能郷白山 能郷谷からのルート 天候不順の合間に
- GPS
- --:--
- 距離
- 14.5km
- 登り
- 1,414m
- 下り
- 1,414m
コースタイム
7:10 登山口
7:40 上部林道合流地点
8:00 1160m地点
8:50 前山ピークの直下
10:00 能郷白山山頂
11:00 前山ピークの直下
11:50 1160m地点
12:00 上部林道合流地点
12:30 登山口
13:10 林道ゲート手前駐車
天候 | 早朝晴れ10時位から急速に曇る |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは白山神社にある。危険な個所はまず林道。鈴とかラジオは必携。獣がいる。実際、熊が先方を歩いていた。 登山口から一気に始まる急登は下山時に滑りやすい。今まで何度か滑ったことあり。ストックはあったほうが良い。 笹刈りがしてなければ、秋口は草木が今以上に茂ると思われるため、薮漕ぎしなくてはいけない箇所が多々ある。 |
写真
感想
今日は本当は北アルプスへ行きたかったのだが、天気が不安定で昼から雷雨になりそうなので中止。行先を色々考えた。結局午前中である程度まで下山できそうな能郷白山に行くことにした。雨雲もあまりかからないような感じだった。
能郷白山は深田氏が日本100名山にしようか悩んだ末に外れた奥美濃の盟主。白山と名前が付くように、冬期はかなり雪が積もる。このルートは稜線歩きのため、冬期にも登ることのできるルートである。
昼から悪天候になりそうなので6:15に登山開始。林道手前ゲートには誰も駐車していない。
林道を登山口に向かって歩いていく。途中沢の渡渉をしたときに何か渡った跡があっらのでひょっとしたら獣?と思ったら案の定、熊が前方を歩いていた。鈴のほかにストックを鳴らし、声を出し人のいる気配を知らせると何処かへ去って行った。
登山口からすぐに沢の渡渉がある。水から出ている石の恰好が良くないので下手をすると沢にハマる。
沢を渡渉すると急登が始まる。このあたりの登山道の雰囲気は良い。とても好きだ。原生林の中を行く。能郷白山は植林されていない日本に古くからある雑木林の山。植林することがなかったら、日本の山はこのような姿になっていると思う。
上部林道と合流し、まだまだ急登は続く。1160m地点を過ぎると、登山道が薮漕ぎに近くなる。薮漕ぎと言っても笹ではなく、草木が茂っている。今年の5/20に登った時は全然茂っていなかったのに凄い。このまま笹刈りされなければ、紅葉の頃にはかなりな薮漕ぎを強いられると思う。
前山周辺から能郷白山が見える。快晴の中、とても美しい。ここからアップダウンを繰り返し能郷白山の山頂に出る。山頂付近には木が生えていない。
標高1600m位の山なのに、山頂付近に木が生えていないのは、いかに積雪が多いかということだと思う。
山頂空の見晴らしは良かったが積乱雲が彼方此方に出始めている。急速に曇ってくる。山頂付近は寒気の影響か、涼しかった。山頂には誰も居なかった。
早々に下山を開始。前山付近に辿り着いたころにはもう真っ白。雲の中。幸い雨は降らずにすんだ。
このあたりで登ってくる人とすれ違う。今日は4人パーティと12:45に林道ですれ違った人のみだった。この時間から能郷白山に登る?と思ったんだけど、この人はこの近辺の山の主のような人で、夏冬に関わらずこのあたりの山に出没している。そうとうこのあたりの山に山慣れしている感じの人だ。
最近の天気は寒気が上空にあり不安定で雷と豪雨が午後からいつ何処で起きてもおかしくない。このような時は午前中勝負の山に限ると思い能郷白山を選定。早朝はとても天気がよく、秋の空のような感じだった。見晴らしも良く、白山が見えた。藪漕ぎしなくてはいけないところが多々あったが、苦労した分、山頂にたったときの達成感も大きい山行だった。
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