林道が通れず、笹山 - 山伏
- GPS
- 06:38
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,008m
- 下り
- 1,008m
コースタイム
0813 笹山
0845 道迷い発覚
0905 復帰
0922 牛首峠
0957 奥笹山(写真参照)
1011 猪の段分岐
1013 猪の段
1039 百畳平
1049 山伏小屋分岐
1101 西日影沢分岐
1110 山伏
1145 発
1154 西日影沢分岐
1205 百畳平
1236 猪の段
1239 猪の段分岐
1301 奥笹山
1321 牛首峠
1333 発
1404 笹山
1410 発
1423 笹山登山口
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
■行きの道路
新静岡ICから国道27号線を北上。左に曲がる曙橋をスルーして直進、竜西橋もスルー。玉機橋で左折。
井川方面・27号線となる。玉機橋を渡らず直進すると29号線。直進の方が27号から29号に変わる。
玉川橋を渡ってすぐを右折。以降はほぼ道なり。
途中、05:48 玉川公衆トイレ、トイレの隣はキャンプセンター。トイレを借りて、05;54発。さらに道なり。
口坂本温泉も越え、06:34 一見T字路に見える変形の交差点、井川・県民の森の分岐。右折の「県民の森」方面へ進む。
06:48 県民の森 到着。県民の森は広い。トイレがあるので管理センター手前のトイレを借りる。
07:20 笹山駐車場
■感想/行動の記録
先週に引き続き、山伏だが「山伏、チョー好き♪毎日でも登りたい (*´∀`)人」」とか言うのではまったく無い。
小河内山に行く予定だったが、無念の林道閉鎖で登山口まで辿り着けなかったのだ。 _l ̄l○ll
ちゃんと事前に市のホームページで道路状況、チェックしたのに・・・。
笹山で足止めをされるので、仕方なく笹山駐車場に停車。ご夫婦の先客があり。お話を聞くと同じように大笹峠の登山口まで行き、山伏 - 大谷嶺の予定だったとの事。お互い残念でしたね。
通行止めの看板を確認すると閉鎖期間が「当分の間」とざっくりした感じ。静岡市には去年の台風以来、据え置かれている崩落道路がまだ2本ある。トホホ。
登山準備中、2台の道路工事関係と思われる車が、通行禁止柵をどかして直進していった。直してくれる気はあるみたい。
さて、林道を登って牛首峠から山伏に行き、小河内山の入り口だけでも見るか、笹山を登るか考えた末、笹山からを選ぶ。
念のためにと笹山からの地図を持ってきていて良かった。 C=(^◇^ ;
が、登り始めて1分で後悔。笹の朝露が下半身を濡らすわ、足元は見えないわ、このまま笹山までコレだったらどうしよう。
「やっぱ、林道で・・」と振り向くが、降りるのも躊躇われる笹・笹・笹。下るのが面倒くさくて暫し立ち尽くす。
上と下を何度か交互に眺め、スパッツ替わりに持ってきた100均のレインパンツを着用し、登りを続行することにした。
登山口の立札、メインの立札の下に「笹山遊歩道」って書いてあったが、これ書いた人をデコピンしてやりたい気持ちに襲われる。
それでも少し登ると、足元はどうにか見えるようになる。
そして視線を横に転ずると、井川湖が目に飛び込んでくる。
お、期待してなかったからラッキー(⌒-⌒)
笹山へは普通に登れば20分程度。ここでレインパンツを脱ぐ。この後はなだらかな道がずっと続く。
なだらか過ぎて退屈なくらい。
・・・とか、舐めていたのが運のつき。
30分後、道迷いに気が付く。なんかビミョーにけもの道。
「整備され過ぎなほどのハイキングコース」である事を知らなければ、さらにまだ突き進んだかも知れないが、1か月前の記憶が「この道、絶対違う!」と告げている。
戻ろうと振り向くと道が判然とせず、間違いなく道迷いだと確信した。
時間が早かった事と地形図を持っている事(読めないけど)、最悪の場合でも林道がすぐ左手にあるはずな事もあり、パニックにはならなかったが、「やばい事になるかも〜 (・_・。)」と思った。
警察のお世話になるのも申し訳ないが、こんな里山で迷って救助要請をした日には、里山登山でも心配で反対している家人がなんと言うか、火を見るより明らか。
ここはひとつ冷静に、と自分に言い聞かす。
ルート捜索中、今まで歩行中に一度もほどけた事のない靴ひもがほどける。験をかつぐ方ではないけどいい気持ちはしない。
「ルート復帰できたら、今日はもう帰っちゃおうかな。ヽ(;′△`)ノ」
とか、ネガティブ・シンキングに入るも20分後、正規ルートを見つけた途端、「さ、山伏、行こう (*・w・) 」と健忘症かトリアタマかと自分の単純さにちょっと呆れた。A(^o^;
今回の道迷いの最大の敗因は、「やっぱ、小河内山、ちょっとでも行けないかな〜」とルートと時間を考えながら歩き、道を見ていなかったこと。考える時は止まって、歩く時はちゃんと山を見ないといけないな。
無事、牛首峠到着。牛首峠の先は急登があるが、登り切れば後は優雅な稜線歩き。
そこには「奥笹山」の立札あり。地元の方??が命名したらしい。愛されている山っていいな。(o^ω^o)
猪の段、百畳平は気持ちよく歩けるので、心情的にすぐに着く。左手がばっと開ける猪の段と前方の視界がばばっと開ける百畳平。
山伏小屋分岐の道標から10歩ほど手前の位置で、山伏の山頂が見えた!
山頂が見えるとテンションがあがるな。
西日蔭沢の分岐を越えたところで、駐車場でお見かけしたご夫婦とすれ違う。
林道経由で牛首峠から登り、もう頂上を見てきたとのこと。ご夫婦のいた時間には富士山が見えたが、今は眺望がなしだそうで。
道迷いのロスタイムが悔やまれる。
山伏頂上では、やはり富士山方面は曇り空。
山頂直前に男性登山者1名とすれ違った。山頂は無人。が、1分後に男性登山者到着。西日影沢からの登山だそうだ。
ここで、未練たらしく大笹峠へのルートを探す。大笹峠までなら往復50分程度のはずだから、頑張れば行けないこともない。
そしたら小河内山への登山道入り口くらいは見ておける。
が、地形図にあるはずのルートが見当たらない。山頂の真西になんか木の看板があるっぽいが、そこへの道は笹山登山道入り口より道がない。途中、道迷いしたけもの道よりひどい。
どうにか看板まで行けないか、とヤナギランの保護区を迂回して、どうにか看板まで辿り着くも、大笹峠に繋がると思われるコースは、その先を予想させる凄まじさ。
一日に二度も道迷いをしたくないので、あきらめるしかなさそうだ。
ストレッチをして下山しようとしていたら、男性登山者到着。
山登り経験が長いかたらしく、少しお話しを聞かせてただく。
自分が登山一年生であると話したら、「道迷いには気をつけなさいね」と声をかけていただいたので
「はい、そうですね。ありがとうございます」と答えておいた。
この明瞭コースで「迷った」とは、さすがに恥ずかしくて言い出せませんがな。(ノ´д`ヾ。
さて、先輩登山者からアドバイスもいただいたので、気を引き締めて下山です。
山頂を降りてすぐ、南側の風景が素晴らしかったので、いそいそとカメラを取り出し、ここでパチリ★
が、このあと、当日の天気予報どおり、だんだん雲が多くなってくる。
牛首峠には無事、辿り着いたが、ここから林道を戻るか、(行きで迷った)登山道を行くか、少し迷う。
林道だと40分、登山道だと40+15分。
天気と体調を考えた末、登山道を選ぶ。
工事の案内看板があったので、一度、林道に降りて工事の情報をチェックする。一応10月22日までが工事期間のようだ。
ここで、100均(またかい)でGETした膝サポーターを「装着!」する
ヒーローポーズは取っていない。(そりゃ「蒸着!」だ)
このサポーター100均だけど、それなりに効く。使うのまだ2回目だけど、痛くなり始めに使うと良いかもしれない。
行きになんで迷ったのか、自分を小一時間ほど問い詰めたいほど順調に、笹山到着。
笹山山頂では、この後のルートの雨露含みの笹対策に、100均レインパンツを「装着!!」する。
もちろんヒーローポーズは取っていない。
笹を掻き分け掻き分け、駐車場に到着です。
先に下山したご夫婦が、くつろいでいらっしゃいました。
■帰りの道路
14:43 駐車場発。帰りも基本は道なり。
行きに右折した井川・県民の森の分岐は、帰りはしっかり変形四差路に見える。左端の「口坂本温泉」を進むのが正解。
途中、15:49 玉川公衆トイレをまた拝借。
道なりに進むと、玉川橋のT字路にぶつかるので「梅が島」方面へ左折。
安倍川を超えたところのT字路は新静岡IC・静岡市街地方面へ右折。10分ほどでIC。
16:26 新静岡ICを通過。
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