八甲田山(大岳〜井戸岳〜赤倉岳〜毛無岱)
- GPS
- 06:10
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 855m
- 下り
- 838m
コースタイム
9:15 インフォメーションセンター 9:20
10:10 地獄湯の沢
10:45 仙人岱 10:55
11:25 鏡沼 11:30
11:40 八甲田大岳山頂 11:50
12:10 大岳避難小屋(昼飯) 12:35
12:55 井戸岳山頂
13:15 赤倉岳山頂
13:40 宮様コース分岐
14:05 毛無岱 14:10
15:05 城ヶ倉温泉との分岐
15:20 酸ヶ湯温泉
天候 | 朝は小雨と霧、お昼から快晴 大岳山頂は強風でした |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
酸ヶ湯温泉(16:43)ー青森駅(17:59) JR東北バス みずうみ号 片道1300円 http://www.jrbustohoku.co.jp/route/detail/?PID=1&RID=1 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト:酸ヶ湯温泉の玄関右側に有り 水場:仙人岱の湧き水は止まってました。 情報:酸ヶ湯のインフォメーションセンターには白板に現在咲いてる花の 一覧が記載してます。 コース: 特に危険な場所はありません。 但し、酸ヶ湯から仙人岱、毛無岱から酸ヶ湯等、背丈ほどの笹薮や草薮に 覆われてる箇所が多いですので、帽子、長袖の方が良いです。 地獄湯の沢は硫黄の匂いが強いです。 大岳山頂は強風でした。 |
写真
感想
今週月曜日から青森出張だったので、週末入りして、八甲田山に登ってきました。
岩木山と八甲田山のどちらに登ろうか検討したけど、まだ八甲田山には夏の花も残ってる
との事だったので、後者にしました。
登山の起点は、江戸から続く名湯、酸ヶ湯温泉。
青森駅から十和田湖温泉郷行のバス「みずうみ号」に乗り、約1時間強の場所です。
酸ヶ湯温泉に降りると、硫黄の匂い。
登山道は全体通して整備され安全に歩けるものの、コースを塞ぐほどの雑木やササ藪が生茂る
箇所がありました。
小雨と霧の中、1時間ほど登ると地獄湯ノ沢に到着。
硫黄臭が強く、草木も生えない箇所でした。
沢には水も流れてたけど、生き物の有無も確認できず。
地獄湯ノ沢から少し登ると平坦なコースとなり、仙人岱と言われる湿原に到着。
ここには休憩できるベンチや湧水もありました。
湧水は美味しいと有名みたいですが、湧水は止まってるらしく少なく飲める状態ではありませんでした。
仙人岱から小岳との分岐あたりまでは、お花畑もあり、今回歩いたコース上で一番花の種類、
量が多い場所でした。
仙人岱を過ぎ、八甲田大岳までは急登。
森林限界のハイマツ帯(アオモリトドマツ林)を登り、約2時間半で到着。
小雨も止み青空も見え始めましたが、山頂は強風で、ガスの流れも速く、展望はイマイチ。
昼食は大岳山頂から20分ほど降りた、大岳避難小屋前のベンチでとりました。
ベンチの数は多く、大岳山頂や井戸岳、遠くに岩木山を見ながら休憩できます。
大岳避難小屋は東北の厳しい冬に対応してか、関東の避難小屋と比較して、
かなり頑丈で立派な建物でした。
昼飯後は、井戸岳、赤倉岳を縦走し、宮様コースから毛無岱へ下山します。
井戸岳には直径200mほどの噴火口跡があり、火山好きにはたまらない場所でした。
また「イワギキョウ」「イワブクロ」などかわいい花も咲いてました。
赤倉岳は展望も良く、近くは八甲田の山々、遠くは岩木山や青森市街地など見ながら気持ちよく歩けます。
湿原の毛無岱は、花期も終盤で花の種類も少なかったです。
「ウメバチソウ」はまんべんなく咲いてました。
上毛無岱から見える下毛無岱の展望は圧巻。
約1か月後から始まる紅葉の季節は更に綺麗になるはずです。
毛無岱から約1時間で酸ヶ湯温泉へ到着し、バスの時間まで温泉につかってまったりしました。
今回は出張にかこつけて、日ごろは登れない東北の名山に登ることができて、本当に良かったです。
花も終盤だと聞いてましたが、種類・量とも期待以上に見ることができました。
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