後烏帽子岳:少雪でもこの時期ならと純白の屏風岳を見に行く。
- GPS
- 03:08
- 距離
- 4.4km
- 登り
- 315m
- 下り
- 601m
コースタイム
- 山行
- 2:35
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 3:07
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所はまったくなし。かもしかリフトより上の樹林帯はこのところの新雪に覆われている。トレース有り(一人?)。スノーシューかワカンは必須。山頂近くは少し硬い雪が表れているが、スノーシューの爪で十分。当然アイゼンも持って行ったが、この日の状態ではアイゼン不要。 |
写真
感想
このところ、休日出勤が多かったので、金曜休みを予定。連休は雨、次いで冬型なので、あまり良い天気ではないのだが、金曜は絶好の天気となりそうだ。21日朝、7時に起きると快晴になっていて、大東岳や屏風岳も見える。今シーズンは雪が少なく、あちこちの山で雪が十分にあるか不安なので、確実そうな後烏帽子岳に行ってみることにした。蔵王山麓の村田まで行くと不忘山から南屏風岳、水引入道、屏風岳、後烏帽子の稜線が見える。これは良さそうだ。ただ、後から雲が出てきている。えぼしスキー場までの道路は無雪。駐車場もほぼ乾燥している。リフト券販売所で登山届けを出し、ゴンドラリフト、かもしかリフトを乗り継いで、リフトトップへ。ここまで霧氷も無く暖かい。
平日なので、トレースは全く期待していなかったのだが、リフトトップから樹林帯へのトレースがあった。有難く使わせてもらう。先週は雨でそれが凍ってアイゼン着用かと思っていたが、その後の新雪で、ツボ足だといきなり膝までの雪なので、最初からスノーシューを着け、樹林帯に入る。トレースはやや北側を迂回しているようだが、ルートを確認しなくてよいので助かる。でも、スノーシューでも一歩ずつ足首位まで潜るので、結構しんどい。樹林が疎らになってくると、傾斜は徐々に急になっていくが、背後の展望が開けて、雁戸山から面白山、泉ヶ岳などが見えるようになる。同じような登りが続くが、1700m位まで登ると、木が低くなってくるとともに、樹に霧氷が着いてくるようになる。右に刈熊野岳方面も少し見えるが、西から雲が来ていてはっきりしない。最後に少し木の間を縫って登ると後烏帽子岳山頂に到着する。
後烏帽子岳山頂は時々陽が当る良い天気で、気温も−2〜3℃だろう。屏風岳の圧倒的な白い壁が見える。馬ノ神岳〜水引入道〜不忘山もきれいである。熊野岳や刈田岳方面には雲が架かっている。さすがに山頂は風がやや強く、凍りついて、エビのしっぽも発達している。でもこの程度は大した風ではない。少しだけ、ろうづめ平の方向に行ってみると、さらに眺めが広がる。山頂からの間、無雪期は背の低い樹林になっていたと思うが、それは全て埋っているので、積雪は2〜3mはありそうだ。今日のトレースの主には会えなかった。先まで行ったのかな。山頂まで戻って少し休んで、下りに向う。下りはトレースを追うが、この位の斜度だと歩き易い。リフトトップに近い辺りで、今日初めて登ってくる方一人にだけ出会った。リフトトップまで下り、かもしかリフトの左の急なチャレンジコースの端を下り、ゴンドラリフト上駅に到着した。ゲレンデは晴れて暑い。凍りついた山頂は想像できないだろう。今までゴンドラの下りに乗ったことはなかったのだが、料金体系が変わった(ゴンドラ往復1300円、片道はリフト券400円3枚)ので、ゴンドラで下り、下のゴンドラハウスで下山を報告した。今日は短時間であったが、目的の屏風岳の白壁を今年も見ることができた雪山ハイクだった。今年はどうも雪の状況が不安定だ。今後の雨や冬型の雪で状況は変わるとは思う。
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