ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 224915
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

厄王山(九鬼山〜猿橋駅プチ縦走)

2012年09月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:39
距離
9.2km
登り
868m
下り
953m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

富士急禾生駅 発 8:33
九鬼山登山口(愛宕神社)着 8:56(途中コンビニにトイレ立寄り)
九鬼山登山口(愛宕神社)発 9:03(休 0:07)
田野倉方面分岐 着 9:29
田野倉方面分岐 発 9:33(休 0:04)
天狗岩 着 9:55
天狗岩 発 9:59(休 0:04)
富士見平 着 10:09
富士見平 発 10:11(休 0:02)
九鬼山山頂 着 10:13(登山口より 1:10、休憩0:10)
九鬼山山頂 発 10:25(休 0:12)
トラバース路分岐 着 10:40
紺屋の休場 着 11:03
紺屋の休場 発 11:11(休 0:08)
札金峠 着 11:32
札金峠 発 11:34(休 0:02)
馬立山山頂 着 12:02(九鬼山より 1:37、休憩0:10)
馬立山山頂 発 12:05(休 0:03)
沢井沢ノ頭 12:20
菊花山(大月)方面分岐 12:29
尾根上の大岩 12:34
厄王山山頂 着 12:54(馬立山より 0:49、休憩無し)
厄王山山頂 発 13:13(休 0:19)
神楽山分岐 13:24
猿橋方面指示板(尾根離脱点) 13:48
御前山登山口 13:58(厄王山より 0:45、休憩無し)
JR猿橋駅(南口) 着 14:08

総所要時間 5:45
休憩時間 1:01
総行動時間 4:44
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
富士急 禾生駅 8:31着(大月8:21発)
JR中央線 猿橋駅 14:31発 東京行
コース状況/
危険箇所等
- 禾生駅から登山口への途中にコンビニあり。トイレ借りられます。その後猿橋駅
 までトイレはありません。
- 九鬼山登山口(愛宕神社)に登山ポストは見当たりませんでした。
- 九鬼山への登りは一般的な登山道です。特に危険と思われる場所はありません。
- 九鬼山山頂から猿橋への縦走路について
  - 九鬼山からの最初の下りは急坂です。
  - 急坂を降りると、尾根に戻る為にトラバース路に入ります。”馬立山 下山”
   の指示板が目印です。ここで直進は間違い。
  - トラバース路は道幅が狭くザレ場の急斜面あり。ロープが張ってありますが
   離合には注意が必要です。滑落すると戻るのが大変そうです。
  - 頻繁に軽度の藪漕ぎが要るので、半袖・半パンはお勧め出来ません。
  - 途中ピークのアップダウンは急坂ですが、距離・高度差ともに大した事はあ
   りません。
  - 倒木が目立ちます。
  - 厄王山直前の尾根上の大岩ですが、進行方向左(北側)にトレースがありま
   したが、通った印象では正規ルートではないように思えました。岩の反対側
   に出ると南側にトレースあり。しかし、岩の手前の巻道の入口は判りません
   でした。
- 厄王山からの下りも、尾根を離れるまで急坂が続きます。
富士急禾生駅から愛宕神社登山口までのマップ。
富士急禾生駅から愛宕神社登山口までのマップ。
御前山登山口からJR猿橋駅までのマップ。事前にスマホに入れておきます。
御前山登山口からJR猿橋駅までのマップ。事前にスマホに入れておきます。
いい天気です!このレトロな水道橋をくぐって愛宕神社に向かいます。
いい天気です!このレトロな水道橋をくぐって愛宕神社に向かいます。
道標あり。
杉山新道という登山道もあるんですね。でも、ここは当初計画通り愛宕神社の方へ。
杉山新道という登山道もあるんですね。でも、ここは当初計画通り愛宕神社の方へ。
道中の安全をお祈りしました。
道中の安全をお祈りしました。
結構薄暗いです。
結構薄暗いです。
可愛いキノコが登山道の真ん中に一株。小さ過ぎてピントがうまく合いません… ><
可愛いキノコが登山道の真ん中に一株。小さ過ぎてピントがうまく合いません… ><
朝一番乗りだったようで、クモの巣が鬱陶しい…
朝一番乗りだったようで、クモの巣が鬱陶しい…
尾根に出ると、田野倉方面との分岐があります。
尾根に出ると、田野倉方面との分岐があります。
その分岐点で後ろを振り返ると… え?? 富士山は雲の中? これ、もう今日はダメかも (>_<)
その分岐点で後ろを振り返ると… え?? 富士山は雲の中? これ、もう今日はダメかも (>_<)
確かになだらかでは無いけれど、そんなに厳しい登りとは感じませんでした。
確かになだらかでは無いけれど、そんなに厳しい登りとは感じませんでした。
天狗岩への分岐。行ってみましょう♪
天狗岩への分岐。行ってみましょう♪
天狗岩から。眺めは抜群なんですが、すっかり曇ってしまって…1時間前にはほぼ快晴だったのに!
天狗岩から。眺めは抜群なんですが、すっかり曇ってしまって…1時間前にはほぼ快晴だったのに!
ソバナ?でしょうか。可愛いですね〜^^
ソバナ?でしょうか。可愛いですね〜^^
急坂を登り終えると富士見平に到着。やはり南側の空は雲に覆われてしまってます。
急坂を登り終えると富士見平に到着。やはり南側の空は雲に覆われてしまってます。
程なく九鬼山山頂到着 (^o^)
程なく九鬼山山頂到着 (^o^)
北側の眺めが良いです。これは滝子山から南大菩薩の方角です。稜線は雲ギリギリ。黒岳や雁ヶ腹摺山は雲の中です。
北側の眺めが良いです。これは滝子山から南大菩薩の方角です。稜線は雲ギリギリ。黒岳や雁ヶ腹摺山は雲の中です。
こちらは、百蔵・扇山、権現山の方角。こちらは何とか稜線が見えました。
こちらは、百蔵・扇山、権現山の方角。こちらは何とか稜線が見えました。
一服した後、猿橋方面に出発。気温は23℃でした。
一服した後、猿橋方面に出発。気温は23℃でした。
山頂直下は急坂!降り終えて振り返ったところです。
山頂直下は急坂!降り終えて振り返ったところです。
ここ、間違えました。下山したくないんだけどなぁ…(´・ω・`)と思って直進し、3分程で間違った事に気付きました。GPSで確認し、戻って左へ。
ここ、間違えました。下山したくないんだけどなぁ…(´・ω・`)と思って直進し、3分程で間違った事に気付きました。GPSで確認し、戻って左へ。
ロープが張ってあるザレ場。結構な斜面です。ここを抜けた後に2人組のお兄さんとすれ違いました。ここだったら…難儀した事でしょう。
ロープが張ってあるザレ場。結構な斜面です。ここを抜けた後に2人組のお兄さんとすれ違いました。ここだったら…難儀した事でしょう。
開けた”紺屋の休場”。西側の眺望があります。
開けた”紺屋の休場”。西側の眺望があります。
手前に高川山。御坂山〜三つ峠の方向です。本日三つ峠も考えていましたが、ずっと雲の中でした。
手前に高川山。御坂山〜三つ峠の方向です。本日三つ峠も考えていましたが、ずっと雲の中でした。
同じく手前に高川山。綺麗な三角形のお坊山。そして滝子山です。
同じく手前に高川山。綺麗な三角形のお坊山。そして滝子山です。
これも”ソバナ”でしょうか??天狗岩のところに咲いていたのとは少し違うような気もしますが…
これも”ソバナ”でしょうか??天狗岩のところに咲いていたのとは少し違うような気もしますが…
自然に飲み込まれつつある櫓。何に使っていたのでしょうか。
自然に飲み込まれつつある櫓。何に使っていたのでしょうか。
こういう気持ちの良い道もありますが…大半はクモの巣をなぎ払いながらの道行きです (>_<)
こういう気持ちの良い道もありますが…大半はクモの巣をなぎ払いながらの道行きです (>_<)
立派なキノコ。何だかとても美味しそうなんですが…
立派なキノコ。何だかとても美味しそうなんですが…
明らかに抜いて捨てられています。ヤバいキノコなのかな?
明らかに抜いて捨てられています。ヤバいキノコなのかな?
田野倉方面への分岐。この先暫く行くと札金峠です。
田野倉方面への分岐。この先暫く行くと札金峠です。
このメッセージ”峰○いに右巻き”、意味が解りませんでした。
このメッセージ”峰○いに右巻き”、意味が解りませんでした。
札金峠は薄暗い陰気な場所でした。
札金峠は薄暗い陰気な場所でした。
尾根に戻ります。距離・高度差はあまりありませんが、アップダウンが続きます。
尾根に戻ります。距離・高度差はあまりありませんが、アップダウンが続きます。
田野倉方面へ尾根が分かれます。
田野倉方面へ尾根が分かれます。
馬立山への登りは距離や高度差はあまり無いものの、倒木と藪とクモの巣との格闘!。途中で老夫婦とすれ違いました。頂上は眺望無し…
馬立山への登りは距離や高度差はあまり無いものの、倒木と藪とクモの巣との格闘!。途中で老夫婦とすれ違いました。頂上は眺望無し…
沢井沢ノ頭(?) 標識見落としました。
沢井沢ノ頭(?) 標識見落としました。
菊花山への分岐。厄王山まで20分。お昼ごはんまで20分 …(^o^)
菊花山への分岐。厄王山まで20分。お昼ごはんまで20分 …(^o^)
途中で北側が開けました。手前が菊花山でしょうか。岩殿山が見えます。このあたりでは風が強くなり、雨が降りそうな雰囲気でした。
途中で北側が開けました。手前が菊花山でしょうか。岩殿山が見えます。このあたりでは風が強くなり、雨が降りそうな雰囲気でした。
葉が繁っているので写真では良く判りませんが、ドでかい岩がとうせんぼしています(@_@) 北側にトレースがありますが、正規ルートでは無いと思います。
葉が繁っているので写真では良く判りませんが、ドでかい岩がとうせんぼしています(@_@) 北側にトレースがありますが、正規ルートでは無いと思います。
難儀して岩を迂回。反対側から見ると、あれれ…南側にトレースが。こちらが正規ルートっぽいですが、向こう側の入り口は良く判りませんでした…(´・ω・`)
難儀して岩を迂回。反対側から見ると、あれれ…南側にトレースが。こちらが正規ルートっぽいですが、向こう側の入り口は良く判りませんでした…(´・ω・`)
植林が行われているようです。
植林が行われているようです。
駒橋・大月駅への分岐。帰ってから知りましたが、こちらが厄王山の参道方面なんですね。
駒橋・大月駅への分岐。帰ってから知りましたが、こちらが厄王山の参道方面なんですね。
厄王山山頂に到着しました (^o^)
厄王山山頂に到着しました (^o^)
素晴らしい展望です!
素晴らしい展望です!
雲が多いのが玉にキズですが、雨の気配も去り…
雲が多いのが玉にキズですが、雨の気配も去り…
絶景です!
誰も登って来なかったので、この絶景を独り占めしつつ、お昼ごはん… 最高でした!
誰も登って来なかったので、この絶景を独り占めしつつ、お昼ごはん… 最高でした!
絶景を存分に堪能し、名残を惜しみつつ…下山です。
絶景を存分に堪能し、名残を惜しみつつ…下山です。
この下山路も結構急なんです。最後は自然に笑いがこみ上げて来ました。神楽山への分岐ですが、厄王山以上の眺望があるとは思えず、パスしました。
この下山路も結構急なんです。最後は自然に笑いがこみ上げて来ました。神楽山への分岐ですが、厄王山以上の眺望があるとは思えず、パスしました。
このルートの象徴です。倒木がとにかく多かった。
このルートの象徴です。倒木がとにかく多かった。
尾根を離れます。
尾根を離れます。
鬱蒼とした笹薮を抜けると、道が見えました。しかし…ナニ?この薮…。最後に今日一番の藪漕ぎを強いられました (>o<)
鬱蒼とした笹薮を抜けると、道が見えました。しかし…ナニ?この薮…。最後に今日一番の藪漕ぎを強いられました (>o<)
夏の御前山登山口、でした。
夏の御前山登山口、でした。
ススキの穂の先に百蔵・扇山が見えます。暑いけれど季節は秋ですね。
ススキの穂の先に百蔵・扇山が見えます。暑いけれど季節は秋ですね。
JR猿橋駅はすぐです。汗びっしょりの上だけ着替え、帰路に。お疲れでした^^
JR猿橋駅はすぐです。汗びっしょりの上だけ着替え、帰路に。お疲れでした^^

感想

【山行前】

9月に入ってから山行を再開。今年の夏は暑かったです。体調も最悪で山どころで
は無かった事もありますが、そもそも体調不良も暑さが原因でした。前週に足慣ら
しに陣馬山に登りましたが、比較的暑く、久々という事もあってスゴく辛かった。
陣馬山程度で、ですよ!?これはもう一回は足慣らしが必要だなぁ…と考えていた
折に、富士山の初冠雪のニュースが。富士山が見える山で足慣らし…という事で、
九鬼山→猿橋駅のプチ縦走コースを選びました。本社ヶ丸→三つ峠も良さそうでし
たが、足慣らしにはちとハードかなと。最後の御前山(厄王山)は絶景ピークだと
の事で、それも楽しみの一つです。

【山行記録】

本来なら、山行記録のタイトルは”九鬼山〜猿橋駅プチ縦走”となるはずだったん
ですけど…厄王山からの眺めがあまりに素晴らしかったので、ズバリ”厄王山”。
プチ縦走はサブタイトルです (⌒・⌒)ゞ

それとこの山ですが、”御前山”(駒橋御前山、猿橋御前山)という名前が恐らく
正式なのでしょう。大月市の道標には”御前山”と書いてあります。ですが、地元
の岩殿クラブ設置の道標には”厄王山”。この辺りには”xx御前山”が多いらし
い事と、奥多摩の同名の山との混同を避けるため、”厄王山”と表記する事にしま
した。

ここからが記録です^^

当日の朝の天気は快晴♪。朝8時半に富士急の禾生駅に着き、歩き始めた時はとて
も気分がウキウキしていました。愛宕神社で道中の安全を祈ってお参りし、いざ登
山道を登り始めると…いきなり頭からクモの巣に突っ込んで気分がブルーに。

私、クモが大の苦手なんです。

この道は朝一番だったんですね。これまであまりそういう事が無かったもので、全
く注意していませんでした。ストック2本をまるでカマキリのように振り回しつつ、
クモの巣を払いながらの登りとなってしまいました ><

あ、ついでにクマ鈴も指に引っ掛けて鳴らしながら、です。

田野倉方面の分岐に出て後ろを振り返ると、あれれ…雲が出てきてる ><
気分のブルー度は増しつつ、眺望ポイントの天狗岩に着いた頃にはお目当ての富士
山はすっかり雲の中に… (ToT) とてもがっかりです。最寄り駅の始発に乗ればあと
1時間早く着けるのですが、それで時間的にはギリギリってところです。早起きし
ないと、ダメですねぇ。

九鬼山の山頂からは北側のみが開けていて、雲が出てしまった富士山側の眺望はあ
りません。まぁ…北側も遠くの尾根上には雲が出ていて、あまりパッとしません。
けれども、真上を見上げれば青空が広がっており、そこそこ気分も晴れます^^

九鬼山頂にある岩殿クラブの道標では、猿橋駅まで3時間半。そんなに距離は無い
はずなんだけどなぁ… 馬立山〜厄王山経由…? 御前山の名前が無いんだけど…。

(゜ヘ゜)?

山行当日は、まだ厄王山という名前を知らなかったのです。(;^ω^A
おまけに、馬立山という途中ピークの名前も覚えていませんでした。この事がこの
後ちょっと道に迷う原因になります。

まぁ、ゴールが猿橋駅なので問題無しという事で出発。九鬼山の山頂直下は結構な
急坂でした。急坂を降りきると”←馬立山 下山”と書かれた案内板が出てきます
(写真)。ここで考えちゃいました。

- この丸太は案内板を立てる為? それとも、とうせんぼ?
- 直進は尾根道っぽい。矢印方向は尾根から離れる?
- 馬立山には行くんだけど、下山はしないんです…

(゜ヘ゜)?

地図を持っていれば即判明するんですが、お手軽山行という事で持って来ていませ
ん。とりあえず行ってみて変だと思ったらGPSで確認しよう…と考え、疑問を残しつ
つも直進すると……案の定間違いでした。行ってみて確認ではなく、その場で確認
が鉄則!です。

ザレたロープ場のあるトラバース路を抜けて正規ルートに戻り、相変わらずクモの
巣に悩みながら進んで行くと、札金峠の手前でまたもメッセージの意味が良く分か
らない案内板に出会います。所々錆びていてはっきりと全部読めた訳ではありませ
んが。薄暗い札金峠を過ぎて、急坂を登って馬立山に着きましたが、山頂からの眺
望は無し。登り甲斐の無いピークだ…。直前で猿橋の方から来られた老夫婦とすれ
違いましたが、随分難儀した事だろうと思います。

馬立山を過ぎた頃から一雨来そうな雰囲気になり、気分は益々沈んでいきました。
表示板は見落としましたが、沢井沢の頭というピークを過ぎると、尾根上をデカい
岩が塞いでいます。北側にトレースが続いているのでそちらに巻きましたが、どう
やら正規ルートではなかったようで、四苦八苦。岩の反対側に出ると、南側にトレ
ースがありました。う〜む。どこで見落としたんだろう…。

植林が行われている場所を抜ける頃には雨が来そうだった空も明るくなって、すっ
かりブルーだった気分も回復。そのうちに登山道が一つのピークを巻いている場所
に出ます。もしかして…と思い、そのピークに登ってみるとそこが厄王山の山頂で
した v(^o^)v (もう少し歩けばちゃんと道標があります)

ここからの眺めは本当に素晴らしいものでした。言葉では言い表せないので、下の
リンクを見て頂くと良いかと思います。

http://www.kei-zu.com/main/komahashi_gozen/komahashi_gozen.html

2万5千分の1地図には名前はおろかピークの高度すら載っていない700mそこそこの低
山で、こんなに素晴らしい眺望に出会えるとは思いませんでした。山頂の岩の脇に
生えている松が、さながら庭園の風情をも醸し出しています。この素晴らしい景色
を堪能しながら、お昼ごはん♪ 誰も登ってこなかったので、独り占めでした。

また来よう!と名残を惜しみつつ下山を始めましたが、結構な急坂が続きます。一
般道に出る直前に本日最大の藪漕ぎを行う破目になるとはねぇ。九鬼山を出発して
からはずっと難儀な道でした。猿橋駅に着いて、汗だくの上だけを着替えてから家
路に。厄王山にはまた来たいけど、このルートの縦走はもういいや…。

この縦走路は、全般に渡り低木が繁っていて足元が良く見えないので、視線を落と
しがちになります。ヘビでも踏んだらマズイので。そうして歩いていると突然クモ
の巣に突っ込む…倒木の数も多いです。冬枯れしている季節なら随分違うんでしょ
うね。急坂が結構ありますが、距離、高度差共に大した事はありません。ストック
を使う方が良い場所と、木に摑まりながら突破する方が良い場所など、一本調子で
は無く変化に富んでいます。判断力を養うと言った意味では、良いトレーニングコ
ースだと思います。

行動時間は、滝子山(ずみ沢〜檜平)に登った時とほぼ同じの5時間40分ほどでしたが、
距離は5Km近くも短く、累積標高差も300m低いのですから、低山の割には手応えの
あるコースだったんですね。

【反省】

道標のあるお手軽低山ハイクでも、地図はやっぱり持って行った方が良いです。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1388人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら