奈良田から笹山 (黒河内岳)南峰・北峰/南アルプスの日帰りピストン
- GPS
- 07:44
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,968m
- 下り
- 2,003m
コースタイム
(0550)登山口
(0712)水場入口、標高1603m
(0728)標高1760m
(0828)ガレ場と標高2256m
(0848)テン場?
(0947)笹山(黒河内岳)南峰
(0954)笹山(黒河内岳)北峰
※昼食(〜1022)
(1029)笹山 (黒河内岳)南峰
(1128)ガレ場と標高2256m
(1214)水場入口、標高1603m
(1311)塩見橋(吊り橋)前駐車場
天候 | 曇り(ガス)時々晴れのち小雨 トンネル通過のためルートの起点がずれてます。 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※トイレは目の前の奈良田のバス停にある ・山梨県早川町(身延駅〜奈良田間) http://www.shokokai-yamanashi.or.jp/~hayakawa/kanko/narada.pdf・ ・山梨交通(身延駅〜奈良田間〜広河原) http://www.pref.yamanashi.jp/kankou-sgn/documents/tirasiura.pdf |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストなし。 鎖場や高度感のある場所は一切なし。 危険な箇所は無いが急登で脚を酷使するため疲労による事故や 怪我に注意してください。 吊り橋〜登山口 ・登山口がわかりにくいです。 ・吊り橋を渡って左折し大きな沢を渡渉すると発電所の前にきますが、 そこを右折し発電所の排水溝の前を通過し暫く行くと登山口に なります。 登山口〜山頂 ・立派なパイプの手すりがある発電所の作業道を約200mつづら折りに 登り、揚水発電所の上の施設横を通過します。 ・以降登山口から山頂まで(標高差約1900m)とにかく最後まで 急登が続きます。 ・登山道は整備されてませんが、踏み跡とピンクのテープで判断できます。 また尾根は恩賜林の境界になるので境界線のマークを目印にするといいです。 それでも油断すると道迷いの可能性はあるので地図は必須。 ・休憩ポイントは 水場入口(標高1603m標識)、手書き標高1760m、 ガレ場(そばに標高2256m標識)、テン場(雰囲気でわかる) 等があるが、バテない・脚を痛めない様に随時休憩してください。 ・テント場を越えるとシラビソと苔の森になります。 石楠花のトンネルが現れたら南峰山頂まじかになります。 ・南峰山頂は林の中に突然現れる岩の円形広場のようです。 更に奥に行くと360度展望のある北峰山頂になります。 ・南峰は山梨百名山の標識、北峰は東海製紙の標識になります ◆展望 ・途中のガレ場と笹山(黒河内岳)北峰のみで、ずっと樹林帯に なります。森林限界や這い松も北峰付近だけです。 ・北峰山頂の正面の沢向かいに、形の良い塩見岳とこんもりした 蝙蝠岳が間近に見えます。 ◆立寄りの湯 ・町営 奈良田の里温泉 女帝の湯(500円) http://www.town.hayakawa.yamanashi.jp/tour/spot/spa/narada.html ※桧の内湯2つのみ |
写真
感想
・この山は山梨百名山であるが、南アルプス間ノ岳から派生する尾根上の
標高の高い山だけあって、いつでも簡単に登れる山ではありません。
・山と高原地図「北岳・甲斐駒2012年度版」に新たな直登コースが掲載
され、最近はヤマレコでもピークハントされている方々も散見され、
また陽が長い夏場のうちに是非行きたかったので、今回選らびました。
・ちなみに山と高原地図では約12時間のピストンコースになってます。
登り:7時間20分/下り:4時間50分/標高差:約1900m
・登山口は奈良田の第2駐車場のすぐ近くです。県道37号線を400mほど
戻った場所に塩見橋(吊り橋)があり、その前に舗装された大きな
駐車場があります。トイレは奈良田側の駐車場のバス亭にあります。
・山行に関してですが、登山口から山頂までの区間(徹頭徹尾)が
全て急登が続く標高差2000m弱の山は今まで経験がなくちょっと
辛かったです。
どんなに高い3000mクラスの山でものんびりできるポイントは必ず
ありますが、今回は心臓の心拍が常にレッドゾーンのため、標高
2500m付近では脚が前に進まなくなりそうでした。
・それでも北峰山頂の展望は素晴らしいです。
ここから見る蝙蝠岳〜塩見岳の展望はお勧めです。
残念なのは、赤石・荒沢方面と白根三山・鳳凰方面がガスのため
全く見ることができなかった事です。
・山頂で展望を楽しんだあとの下山時に途中小雨が降りましたが、
樹林帯のため全く濡れることはなく、レインウェアも出さずに
助かりました。
・また下山は急斜面を踏ん張りながら降りるため、さすがのtenpaiさん
も膝関節(お皿)に違和感がでたそうです。
自分は膝だけでなく足首や足の裏も痛みがでて、更に前のめりが続く
ため両足の指関節付近に珍しく数か所靴ずれができ、ヒリヒリ感が
辛かった。
・山梨百名山をされる方は、白根三山縦走時の下山ルートにこの山を
付けるか、今回のようなルートでピストンをするかになりますが、
どちらにしても試練の山行になると思います。
・この山は山頂の展望は確かに良いが、あまりにもストイックな
山なのでリピーターは少ないでしょうね。
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