を交えて馬の背岩までの周回、この時期ならではの好ルートだと思っています。
暖冬傾向でヒルの出没も早そうだし、ヤブもあるし、今年は雪もないし、ちょうど良いタイミングで歩かれたのではないでしょうか!
日没が早いのがちょっと難点ですが

馬の背岩には、何年も行っていません。
このレコで、また行きたくなりました!
その時は、明神の肩から北西尾根で直接林道へ下りましたが、林道への着地で苦労したことを思い出しました。
今は、馬の背岩の案内標識までできたのは、ちょっと驚きました
長時間お疲れ様でした。
2020/2/8 6:14
Re: 馬の背岩
こんにちはtotokさん

 久しぶりの馬の背岩でしたが、やはり良い所ですね。明神山頂では富士山が見えてラッキーでした。
 以前の北西尾根は完全なるバリルートでしたが、標識が幾つか設置されて一般的になってきたみたいです。肩から直接北西尾根は激急で危険だった覚えがあったので、今回は南側へ回避しました。

 平均時速は1.2Km/h(休憩・食事を含む)。鈍足とは言え、ここまで遅くなった事は滅多にありません。想像以上に苦戦した地点があったのと、最後のショートカット尾根がいけませんでした。
 暗闇の中、一歩間違えばタダでは済まない所に踏み込んでしまい、相棒を危険に晒す事となり反省しております。こうしてコメントに返事を書かせてもらえる事がありがたや〜です^^;
2020/2/8 13:07
チャ、チャレンジャー(^^ゞ
 でしたね、テッパン家の皆様
 テッパンさん、大事な奥様、そんなとこに入れては、ダメ〜
 私は、藪嫌いです
 おでんは、もちろん、テッパンさんが持ち運んだんだよね
 お疲れ様です
2020/2/8 8:31
Re: チャ、チャレンジャー(^^ゞ
こんにちはitooさん
 趣味の山歩きは ”チャレンジャー” ではいけません、安全第一ですよ(^^; 
 漕げるくらいの藪なら構いませんが、危険な場所に無防備で入ってはダメだと、あらためて思い知らされました。これからはもう少し?慎重に行動しようと思います

 おでんパックは2袋で重さ1.2キロくらい?もちろん私teppanが担いで歩きましたよ。この日のお楽しみは「山おでん」だったので忘れませんでした。その代わりにロープを置いてきてしまったことを後悔でした(汗)
2020/2/8 13:25
背中合わせですね。
teppanさん 今日は。

未踏の尾根にどんどん赤線が繋がっていきますね。
地形図を眺めただけでは現地の詳細まではわかりませんが、
ささやかな冒険も山登りの楽しさでもありますね。

私もいつも、林道が走る尾根の末端が素直に下れるのか、
側壁や崖になっていないか気懸りです。
バリエーションルートは計画通り歩けた満足感と、アクシデントに
対する反省は背中合わせですが、こうして危険に対する感覚が身に着く
側面もありますよね。

最後の一文は肝に銘じたいと思います。
2020/2/8 16:32
Re: 背中合わせですね。
こんばんはonetotaniさん

 正直に言いますと、最後の支尾根下降は歩く前から候補にありました。交通量が少ないとは言え、歩道のない国道を歩かずに帰りたいと思っていたので、必然的にこうなったと言うわけなんです。

 下り始めは行けそうに思ったのですが、実際には普通に歩ける様な簡単な尾根ではありませんでした。半分くらい下ったあたりで真っ暗になり、ヘッドランプだけでは情報量が格段に落ちて判断が難しくなりました。
 山主が付けたと思われるテープはあてにならず、とにかく降りられそうな部分を探すのに必死でした。地形図でこんな描き方なら、こういう状態の尾根かもしれないという事なんですね。

 ケガなく帰ることができて幸運でした、同じ事を繰り返さない様にしたいと思います。
2020/2/8 21:40
こんな周回見たことがない
こんばんは teppanさん
 相変わらず凄いコースを歩かれてますね。じぇじぇじぇ。
 それ故に興味深々でした。最後は大変でしたね。私も浜石でやってしまいました。やはり急がばまわれ。それに尽きます。
 無事に帰れれば無謀さが身に浸みてきます。無事に戻れたことで反省できますね。長い道のりお疲れ様でした。
2020/2/8 20:47
Re: こんな周回見たことがない
こんばんはsireotokoさん
 この周回はヤマレコユーザーさんのレコが幾つか上がってますので、参考にして出かけましたが、実際に歩いてみないと分からないことがたくさんあるんですね。

 最後の支尾根は誰のレコにも歩いた実績はなく、入ってみたらとても危険な尾根でした。ロープがあれば良かったのですが後悔先に立たず、なんとか無事帰還できて良かったです。急がばまわれ、教訓がまたひとつ増えました。

 一番ショックだったのが落石、相棒に当たらなくて本当に良かったです。直接触ってないのにどうして落ちたのか分かりません。もし当たっていたら、山歩きは一切止める事になっていたでしょう。
2020/2/8 21:56
teppanさん,こんにちは。
65枚目のような場所は、自分なら進退窮まってしまいそうです。
でも、テープもロープも直前にはありますし
踏み入れてしまうのも納得です。
険しいながら、障子岩、アルプスなど
展望もよろしく、天気もよかったのに
どんでん返し的なエンディングになってしまいましたね。
お怪我がなくて、何よりです。
2020/2/8 20:50
Re: teppanさん,こんにちは。
こんばんはkomakiさん
 序盤は落石にヒヤリ、往きの途中で絶壁を巻くのにヒヤリ、最後はヒヤヒヤの連続… 愚か者と笑って下さい。ヒヤリは限りなく少なくなるようにしたいですね^^;

 無事帰る事ができたので、こうして冗談交じりでコメントを書くことができますが、もし何かあったとしたら… そう考えただけでゾッとしますね。教訓を生かせるようにします。

 展望抜群で、”おでん”が格別に美味しい一日でした^^
2020/2/8 22:22
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