霧ヶ峰逍遥2(姫木平から車山周回)[眺望の雪原ハイク]
- GPS
- 07:15
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 685m
- 下り
- 683m
コースタイム
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 7:16
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
姫木平に宿泊して、霧ヶ峰 車山まで行ってみることにしました。
姫木平からのコースは山と高原地図では破線コースになっていて、どんなコースなのか不明でしたが、「ハイキングコース」という扱いになっているようですし、皆から校長と呼ばれていた宿のご主人にも登れますと言われたので行ってみます。
今年は雪も少ないのでそれも安心材料でしたが、宿泊した夜には少し降雪があり、宿の周りも薄ら雪化粧していました。
宿のご主人に詳しくコースを説明してもらってスタート。まずはエコーバレースキー場の広い駐車場に行き、そこを横切った後、10分ほど林道を歩くと殿城山への登山口になります。踏み跡は弱いですが、道標もしっかりあるので問題なさそうです。
300mほど登って尾根に出ます。殿城山への登りは5分ほどとのことですがそちらには全く踏み跡はありませんでしたので雪をかき分けて登りましたが、残念ながら眺望はありませんでした。
殿城山からは尾根道を車山に向かって進むことになります。行く先が前日に歩いたところですので見当がつくのですが、だんだんと踏み跡がなくなり、殿城山分岐手前では膝くらいのラッセルになりました。
ここまで来ると霧ヶ峰のスノーシューハイキングコースになりますので雪もしっかり踏み固められています。車山まで行きたかったのですが、車山乗越から車山への直登は立ち入り禁止とありましたので、かなり遠回りですが車山肩を経由して行くことにします。
車山湿原の木道のハイキングとなり、美しい霧氷の光景が見られました。
天気はだんだんと良くなり、青空が見えてきます。
車山に登り始めると白い峰々が次々に姿を現し始めます。中央アルプス、南アルプス、そして八ヶ岳の方には富士山も見えます。始めは雲を纏っていた峰々も徐々に姿を現してくれました。
車山山頂はスキーのリフトと重なっているため、賑やかでやや興醒めですが、車山神社の社もあり、登山の安全を祈ります。
そういえば車山には以前雨の時に登っているのですが、何せ悪天候だったため、何の印象もありませんでした。また来ることができて本当に良かったです。
さて一旦コロボックルヒュッテまで戻ってランチ休憩をし、先に進みます。当初は沢渡から周回しようと思っていましたが、だいぶ時間が押しているため、山彦尾根周回に変更しました。
南の耳に向かって北に進んでいくと、薄らではあるものの待望の北アルプスが見えてきます。雪原を歩きながら白い北アルプスを眺められるのは本当に幸せな気分になります。またこの頃には蓼科山にかかってたガスも晴れ、南から北まで八ヶ岳全体が大迫力で眺められました。
南の耳から北の耳に向かう下りはかなり急でした。北の耳を過ぎて分岐を姫木平に向かうとまた踏み跡がはっきりしなくなり、何度も踏み抜くものですから結構体力を消耗します。
その先、大笹峰というとこともスキーリフトが通っており、スキー客をやり過ごして先に進み、姫木平に向けて急降下していきます。不案内なので何度もヤマレコマップのGPSで現在地を確認しながら降りていくとやがて林道とぶつかり、その林道を進むとエコーバレーのスキーゲレンデに出て、そのままスキー場に戻りました。
予想されていたようには風も強くなく、心地よい山行となりました。白い山々を見ながら雪を踏んで歩ける霧ヶ峰ハイクは最高の経験となりました。ハイキングだけでなく姫木平からの登山を組み合わせることでいっそう思い出深いものになったように思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する