草木も眠る丑三つ時に我が家を出発。天候が危ぶまれる中、下山口の西日影沢登山口に移動し、用心棒の🚗をデポする。その後、ODYSSEYにて梅ヶ島温泉駐車場に到着。こんな天気で山に登るモノ好きなヒトは我らだけ…と思いきや、出発間際にご夫婦🚗が入場してきた。
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11/10 5:15
草木も眠る丑三つ時に我が家を出発。天候が危ぶまれる中、下山口の西日影沢登山口に移動し、用心棒の🚗をデポする。その後、ODYSSEYにて梅ヶ島温泉駐車場に到着。こんな天気で山に登るモノ好きなヒトは我らだけ…と思いきや、出発間際にご夫婦🚗が入場してきた。
旅館梅薫楼の先で、林道をショートカットして安倍峠登山口に。林道豊岡梅ケ島線が開かずの道となってしまった今、この道を辿るしか峠に至る道はない(山梨県側も通行止⛔)。本日曇天ナレドモ雨近シ。ハッコウレイ、オオヤレイ、ヤンブシノボレ一一一○。
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11/10 5:31
旅館梅薫楼の先で、林道をショートカットして安倍峠登山口に。林道豊岡梅ケ島線が開かずの道となってしまった今、この道を辿るしか峠に至る道はない(山梨県側も通行止⛔)。本日曇天ナレドモ雨近シ。ハッコウレイ、オオヤレイ、ヤンブシノボレ一一一○。
梅ヶ島温泉の歴史は古く、梅ケ島金山の最盛期には大変な賑わいであったという。温泉より安倍峠を通り富士川流域へと通じる道は、生活道路としても重要な位置を占めていたのであるが、何故か石仏等のものは残されていない(「静岡の百山」八紘嶺より)
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11/10 6:00
梅ヶ島温泉の歴史は古く、梅ケ島金山の最盛期には大変な賑わいであったという。温泉より安倍峠を通り富士川流域へと通じる道は、生活道路としても重要な位置を占めていたのであるが、何故か石仏等のものは残されていない(「静岡の百山」八紘嶺より)
古道らしく植林地のしっかりした踏み跡を進む。安倍東山陵の東西を結ぶ各峠道は途中に道標や題目塔があるところは少ないが、峠には石仏を祀っていることが多い。開けた場所から樹林越しに七人作りの尾根を望む。
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11/10 6:10
古道らしく植林地のしっかりした踏み跡を進む。安倍東山陵の東西を結ぶ各峠道は途中に道標や題目塔があるところは少ないが、峠には石仏を祀っていることが多い。開けた場所から樹林越しに七人作りの尾根を望む。
コツコツと標高を稼ぎ、遠回りをして来た林道豊岡梅ケ島線に近づく。
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11/10 6:31
コツコツと標高を稼ぎ、遠回りをして来た林道豊岡梅ケ島線に近づく。
直接林道に出ることも出来るが、そのまま並行する峠道を進む。ここから自然林ゾーンかな?向こう側に、これから歩む安倍東山稜、つまり駿甲国境の稜線を望む。
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11/10 6:34
直接林道に出ることも出来るが、そのまま並行する峠道を進む。ここから自然林ゾーンかな?向こう側に、これから歩む安倍東山稜、つまり駿甲国境の稜線を望む。
用心棒が、今日は被写体になる主役がいない…と呟く。📸の構図に悩んでいるようだ。今年の異常(異常が異常では無くなる時も近いようだが…)気象は紅葉の時期も狂わせているようで、彩りが今ひとつ。撮影:celcy
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用心棒が、今日は被写体になる主役がいない…と呟く。📸の構図に悩んでいるようだ。今年の異常(異常が異常では無くなる時も近いようだが…)気象は紅葉の時期も狂わせているようで、彩りが今ひとつ。撮影:celcy
安倍峠手前の八紘嶺登山口。🚗が絶えた林道豊岡梅ケ島線に敷き詰められた落葉に、滅びゆく道の過程を知る。その一方で、死者を出しつつも麓から復旧工事は進められているようだ。果たしてこのまま🚗の通れない林道で朽ちて行くのが安倍峠の為なのか、はたまた往年の賑わいを取り戻すのが良いのか。
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11/10 6:40
安倍峠手前の八紘嶺登山口。🚗が絶えた林道豊岡梅ケ島線に敷き詰められた落葉に、滅びゆく道の過程を知る。その一方で、死者を出しつつも麓から復旧工事は進められているようだ。果たしてこのまま🚗の通れない林道で朽ちて行くのが安倍峠の為なのか、はたまた往年の賑わいを取り戻すのが良いのか。
台風19号なんていつの話だ(平成元年らしい)?ホントに復旧できるのだろうか?山梨県側なんて情報すらないが…。
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11/10 6:39
台風19号なんていつの話だ(平成元年らしい)?ホントに復旧できるのだろうか?山梨県側なんて情報すらないが…。
登山口から稜線に向かって、林道を左手に見ながら緩やかに登る。
2024年11月11日 21:17撮影
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11/11 21:17
登山口から稜線に向かって、林道を左手に見ながら緩やかに登る。
登山口から暫し登ると、昨年の秋に辿った安倍の大滝から奥大光山につながる南西尾根を望む。安倍東山稜の稜線は、時折ガスの中に隠れている。悪天候の中の無謀登山、というフレーズがチラリと頭をよぎる。
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11/10 6:53
登山口から暫し登ると、昨年の秋に辿った安倍の大滝から奥大光山につながる南西尾根を望む。安倍東山稜の稜線は、時折ガスの中に隠れている。悪天候の中の無謀登山、というフレーズがチラリと頭をよぎる。
安倍峠分岐。我々は左に八紘嶺目指して進む。右の安倍峠側は大分踏み跡が薄い。それでも先日は七面山から安倍東山稜を静岡駅近くの静岡浅間神社まで歩き通していた御仁のレボがアップされていた。お見事!!
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11/10 7:06
安倍峠分岐。我々は左に八紘嶺目指して進む。右の安倍峠側は大分踏み跡が薄い。それでも先日は七面山から安倍東山稜を静岡駅近くの静岡浅間神社まで歩き通していた御仁のレボがアップされていた。お見事!!
いつこちらもガスに巻かれるのか分からないので、少しの展望が望めるとついつい📸してしまう。
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11/10 7:16
いつこちらもガスに巻かれるのか分からないので、少しの展望が望めるとついつい📸してしまう。
対岸には滝が掛かる。悪名高き七人作りの沢かな?マイナールートの七人作りの尾根を彷徨い、この沢に誘い込まれて無理矢理降りると、タヒぬらしい😱。
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11/10 7:22
対岸には滝が掛かる。悪名高き七人作りの沢かな?マイナールートの七人作りの尾根を彷徨い、この沢に誘い込まれて無理矢理降りると、タヒぬらしい😱。
一縷の望みは託したものの、案の定世界遺産🗻は全く見えず、📸する気さえ起きなかった富士見台の手前。進行方向を見ると八紘嶺手前の前衛峰が立ちはだかる。
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11/10 7:24
一縷の望みは託したものの、案の定世界遺産🗻は全く見えず、📸する気さえ起きなかった富士見台の手前。進行方向を見ると八紘嶺手前の前衛峰が立ちはだかる。
見た目通りの急登が始まり、4箇所連続して🐯ロープ&綱場をこなしていく。
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11/10 7:28
見た目通りの急登が始まり、4箇所連続して🐯ロープ&綱場をこなしていく。
🐯ロープ&綱場を過ぎた後は、少々足場の細い勾配の強いザレ場を登り上げて行く。台風が来たらガレ場に早変わり?
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11/11 21:54
🐯ロープ&綱場を過ぎた後は、少々足場の細い勾配の強いザレ場を登り上げて行く。台風が来たらガレ場に早変わり?
路肩の大岩(岩室と呼んで良いのか?)。この稜線は、先日お邪魔した希望峰を通過し、日蓮宗の聖地である七面山敬慎院にも繋がる。しかし参詣の道ではないのか、「南無阿弥陀仏」の題目碑等は見当たらない。この大岩の基部にも何か祀られているわけでもない。
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11/10 8:06
路肩の大岩(岩室と呼んで良いのか?)。この稜線は、先日お邪魔した希望峰を通過し、日蓮宗の聖地である七面山敬慎院にも繋がる。しかし参詣の道ではないのか、「南無阿弥陀仏」の題目碑等は見当たらない。この大岩の基部にも何か祀られているわけでもない。
八紘嶺の前衛峰である八紘沢の頭(標高1881m)を通過。残念だがガスに巻かれて驟雨が降り注いで来た。もう少し持つかと期待していたが最早これまでか…。諦めて雨具を着込む。
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11/10 8:20
八紘嶺の前衛峰である八紘沢の頭(標高1881m)を通過。残念だがガスに巻かれて驟雨が降り注いで来た。もう少し持つかと期待していたが最早これまでか…。諦めて雨具を着込む。
本来、安倍川周辺から遠く駿河湾まで望める展望がここにある筈だが、モノクロームの世界になってしまった。今年は、山行の晴天率が低いなぁ😞。そして八紘嶺へのビクトリーロード。撮影:celcy
2024年11月11日 21:17撮影
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11/11 21:17
本来、安倍川周辺から遠く駿河湾まで望める展望がここにある筈だが、モノクロームの世界になってしまった。今年は、山行の晴天率が低いなぁ😞。そして八紘嶺へのビクトリーロード。撮影:celcy
八紘嶺到着🎉。山名は「八紘一宇」が由来。日本書紀の「八紘を掩(おお)いて宇(いえ)となす」による。(中略)第二次大戦中、梅ヶ島温泉の梅薫楼を経営していた手塚忠告の命名ーと書いている。(「山梨百名山」八紘嶺より)…“また🐯”よ、大丈夫か?第三次大戦とかオフザケでもやるなよ。Fake News!!
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11/10 8:41
八紘嶺到着🎉。山名は「八紘一宇」が由来。日本書紀の「八紘を掩(おお)いて宇(いえ)となす」による。(中略)第二次大戦中、梅ヶ島温泉の梅薫楼を経営していた手塚忠告の命名ーと書いている。(「山梨百名山」八紘嶺より)…“また🐯”よ、大丈夫か?第三次大戦とかオフザケでもやるなよ。Fake News!!
七面山に向かう尾根と別れて、西へ方向転換し次は大谷嶺を目指す。八紘嶺は麓から全容を望むことが難しく、遥か彼方の様な存在であったので、今日の登頂を楽しみにしていた。しかし、この天候ではゆっくり堪能するわけにもいかず、ビタinゼリーとチョコを軽くかじりそそくさと出立した。
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11/10 8:45
七面山に向かう尾根と別れて、西へ方向転換し次は大谷嶺を目指す。八紘嶺は麓から全容を望むことが難しく、遥か彼方の様な存在であったので、今日の登頂を楽しみにしていた。しかし、この天候ではゆっくり堪能するわけにもいかず、ビタinゼリーとチョコを軽くかじりそそくさと出立した。
ここから先は比較的踏み込む人が少ないコース。山と高原地図にもキレットとか記載があるしどんな感じなんだろうとドキドキする。そして徐々に尾根が狭くなってくる。
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11/10 8:52
ここから先は比較的踏み込む人が少ないコース。山と高原地図にもキレットとか記載があるしどんな感じなんだろうとドキドキする。そして徐々に尾根が狭くなってくる。
今日の核心部であり、山と高原地図ではキレットと記載のある箇所につく。先ずは🐯ロープに導かれて山梨県側を巻く。
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11/10 8:57
今日の核心部であり、山と高原地図ではキレットと記載のある箇所につく。先ずは🐯ロープに導かれて山梨県側を巻く。
キレットの細尾根を通り登り返す。完全な断崖絶壁ではないので、落ち着けば大丈夫。…用心棒がいるからだろ?って思った貴方は中々鋭いですね😅。八紘嶺から大谷嶺の間は歩く人も少なくなるので、この様な注意ポイントがある以上、単独行動では行かないように決めていた。
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11/10 8:58
キレットの細尾根を通り登り返す。完全な断崖絶壁ではないので、落ち着けば大丈夫。…用心棒がいるからだろ?って思った貴方は中々鋭いですね😅。八紘嶺から大谷嶺の間は歩く人も少なくなるので、この様な注意ポイントがある以上、単独行動では行かないように決めていた。
🐯ロープでキレットからの登り返し。
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11/10 8:59
🐯ロープでキレットからの登り返し。
登り返しすると、キレット程ではないコルがある。コースはこの手前で再び山梨県側を巻くが、うっかり用心棒は稜線を直進。ただしなんのなんの…と通過していく。kotohiroは右下にコースと🐯ロープを見つけたので、少々緩い斜面を降りて復帰。
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11/10 9:00
登り返しすると、キレット程ではないコルがある。コースはこの手前で再び山梨県側を巻くが、うっかり用心棒は稜線を直進。ただしなんのなんの…と通過していく。kotohiroは右下にコースと🐯ロープを見つけたので、少々緩い斜面を降りて復帰。
コースは足ひとつ分程度の細い幅で、落ち葉に埋もれつつも稜線の山梨県側に続いている。
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11/10 9:02
コースは足ひとつ分程度の細い幅で、落ち葉に埋もれつつも稜線の山梨県側に続いている。
安倍奥は崩壊が激しいので、キレットもどんどん峻険さを増していくのかな?そしてコルから五色ノ頭への登り返しとなるが、更にいくつか小ピークを上がり下がりしていく。
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11/10 9:14
安倍奥は崩壊が激しいので、キレットもどんどん峻険さを増していくのかな?そしてコルから五色ノ頭への登り返しとなるが、更にいくつか小ピークを上がり下がりしていく。
五色ノ頭が現れた。
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11/10 9:28
五色ノ頭が現れた。
五色ノ頭(標高1859m)を通過。コースはピークを外し、山梨県側を巻く。本当のピークは標識の後ろの高みだろうが、素っ気なくパス。
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11/10 9:39
五色ノ頭(標高1859m)を通過。コースはピークを外し、山梨県側を巻く。本当のピークは標識の後ろの高みだろうが、素っ気なくパス。
むしろ五色ノ頭の西側が曲者で、倒木と落ち葉で隠されたコースの踏み跡が分かりにくい&ピンクテープの無さで、ついつい早川町長畑地区へ延びる北西尾根に用心棒も引きずり込まれかけてしまった。今一度GPSで方向修正をする。丁度、この倒木の先で左手にコースは折れる。暫く尾根も広くなるので注意が必要。
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11/11 21:49
むしろ五色ノ頭の西側が曲者で、倒木と落ち葉で隠されたコースの踏み跡が分かりにくい&ピンクテープの無さで、ついつい早川町長畑地区へ延びる北西尾根に用心棒も引きずり込まれかけてしまった。今一度GPSで方向修正をする。丁度、この倒木の先で左手にコースは折れる。暫く尾根も広くなるので注意が必要。
ようやく尾根が纏まって分かりやすくなった。驟雨はだんだん降っている時間のほうが長くなってきた。
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11/10 9:57
ようやく尾根が纏まって分かりやすくなった。驟雨はだんだん降っている時間のほうが長くなってきた。
アザミ次郎の頭(標高1901m)の山頂部。
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11/10 10:06
アザミ次郎の頭(標高1901m)の山頂部。
誰がこんな変わった命名をしたのだろうか。ところで、各ピークの山名標識が真新しい。
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11/10 10:07
誰がこんな変わった命名をしたのだろうか。ところで、各ピークの山名標識が真新しい。
根こそぎですッ!!!
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11/10 10:22
根こそぎですッ!!!
年男(その年の干支にあたる人)という言葉に類した「年山」なる語が、イベント好きな人たちに話題を提供している。二十世紀最後の県内の山となるのが、一九九九.七mの表題の山である。(「静岡の百山」大谷崩ノ頭(大谷嶺)より)…俺のココロは何時でも世紀末だよ😆。その大谷嶺最後の登り。
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11/10 10:31
年男(その年の干支にあたる人)という言葉に類した「年山」なる語が、イベント好きな人たちに話題を提供している。二十世紀最後の県内の山となるのが、一九九九.七mの表題の山である。(「静岡の百山」大谷崩ノ頭(大谷嶺)より)…俺のココロは何時でも世紀末だよ😆。その大谷嶺最後の登り。
大谷嶺到着🎉🎉。腹が空いたので、再び行動食をモソモソ食べる。辛うじて雨が止んでいたが、あと一歩で再び降り出してくる。もう少し寛ぎの時間を与えてくれない?ダメか、意地悪だなぁ。今年は本当に、山行日の天気が見放されている。神仏の御加護もねぇ😭😭
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11/10 10:34
大谷嶺到着🎉🎉。腹が空いたので、再び行動食をモソモソ食べる。辛うじて雨が止んでいたが、あと一歩で再び降り出してくる。もう少し寛ぎの時間を与えてくれない?ダメか、意地悪だなぁ。今年は本当に、山行日の天気が見放されている。神仏の御加護もねぇ😭😭
この標柱には、大谷嶺の山梨県側の呼び名である「行田山」と刻まれていたのだが、何か静岡県民と山梨県民との極めて一部の遺恨があるらしく、山名を刻んでは削り落とし…を繰り返し、この有様となってしまったらしい。実は先程の静岡県側の呼び名である「大谷嶺」標識も同様の経緯を辿っているとか…。ひぃ〜クワバラクワバラ😞😰😱。
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11/10 10:34
この標柱には、大谷嶺の山梨県側の呼び名である「行田山」と刻まれていたのだが、何か静岡県民と山梨県民との極めて一部の遺恨があるらしく、山名を刻んでは削り落とし…を繰り返し、この有様となってしまったらしい。実は先程の静岡県側の呼び名である「大谷嶺」標識も同様の経緯を辿っているとか…。ひぃ〜クワバラクワバラ😞😰😱。
日本三大崩れの一つであり、静岡県側に広がる大崩壊地の大谷崩れは、この山の最大の特徴である。今日は霧に包まれ全体像や高度感は感じられないものの、不気味さは一層増している。成り立ちは諸説あるが江戸時代の宝永四年(1707年)に発生した宝永地震が始まりらしい。
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11/10 10:35
日本三大崩れの一つであり、静岡県側に広がる大崩壊地の大谷崩れは、この山の最大の特徴である。今日は霧に包まれ全体像や高度感は感じられないものの、不気味さは一層増している。成り立ちは諸説あるが江戸時代の宝永四年(1707年)に発生した宝永地震が始まりらしい。
徐々に強さを増していく驟雨に、体が冷えそうなので出立することに。最初の急降下をやり過ごした後は、何度か登り下りを繰り返し、新窪乗越へ向かって徐々に高度を下げる。
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11/10 10:54
徐々に強さを増していく驟雨に、体が冷えそうなので出立することに。最初の急降下をやり過ごした後は、何度か登り下りを繰り返し、新窪乗越へ向かって徐々に高度を下げる。
深山幽谷を表現するようなモノクロームの世界が広がる。この悪天候の中、ここまで己の脚で歩かなければ出会えない光景である。撮影:celcy
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深山幽谷を表現するようなモノクロームの世界が広がる。この悪天候の中、ここまで己の脚で歩かなければ出会えない光景である。撮影:celcy
一度にはっとしてしまった。巨大な崩壊が、正面の山嶺から麓にかけてずっとなだれひろがっていた。(中略)崩壊は憚ることなくその陽その風のもとに、皮のむけ崩れた肌をさらして、凝然と、こちら向きに静まっていた。無残であり、近づきがたい畏怖があり、しかもいうにいわれぬ悲愁感が沈澱していた(幸田文著「崩れ」より)
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11/10 11:06
一度にはっとしてしまった。巨大な崩壊が、正面の山嶺から麓にかけてずっとなだれひろがっていた。(中略)崩壊は憚ることなくその陽その風のもとに、皮のむけ崩れた肌をさらして、凝然と、こちら向きに静まっていた。無残であり、近づきがたい畏怖があり、しかもいうにいわれぬ悲愁感が沈澱していた(幸田文著「崩れ」より)
断崖絶壁に掛かる三段🪜。高所恐怖症のkotohiroはビビりながら乗り越える。この先の新窪乗越は最後のエスケープ地点であり、用心棒の🚗を停めている西日影沢に降りることができる。しかし我々は前進を選ぶことにした。用心棒の「寒ければ歩けばええんじゃ👹」格言が久々に飛び出す(笑)
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11/10 11:11
断崖絶壁に掛かる三段🪜。高所恐怖症のkotohiroはビビりながら乗り越える。この先の新窪乗越は最後のエスケープ地点であり、用心棒の🚗を停めている西日影沢に降りることができる。しかし我々は前進を選ぶことにした。用心棒の「寒ければ歩けばええんじゃ👹」格言が久々に飛び出す(笑)
新窪乗越に到着。実は小学生の頃に親の知り合いの山好きな方にガイドをしてもらい、扇の要から登ってきて、これから辿る山伏経由西日影沢のコースを歩いたことがある。つまり40年振りの再訪である。用心棒はその頃は幼かったので登ってはいないが、この辺は大人になってから何度も歩いているらしい。
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11/10 11:19
新窪乗越に到着。実は小学生の頃に親の知り合いの山好きな方にガイドをしてもらい、扇の要から登ってきて、これから辿る山伏経由西日影沢のコースを歩いたことがある。つまり40年振りの再訪である。用心棒はその頃は幼かったので登ってはいないが、この辺は大人になってから何度も歩いているらしい。
新窪乗越から扇の要方向をのぞき込む。実は我が家の近所のガソリンスタンドの主が、今を遡ること20年程度前に、この辺りを単独行動し遭難した。地区からの捜索隊も何度か出たが、未だに見つからない。🐻に襲われ埋められているとか、雨畑川方向に消えてしまったとか諸説ある。この一件が、この山域を恐れさせ、kotohiroに単独行を避けさせていた理由である。
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11/10 11:19
新窪乗越から扇の要方向をのぞき込む。実は我が家の近所のガソリンスタンドの主が、今を遡ること20年程度前に、この辺りを単独行動し遭難した。地区からの捜索隊も何度か出たが、未だに見つからない。🐻に襲われ埋められているとか、雨畑川方向に消えてしまったとか諸説ある。この一件が、この山域を恐れさせ、kotohiroに単独行を避けさせていた理由である。
次は大平沢の頭に向けて登り返し。流石に40年前の記憶はなく、こんなとこ歩いたの?って思いながら進むのだが、ここから緩やかな稜線散歩のご褒美が始まるはずだが、それを前にして、情けなくも徐々に失速が始まる。
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11/10 11:33
次は大平沢の頭に向けて登り返し。流石に40年前の記憶はなく、こんなとこ歩いたの?って思いながら進むのだが、ここから緩やかな稜線散歩のご褒美が始まるはずだが、それを前にして、情けなくも徐々に失速が始まる。
大平沢の頭(標高1923m)通過。展望もなく特徴もなく先に進むだけ。ところで何時も用心棒の顔は🦁でマスキングするが、今日は雨具が風景に同化しているのと、雨の稜線風景📸になるべく🦁マークを付けたくないので、ヤツの顔がよく分からない📸はマスキング無しにした。尚、拡大しても冴えないおっさんが見えるだけなので、期待しないでね😜。
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11/10 11:42
大平沢の頭(標高1923m)通過。展望もなく特徴もなく先に進むだけ。ところで何時も用心棒の顔は🦁でマスキングするが、今日は雨具が風景に同化しているのと、雨の稜線風景📸になるべく🦁マークを付けたくないので、ヤツの顔がよく分からない📸はマスキング無しにした。尚、拡大しても冴えないおっさんが見えるだけなので、期待しないでね😜。
「時によりすぐれば民の嘆きなり八大龍王雨やめたまへ」(by源実朝) しかし、その雨がこの森を育み、時折現れる苔の絨毯を緩やかで広大な稜線にもたらすのだ。モノトーンの静かな美しさに水墨画の世界にでも迷い込んでしまったのか、と錯覚する。
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11/10 11:56
「時によりすぐれば民の嘆きなり八大龍王雨やめたまへ」(by源実朝) しかし、その雨がこの森を育み、時折現れる苔の絨毯を緩やかで広大な稜線にもたらすのだ。モノトーンの静かな美しさに水墨画の世界にでも迷い込んでしまったのか、と錯覚する。
サルオガセを掛けた一本の木が、登山道の横に佇む。その背後に左右に張られているワイヤーは林業遺産。ここから蓬沢方向に伐採した木を下ろしていたと思われる。
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11/10 12:07
サルオガセを掛けた一本の木が、登山道の横に佇む。その背後に左右に張られているワイヤーは林業遺産。ここから蓬沢方向に伐採した木を下ろしていたと思われる。
蓬沢の頭(1944m)も、何故か縦走路は山梨県側を巻き、ピークは踏まない。ピークはこの樹林帯の奥だが。
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11/10 12:11
蓬沢の頭(1944m)も、何故か縦走路は山梨県側を巻き、ピークは踏まない。ピークはこの樹林帯の奥だが。
…こっちが聞きたい。
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11/10 12:11
…こっちが聞きたい。
青く眠る水の星にそっと〜♪口づけして命の火を灯す人よぉ〜♪…雨は降り止まない。強くはないが、情け容赦なく間断なく降ってくれる。この星が水の惑星であることを宇宙人ジョーンズは知っているのだろうか?
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11/10 12:19
青く眠る水の星にそっと〜♪口づけして命の火を灯す人よぉ〜♪…雨は降り止まない。強くはないが、情け容赦なく間断なく降ってくれる。この星が水の惑星であることを宇宙人ジョーンズは知っているのだろうか?
二〜三重山稜の先から尾根上にある沢筋みたいなところを登り上げて、いよいよ山伏へのラストスパート。
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11/10 12:38
二〜三重山稜の先から尾根上にある沢筋みたいなところを登り上げて、いよいよ山伏へのラストスパート。
ある時、追われている様子の山伏が村に来た。(中略)休んでいるうちに眠ってしまった。そこへ追っ手が現れ、背後から刺し殺してしまった。村人は哀れに思って埋めてやり、山伏の塚と名付けて慰めた。(「山梨百名山」山伏より)…山伏の由来である。今kotohiroが追われているのは、仕事と家のローンと…🔥🐮🔥。イヤイヤ、折角静寂な山中にいるので忘れさせてくれ(笑)
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11/10 12:50
ある時、追われている様子の山伏が村に来た。(中略)休んでいるうちに眠ってしまった。そこへ追っ手が現れ、背後から刺し殺してしまった。村人は哀れに思って埋めてやり、山伏の塚と名付けて慰めた。(「山梨百名山」山伏より)…山伏の由来である。今kotohiroが追われているのは、仕事と家のローンと…🔥🐮🔥。イヤイヤ、折角静寂な山中にいるので忘れさせてくれ(笑)
安倍川流域の最高峰で、唯一の二〇〇〇mの山である。笹に覆われた山頂からは、富士山・南アルプスの展望が素晴らしい。冬には腰ぐらいの雪をかき分け、夏ならヤマギラン・クルマユリと一面のお花畑ー山伏は安倍奥随一の山といえよう。(「静岡の百山」山伏より)…勿論今日は展望などあるわけがないが、2年ぶり通算3回目の山伏登頂🎉🎉🎉。
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11/10 12:52
安倍川流域の最高峰で、唯一の二〇〇〇mの山である。笹に覆われた山頂からは、富士山・南アルプスの展望が素晴らしい。冬には腰ぐらいの雪をかき分け、夏ならヤマギラン・クルマユリと一面のお花畑ー山伏は安倍奥随一の山といえよう。(「静岡の百山」山伏より)…勿論今日は展望などあるわけがないが、2年ぶり通算3回目の山伏登頂🎉🎉🎉。
誰もいない山頂で用心棒と検討する。バーナー出してカップラーメンも、用心棒のコーヒーも諦めて梅ケ島温泉でゆっくり冷えた体を温めよう、と申し合わせ、さっさと下山することを選ぶ。すまんな山伏、またいつか来るよ。撮影:celcy
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誰もいない山頂で用心棒と検討する。バーナー出してカップラーメンも、用心棒のコーヒーも諦めて梅ケ島温泉でゆっくり冷えた体を温めよう、と申し合わせ、さっさと下山することを選ぶ。すまんな山伏、またいつか来るよ。撮影:celcy
西日影沢分岐を左に折れて稜線から離れる。2年前はヤナギランの季節で賑わっている中、ここでトレラン族20名様御一行とすれ違ったが、今日はここまで人っ子一人会わない。静かな山である…いや、寧ろこの天候でこんなとこに居るのがそもそもおかしい😝。
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11/10 13:14
西日影沢分岐を左に折れて稜線から離れる。2年前はヤナギランの季節で賑わっている中、ここでトレラン族20名様御一行とすれ違ったが、今日はここまで人っ子一人会わない。静かな山である…いや、寧ろこの天候でこんなとこに居るのがそもそもおかしい😝。
用心棒が気にしている看板には、山伏仙人と呼ばれている御仁の登山日が記されている。最近は登られて居ないようだ。
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11/10 13:16
用心棒が気にしている看板には、山伏仙人と呼ばれている御仁の登山日が記されている。最近は登られて居ないようだ。
断崖絶壁に掛かる三段🪜を、高所恐怖症のkotohiroがビビりながら降りる。
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11/10 13:22
断崖絶壁に掛かる三段🪜を、高所恐怖症のkotohiroがビビりながら降りる。
そういえば、今日は18時からムスコ🐵の⚽スポーツ少年団の父親🍺会であった。間に合うだか?本当にスポーツ少年団の組織には入団後半年でしっかり取り込まれてしまい、お付き合いも中々大変である。山行できる予定日の確保どころか、家事すらままならない状態だ。
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11/10 13:36
そういえば、今日は18時からムスコ🐵の⚽スポーツ少年団の父親🍺会であった。間に合うだか?本当にスポーツ少年団の組織には入団後半年でしっかり取り込まれてしまい、お付き合いも中々大変である。山行できる予定日の確保どころか、家事すらままならない状態だ。
そんな下界の事で悶々としているkotohiroに、霧中の巨木がせめてここでは無心になれ、と諭す。
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11/10 13:45
そんな下界の事で悶々としているkotohiroに、霧中の巨木がせめてここでは無心になれ、と諭す。
更に雨脚が強まる中、蓬峠に到着。「静岡の百山」では(キノコ岩)とあるがどれのことか?用心棒が気掛かりなのは、この先の崩壊地の通過が無事出来るかである。2年前は下山時にスコールとなり、崩壊地で小石が落下してきて中々危なかったのだ。kotohiro的に山伏は何時も雨、である。
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11/10 14:03
更に雨脚が強まる中、蓬峠に到着。「静岡の百山」では(キノコ岩)とあるがどれのことか?用心棒が気掛かりなのは、この先の崩壊地の通過が無事出来るかである。2年前は下山時にスコールとなり、崩壊地で小石が落下してきて中々危なかったのだ。kotohiro的に山伏は何時も雨、である。
その崩壊地を通過する。2年前より足元は硬く大分余分な土砂は落ちたようだ。落石もなく無事通過。しかしいつまでこの崩壊地を横切ることが出来るのだろうか。付け替えも近いのか?。(蓬峠手前に尾根通しのエスケープルートがあるらしい)
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11/10 14:07
その崩壊地を通過する。2年前より足元は硬く大分余分な土砂は落ちたようだ。落石もなく無事通過。しかしいつまでこの崩壊地を横切ることが出来るのだろうか。付け替えも近いのか?。(蓬峠手前に尾根通しのエスケープルートがあるらしい)
美しき西日影沢コース。幽玄な雰囲気のこれでも十分だが色づいたら最高ですね。
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11/10 14:14
美しき西日影沢コース。幽玄な雰囲気のこれでも十分だが色づいたら最高ですね。
植林地に入ってジグザグに急降下。実は此処も崩壊で道が付け替えられている。
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11/10 14:19
植林地に入ってジグザグに急降下。実は此処も崩壊で道が付け替えられている。
植林地の急降下を終えると、西日影沢コースに何か所かある水場の中で、用心棒お気に入りの所に到着。しかし今日は雨水が混ざっているせいか土の味がした。生水状態なので、それ以上飲めなかったが、また来た時はガブガブ飲んでやるよ😭。
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11/10 14:23
植林地の急降下を終えると、西日影沢コースに何か所かある水場の中で、用心棒お気に入りの所に到着。しかし今日は雨水が混ざっているせいか土の味がした。生水状態なので、それ以上飲めなかったが、また来た時はガブガブ飲んでやるよ😭。
両門の滝。滝下を横切るのだがドラム缶橋が流され、オマケに今日の雨で水位も増している。仕方なく用心棒が、少し下から渡ろうと指示する。
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11/10 14:31
両門の滝。滝下を横切るのだがドラム缶橋が流され、オマケに今日の雨で水位も増している。仕方なく用心棒が、少し下から渡ろうと指示する。
ここを渡るべし、と用心棒は華麗な跳躍で対岸に渡る。果たしてkotohiroは如何に…。
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11/10 14:32
ここを渡るべし、と用心棒は華麗な跳躍で対岸に渡る。果たしてkotohiroは如何に…。
ドボン!!!…笑うなら好きなだけ笑うがよい。撮影:celcy
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ドボン!!!…笑うなら好きなだけ笑うがよい。撮影:celcy
いやらしくも用心棒が🎥を撮影していたので、屈辱の瞬間がこの世に残ってしまった😭。だが、南斗水鳥拳奥義飛翔白麗により、トレランシューズが浸水する瞬間に水面を脱出した事だけはお伝えしておこう。シャオッ!!!
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11/10 14:34
いやらしくも用心棒が🎥を撮影していたので、屈辱の瞬間がこの世に残ってしまった😭。だが、南斗水鳥拳奥義飛翔白麗により、トレランシューズが浸水する瞬間に水面を脱出した事だけはお伝えしておこう。シャオッ!!!
西日影沢コースの名所である大岩(「静岡の百山」では”キヌハタ“岩と記載されている)。用心棒と見比べると、その呆れるくらいの大きさがわかっていただけるだろうか?この基部は見事に雨を避けて乾いていたので、腰を下ろして最後の休憩。
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11/10 14:34
西日影沢コースの名所である大岩(「静岡の百山」では”キヌハタ“岩と記載されている)。用心棒と見比べると、その呆れるくらいの大きさがわかっていただけるだろうか?この基部は見事に雨を避けて乾いていたので、腰を下ろして最後の休憩。
最後の休憩を終えて進む。大岩の先にある、左岸のワンスパンのみ残して木っ端微塵の第三西日影沢橋梁。
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11/10 14:45
最後の休憩を終えて進む。大岩の先にある、左岸のワンスパンのみ残して木っ端微塵の第三西日影沢橋梁。
それを横目に、掛け直された第三西日影沢橋梁を渡る。これが捻るような傾きとなっており、少々イヤらしい。
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11/10 14:45
それを横目に、掛け直された第三西日影沢橋梁を渡る。これが捻るような傾きとなっており、少々イヤらしい。
西日影沢コースの名所?の一つである、ワサビ田跡。朽ち果てつつある小屋ぞ、いと悲しき。
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11/10 14:48
西日影沢コースの名所?の一つである、ワサビ田跡。朽ち果てつつある小屋ぞ、いと悲しき。
西日影沢の枝沢を渡る。とにかく水が豊富な山である。
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11/10 14:56
西日影沢の枝沢を渡る。とにかく水が豊富な山である。
再び西日影沢の渡渉。右手にあるのが第二西日影沢橋梁。こちらも左岸のワンスパン残して木っ端微塵。なので一旦川床に降りる。
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11/10 15:02
再び西日影沢の渡渉。右手にあるのが第二西日影沢橋梁。こちらも左岸のワンスパン残して木っ端微塵。なので一旦川床に降りる。
ここの川幅は広く、ゲリラ豪雨に巻き込まれたら渡渉して帰れるのかわからない。掛け直された第二西日影沢橋梁は、中州を歩いた先の丸木橋。その先の川床から上がる途中の桟道も大分朽ちてきている。ここまでくれば登山口まであと少し。
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11/10 15:03
ここの川幅は広く、ゲリラ豪雨に巻き込まれたら渡渉して帰れるのかわからない。掛け直された第二西日影沢橋梁は、中州を歩いた先の丸木橋。その先の川床から上がる途中の桟道も大分朽ちてきている。ここまでくれば登山口まであと少し。
そういえば、始めて用心棒のサンダル修行僧モードと出会ったのは2年前の山伏だったな…と、物思いに耽っていたところで、西日影沢登山口に到着。まだ終わらんよ!今日は🚗までの林道歩きが残っている。
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11/10 15:14
そういえば、始めて用心棒のサンダル修行僧モードと出会ったのは2年前の山伏だったな…と、物思いに耽っていたところで、西日影沢登山口に到着。まだ終わらんよ!今日は🚗までの林道歩きが残っている。
今日も一つの山行が終わろうとしている。用心棒の背中にも哀愁が漂う。さて、足下の第一西日影沢橋梁の2年前は、排水管が詰まって越水し路上河川になっていた。いつの間にか底ざらいをしたようで、今日は普段の姿を取り戻している。
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11/10 15:14
今日も一つの山行が終わろうとしている。用心棒の背中にも哀愁が漂う。さて、足下の第一西日影沢橋梁の2年前は、排水管が詰まって越水し路上河川になっていた。いつの間にか底ざらいをしたようで、今日は普段の姿を取り戻している。
林道を歩きながら、西日影沢の彼方に聳えている筈の山伏を振り返る。相変わらず姿を見ることは出来ないのだが、念願の安倍川源流三座縦走を果たしてkotohiroは満足満足😄
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11/10 15:28
林道を歩きながら、西日影沢の彼方に聳えている筈の山伏を振り返る。相変わらず姿を見ることは出来ないのだが、念願の安倍川源流三座縦走を果たしてkotohiroは満足満足😄
西日影沢駐車場にデポしていた用心棒の🚗に到着。勿論、他に駐車している🚗なんてあるわけがない。濡れ鼠になってしまったので、楽しみはただ一つ。さあ、風呂だ!風呂だっ!!トロスベの黄金の湯で人権取り戻して湯上がり🍺だっ!!!
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11/10 15:35
西日影沢駐車場にデポしていた用心棒の🚗に到着。勿論、他に駐車している🚗なんてあるわけがない。濡れ鼠になってしまったので、楽しみはただ一つ。さあ、風呂だ!風呂だっ!!トロスベの黄金の湯で人権取り戻して湯上がり🍺だっ!!!
その前に、梅ヶ島温泉駐車場に停めたODYSSEYを回収するために、一旦黄金の湯を通り過ぎてやって来た。お前は今日も遊び人が山歩きしている時も静かに待っていたのな😭。そして背後の霧の彼方に、八紘嶺への稜線が見え隠れしている。今日は彼処を歩いたのだ…と感慨に耽るのは、誰にも止められまい。
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11/10 15:57
その前に、梅ヶ島温泉駐車場に停めたODYSSEYを回収するために、一旦黄金の湯を通り過ぎてやって来た。お前は今日も遊び人が山歩きしている時も静かに待っていたのな😭。そして背後の霧の彼方に、八紘嶺への稜線が見え隠れしている。今日は彼処を歩いたのだ…と感慨に耽るのは、誰にも止められまい。
〆の黄金の湯に到着。残念ながら先述の通りkotohiroは⚽スポーツ少年団父親🍺会のため、身体を洗って湯船に浸かれたのは、僅か10分間だった😭😭😭。俺は看板までゆっくり浸かって行くぞ!!ワハハハ🤩という用心棒を残してkotohiroは下界を目指し、秋雨の降り続くオクシズを後にしたのであった。オシマイ。
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11/10 16:04
〆の黄金の湯に到着。残念ながら先述の通りkotohiroは⚽スポーツ少年団父親🍺会のため、身体を洗って湯船に浸かれたのは、僅か10分間だった😭😭😭。俺は看板までゆっくり浸かって行くぞ!!ワハハハ🤩という用心棒を残してkotohiroは下界を目指し、秋雨の降り続くオクシズを後にしたのであった。オシマイ。
今回も見どころ満載の山行記録でした。
特に終盤の渡渉の場面!
僕の記憶が正しければkotohiroさんが「南斗水鳥拳奥義飛翔白麗」を繰り出すのは、一昨年の毛無山以来だったハズですが、今回は片足水没のダメージを負ってしまっうほどの強敵だったようですね😁
用心棒弟殿が決定的瞬間を捉えた、衝撃的な写真を拝見して思わず吹き出してしまいましたww(ん?🎥って事は動画ですか?)
動画にしろ写真にしろこの1枚はピューリ◯ツァー賞を受賞してもおかしくないと思います!!!
冗談はさておき、怪我無く下山出来て何よりでした。
雨中の山行では、視界の悪さはもちろん、足元が滑りやすかったり、沢が増水したりと危険度も高かったと思いますが、最強ガイドの用心棒弟殿がいれば安心ですね😉
そして下山後の温泉(僅か10分!)→1人で帰宅→18時から23時まで懇親会→翌朝出勤、というハードスケジュールも雨中の渡渉同様大変危険だったと思いますが、こちらも無事乗り越えられたようで何よりです😁
ただ、下山後の温泉にゆっくり浸かれなかったのは残念でしたね。前回も入れませんでしたから😔
年内にもう一度山に行けたら良いですね!お疲れ様でした!
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