熊野古道 中辺路テント2泊（滝尻〜熊野本宮〜那智大社）＆ 速玉神社と猿田彦神社参詣

2020年03月06日(金) ~ 2020年03月08日(日)

• GPS: 26:42
• 距離: 70.3km
• 登り: 4,602m
• 下り: 4,415m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:25
• 休憩: 0:04
• 合計: 9:29

距離 25.4km 登り 1,974m 下り 1,498m

8:52 滝尻王子
9:28 9:29 剣ノ山
9:35 飯盛山
10:25 10:28 高原霧の里休憩所
13:43 道の駅 熊野古道中辺路
17:44 蛇形地蔵
18:21 三越峠休憩所

2日目

• 山行: 8:39
• 休憩: 1:19
• 合計: 9:58

距離 26.6km 登り 1,241m 下り 1,738m

7:03 三越峠休憩所
8:06 8:26 発心門王子
8:31 発心門王子休憩所
9:20 9:29 伏拝王子跡
9:48 三軒茶屋跡
10:31 10:43 熊野本宮大社
12:16 12:30 請川
12:35 12:46 小雲取越登山口(請川)
13:54 松畑茶屋跡
14:09 14:10 万歳道分岐
14:40 14:41 百間ぐら
14:51 林道出合
15:23 15:24 石堂茶屋跡
15:52 桜峠
16:03 16:13 桜茶屋跡
16:38 椎の木茶屋跡
17:01 小和瀬の渡し場跡

3日目

• 山行: 6:23
• 休憩: 0:30
• 合計: 6:53

距離 18.3km 登り 1,387m 下り 1,195m

7:09 小和瀬の渡し場跡
7:19 小口自然の家
7:36 7:37 大雲取越登山口(小口)
8:04 8:05 円座石
8:41 8:42 楠の久保旅籠跡
9:59 越前峠
10:58 11:03 地蔵茶屋跡
11:59 12:00 色川辻
12:23 舟見茶屋跡
12:49 12:50 登立茶屋跡
13:11 13:19 那智高原公園
13:39 13:40 青岸渡寺
13:43 13:47 熊野那智大社
13:50 13:57 青岸渡寺
14:02 ゴール地点

【03/06】
08:50　　　　　滝尻王子
10:15　　　　　高原熊野神社
01:05〜01:40　道の駅
04:03　　　　　小広王子
06:20　　　　　三越峠　テント泊
【03/07】
07:05　　　　　三越峠
08:10〜08:30　発心門王子
10:30〜10:55　熊野本宮　
12:20〜12:35　請川
05:05　　　　　小和瀬　テント泊
【03/08】
07:10　　　　　小和瀬
07:30　　　　　小口
09:55　　　　　越前峠
11:00〜11:15　大雲取地蔵
01:40　　　　　那智大社　
　　　　　　　　新宮に移動してビジネスホテル泊
【下山翌日】
熊野速玉大社参拝
伊勢に移動して猿田彦神社参拝

天候

初日は 快晴
2日目 晴れから薄曇り
3日目 朝方本降り、やがて小降りに

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

■往路【3月5日〜6日】
�‐妥弔�ら大宮　（高崎で新幹線乗り換え） 3,850円
��大宮から紀州田辺　（西武バス南紀白浜線）　10,500円（C料金）
　20:00大宮駅西口~（新宿・横浜経由）〜07:00紀州田辺駅　　
　https://www.seibubus.co.jp/sp/kousoku/line/line_whitebeachshuttle.html
�５�州田辺駅から滝尻王子　（明光バス）　08:02田辺駅~08:40滝尻王子　970円

■復路【3月8日】
�‘畸丗膽劼�ら那智駅　（熊野御坊南海バス）　490円
　https://kumanogobobus.nankai-nanki.jp/localbus/
��那智駅から新宮駅　（JR）　240円　　　

【3月9日】
�／卦椶�ら伊勢へ
　 09:13JR新宮駅（特急ワイドビュー）~11:16多気駅乗り換え
　 11:33多気駅〜11:53JR伊勢市駅　　　　　　　4,500円　　
��伊勢市駅から猿田彦前　　（巡回バス）　　　　　310円　
　★猿田彦神社参拝後、徒歩で近鉄五十鈴川駅へ
�０棒�から群馬帰郷
　 14:10近鉄五十鈴川駅~15:37近鉄名古屋（特急伊勢志摩ライナー）　2,820円
　 名古屋駅〜東京駅乗り換え〜上毛高原駅　15,390円　

コース状況／危険箇所等

【コースガイド】
台風災害による迂回路があります
わかやま観光情報に記載されている絵地図が重宝しました
http://www.wakayama-kanko.or.jp/walk/index.html

【周辺の天気】
十津川村の天気　https://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/29/6420/29449.html
要害森山の登山天気
https://tenkura.n-kishou.co.jp/tk/kanko/kad.html?code=30150019&type=15&ba=kn
釈迦ケ岳の天気（欧米ハイカー向けのサイト）
https://www.mountain-forecast.com/peaks/Mount-Shakka/forecasts/1800

【会った人】
3/6(金) 欧米人 1人，日本人 3人，仏蘭西ネーサン 1人
3/7(土) 日本人 10人，熊野修験者 5人ほど
3/8(日) 日本人 10人ほど

その他周辺情報

【食事など】
　■田辺駅前にセブンイレブンあります
　■道の駅中辺路で軽食摂れます
　■本宮付近、食事の心配ありません
　■請川のヤマザキコンビニ営業していました（休日あり、要確認）

【熊野本宮大社について】
http://www.hongutaisha.jp/

【3月8日】新宮で後泊
新宮観光協会　https://www.shinguu.jp/spots/hotel

写真

2/20 21:21

空間のウィルスを除菌してくれるそうです
今回は公共交通を使うので、コロナ対策にカミさんが買ってきてくれました
効果は？ですが、嬉し♪

3/5 18:53

仕事を早退して沼田駅発17:04に乗り、
大宮駅ビルで独り壮行会（笑）
みそ漬け豚丼と赤ワインで元気もりもり！

3/6 6:54

【3月6日】
大宮から高速バスで11時間、ようやく紀州田辺駅に着きました
新型コロナの影響と思いますが、お客は5人しか乗ってませんでしたよ
駅のコンビニで朝食と、買い出しできました

3/6 8:45

明光バスで40分ほどで「滝尻」
ここからスタートします

3/6 8:46

まずは滝尻王子にお参り

3/6 8:50

中辺路の「起点」標柱あります
ここからは500mおきに標柱が立っています
熊野本宮は75番なのでざっと37kmですね

3/6 9:03

少し登って胎内潜りですが、これ、僕じゃありませんよ！

3/6 9:19

いよいよ始まった石の階段が、3日間の総合イメージ

3/6 9:29

急登終わって剣山

滝尻でバス降りたのは僕とこの人の二人だけ
意外な人が道連れになりましたね♪

3/6 9:36

飯盛山は景色が良い♪
お天気もバツグンに良い♪♪
この女性が道連れの仏蘭西ネーサンです

3/6 9:53

道脇に針地蔵尊
きれいに祭られていました

3/6 10:25

みごとな大木！
と思ったら、

3/6 10:15

高原熊野神社でした
ここで仏蘭西ネーサンにお賽銭と参拝の作法をレクチャーしました
国際親善（笑）

3/6 10:26

高原霧の里休憩所
仏蘭西ネーサンが一緒だと立ちしょんできないので、トイレ借りてゆきましょう（笑）

3/6 10:43

石畳をテクテク、
ステキ♪

3/6 10:46

休憩舎の手前には何かの作業小屋みたいですが、
はてさて？？

3/6 11:05

林の中にたたずむ大門王子

3/6 11:12

倒木に石仏か？
すばらしいセンス♪

3/6 11:35

十丈王子
仏蘭西ネーサンはスタンプ収集しています
断捨離世代の僕はしません（笑）

3/6 12:00

平らな道は好き♪
良い天気です♪

3/6 12:13

上多和茶屋跡
37年前にパリに行ったと話したら、その年に生まれたと言っていました（たぶん違うな！）

3/6 12:50

大坂本王子でもスタンプ押印中

3/6 13:04

舗装道路を渡れば道の駅です
ここでランチの予定です

3/6 13:12

僕は山菜うどん
仏蘭西ネーサンはパンを用意していたので、紫蘇サイダーをご馳走しました
まあ、気に入ってもらえたようで良かったよ

3/6 13:57

少し歩いて牛馬王子
ケンタウルスみたいなのを想像していましたが、だいぶ違った（笑笑）

3/6 14:04

見晴台から近露ののどかな町並み
これから辿るのは、山と山の間の遙か先の方です（ふぅ・・）

3/6 14:13

日置川を渡ればすぐに近露王子

3/6 14:15

ここは町中の小公園みたいな雰囲気でした

3/6 14:19

仏蘭西ネーサンは近露に宿がとってあるらしい
ここでお別れです
はぶ あ ないす とりっぷ♪

3/6 14:30

のどかな小学校
RC造のようですが、雰囲気いいですね

3/6 15:08

てくてくてく
変化がなくて、ちょっと飽きてます（笑）

3/6 15:12

これは立派じゃないか！
継桜王子です
できれば階段は登りたくないのですが、避けられない雰囲気です

3/6 15:14

急階段をぜえぜえ登った先に
小さいながらも立派なお社
登って良かったですわ！

3/6 15:17

階段下ってすぐに、とがの木茶屋
人がいればここで水を貰いたかったのですが・・・

3/6 15:18

秀衡桜
藤原秀衡候ゆかりの桜だそうです

3/6 15:28

こちらは安倍晴明腰掛け石
ホンマかいな？ですね

3/6 15:32

ちん○
ちょっと疲れが癒えますね

3/6 15:37

どこまでも、良いお天気！

3/6 15:39

ちょっと気を惹かれた道端のお地蔵さん

3/6 16:00

道ばたに沢ありました
きれいそうだったのでここで給水しました

3/6 16:04

小広王子を通過した頃
影が長くなってきました
そろそろ今夜のねぐらを決めましょう

3/6 16:07

きれいなトイレから下ってきました
折り返して右へ進みます

3/6 16:08

この東屋を予定していましたが、ちょっと湿った感じです
まだ4時8分なのでもうちょっと頑張りますか
（時計の420は無調整の高度です）

3/6 16:13

出発から7時間半
そろそろ登り坂がつらくなってきました（汗）

3/6 16:15

熊瀬川王子
ここで一瞬ルートミスしてUターンしそうになりました
野生の勘が戻してくれましたけどね

3/6 16:28

草鞋峠
峠っていう事は、ここからは下りです
下りは得意なんです！（笑）

3/6 16:38

下りきったら、はい、出ました！
迂回の案内です

3/6 16:39

蛇形地蔵まででもあと90分です（驚）
さっきの東屋がちょっと心残りに・・・
※実際は65分で歩けました

3/6 16:52

鹿柵あります
尾瀬の柵ほど丈夫じゃありませんね

3/6 16:55

迂回路は風情がなくってね

3/6 17:08

あのピークの肩まで登るのかな？
ひぇ〜ですよ（笑）

3/6 17:46

そうこうして蛇形地蔵
「蛇」の文字だけで僕は近寄りたくないです

3/6 17:47

先へ進みます
湯川川を渡ります

3/6 17:48

湯川川は清流です

3/6 17:53

湯川王子です
どこへ行っても今上陛下の行幸記念柱がありますね
立派だと思いますよ、本心から

3/6 18:09

暗くなってきました
疲れています

3/6 18:11

樹林帯は暗いのでヘッデン出しました
還暦過ぎはヘッデン山行なんかしちゃいけませんね！

3/6 18:17

おぉ、三越（みこし）峠に着いた♪
今夜はここをねぐらにしよう

3/6 18:36

休憩舎内に幕張りましたが、キャンプ禁止の文字を見つけたので道路端の芝生の上に移動しました

3/6 18:36

ちなみに水が引かれていますが、煮沸した方が安全でしょう

3/6 21:18

ウェルカムドリンクはホットウイスキー、
続いて菊正宗の熱燗、旨し！
今日は1日ご苦労さまでした♪

3/7 7:05

【3月7日】
休憩舎はこんな感じです
付属のトイレもきれいです

3/7 7:06

休憩舎から50mほど戻ってこの門から今日のスタート

3/7 7:12

地元自治体のすばらしい整備に感謝

3/7 7:14

ところで昨夜は寒かった！
今朝も寒いので毛細血管の衰えた還暦過ぎには手袋が欠かせません

3/7 7:24

集落跡のこんな石垣が何度もあらわれます

3/7 7:33

この先、ルート崩落のために迂回路へ
猪鼻王子へは行けません

3/7 7:37

朝日を浴びて、てくてく

3/7 8:12

迂回舗装路をしばらく歩いて、発心門王子です

3/7 8:11

たまには自撮り
50Lザックは見かけほど重くない（笑）

3/7 8:29

朝食のうどん食べてたらワゴン車が止まって女性が3人降りてきました
ここから本宮まで歩くガイドツアーのようです

3/7 8:33

王子から少し歩くときれいな休憩舎ありました

3/7 8:34

集落に入りました
リードに繋がれた珍しい猫
ちょっとかわいそう

3/7 8:40

煙たなびく集落を歩く

3/7 8:41

おもてなし

3/7 8:50

これは拝まずばなるまい（笑）、歯痛の地蔵さんです

3/7 8:51

水呑王子にはバイオトイレと大きな休憩所がありますが、やはりキャンプ禁止の貼り紙ありました

3/7 8:53

石畳をてくてく

3/7 9:01

土の道をてくてく

3/7 9:10

これ、なんじゃろ？

3/7 9:10

菊水で思い浮かぶのは大楠公、楠木正成ですね
ゆかりの土地なのかな？

3/7 9:11

茶畑とみかん

3/7 9:18

果無山脈とうんちく板

3/7 9:20

野辺の道をてくてく

3/7 9:22

地味ですが、伏拝王子です

3/7 9:23

伏拝王子には立派な休憩施設があります
トイレもきれいです

3/7 9:42

起点の滝尻が0で、熊野本宮は75です
0.5km毎なのであと2.5kmですね♪

3/7 9:42

参詣道の雰囲気たっぷりですよ

3/7 9:50

風情ある休憩所
トイレは建物裏にあります

3/7 10:07

ちょっと寄り道してみます

3/7 10:12

素晴らしい展望台でした！

3/7 10:12

大斎原の大鳥居が俯瞰できました

3/7 10:15

本道にもどりました

3/7 10:23

突如現れる住宅地
異世界へ迷い込んだような違和感をちょっと感じました
実は、異世界から現世界に戻ったのですが・・・

3/7 10:26

古式に則って、最終の祓殿王子で本宮参拝前に身繕いしました

3/7 10:31

熊野本宮に着きました
タモリさんによれば、右の生垣に開いた穴が本来の古道の経路だそうです
もちろん、潜りますよ！

3/7 10:33

裏から入った通路は、本殿の脇を通って前面に向かいます

3/7 10:37

社務所に玉串料奉納して、この先が本殿
撮影禁止なので写真はここまでね

3/7 10:48

さて、表口へ下ります
後ろ側から入ったので、ちょっと変な感じもします

3/7 10:52

これが表口の鳥居です

3/7 10:56

大斎原（おおゆのはら）に寄り道
日本一と書かれた大鳥居があります
さすがにデカイですね！

3/7 11:29

すこし歩いて、テキトーにこの店に入りました
右側のおでんの提灯のお店です

3/7 11:03

店内には熊野本宮と古道のポスター

3/7 11:11

めはり寿司と山菜そばのセットをお願いしました
初めて食べるめはり寿司、さっぱりして美味しいですね

3/7 11:23

お店のメニュー
食後、有機栽培コーヒーいただきました

3/7 11:56

国道脇にも古道が残ってますが、

3/7 12:06

残念ながらやがて国道へ復帰

3/7 12:22

閉店かと思っていたコンビニがやっていました
おかげでビールが買えた♪

3/7 12:25

コンビニ脇のベンチで
デコポン入り野菜生活で健康留意（笑）
うまかった！

3/7 12:23

アミノ酸補給は自宅から持ってきた紀州南高梅で

3/7 12:36

ここが那智への古道です
100m先の国道脇にはトイレあります

3/7 12:50

集落の間を抜ける、こんな風景も多いです

3/7 12:53

さっそく、熊野古道らしい風景になります

3/7 13:16

日差しがあって気分良いです♪

3/7 13:30

今回も、ten先輩のマネやっておこう（笑）

3/7 14:29

同じような景色が続きます
続きます
続きます・・・

3/7 14:37

名所のひとつ、百間ぐらです

3/7 14:39

百間ぐらからの眺望
果無山脈や大塔山系が望める
大塔山とは、かの大塔宮、護良親王からの命名に違いない！
近畿には古くからの歴史が豊富ですね

3/7 14:52

舗装路との交差では熊野古道が優先される
さすが！

3/7 15:07

賽の河原地蔵
わたしも積んでまいりました

3/7 15:24

石堂茶屋跡の東屋を振り返る

3/7 15:27

ほら貝を吹き鳴らしながら、5名ほどの熊野修験者が通り過ぎてゆきました
「どこに泊まるの」と聞かれて「小和瀬付近」と答えたら、「ん、小口ですね？」と問いただされました
小和瀬です！　修験者も山ヤも、山中どこでも寝られるもんでしょ

3/7 16:04

おなじみになったコケむした石垣と平和な道

3/7 16:05

桜茶屋跡の東屋は見晴らしが良い
水の残料が足りればここに幕張りたかったですよ

3/7 16:07

その、見晴らし

3/7 16:41

おなじみの石畳を軽快に下る
ホントはもうお疲れ（笑）

3/7 17:00

小和瀬の橋が見えました
渡った先には東屋ときれいなトイレあります

3/7 17:02

橋上から河原を観察
よし、今夜はここに幕張ろうか

3/7 17:06

とりあえず東屋で到着ビールね♪
お昼にコンビニで買った地元ビールですが旨かったあ
ビール飲みながら天気予報見たら、今夜から明日は降雨ですって！
どこか屋根下に幕張れるとこを探さねば、、、

3/7 18:09

場所は言えませんが幕営最適地を偶然発見♪
今夜もホットウイスキーから
そして燗酒
今日も一日、頑張ったね♪

3/8 7:11

【3月9日】
夜半から本降りです
5時に目覚め、進もうか止めようか悩んでもう7時です（笑）
7時4分のバスを見送って、ようやく踏ん切りついて出発します

3/8 7:18

あれは小口自然の家と、併設キャンプ場

3/8 7:27

小口の集落で道間違って10分間もうろうろしました（笑）

3/8 7:37

良くみたら、「階段登る」と書いてあります

3/8 7:37

この階段ですよ！

3/8 7:41

てくてく

3/8 7:57

ウリウリと、
恐怖の石階段が続く
脚にキクねえ〜

3/8 8:20

平らな道は好き♪
でも中央は水深深くて歩けません（涙）

3/8 8:21

楠ノ久保旅籠跡の東屋

3/8 8:21

ここには水場が完備です

3/8 8:48

素晴らしく手入れされた美林がありました！

3/8 9:05

朝からカッパと傘併用ですが、強風になったので傘しまいます
雨と風と急階段で、つらい！

3/8 9:19

胴切坂と書いてありますが、ウンザリ坂ですよ

3/8 9:33

ヘロヘロ坂になってきましたが、

3/8 9:42

道端の小花がなぐさめてくれます

3/8 9:57

ようやく越前峠
3日めのしょっぱなにコンタ800mは辛かった
身体に良くないですね

3/8 9:57

でも、下りになると元気がでます（笑）

3/8 10:00

那智大社まであと10km

3/8 10:11

素晴らしい造形
道端の丸岩があたかも植栽のようでしょう♪

3/8 10:17

石倉峠は通行止め
ここから迂回路です

3/8 10:25

林道歩きはヒマなので軽食摂りながら

3/8 11:00

迂回路は+40分と書かれていましたが、45分で抜けられました
アップダウンがなくてかえって助かったかも（笑）

3/8 11:01

大雲取地蔵の休憩所にはトイレと自販機あります
ダイドーの缶コーヒー買いました

3/8 11:02

こちらは個人所有らしいですが立派な建物です

3/8 11:04

中で休ませていただきました

3/8 11:43

スライドした方に撮っていただきました
疲れた顔してますね（笑）

3/8 11:54

これ、何でしょう？

3/8 11:54

丸岩のコケでした

3/8 12:21

舟見峠

3/8 12:21

海が望めるので舟見峠なのですが、今日はどうもね・・・

3/8 12:50

なんやら茶屋跡です
もう少しだ
頑張れ！

3/8 13:11

駐車場広場とトイレあった！

3/8 13:12

見返す

3/8 13:23

古道に似合わない遊具の脇を下る

3/8 13:24

紅梅の公園
これは良いな♪

3/8 13:30

最後の標柱、1番
あと500mになりました

3/8 13:30

名残惜しく石畳を下る

3/8 13:39

この階段降りれば古道の終わりです

3/8 13:40

石階段を見返しました
3日間ありがとうございました
思わずお辞儀しちゃったよ
楽しかったけれど、疲れましたね〜

3/8 13:51

石階段のすぐ脇に青岸渡寺がある

3/8 13:46

そして、青岸渡寺に隣接するように那智大社
無事に到着できました♪
初穂料収めて参拝させていただきました

3/8 13:59

お腹すいたのですが
参道には食べ物屋さん見当たりませんよ

3/8 14:18

当てにしないで入ったお店で待望のラーメン
麺とチャーシューはハズレですが
スープはけっこう旨かった、良かった♪

3/8 14:36

食後にはソフトクリーム♪

3/8 14:55

おしるしに那智の滝（笑）

3/8 15:10

那智大社からはバス乗車、那智駅です

3/8 15:38

那智から新宮へはJRで
今夜は新宮でホテル泊です
でっかいトンテキ食べたいな
洗濯もしましょうね

3/9 7:19

【3月9日】　■おまけ日程■
朝食前の散歩です
街の外れにある小高い丘は新宮城跡
帰りに寄ってみようね

3/9 7:29

やってきました速玉神社
順番違いますがこれで熊野三山をまわれました♪

3/9 7:32

早朝の神社はいいですね
宮司さんが太鼓たたいてお勤め中でした

3/9 7:46

新宮城跡登ってきました
立派なお城だったようです

3/9 7:51

新宮城跡の天守台からの景観です
本宮から舟下りすると、熊野川の流れにのってここらまで来られるんでしょうな

3/9 9:13

新宮駅
特急ワイドビュー紀伊だったかな
伊勢へ向かいます

3/9 9:40

車窓から
海無し群馬県人は、海を見ると嬉しくなる♪

3/9 11:18

おぉ、三重の多気駅にもグンマがいっぱい！（笑）

実はこの近くに大学の友人がいます、会いたいなあ

3/9 11:20

多気駅乗り換えで伊勢市へ

3/9 13:05

猿田彦さんを参拝
ご祈祷していただきました
今回の旅のメインイベントの一つです

3/9 13:19

小腹が空いて名物の伊勢うどん
松坂牛のトッピングで1,000円也
ちょっと高いが許しておこう

3/9 13:45

駅へ向かう道すがら、月読宮に立ち寄りました
皇大神宮の別院で深い森に囲まれています
ここに参詣したのもお導きだと思います

3/9 14:12

五十鈴川駅から近鉄特急で名古屋へ（全席指定席）
JRはディーゼルですが、近鉄は電気です

3/9 15:54

新幹線に乗り込んでホッと一息
名古屋からは3時間少々で我が家へ帰れます、速いんですね！
楽しい4日間でした♪

撮影機器：

TG-6 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

玉串料（熊野大社と 那智大社と 速玉大社と 猿田彦神社）　 賽銭（高原熊野神社+ ほか）　

感想

がんこ屋☺️

■いきさつ
昨秋、お友達のFRES＃％＆？！ さんが奥様と中辺路を歩かれました。
「年取ったらソコ行きたい！」とコメントいれたのですが、記録を拝見すると、古道に対して持っていたイメージよりもだいぶハードなようです。
そこで、3月3日に無事に一歳年寄りになったのを契機にさっそく出掛けてきました。

■熊野古道の中辺路
熊野古道には多くの道筋があり、代表的なものだけでも小辺路、中辺路、大辺路、伊勢路、奥駈け道などがあります。
今回中辺路を選んだ理由は、平安期に皇族や貴族が好んで通ったルートだからです。
今も残る王子(休憩処)跡を辿ることでいにしえに思いを馳せる事ができそうに思いました。

■イレギュラーな順路ですが
本来の中辺路は滝尻から熊野本宮に至ったのちに（できれば舟下りで）新宮の速玉神社に参拝し、那智大社から再び山越えで熊野本宮に戻るのが正しい順路のようです。
これはどう考慮しても最短4日かかりそうなので、変則順路の熊野三山巡りにさせていただきました。

■テン泊の中辺路
通常は旅館や民宿を利用するようですが、泊まりたい地点の民宿は予約一杯でなかなか泊まれないそうです。
昨今はコロナ騒動の最中ですので、安全確保の考えもあってテン泊にしてみました。
(その方が楽しいし♪)
なを、公的な資料を事前に当たりましたが「テン泊禁止」の文言はみられません。
でも、推奨はされていないようです。

■そして感想
当初は「いにしえを訪ねるマッタリ旅」のつもりでしたが、テン泊3日間プランはけっこうハードです。
熊野三山参詣という決め事もあるので、やがて修行の気分にもなってきました（笑）。
最終日に那智大社にお参りして柏手を打った時に、普段以上に良い音が響いたのは何かの功徳の現れか？　はたまた朝から雨の中だったので手の皮膚の具合が良かっただけなのか？　そこのところは謎ですが（笑）
いつもの山登りと違って顕著なピークなど無く、そのくせアップダウンが激しくて、ルート上には集落や舗装路・商店街まであり、石畳と階段で脚はヘトヘトになるのですが、不思議に清々しさを感じる事ができました。
一念発起して行って良かった熊野の道でした♪

追記■その後
熊野古道がすっかり気に入ってしまいました。
1年に1本ずつ歩くつもりでしたが、せっかちな性分なので同年内に下記2回の再訪をしてしまったのでした。どちらも素敵でした。

10/30〜11/01　大峯奥駈道北部（吉野〜八経岳）、テントと避難小屋泊で
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2700720.html

11/21〜11/23　温泉宿をつないで晩秋の小辺路を歩く
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2736872.html

コメント

mumcharlie

2テン泊3日！
こんにちは。
熊野古道を歩くなんて何か気持ちに変化が有ったのですか
しかしさすがガンコさんですね、テン泊装備を担いで70�劼鯤發�通したとは恐れ入りました、
宿泊まりなら奥様も付いてきたのでは？！
写真64枚目のガンコさん、西黒尾根を二往復したみたいな消耗顔です
まっ楽しきゃ良いですね
ここのルートは前々から歩いてみたいと思っていました。
参考にしたいのでお気に入りにいれさせて頂きます
お疲れさまでした。

がんこ屋☺️

Re: mumさん
こんにちは。
ユネスコ登録のおかげで日本人よりも欧米人が多いといわれる中辺路ですが、コロナのおかげで人少なく静かに歩くことができました。
いにしえの道はいいもんですよ
スラリとした奥様と二人で、紅葉狩りしながらお楽しみください。
熊野への道、気に入りました。
次の機会があれば、高野山から熊野へ歩く小辺路かな。

ケン

写真で見るよりはるかにキツいと思います
熊野古道、素人のイメージから判断して、楽そうに思ってました。しかしデータを見ると、相当キツいということが分ります。しかもテン泊装備ですから。靴を選ばないと痛い目にあいそうです。時期も選んだ方が良さそうですね。

いつか私も挑戦したい気持ちになりました。

がんこ屋☺️

Re: mtkenさん
こんばんは。
僕も以前は熊野古道の中辺路に対しては”周遊”のイメージを持っていたのですが、友達の記録を見て認識をあらためました。
このルートで４日使えばだいぶ楽になると思いますが、３日ではけっこうキツかったです。
kenさんさすがに慧眼で、初夏以降は秋まで熱暑でへばると思いますよ。

今回はちょうど仕事の切れ目でもあったので、シーズン真っ最中のスキー板を放り投げて南紀へ行ってきました。

交通費がネックですが、そこは知恵を絞って挑戦（修行）してみてください。

FRESCHEZZA

やっぱりせっかち爺さんだったか・・・( ´艸｀)
ganko師匠、おはようございます〜
ややこしいハンドルネームのお友達です

昨夜、コメントしなきゃと思ってたのに、自分のレコ作りながら舟漕いでたので寝てしまいました〜
最近９時寝の３時起きなんで毎日でも山に行けます！！

熊野古道に行かれることはお聞きしておりましたが、まさかこんなに早く行かれるとは
しかもテント担いでとは・・・
アハハ、いかにもいかにもでございます

次の熊野詣でもすぐなんだろうな・・・

がんこ屋☺️

Re: フレさん
おはよう〜
フレさんが昨秋行ってくれて、ホントに良かった！
イメージ通りの街道あり、イメージ外の山道ありで、変化いっぱいのルートでしたね。

テント担いで行ったのは、宿屋探しと予約がメンドーだっただけです
おかげで気楽に歩けました

またどこかイイとこ、見つけてくだされ

doronpa

お疲れ様でした
今や”準地元”の紀伊へようこそ。
普段はかなり外国人ハイカーが多いはずなので、こんなに静かに歩けるとは、まさに今だけかもしれません。
私は”通し”では歩いたことがないのですが、地点でいうと結構訪れたことがあって、懐かしい風景だらけの楽しい194枚でした。
37年前にパリに行かれたという話が一番ウケました。ガンコさんならスイスとかカナディアンロッキーとかのイメージですので。

がんこ屋☺️

Re: どろさん、疲れました
地元民のどろさんに連絡入れようかと迷いましたが、ガマンしました。
今回のルートで心残りなのが川湯温泉です。
４日行程だったら温泉に浸かれたのですが、せっかちな性分が仇となりました。

パリの件ですが、遠い昔の新婚旅行でした
ドイツのロマンティッシュストラーゼをバスで巡り、
スイスではアイガー登山鉄道でユングフラウヨッホを楽しみ、
最後にパリで観光客になってきました。
あの当時は今よりもっとイイ男だったのですがねえ

ところで、”良いとこだけ・楽しさだけ”の山スキーしたいですね

Etsuno

懐かしい〜
gankoyaさん、こんばんは。

熊野三山、5〜6年前に主人と二人で車でまわり、懐かしく拝見させて頂きました。その時は途中車から下ろしてもらい2時間位一人で熊野古道を歩いてみました。息子が山登り始めた頃大好きでしょっちゅう通っていたものだから、どんなに素晴らしいものかと…(その時は私はまだ登山始めてなかったです)
台風の影響で一度荒れてしまってからは息子はいかなくなったので、歩けなくなったのかと思っていました。ちゃんと歩けるんですね。
素敵なところ、いつかは私も歩いてみたいなと思いました。長距離お疲れ様でした。

がんこ屋☺️

Re: エツノさん
こんばんは。
旦那さんとドライブして出かけたのに、お一人で歩いてみた。
というのがエツノさんらしいです
台風被害の爪痕はまだ何カ所か残っていまして、ちょっと残念ではありました。
それでも全体を通してみれば素晴らしい参詣路でした。
コメントありがとうございました。

わたさん

素晴らしい
10年も前から行きたいと何回も計画してた熊野古道。
わたさんは舟降りも考えてたのに中々どこも行けない根性なしです。
詳細なレコ拝見して行った気になってます。
最高ですねご苦労様。
追伸・わたさん体調95％良くなってきました。

がんこ屋☺️

Re: わたさん
こんにちは。
クライマーのわたさんが熊野古道にも興味をお持ちとは思いませんでした。
知っていれば声かけて、爺さんの二人旅も楽しかったことでしょう。
幸い体調回復してきたとのですから、春スキーを楽しみにしましょう♪