白毛門【登り一本勝負！絶景の県境稜線トレイル】

2020年03月07日(土) [日帰り]

• GPS: 06:50
• 距離: 8.7km
• 登り: 1,226m
• 下り: 1,219m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:24
• 休憩: 1:25
• 合計: 6:49

距離 8.7km 登り 1,226m 下り 1,231m

6:06 土合駅
6:12 6:22 白毛門登山口駐車場
6:24 6:28 東黒沢
8:43 8:59 松ノ木沢の頭
10:07 10:46 白毛門
11:25 11:38 松ノ木沢の頭
12:39 12:42 東黒沢
12:46 白毛門登山口駐車場
12:55 土合駅

天候

快晴時々薄曇り→下山後快晴に

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◆アクセス、駐車場
▼土合駅前
・関越道・水上ICより13km。本日一部凍結があったのみですが、まだまだスタッドレス必須の地域です
・無料で40台ほど駐車可能でしょうか。5:40到着時で先行10台ほど。
・土合駅から国道を挟んだ向かいにも駐車スペースあり
・白毛門登山口の駐車場はまだ進入不可能でしょう

コース状況／危険箇所等

◆道の状況（2020年3月7日現在）
※この時期、状況は一日で一変します。以下は参考程度にとどめ、最新の情報を入手してください
▼土合駅⇄登山
・暫く国道歩きで踏切を渡ります。土合橋手前を右手へ
▼登山口⇄松ノ木沢ノ頭
・道標は随所にあり。降雪直後の一番乗りはラッセル必至の山です。本日は先行4組8名ほどおり、トレース明瞭でした（ありがとうございました）
・でも、正直いうとノートレースの雪庇稜線を歩きたかったが、先頭の方は3時前スタートだったようです
・とにかく登ります。木の根に薄っすらと雪が着いている箇所もあり、特に下りは要注意
・ここまではノーアイゼン＆ストック
▼ 松ノ木沢ノ頭⇄白毛門
・松ノ木沢ノ頭で展望が一気に開けます。ここでアイゼン＆ピッケルに
・山頂稜線への最後の大登りは、上部の雪がかなり締まっており、アイゼン必須と感じました。下りは特に慎重に

◆登山ポスト
登山口にあります。土合駅にもありました。
本日はコンパスにて事前提出

その他周辺情報

◆登山後の温泉
♨猿ヶ京温泉 まんてん星の湯
・初めて猿ヶ京温泉に行ってみました。他の施設は分かりませんが、物足りませんでした
https://www.mantenboshinoyu.com
♨鈴森の湯
・谷川帰りはいつもここ。本日もここにすればよかったと後悔。源泉掛け流しの最高の温泉です
・食事処のうどんも旨い
https://suzumorinoyu.com

◆飲食店等
▼いさごや
・生大福とモツ煮込みの名店
http://www.enjoy-minakami.jp/eat.php?itemid=195
▼大とろ牛乳
・水上の絶品スイーツとして有名
http://www.enjoy-minakami.jp/eat.php?itemid=194

◆観光地
▼土合駅
・日本一のモグラ駅。462段の階段は一度は体験してみるべし

写真

出発時6:05の土合駅

3/7 6:08

国道を歩き、踏切を渡る
遠くに白毛門が聳えています

3/7 6:22

白毛門登山口
「ぐんま県境稜線トレイル」は今最も歩き通したいトレイル

3/7 6:23

橋を渡りスタートです

3/7 6:36

谷川のブナは好きだなー

3/7 6:48

こちらは檜？
とにかく巨樹が多かった

3/7 7:00

樹間から谷川岳（トマノ耳・オキノ耳）
モルゲンには間に合わなかった！もの凄く染まっていました

3/7 7:45

白毛門が見えました
妖気が漂っています

3/7 8:00

3月に入ってしまいましたが、今シーズン一番雪山っぽかった

3/7 8:01

雪庇が発達した稜線をゆく

3/7 8:03

ノートレースだと面白そう

3/7 8:08

雪山の醍醐味、ゼブラ模様

3/7 8:13

素敵なブナブナ稜線

3/7 8:19

谷川のブナは枝先までウネウネしてるような気がします

3/7 8:23

写真では分かりづらいですが、かなりの急登です

3/7 8:24

斜度はこんな感じ

3/7 8:25

眼下に土合駅
結構登ってきたなー

3/7 8:31

何度も目がいってしまう一ノ倉沢

3/7 8:50

松ノ木沢ノ頭で小休止

3/7 8:56

うっすらと至仏山と笠ヶ岳

3/7 9:01

大クラックが！

3/7 9:02

理想的な稜線歩き

3/7 9:07

白毛門へ向かって
なんだかもの凄い急登が見えるのですが、、、

3/7 9:12

振り返れば谷川岳
なかなか足の進まない稜線

3/7 9:14

3/7 9:20

稜線歩きの理想型のような稜線歩き

3/7 9:28

所々壁のような箇所もあるので慎重に

3/7 9:31

トラバースも気持ちを緩めずに

3/7 9:32

もの凄い急登が近づいてきました

3/7 9:38

急登の最中ではありますが、何度も振り返ってしまう絶景

3/7 9:41

急登の最中ではありますが、何度も立ち止まってしまう絶景

3/7 9:50

上部は結構雪が締まっていました
確実にアイゼン・ピッケルを効かせましょう

3/7 9:54

急登を登り詰め、一ノ倉沢に圧倒される

3/7 9:57

谷川岳と

3/7 9:59

白毛門への最後の登り

3/7 10:04

谷川岳と嫁くん

3/7 10:05

白毛門への最後のナイフリッジ

3/7 10:05

風はそんなに強くありません

3/7 10:05

3月に入りましたが、今シーズン一番雪山らしいヤマでした

3/7 10:07

そして、白毛門に

3/7 10:07

笠ヶ岳と朝日岳
馬蹄形縦走路
もっと若い頃に挑戦すればよかったな

3/7 10:12

山頂にて、谷川岳をバックに

3/7 10:14

山頂にて、笠ヶ岳・朝日岳をバックに

3/7 10:17

燧ヶ岳と至仏山
今年の至仏山の残雪期は閉鎖されるかも？雪が少な過ぎる

3/7 10:18

平ヶ岳

3/7 10:22

谷川の右手には苗場山も

3/7 10:28

山頂で大休止

3/7 10:45

中央に景鶴山

3/7 10:45

上州武尊山
なんでココヘリとコラボしちゃったんでしょうね〜

3/7 10:46

もの凄く憧れる稜線歩き

3/7 10:48

いつまでも滞在していたい山頂ではありますが、後ろ髪引かれる思いで下山の途へ

3/7 10:49

冬季白毛門、Myルート100選にランクインしました

3/7 10:50

白毛門直下は鎖場もあり、この時期は難儀します（写真右側に巻けます）

3/7 10:58

一ノ倉沢に向かって下っていきます

3/7 11:03

ここの下りの上部は要注意

3/7 11:06

こちらがジジ岩ババ岩ですか？

3/7 11:16

トマノ耳・オキノ耳・一ノ倉岳

3/7 11:16

谷川岳（トマノ耳・オキノ耳）

3/7 11:17

一ノ倉沢

3/7 11:27

松ノ木沢ノ頭
桜コーラで小休止

3/7 11:39

朝より至仏山がハッキリ見えます
昼からガスというヤマテンの予報は良い意味で外れました

3/7 11:46

春の光景「雪まくり」

3/7 11:54

絶景の雪庇稜線、歩き納めです

3/7 12:46

橋まで戻ってきました

3/7 12:47

フキノトウ
今年は雪が無く、山菜が早過ぎてしまうことが懸念されています

13時前に土合駅に戻ってきました
観光客も多く、混み合っていました

3/7 13:05

独りで土合駅へ

3/7 13:11

電車に乗らなくてもホームまで見学に行けます

3/7 13:14

土合駅のホーム
かつてはここにクライマーが溢れていた時代があったのでしょう

3/7 13:16

日本一のモグラ駅
462段の階段を駆け上がります

3/7 13:59

前から気になっていた「いさごや」へ

3/7 13:53

ご飯が終了し、モツ煮単品をいただきます
美味い！けどご飯が欲しかった

3/7 14:17

こちらもずっと気になっていた「大とろ牛乳」

3/7 14:13

期間限定のイチゴと焼き芋を頂きます
初心者山ガールを谷川岳に連れて行ったあとに立ち寄るとかなりの得点アップになると思います

3/7 16:04

温泉はいつもの「鈴森の湯」ではなく、初の猿ヶ京温泉へ
ここは少し期待外れでしたが、他の施設も試してみたい

3/7 16:24

猿ヶ京温泉付近には、わらアートが点在していました
こちらは「わらシシ親子」
全長10mくらいあり必見です

3/7 16:29

道の駅たくみの里
16時過ぎていたので閉店していました
良い雰囲気でしたので、ここで車中泊してみたい
奥には仙ノ倉岳などが見えています

3/7 17:22

赤城高原SAにて、クワトロフォルマッジ
尾瀬ハチミツがよく合いました

3/7 17:23

赤城高原SAにて、シャンゴ風スパゲッティ
群馬県民の味

撮影機器：

TG-4 OLYMPUS CORPORATION

SO-04K Sony

感想

Kazu405

馬蹄形縦走路のプロローグあるいはエピローグとして知られる白毛門。
特に冬季はもの凄いラッセルになると聞いていたため、なかなか機会が無かったのですが、小雪の今シーズンならたとえトップに立ったとしても行けるんじゃないか、と思い決行へ。

予想通り、というか、どこかで先頭はなるべく避けたいなという気持ちがあるにはあったのですが、先行4組8名ほどおらっしゃって、高速道路のような明瞭トレースが山頂まで続いていました。
ワカンも全く使用機会のないほど。
その点は少し寂しかったものの、劇登りの稜線の随所で見ることのできる谷川岳東面の威容は筆舌に尽くしがたいものがありました。

これまで谷川岳ばかり登っていましたが、今後の定番はこちらにシフトすると思います。無料だし。

moricoco

谷川岳へ行く度に、いつか歩いてみたいと話していた馬蹄形縦走。今回、nonsuke3さんのレコに魅せられて白毛門まで行く事になりました。
初めてのルートは、登山口を通り過ぎるハプニングもありましたが、フカフカのパウダースノーと大きくて美味しそうな雪庇、そしてヒィヒィ登った後の大展望！すっかりお気に入りのルートになりました。
と言っても、条件によってはとても厳しいルート。終始ラッセルだったら途中で心折れていたかもしれません。今回トレースをつけて下さった方々に心より感謝申し上げます。

新型コロナウィルスの脅威と花粉症で、家に閉じ籠り気味なこの頃。人も花粉も少ない雪山は、体力と抵抗力アップには良いかも。早く平常の日常に戻ることを祈るばかりです。

コメント

いちげI＆K

お疲れ様でした！
かずさん、もりちゃん、こんばんは。
松の木沢の頭までも急登ですが山頂まではもっともっと急ですよね。あまりにも余裕で登ってるようで素晴らしい技術と体力ですね。かずさんともりちゃんのレコで激下りを思い出しました。もう登れないかも・・・
楽しませてもらいました。我々も鈴森の湯はお気に入りです。（　＾ω＾）・・・✨✨

Kazu405

Re: お疲れ様でした！
ichigeさん、おはようございます

白毛門、初でしたがとても気に入りました
この時期なので登れましたが、暑いのが極度に苦手な私は、夏はとても無理かなと思います。
馬蹄形縦走やりたいですが秋かなー、でも日が短いから無理かなー、とか今から色々と考えています

やっぱり鈴森の湯ですね
近いしあの湯量は最高です！

コメントありがとうございました

moricoco

Re: お疲れ様でした！
ichigeさん、こんにちは(^^)/

余裕だなんてとんでもないです 大展望が待ってる！と言い聞かせながらヒィヒィ頑張りました。
でも、私は下りの方が苦手で…サラサラでアイゼンもピッケルも効きにくい頂上直下は、残雪期の高妻山頂上直下での滑落を思い出して恐る恐る下りました。
体力や技術はまだまだです

鈴森の湯は良いですよね
お湯はもちろん、つるつるの温泉うどんも大好きです。また行きたくなりました〜！笑
コメントありがとうございます☆