八甲田山完遂 最後の一座 南股山 ついでに井戸岳滑走
- GPS
- 06:11
- 距離
- 11.7km
- 登り
- 730m
- 下り
- 733m
コースタイム
- 山行
- 4:42
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 6:00
天候 | 快晴! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
すべて雪の上です 一般的な雪山の危険が伴います が、今日はものすごい好天にて、道迷いと低体温のリスクは低かったと思います 南股山周辺は、樹林の中になるため周りの景色は見えにくくなります |
その他周辺情報 | みちのく深沢温泉に行きました 大人400円 源泉流しっぱなし、素朴な温泉です お湯としては最高と思います |
写真
装備
MYアイテム | |
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個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
バラクラバ
毛帽子
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
携帯
時計
サングラス
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
スキー板
シール
食料
ガスバーナー一式
コッヘル類一式
スキーアイゼン
ゴーグル
スクレーバー
|
感想
登山を始め、地形図をジィ〜っと見るようになり、八甲田をアチコチ歩きまわろうとした当初から気になっていた山
南股山
夏道が無い、行くとすれば冬
でも、ココだけでは今一つ山行がつまらない
そのうち、早めに下山した時にでも行こうかな?と思っていたけど、それもなかなかチャンスが巡ってこない
と言うことで、田茂萢岳とセットにしたり、ロープウェイを使って前嶽とセットにしたりの計画だけは立てておいた
でも、それでもなかなかチャンスなし・・・・・
そんな南股山でしたが、やっと行く事ができました!
これで道路の内側にある、北八甲田で名前がある山を全山制覇です
長かったな〜(笑)
最初は田茂萢岳とのセットのつもりでしたが、良すぎる天気で予定変更
冬はナカナカ足が遠い井戸岳へ!
ちょっと天気が悪いと冬の井戸岳は結構遠い存在
ましてや山頂は、それこそ夏道が無いので行くなら冬場
今日は絶好のチャンス
山頂に立ち、井戸沼への斜面を滑走
こんなことは滅多に出来ません
と言うことで、今回は珍しい山行をダブルでする事ができました
良かった良かった!
でも、南股山からの帰り
雪がズブズブに緩んできて、そんな中のトラバースは結構疲れました
今もダルダル〜
本当にお疲れさまでした
八甲田山は、数々の山の集合体
全部が八甲田山
裏山と思っているからには全部の頂に行ってみたい
登山道があるとはかぎらず、積雪期に限定される山も結構ある
積雪期、無雪期あわせ国土地理院の地図に記載のある山でまだ行っていない山は「南股山」だけになった(まあ、どこに境を置くのかが難しいですが)
道路から見上げると山に見えるが、はっきりとしたピークではない
ただし三角点がここには置かれている
夏に藪こがないと見られませんが…
道路から見えるので、直登すればいいのですが、それでは散歩にしかなりませんので(だから最後まで残っていたともいう)ついでにもう少し上まで散策と滑走を楽しむことになりました
城ヶ倉ホテルの沢側からスタート、「城ヶ倉ルート」の四角い白い看板には青森営林署の署名、結構マメに毛無岱まで付けられていました
急な斜面を斜めに上がるように付けられていて、さすが「ルート」です
毛無岱に上がれば、白い平原の向こうに北八甲田の峰々が取り囲んでいます。
振り返れば、岩木山、白神山地、南八甲田
今日は素晴らしい晴天弱風、どこの山にも人が上がっているのだろうなとおもいながら自分たちの散策を楽しみます
まずは毛無岱小屋(廃屋)へ
私は遠距離からしか見たことは有りませんでしたが、まだ「小屋」の形状はとどめていました
さすがに戸は開かず、横の板には小動物が明けたと思しき小穴
上毛無と下毛無の段差は直登せずに、田茂萢方面にやや巻きながら上がります
上毛無を歩いていると前方に沢山の黒い点の連なりがあちらにも、こちらにも
今日は大盛況でした
大岳避難小屋まではトレースを拝借し楽をさせていただきました
あれだけいても、全く目的地がかぶることなく二人で井戸岳の山頂へ
積雪期にしか上がる事が出来ないのですが、これで二回目
火口に降りたくなりますが、登り返しに適した所が無いので、だめですね
西斜面はシュカブラと最中だろうから、南面の「井戸沼」へと滑ることに
相変わらずのビビリっぷりを発揮しましたが、気持ちいい一本をいただきました
ここからが本題の「南股山」
まずは毛無岱小屋まで進み、ほぼ真西にコンパスを当てて出来るだけ真っ直ぐに
明らかなピークではないので、直視で判別は不能
GPSにも頼りながら、緩やかなうねった地形をシールを着け直して進むと、その場にそぐわぬピンクテープが斜面の変化の直前に付けられていました
そこが「南股山」
木々の中のひっそりとした展望台
なかなか来ることは有りませんが、ここから測量したんだろうなと思うと少しロマンをかんじることができました
重くなった、シールに絡まる雪と格闘し、城ヶ倉へ
大岳近傍以外は静かな山行を楽しむ事ができました
そして、完遂!
すっきりしました
コメント
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私、全部登ったつもりだったけど、
南股山は忘れてました。
忘れないでやってくださ〜い
地形図上では、シッカリと名前と三角点マークで主張しちゃってます
ま、確かに隅っこの方でヒッソリとですがね
実際に行った感想としては
うぅ〜ん、多分2回目は無いかな
って感じの山でしたよ(笑)
井戸沼のシュプールはshun-sさんだったんですね。お見事です。昔の話になりますが、shun-sが滑走始めた地点からハート型の稜線を滑り降りてきた三浦雄一郎さんの動画を見たことがあります。shun-sさんとkomadoriさん、凄いです。(^o^)
あのシュプール(と言うかデブリかな(^^ゞ)は私達でした
ほぉ〜、あそこを三浦雄一郎さんも滑ったんですか!
こんな所を滑る人はナカナカいないだろうと思っていましたが、いるものですね
あの斜面は、自分がターンして撒き散らした雪が流れ落ちるくらいの斜度はありましたが、
シュカブラ帯を避けると、きれいな一枚バーンだったので滑りやすかったです
ただ、ハート型のくぼみに入った途端、視界が全て真っ白になって平衡感覚を失いかけ、チョット焦りました
とにもかくにも天気が最高で良い一日でしたね!
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