滝子山 寂しょう尾根から東稜 道迷い

2012年09月15日(土) [日帰り]

• GPS: 09:17
• 距離: 13.4km
• 登り: 1,269m
• 下り: 1,397m

コースタイム

08:00笹子駅-08:20吉久保入口-08:40寂しょう庵入口-09:00寂しょう尾根取付-10:10岩場開始-10:50浜立山分岐-11:10滝子山(1650m)着-11:35滝子山発-11:40東陵分岐-12:30御正のタル-13:10鉄塔-13:50クラゴ山-15:30道迷い中-16:10殿平-16:50藤沢子神社-17:20初狩駅

アクセス

利用交通機関：

電車

往路　八王子:06:50−笹子駅:0750
復路　初狩:17:42

コース状況／危険箇所等

寂ショウ尾根
この尾根はいつ行っても涼しい風が吹いています。
滝子山
頂上に着くと雲が出て来て富士山は見えませんでした。
東稜分岐から御正のタル
わずかな赤テープなどの標をたよりに急な斜面を下ります。
御正のタルからクラゴ山
御正のタルから急な砂地の斜面となりロープをたよりによじ登ります。
登りが終わるとクラゴ山までは緩い下りが続きます。
途中、送電線の鉄塔の下を通過します。ここから滝子山が望めます。
クラゴ山から殿平
ここからの下りの尾根を一本東側に間違えて、沢に迷い込んでしまいしまいました。
今回iPhoneのGPS機能を利用して殿平で通常ルートにもどれました。
とくに明確な道標があるわけではないルートなので慎重なルート選択の必要性を痛感しました。
殿平から子神社
夕暮れ間近、迷いながら道以外の急斜面の登り下りの後なので、歩き易い下りでした。
子神社は秋祭りの登り旗が立っていました。

写真

9/15 8:02

出発はいつもの笹子駅

9/15 8:24

吉久保集落は収穫間近

9/15 8:34

目指す滝子山

9/15 9:06

寂ショウ尾根取り付き

9/15 9:53

寂ショウ尾根にはいつも涼しい風が、

9/15 21:31

岩稜開始。

9/15 10:39

岩稜続く。

9/15 10:45

黄色い花。

9/15 10:53

浜立山分岐

9/15 11:13

滝子山頂上(1615m)。

9/15 11:40

東稜分岐。

9/15 21:31

急な下りの岩場。

9/15 12:28

御生のタル

9/15 21:31

御生のタルすぐの砂地の急登。

9/15 13:15

鉄塔下。

9/15 13:49

鞍吾山

9/15 13:51

尾根を間違えている。

9/15 15:21

道迷い中どこかの沢へ。

9/15 16:10

iPhone GPS機能をたよりに殿平を目指す。

9/15 16:16

殿平到着、一安心。

9/15 16:40

里の夕景。

9/15 16:52

子神社。無事下山、本当に感謝。

9/15 16:55

藤沢集落は、秋祭り。

9/15 17:00

祭りの灯籠。

9/15 17:16

初狩駅。

撮影機器：

GX200 リコー

感想

queibow

道迷い。
滝子山は、いろいろなルートが楽しめて年何回か登っています。
その中には、ガイドブックに載っていないルートがあります。
で今回、その中でも特に人気のない東稜ルートを下山に使ってみることに
しました。このルートは春に登りで一度登ったことがあります。
そのときの印象は、殿平からクラゴ山、御正人のタルまでは比較てき緩い登りと
いう印象があり、そこから先の頂上までの急登が岩場ありの険しい印象でした。
なので今回このルートを下山に使うにあたり、クラゴ山までのルートを慎重に
地図で確認して、下山しました。
クラゴ山までくれば安心と思い、後は道なりに行けば下山できると思い地図を
あまり確認せず、下山しました。
これが大きな間違い。当然のこと、登りの場合は道は頂上に向かって道は一本に収束して
いきますが、下りの場合尾根は拡散していきます。そしてクラゴ山付近で尾根筋を一本間違え、踏み跡も
見当たらなくなり何度か来た道を戻りルートを探しましたが正規ルートは見つかりません。
ここで、iPhoneのGPS機能を使い、正規ルートで通過する「殿平」の方向に最短コース
でいくことにしました。勿論最短コースは登山道ではありませんから沢や崖や急登や倒木をやり過ごし、
道無き道を必死で登ったり下ったりしました。
夕暮れが近づいて来て不安にもなりますが、とにかく汗だくで目標地点に向かい、「殿平」の標識
を見た時は安堵しました。
今回、iPhoneに滝子山周辺の25000分の1の電子地図を入れていたので事無きを得ましたが、私の
地図読み技術では紙の登山地図とコンパスだけでは正規ルートに戻れず、いまだにどこかの沢筋を
彷徨っていることでしょう。
ともあれ、家に帰れて本当によかった。