記録ID: 2217748
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雪山ハイキング
奥多摩・高尾
テント担いで奥多摩駅から雲取山へ〜冬の三条の湯は格別です
2020年02月09日(日) ~
2020年02月11日(火)
体力度
8
2~3泊以上が適当
- GPS
- 48:17
- 距離
- 35.5km
- 登り
- 2,939m
- 下り
- 2,715m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:21
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 6:15
距離 12.3km
登り 1,579m
下り 340m
2日目
- 山行
- 5:46
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 6:41
距離 13.3km
登り 979m
下り 1,474m
3日目
- 山行
- 2:19
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 2:25
距離 9.8km
登り 343m
下り 894m
9:06
ゴール地点
天候 | 晴時々曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新宿7:15→8:21奥多摩(ホリデー快速おくたま1号, 1270円) 【帰路】2/11(TUE) お祭9:46→10:27奥多摩駅(京王バス, 780円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
石尾根のトレイル自体は広くて柔らかくて危険箇所も無く快適。雪はありますが,軽アイゼンとストックが使いやすいです。三条の湯の直前にあるアトラクションにドキドキだった以外は快適なスノーハイクを楽しめました。 【奥多摩駅→鷹ノ巣山避難小屋】奥多摩駅近辺が少し分かりにくかったです。駅から左に歩き,右の橋を渡り,信号を右に曲がったら直ぐ左にある階段がスタート。その後,少し登り神社の右を登ります(私は間違えて遠回りしました)。縦走路に入ると道標がしっかりあります。石尾根には巻き道もありますが,初めての今回は極力各ピークを外さない様に地形図を眺めて歩きました。このエリアでは雪は六ツ石山と鷹ノ巣山近辺に多くありました。 【鷹ノ巣山避難小屋→雲取山】広い尾根が続き,トレイルは柔らかく気持ち良いです。100m程度の標高差がある小ピークを幾つも越えるので,荷物が重いと結構しんどい。雪は小雲取山の手前から一気に増えました。 【雲取山→三条の湯】三条ダルミまではそれなりに雪深いですが,トレイスしっかりで歩きやすかったです。一方,三条ダルミからは,ほとんど急な斜面のトラバースで,凍結,小崩落箇所などもあり油断禁物。途中,崩落箇所を大きく高巻きする場所(標高差70m弱)があり,20分位余計に掛かります。さらに,三条の湯の手前の崩落箇所がかなりの難関で,ロープに掴まって腕力で渡る感じでした。足に体重を掛けると崩れる蟻地獄の様相。数mの区間とは言え,ザックが重いこともあり怖かったです。 |
その他周辺情報 | 【鷹ノ巣山避難小屋】とても綺麗なログハウス風避難小屋。キャパは6〜8人ぐらい。板の間の他,土間も別にあります。部屋に毛布等はありません。トイレあり(但し,ペーパー無し。紙は持ち帰り)。水場はチョロチョロですが生きてました。試しに周囲の綺麗目な雪も溶かしてみましたが,カラマツの葉みたいな草だらけの水になったのでレトルトを温めるだけに使用しました。 【三条の湯のテント場】沢沿いのテント場です。温泉込みで1100円。水場とトイレは少し登った所にある小屋横です。テント泊なのに,空いているからと小屋の食堂で自炊させてもらえるなんてサービス満点。そして何よりも,温泉に入ってから飲むビールは最高です。鹿の燻製が良いつまみでした。 |
ファイル |
【後日参考用】初日,二日目の天気予報
(更新時刻:2020/02/15 12:07) |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
半袖シャツ
長袖インナー
フリース(厚)
ハードシェル(上下)
タイツ
ズボン(厚)
靴下(厚)
グローブ(厚)
アウター手袋(防水)
予備手袋
防寒着(ダウン上下足)
ゲイター
毛帽子
夏靴
アイゼン(チェーン)
ストック
朝昼夜ご飯
行動食
非常食
飲料(ポカリ+水2.5L)
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
時計
サングラス
タオル
身体ふき
テント
マット
シュラフ(#1)
燃料
コンロ
調理一式
ナイフ
ロールペーパー
カメラ
スマホ
ラジオ
着替え(下着)
|
---|---|
備考 | 出発時重量:約18 kg |
感想
寒いテントと暖かい温泉,そして温まった身体に冷たいビールというギャップが心地よさげな,三条の湯での冬のテント泊。ようやく冬シュラフを手に入れたこともあり,いざ実行に移してみました。
月曜日に有給を取って四連休,折角なのでこれまで歩いた事の無い,奥多摩駅からの石尾根を縦走し,途中の避難小屋に泊まって雲取山を踏む二泊三日の行程を計画。石尾根は名前は固そうですが,実際は広くて柔らかいトレイルが続くまるでスキー場のゲレンデ。解放感があり,歩いていてとても気持ち良かったです。とは言え,各ピーク毎に登り降りが繰り返され,GPS標高で累積3000m越えと,温泉とビール狙いにしては登った感も充分過ぎるほど味わえました。
そしていよいよ本来の目的の三条の湯。直前の崩落箇所にハラハラさせられましたが,テントで寝る前に温泉&ビールで疲れを癒せるなんて感謝しかありません。心なしかいつもより熟睡出来た気がします。しかも,翌日は下山するだけというのも,その気持ちよさを倍増させました。
三条の湯ピストン,即ち,泊まりに来るだけ,というファンの方も多いと聞きましたが,それもたのしそうだなあ。しかし,あの林道が(^_^;)
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見事に3日ともいい天気で流石持ってますねー
偶蹄類にもよく出会えてますねw
yamanovoさん、夜の偶蹄類遭遇は初めてだったので、一瞬凍りつきました。暫しの間にらめっこしていたら、道を開けてくれたのでホッと一息。
この数日は寒波の予報で、まだ少しマシそうな雲取山に行くことにしましたが、期待以上に晴れてくれて良かったです😊
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