醍醐山
- GPS
- 07:00
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 600m
- 下り
- 579m
コースタイム
天候 | 晴れのち雨のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:JR久那土駅 |
感想
今日は醍醐山に登ってみようと思う。この山は「甲州百山」という本で知って興味を持った山だ。634mという低い山だから、冬に登るのが良さそうだけれど、青春18きっぷも余っていることだし、体調もまだ良くないので、この機会に登ってこようと思う。
地形図には、上之平の集落から登るルートが描かれている。この山の記録は、ヤマレコには見つからず、ルートが良く分からない。地形図に描かれた登路を信じて登ってみようと思う。
家から片道5時間かかって、下部温泉駅に到着。
橋を渡って上之平に向かう途中、送電鉄塔が醍醐山に向かって延びているのが見える。
地形図に描かれた破線の入口部分に来た。北に向かう細い舗装道路があり、そこを30mほど入った所に登り口を見つけた。道標はない。
入口は竹林で、獣避けのネットをくぐって進むと、沢沿いに道が続いている。
しばらく沢沿いに進み、途中から尾根に登る。道は意外なほど明瞭だけれど、クモの巣がとても多く、あまり歩かれていないようだ。
植林帯を登って行くと、民家を発見した。ここは、大子(だいご)集落の跡だろう。「甲州百山」の中では、まだこの集落に人が住んでいて、住人との会話が紹介されているが、10年程前から無人になっているらしい。
家はまだ状態も良く、人が住んでいてもおかしくない様子だ。ここまで電線が延びていることから、電気は来ているのが分かる。庭先に水道の蛇口が見えるけれど、水道管がこんな上まで引かれているとは思えない。
このような不便な所に暮らすことの大変さを想像しながら、少し休憩する。
山頂に向かう道は、電柱沿いに続いている。少し登ったところに社殿の跡があるが、中は空っぽ。
この先、踏み跡は少し薄くなるがテープもあり、分かりやすい。クモの巣に何度も絡めとられながら登って行くと、三角点のある山頂に着いた。
三等三角点と山名プレートがある。樹林帯で展望はない。蝉しぐれの中、しばらく休憩した。
西側に明瞭な踏み跡が延びている。ここを行けば、屏風岩経由で宮木の集落に降りられるのかもしれない。
下山は、北側の道路に降りる予定だ。三角点から東側100mほどの所にテレビ中継所があった。NHKやYBSといった文字が見える。
ここから北に向かってテレビ塔の保守用と思われる道が下っている。地形図には描かれていない道だが、こちらは道がはっきりしている。
下って行くと尾根を巻いたあと、沢筋に下る。途中2回分岐があり、その都度コンパスで方角を確認した。最後は鳩内トンネルの東側の出口に降りた。
ここで、雨が降り出す。その後は、雨の中、和平の小さな集落を抜けて、久那土駅に向かった。時間がまだ早いので、温泉で寛いでから、また5時間の帰途についた。
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