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Yamareco

記録ID: 2240493
全員に公開
山滑走
白馬・鹿島槍・五竜

五竜岳スティープ Aルンゼ滑走

2020年02月29日(土) ~ 2020年03月01日(日)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:51
距離
20.8km
登り
1,879m
下り
2,657m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:44
休憩
0:45
合計
7:29
距離 12.3km 登り 1,750m 下り 1,182m
8:46
54
9:40
9:42
21
10:03
10:07
39
10:46
10:48
59
11:47
11:51
53
12:44
12:48
1
12:49
13:18
161
15:59
16
16:15
宿泊地
2日目
山行
2:18
休憩
0:06
合計
2:24
距離 8.5km 登り 129m 下り 1,500m
8:37
14
宿泊地
8:51
8:52
30
9:22
9:25
50
10:15
10:16
29
10:45
10:46
15
11:01
ゴール地点
天候 初日:晴れ 2日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
テレキャビン1300円 リフト 450円
その他周辺情報 下山後、グリンデル⇨倉下の湯⇨ジェラート花彩のゴールデンコース
ゲレンデトップからスタート
2020年02月29日 08:43撮影 by  iPhone 11, Apple
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ゲレンデトップからスタート
長い長い遠見尾根
2020年02月29日 09:19撮影 by  iPhone 11, Apple
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長い長い遠見尾根
鹿島槍と氷河、カクネ里
2020年02月29日 10:36撮影 by  iPhone 11, Apple
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鹿島槍と氷河、カクネ里
遠見尾根を詰めます。
@dopaminetia
2020年02月29日 10:46撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/29 10:46
遠見尾根を詰めます。
@dopaminetia
武田菱を目指す!
2020年02月29日 10:48撮影 by  iPhone 11, Apple
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2/29 10:48
武田菱を目指す!
2020年02月29日 11:33撮影 by  iPhone 11, Apple
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五竜山荘到着
@dopaminetia
2020年02月29日 13:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/29 13:10
五竜山荘到着
@dopaminetia
ここから板を担ぎ上げます。
2020年02月29日 13:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/29 13:10
ここから板を担ぎ上げます。
ガンダムスタイル
@dopaminetia
2020年02月29日 13:10撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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ガンダムスタイル
@dopaminetia
ラッセルだったり、カチカチだったり、ウィペットとピッケル二刀流
@dopaminetia
2020年02月29日 13:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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ラッセルだったり、カチカチだったり、ウィペットとピッケル二刀流
@dopaminetia
エントリーポイント到着。元富山人、富山を見つめる。
2020年02月29日 13:52撮影 by  iPhone 11, Apple
2/29 13:52
エントリーポイント到着。元富山人、富山を見つめる。
Aルンゼエントリーポイント
@dopaminetia
2020年02月29日 13:53撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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Aルンゼエントリーポイント
@dopaminetia
ピットチェックします。
2020年02月29日 14:03撮影 by  iPhone 11, Apple
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ピットチェックします。
スタンディングスキービレイ
2020年02月29日 14:08撮影 by  iPhone 11, Apple
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スタンディングスキービレイ
滑り込むはっちさん
@dopaminetia
2020年02月29日 14:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2/29 14:39
滑り込むはっちさん
@dopaminetia
で、テントに戻って宴会
@dopaminetia
2020年02月29日 17:04撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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で、テントに戻って宴会
@dopaminetia
テントに戻り宴
2020年02月29日 17:42撮影 by  iPhone 11, Apple
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テントに戻り宴
翌朝の五竜岳。滑走ラインが一望
2020年03月01日 06:26撮影 by  iPhone 11, Apple
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翌朝の五竜岳。滑走ラインが一望
鹿島槍
2020年03月01日 06:26撮影 by  iPhone 11, Apple
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鹿島槍
朝焼け五竜
@dopaminetia
2020年03月01日 06:28撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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朝焼け五竜
@dopaminetia
朝は棒ラー
2020年03月01日 06:36撮影 by  iPhone 11, Apple
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朝は棒ラー
帰りに北斜を味見、重雪
@dopaminetia
2020年03月01日 09:49撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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帰りに北斜を味見、重雪
@dopaminetia
2020年03月01日 09:52撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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無事下山!右のボーダーは行ってません!
2020年03月01日 11:03撮影 by  iPhone 11, Apple
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無事下山!右のボーダーは行ってません!
ココからココまで滑りました
5
ココからココまで滑りました

感想

はっちさんから『週末予定どう?どこか行こう』とお誘いがあったので、二つ返事で快諾。
行き先はいくつか候補があったものの、今後の予定もあったので五竜Aルンゼに決定!この段階でもるさんと鉄チンさんに声をかける。
2人とも予定を合わせてくれて無事パーティー編成完了の運びとなる。
前日までの打ち合わせで初日に一気にA沢までやっつける計画に。
体力に自信のない自分は
・4時間以上の睡眠時間の確保
・前日の夜めっちゃ食う
を意識して準備。荷物も今回は1眼をやめてコンデジに。お酒も控えめ。
シュラフもナンガオーロラライト350相当にと徹底的に軽量化と体力温存に努めました。

当日は7時に五竜のスキー場Pに到着。
準備して始発のゴンドラでスタート。
軽くしたとは言えテント泊装備でそこそこハイペースで歩くのはなかなか来るものがありますが、それでも他のメンバーの足をそこまで引っ張らずに歩けたんじゃないでしょうか。
1時間半くらいかかるかと思っていた小遠見山が1時間ちょいで到着。幕営予定地の西遠見まで3時間ほどでついたので、まぁそれなりのペース。
荷物をデポして再び歩き始める。5分も歩いて後ろを振り返ると何やらカラスが二羽・・・いかん、あいつら食料狙ってやがる・・・
確か前に、西遠見山でカラスに荷物を荒らされたって話を思い出し、はっちさんともるさんにお願いして食料を埋めてもらうことに。

その間、自分はラッセルでトレースを伸ばす。
白岳のトラバースに入る前に一度ピットを掘る。判定はCTE10 down20 PC
まぁまずまずの判定。トラバースに入る。ここではっちさんともるさん、鉄チンさんに先行してもらう。大脱走ルンゼの二の舞になってはいけないのであくまでマイペースでついていく。
五竜山荘に着くとシートラに切り替えてドロップポイントまで移動。地味に踏み抜きがつらかった・・・北アの稜線で風はあるものの温かく快適に歩けた。
ドロップポイントについてからもう一度ピットチェック。はっちさんをビレイしてチェックに降りてもらう。
この時の支点はスキーを埋設して設置。
スキーのエッジ部にニット帽を当て、そこにスリングをガースヒッチ。スリング長は120以上は居るなと感じた。
ここで、もるさん、まさかのストックトラブル。背負うときに縮めたストックが凍って伸びなくなったらしい。お湯をかけても伸ばせず難儀。
鉄チンさんも手伝っていたがなかなか伸びず・・・・なぜか自分が引いたら取れた。
ストックはシートラ時にしまうとトラブルの原因になるらしい。学びがあった。
コンプレッションテストの結果はほぼ先ほど同様ということでエントリー決定。

もるさんがファーストエントリー。雪質は最悪のモナカ雪・・・・
もう最悪。スティープラインでいなしながら降りていく。続く2人も滑って自分も後を追う。スキーヤーズライト側の雪はまだクラストしていなかったもののそれでもやはり重たい。
何とかいなして一旦リグループ、そのあと再びもるさんがすべってAルンゼ抜け口でリグループ。リグループポイント手前のトラバース斜面がデロデロでスラフが多発していた。日射が当たって相当昇温していたらしい。
その後はシラタケ沢を登り返してテントサイトへ。
戻ると、食料の入っていない復路は大丈夫だろうと出していたビニールが破られ、ビールが散乱・・・幸い被害はそれ1本だけでシュラフやマットがズタズタになっていなかったのは不幸中の幸いだが、気を付けたいところだ。(俺のビール・・・)
テントを設営して宴会。楽しい夜となった。

2日目は雪も微妙なので、まったり出発して下山することに。
中遠見から雪が良ければ白岳沢に落とすことも視野に下山開始。
遠見尾根を滑っていると何となく北斜面にはパウダーが残ってそうな感じが・・・
これは期待できるか?
西遠見について北面に1ピッチ滑る。ファースト自分。
うーん、重い。重いし、下50僂妨任ち悗發△襦
一度リグループして相談。これ以上標高を下げても雪は悪くなるだけだし、沢われもあるはずなので、登り返して遠見尾根からスキー場経由で下山。
スキー場を下まで下ると、いっしー発見。ボードをしていた。
あまりボードの経験があるわけではないようでぎこちない滑りだったが3日目のボードですでにターンまで習得していたのはさすがだ。

雪質には恵まれなかったものの、天気に恵まれ、良い山行となった。雪質の良しあしも含めていかにそれを楽しめるかというのも山スキーの醍醐味の一つなので、非常に濃い山行となった。

P.S. よく見たらスタンディングアックスビレイのロープを肩に掛ける方が逆でしたね。反省・・・(教科書的には足も逆ですが、自分は正中線にロープを通した方が安定してビレイできるのでこのやり方にしてます。)




木曜昼に五竜岳A沢にお誘い頂き二つ返事でok、食事担当を拝命いただく。
急いで準備するが、シュラフの選択に大悩み。#3で行くか#1で行くか…結局象足とパンツの防寒を削ったら50Lザックに難なく収まったので#1にする。が、結果論ではあるが気温も大して下がらず4人でテントに入っていると暑くてしょうがなく夜何度も目が覚めた。他のメンバーは皆#3相当、それでも全く寒くは無かったという…

詳細記録はえびちゃんの感想を見てほしい!(投げやり)

僕の感想として…
四季を通して初めての遠見尾根は新鮮で天気も素晴らしく良く鹿島槍やカクネ里、目指す武田菱の展望も素晴らしく良く長さも気にならなかった。
肝心のA沢の滑りはあまりの激モナカにビビってしまって恥ずかしい滑りしかできなかった…まぁ、安全に滑ってくるのが山スキーといえばそうなのだが、足を引っ張っていたのは明らかなので悪い雪でも積極的に場数を踏まないといけない。脚が終了するのも早すぎる!

食事担当なので食事の話も。
夕飯は鍋(白菜1/4、ネギ2本、豚バラ600g、〆はアルファ米500g)朝は鍋の残り汁で棒ラーメン。どちらもなかなか美味しく食べて頂けた模様。みなさんかなり酒を持ってきていて驚き!もるさんなんてテント担当なのにワイン1本…!ツマミも出るわ出るわ。楽しいひと時を過ごせましたね!

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