564 安達太良山(奥岳〜くろがね小屋〜山頂ピストン)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 10.6km
- 登り
- 759m
- 下り
- 760m
コースタイム
- 山行
- 3:41
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 4:33
- 山行
- 1:17
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 1:27
登り:くろがね小屋までツボ足。以後アイゼン。
下り:アイゼン。(くろがね小屋から下はツボ足の人も)
下山時、スキー場に近くなると凍結箇所あり。
天候 | 土曜日:曇りのち快晴、日曜日:曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:安達太良高原スキー場9:30(仲間のマイカー便乗)9:40岳温泉、岳の湯にて入浴350円。その後、ソースカツ丼で有名な成駒食堂にてカツカレーを食べる。 岳温泉11:30(福島交通路線バス500円)11:54二本松駅11:57(普通電車)12:25郡山駅12:30(やまびこ138号)13:30大宮13:37(湘南新宿ライン)13:58新宿駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
トレースは明瞭。よく締まっていて、ワカンは無くても大丈夫。(所々踏み抜くこともある)※山行後、強い冬型になってます。これから行かれる方は現地に確認してください。 特に危険個所はない。 ロープウェイはグリーンシーズンのみで、冬山には使えないので注意。 |
その他周辺情報 | 岳の湯 10:00〜 350円。内湯のみ。素泊まりもやっている。 成駒食堂 11:00〜 ソースカツ丼で有名。カツカレーを食すが旨かった。ボリューム満点。モンベルカード提示で温泉卵のサービスあり。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
ビーコン
スコップ
行動食
非常食
調理用食材
水筒(保温性)
食器
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ヘルメット
|
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共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
|
備考 | 岳の湯 素泊まり3600円。洗濯乾燥機あり。 |
感想
今年度末で建て替えのため閉鎖となる予定の「くろがね小屋」で宴会をしよう!
という、安易な企画がいよいよ実施されることになった。
(※その後、2021年3月末までは営業することになった)
当初は、土曜日は、あだたら高原スキー場から小屋まで。日曜日に登頂して五葉松平を経由して、再びあだたら高原スキー場に降りる計画であった。
しかしながら、リーダーkokudoの普段の行いが悪いせいか、この週末は週間予報では2日間とも雨! そう、雪ではなく、雨であった。
その後、土曜日の予報は好転したが、日曜日は相変わらず悪い。翌週前半は、大荒れの予想まで出ている・・・
ベテランのカワセミ氏から
「前行ったときも同じような予報で、土曜日に登っちゃったよ」とアドバイスをいただく。
会の過去の記録を調べてみると、確かにあった。
出発11時で、あだたら高原スキー場〜くろがね小屋〜頂上〜くろがね小屋で16時前には下山している。
これで行こう! と早速計画を修正すると、会の山行管理からは「時間ギリギリなので、折り返しのタイムリミットを決めて余裕を持たせる」ようにアドバイスをいただいた。
日没が17時15分頃であることを考慮して、くろがね小屋の通過リミットを13時半、頂上折り返しを15時に設定。
いよいよ土曜日。自家用車2台と新幹線組で集合場所のあだたら高原スキー場を目指す。
クルマ組からは大きな渋滞も無く、順調に進んでいる旨連絡が入る。
新幹線の車窓からも奥日光や那須連山などが見えた。これは行けそうだ。と思いきや、安達太良山や吾妻連峰には雲がかかっている。
10時半頃までには、全員あだたら高原スキー場に到着。駐車場には全く雪がなく、途中の道路も全く凍結していなかった。
手早く支度をして、目標の11時の5分前にスタート。小屋まではノーアイゼンのツボ足で行くことにする。(ストック使用者多し。小屋まではピッケルは不要。)
それにしても暑い・・・歩き始めて10分程で一回目の衣類調整が必要なほど。
勢至平までの急な登りで汗をかいてしまう。冬山は汗をかかないペースで登るのが鉄則だが、今日は暑すぎる。皆、アウターを脱いで、それでも暑いのだから・・・。
果たして上はどうなっているんだろう? とすれ違う下山の方に聞くと、
「頂上付近はガスと強風だった」とのこと・・・
今日は登れるにしても展望は無しかぁ・・・と思いながら歩いていると、勢至平にかかると正面に箕輪山が見えてきた。
これは、だんだんと天気が良くなってきているのではないだろうか?
そんな期待も抱きつつ、2時間弱でくろがね小屋に到着。
不要な荷物をデポさせていただいて、アイゼンを装着し、ストックをピッケルに持ち替えて頂上を目指す。(ストックでも峰の辻辺りまでは行ける)
時間はリミットまであと10分。果たしていけるかな?
小屋からのトレースははっきりしており、台地に上がると、展望が一気に開けた。
峰の辻まで上がってくると、正面に特徴ある形の山頂が見える!
やったぁ!晴れてる!
皆、うきうきと登りをこなし、山頂に到着。まだタイムリミットまで20分ある。
それなりに風は吹いているが、展望が開けて、素晴らしい眺めが広がる。
「来てよかったぁ〜」
素直な感想がこぼれる。
記念写真を撮ったら、名残惜しいが下山開始。
帰りは牛の背を歩くことも考えたが、タイムリミットまであと10分であること、風もそれなりに強いことから、安全策を取って歩いてきた道を引き返すことにする。
今日は見通しが効くので、今日は迷うことはなかったが、小屋から上は、ホワイトアウトしたら、マジでヤバそう。
さて、名物の源泉かけ流しの温泉であったまった後は、お待ちかねの宴会。今日は17時から夕食2回戦ということなので、17時までは食堂の一角をお借りして、そして、17時以降は自炊スペースをお借りする。
今日のメイン料理は、鍋。皆で持ち寄った具材で美味しく頂く。
ちなみに、お風呂は20時半まで。朝は無し。消灯は21時。翌日の朝食は6時から2回転。チェックアウトは8時であった。
日曜日。ガスっているが、今日も暖かい。
6時過ぎから朝食を準備。昨日の鍋の残りに、きしめんを投入して朝ごはんとした。
当初8時出発予定だが、詔勅が終わったのが7時。皆7時半頃には、ほぼ支度が出来てしまう。
なんだかんだで、結局5分雨には出発。
今日は、ノーアイゼン(ツボ足)でも行けそうだが、途中、谷側に切れている所もあったので、怖い人はアイゼンを着用することにした。(kokudoもはいちゃいました。ピッケルはしまい、ストックで下山)
下りにもかかわらず、20分程でやはりアウターを脱いでしまう。
これなら、今日は凍ってないだろうから、ノーアイゼンでもよかったかなと思いきや、スキー場が近づくと、樹林帯の中では所々、凍結箇所も出てきた。
グズグズに腐っていると思えば、すぐに凍結箇所が出たり、溶けてドロドロ出会ったり、モナカ雪だったりと、なかなか難しい。
1時間半ほどで、あだたら高原スキー場に到着。
新幹線組も車に便乗して、岳温泉に下る。
岳温泉のバスターミナルと岳の湯と成駒食堂は交差点の三方に位置し、コンパクトにまとまっていて便利。
まずは、10時開店の岳の湯(350円也)に入浴。地元の人も大勢やってくる。古い旅館みたいだなと思ったら、素泊まりもやっているとのこと。
お風呂であったまった後は、成駒食堂へ。11時開店と同時に店内は満員。
並んだ甲斐あって、一番に。
名物のソースカツ丼も捨てがたいが、ここはカレーも美味しいという。そこで、kokudoはカツカレー(1400円也)を注文。待つこと15分で出てきたのは、超大盛。ミニサラダ付き。さらに、モンベルクラブ特典の温泉玉子のおまけつき。カレーはコクがあってまろやか、カツも揚げたてで、肉厚。
大急ぎで平らげて、皆さんとお別れして、向かい側のバスに乗車。
二本松駅までの意識はとぎれとぎれ・・・乗り継いだ電車もおなかいっぱいでぐっすり・・・幸せ〜
絶景と宴会と温泉とグルメ。大満足の山行でした。
ご一緒の皆さま、ありがとうございました。
コメント
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