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記録ID: 225174
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

常念岳〜蝶ヶ岳縦走 日帰り 素晴らしい景色と雷鳥

2012年09月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
16.4km
登り
2,149m
下り
2,158m

コースタイム

5:10 林道脇駐車 登山開始
5:10 三股駐車場
5:30 三股登山相談所
5:35 三股分岐
8:20 前常念岩室
8:25 前常念岳
9:15 常念岳山頂
10:25 2592mピーク
11:45 蝶槍
11:55 2664.3mピーク
12:25 蝶ヶ岳ヒュッテ
12:30 蝶ヶ岳山頂
12:40 三股と大滝山分岐
13:50 まめうち平
14:25 力水
14:40 三股登山相談所
14:50 三股駐車場
15:00 林道脇駐車
天候 快晴のち晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三股駐車場は70台可能。しかし満タン状態で林道の隙間にかなり多くの車が駐車。
トイレは駐車場にある。
コース状況/
危険箇所等
林道は狭い個所が多いので対向車に注意する。また、落石もあるので踏まないように注意。

駐車場は満車になっている可能性があるので、道路脇に止まっていたらむやみに突っ込まないほうが良い。(早朝は特に)

登山ポストは三股登山相談所にある。早朝はここに人がいて登山届を提出しなければいけない。

登山道で危険な個所は、あまりない。

強いて言えば、三股から常念岳へ向かう途中の梯子を過ぎてからの大きな岩場とザレ場。

常念岳から蝶ヶ岳へ向かう急降下。

蝶ヶ岳から三股へ向かう急降下。これは雨で濡れていると滑りやすい。
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
三股駐車場と手前は林道に駐車している車。
2012年09月16日 05:18撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/16 5:18
三股駐車場と手前は林道に駐車している車。
三股駐車場の先にあるゲート。この先は地道が続く。
2012年09月16日 05:20撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/16 5:20
三股駐車場の先にあるゲート。この先は地道が続く。
三股登山口に至る林道から見た朝日を浴びる常念岳。
2012年09月16日 05:22撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/16 5:22
三股登山口に至る林道から見た朝日を浴びる常念岳。
三股登山口にある三股登山相談所。早朝はここに人がいて、登山届を提出しなければいけない。
下山時刻も聞かれた。
登ってみないとわからないから適当に15時〜16時の間じゃないかなぁって答えた。
2012年09月16日 05:30撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/16 5:30
三股登山口にある三股登山相談所。早朝はここに人がいて、登山届を提出しなければいけない。
下山時刻も聞かれた。
登ってみないとわからないから適当に15時〜16時の間じゃないかなぁって答えた。
三股分岐。ここから常念岳方面と蝶ヶ岳方面に分かれる。
2012年09月16日 05:33撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/16 5:33
三股分岐。ここから常念岳方面と蝶ヶ岳方面に分かれる。
常念岳方面への登山道。原生林の中を登っていく。
2012年09月16日 05:42撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/16 5:42
常念岳方面への登山道。原生林の中を登っていく。
登山途中。樹木の間から見えた蝶槍。
2012年09月16日 07:15撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/16 7:15
登山途中。樹木の間から見えた蝶槍。
登山道は湿地になっている所が多々あり、雨上がりでドロドロ。
2012年09月16日 07:17撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/16 7:17
登山道は湿地になっている所が多々あり、雨上がりでドロドロ。
樹木の間から常念岳が見える。快晴で登高意欲が増す。
2012年09月16日 07:31撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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9/16 7:31
樹木の間から常念岳が見える。快晴で登高意欲が増す。
岩に梯子がかかっている。固定されていない。
2012年09月16日 07:33撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/16 7:33
岩に梯子がかかっている。固定されていない。
梯子を登るとこの素晴らしい景色が見える。あっと驚くほど素晴らしい景色。
右から八ヶ岳・左に南アルプスそして南アルプスの際に富士山。
雲海の上に見える山並み。感動した。
2012年09月16日 07:33撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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梯子を登るとこの素晴らしい景色が見える。あっと驚くほど素晴らしい景色。
右から八ヶ岳・左に南アルプスそして南アルプスの際に富士山。
雲海の上に見える山並み。感動した。
富士山を大きくズームアップ。

雲海の上にありとても綺麗だった。
2012年09月16日 07:33撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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富士山を大きくズームアップ。

雲海の上にありとても綺麗だった。
岩場とザレ場が続く。急登、そして雨上がりで登山道が分からないところもある。
2012年09月16日 07:37撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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9/16 7:37
岩場とザレ場が続く。急登、そして雨上がりで登山道が分からないところもある。
岩場とザレ場が続く。急登、そして雨上がりで登山道が分からないところもある。
2012年09月16日 07:45撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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9/16 7:45
岩場とザレ場が続く。急登、そして雨上がりで登山道が分からないところもある。
常念から蝶ヶ岳への稜線の後方に姿を現した穂高連峰。
右から前穂高岳・穂高最高峰奥穂高岳・涸沢岳・北穂高岳。
2012年09月16日 07:47撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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9/16 7:47
常念から蝶ヶ岳への稜線の後方に姿を現した穂高連峰。
右から前穂高岳・穂高最高峰奥穂高岳・涸沢岳・北穂高岳。
岩場が続く。急登、そして雨上がりで登山道が分からないところもある。
2012年09月16日 08:12撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/16 8:12
岩場が続く。急登、そして雨上がりで登山道が分からないところもある。
岩場が続く。急登、そして雨上がりで登山道が分からないところもある。
2012年09月16日 08:14撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/16 8:14
岩場が続く。急登、そして雨上がりで登山道が分からないところもある。
前常念岩室。岩に囲まれて中に入ることができるのか疑問。
2012年09月16日 08:19撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/16 8:19
前常念岩室。岩に囲まれて中に入ることができるのか疑問。
前常念岳から見た雲海上の山並み。
左から八ヶ岳・右側は南アルプス・南アルプスの際に富士山。
手前に見える山は鍋冠山。
とっても素晴らしい景色。

2012年09月16日 08:19撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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前常念岳から見た雲海上の山並み。
左から八ヶ岳・右側は南アルプス・南アルプスの際に富士山。
手前に見える山は鍋冠山。
とっても素晴らしい景色。

蝶槍。後方は右側が乗鞍岳・左側が御嶽山。
2012年09月16日 08:20撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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9/16 8:20
蝶槍。後方は右側が乗鞍岳・左側が御嶽山。
大天井岳から燕岳へ至る稜線。
2012年09月16日 08:24撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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9/16 8:24
大天井岳から燕岳へ至る稜線。
常念岳。前常念岳から少し登った所から見た。
快晴でとても美しい姿。
2012年09月16日 08:38撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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9/16 8:38
常念岳。前常念岳から少し登った所から見た。
快晴でとても美しい姿。
手前は前常念岳。後方は雲海上の八ヶ岳・南アルプス・南アルプスに際に富士山。
とても素晴らしい景色。
2012年09月16日 08:46撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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9/16 8:46
手前は前常念岳。後方は雲海上の八ヶ岳・南アルプス・南アルプスに際に富士山。
とても素晴らしい景色。
霞沢岳。後方乗鞍岳。その後方左側に御嶽山。
2012年09月16日 08:49撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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9/16 8:49
霞沢岳。後方乗鞍岳。その後方左側に御嶽山。
大天井岳から燕岳へ至る稜線。
後方は鷲羽岳〜水晶岳〜野口五郎岳へ至る稜線。
2012年09月16日 09:02撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/16 9:02
大天井岳から燕岳へ至る稜線。
後方は鷲羽岳〜水晶岳〜野口五郎岳へ至る稜線。
槍ヶ岳。左側の肩に槍ヶ岳山荘が見える。
2012年09月16日 09:05撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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9/16 9:05
槍ヶ岳。左側の肩に槍ヶ岳山荘が見える。
常念岳山頂。後方に槍ヶ岳。そしてクレアです。
2012年09月16日 09:14撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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常念岳山頂。後方に槍ヶ岳。そしてクレアです。
常念岳山頂から見たキレットから南岳・中岳・大喰岳・槍ヶ岳へ続く稜線。
とても素晴らしい景色。
2012年09月16日 09:15撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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9/16 9:15
常念岳山頂から見たキレットから南岳・中岳・大喰岳・槍ヶ岳へ続く稜線。
とても素晴らしい景色。
常念岳山頂から見た前穂高岳・穂高最高峰奥穂高岳・涸沢岳・北穂高岳。
とても素晴らしい景色。
2012年09月16日 09:19撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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9/16 9:19
常念岳山頂から見た前穂高岳・穂高最高峰奥穂高岳・涸沢岳・北穂高岳。
とても素晴らしい景色。
常念岳山頂から見た雲上に見える山並み。
八ヶ岳。右側に南アルプス。そして南アルプスの際に富士山。
とても素晴らしい景色。
2012年09月16日 09:20撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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9/16 9:20
常念岳山頂から見た雲上に見える山並み。
八ヶ岳。右側に南アルプス。そして南アルプスの際に富士山。
とても素晴らしい景色。
常念岳から蝶ヶ岳へ向かう稜線。雲がかかり始めている。
2012年09月16日 09:21撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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9/16 9:21
常念岳から蝶ヶ岳へ向かう稜線。雲がかかり始めている。
蝶ヶ岳へ向かい急降下している途中から見た常念岳。
一気に下る。
2012年09月16日 09:42撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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9/16 9:42
蝶ヶ岳へ向かい急降下している途中から見た常念岳。
一気に下る。
2512mピーク付近から見た前穂高岳〜奥穂高岳〜涸沢岳〜北穂高岳〜キレット〜南岳〜中岳〜大喰岳〜槍ヶ岳へ至る稜線。
とても素晴らしい景色。
2012年09月16日 09:48撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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9/16 9:48
2512mピーク付近から見た前穂高岳〜奥穂高岳〜涸沢岳〜北穂高岳〜キレット〜南岳〜中岳〜大喰岳〜槍ヶ岳へ至る稜線。
とても素晴らしい景色。
2592mピークから見た常念岳。
雲が切れた瞬間に撮った。
ずいぶん遠くまで来た。
2012年09月16日 10:26撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/16 10:26
2592mピークから見た常念岳。
雲が切れた瞬間に撮った。
ずいぶん遠くまで来た。
穂高最高峰の奥穂高岳。右側の肩に穂高岳山荘が見える。
2012年09月16日 10:30撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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9/16 10:30
穂高最高峰の奥穂高岳。右側の肩に穂高岳山荘が見える。
北穂高岳。北峰のすぐ際に北穂高小屋が見える。
2012年09月16日 10:30撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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9/16 10:30
北穂高岳。北峰のすぐ際に北穂高小屋が見える。
蝶槍。雲が切れ見えた瞬間。
2012年09月16日 11:43撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/16 11:43
蝶槍。雲が切れ見えた瞬間。
2664.3mピーク。二重山稜のひとつのピークである。
2012年09月16日 11:54撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/16 11:54
2664.3mピーク。二重山稜のひとつのピークである。
雷鳥。親の雷鳥。
二重山稜の一つ目のピークから蝶ヶ岳へ向かう途中で出現!
今年初めての雷鳥!とても嬉しかった。
雷鳥は絶滅が危惧されているとても大切な鳥。
2012年09月16日 12:04撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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9/16 12:04
雷鳥。親の雷鳥。
二重山稜の一つ目のピークから蝶ヶ岳へ向かう途中で出現!
今年初めての雷鳥!とても嬉しかった。
雷鳥は絶滅が危惧されているとても大切な鳥。
雷鳥。岩の上に居るのが親の雷鳥。下を歩いているのが子供の雷鳥。
2012年09月16日 12:05撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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雷鳥。岩の上に居るのが親の雷鳥。下を歩いているのが子供の雷鳥。
雷鳥。雷鳥の子供。かなり大きくなっている。
2012年09月16日 12:06撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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9/16 12:06
雷鳥。雷鳥の子供。かなり大きくなっている。
雲が切れ姿を現した蝶ヶ岳。
2012年09月16日 12:12撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/16 12:12
雲が切れ姿を現した蝶ヶ岳。
紅葉した登山道と後方に見える蝶ヶ岳。
とてもきれいな景色。
2012年09月16日 12:16撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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9/16 12:16
紅葉した登山道と後方に見える蝶ヶ岳。
とてもきれいな景色。
焼岳。蝶ヶ岳周辺で姿を現す。
北アルプス唯一の活火山である。登山は北峰までで南峰へは行けない。硫黄の噴煙が絶えず上がっている。
2012年09月16日 12:20撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/16 12:20
焼岳。蝶ヶ岳周辺で姿を現す。
北アルプス唯一の活火山である。登山は北峰までで南峰へは行けない。硫黄の噴煙が絶えず上がっている。
蝶ヶ岳ヒュッテ。後方は蝶ヶ岳山頂。
2012年09月16日 12:21撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
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9/16 12:21
蝶ヶ岳ヒュッテ。後方は蝶ヶ岳山頂。
蝶ヶ岳山頂。後方にキレットから槍ヶ岳周辺の稜線。
2012年09月16日 12:27撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/16 12:27
蝶ヶ岳山頂。後方にキレットから槍ヶ岳周辺の稜線。
蝶ヶ岳山頂。後方、霞沢岳。穂高との間に焼岳。
2012年09月16日 12:33撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/16 12:33
蝶ヶ岳山頂。後方、霞沢岳。穂高との間に焼岳。
林道際に停めた車。無事登山終了。林道際にこのように車がいっぱい止まっている。
2012年09月16日 14:58撮影 by  DMC-TZ20, Panasonic
9/16 14:58
林道際に停めた車。無事登山終了。林道際にこのように車がいっぱい止まっている。
撮影機器:

感想

今日は念願の北アルプス。最近の日曜日の天気はイマイチで北アルプスに踏み込むとこができなかった。土曜日に天気を確認。常念岳周辺は晴れ。しかし土曜日は岐阜と愛知北部はいつ雨が降るかわからない荒れた天気。台風も日本に接近中。天気予報を信じて常念岳へ向かうことにした。

深夜1:15家を出発。空には星が輝いている。尾張パークウエーから小牧東インターで中央自動車道。岡谷ジャンクションで長野自動車道へ行き豊科インターで下りる。三股へ向かう林道は舗装されている。細い道なので対向車に注意する。落石も時折あるので踏まないように注意。

暗い中、林道を進んで行くと道路脇に車が止めてある。ここで止めればよかったのを先まで突っ込んでいったら両サイドに車が止めてあり、通れない感じだったのでバックして道路脇に駐車。
物凄い車の量。確かに今日は天気の悪そうな感じのところがある中で、この周辺は天気がよさそうだから余計集中しているのかも知れない。

10年くらい前に来たときは、ここを訪れる人は少なかった。

5:10 薄暗い中、林道を歩いていく。道路脇には多くの車が止めてある。三股駐車場も満タン状態。物凄い人が来ている。ビックリ。

ゲートを過ぎ、未舗装の道路を登山口へ向かう。
三股登山相談所で登山届を出す。
何時に下山されますか?と聞かれたので多分15時から16時の間じゃないかなぁ?と答えた。

三股分岐から常念岳へ向かう。

原生林の中を急登と平坦な所を入れ混ぜながら登っていく。あまり気温は高くなく涼しい。

やがて、時折湿地のような所が多くあるようになる。雨上がりのため、ドロドロになっている。埋まらないように注意して歩く。

樹木の途切れた場所から常念岳が見える。「よーし登るぞ」登高意欲が湧く。

岩場に梯子のあるところを登るとあっと驚く景色に遭遇。目の前に雲海に浮かぶ富士山!手前右側が南アルプス・左側が八ヶ岳とっても素晴らしい景色!しばらく見惚れる。

ここからは、大きな岩とザレ場の混じった急登が続く。雨で登山道の汚れが流されていて、どこがルートなのか分からないところが多少あり、ルートハンティングした。

今まで2回来たときは、このあたりの大きな岩で雷鳥を見たが、残念ながら今回は現れなかった。

前常念岩室は岩に周りを囲まれていて中に入れるのか疑問だった。

前常念岳には標識はなく、三角点がある。ここから大天井岳〜燕岳方面の景色。蝶槍の後方に笠ヶ岳・乗鞍岳の景色。八ヶ岳・富士山・南アルプスの景色。いづれも素晴らしく見える。ここを過ぎたあたりで単独の女の人と話をする。後ろからついて行ったが、この女の人の足は早く山慣れしている感じだった。

上部稜線ルートと合流し一気に人が多くなる。

山頂は多くの人がいた。山頂にいた人と写真を撮り合う。山頂からの景色は素晴らしい。槍から穂高へ至る稜線は感動もの。北方向には大天井岳から燕岳への稜線後方に鷲羽岳〜水晶岳〜野口五郎岳への稜線が見える。しかし、進行していく蝶ヶ岳の南方向には雲が出始める。

ここから、一気に急降下していく。逆ルートの場合はこの急登が、かなりしんどいと思う。大きな岩が重なった場所、ザレ場もある。

登山道は樹林の中に入る。

アップダウンを繰りかえりながら2592mピークに出る。ここから常念岳を振り返るとかなり来たことがわかる。進行方向の蝶ヶ岳方面は雲が多く見えない。
槍から穂高への稜線は雲が時折切れて素晴らしく見える。

ここからまたアップダウンを繰り返し蝶槍に出る。蝶槍手前は少し急登の岩場がある。ここでは雲の中でガスっていて景色は見えなかった。

2664.3mピーク。ここからは雲が途切れ蝶槍が見えた。穂高岳連峰には上部に雲がかかる。槍周辺はよく見える。

ここから、蝶ヶ岳に出るまでの間に、今日はあきらめていた雷鳥が出現!今年は初めての雷鳥。
親の雷鳥が岩の上で、子供たちが6羽くらい下に居た。
写真を撮る。雷鳥の子供はかなり大きくなっていた。

雲が切れ蝶ヶ岳が見える。紅葉している稜線と山頂。とても綺麗な景色だった。

蝶ヶ岳山頂。雲が多い中ではあるがキレットから槍ヶ岳の稜線は見えた。焼岳も見えた。

下山開始。大滝山への分岐を過ぎると時折平坦がある急降下が始まる。雨で濡れていて滑りやすい。急降下が終わると、原生林の中を行く。とても気持ちいい。

まめうち平を過ぎると笹が出現。

力水はこの登山ルート唯一の水場。冷たくてメッチャおいしい。

今回の登山は、まず人が多いのにビックリした。見晴しはとてもよく、富士山・南アルプス・八ヶ岳・大天井岳〜燕岳・鷲羽岳〜水晶岳〜野口五郎岳・穂高連邦からキレットを経て槍ヶ岳・笠ヶ岳・乗鞍岳このような山が見渡せとても良かった。

そして、蝶槍から蝶ヶ岳の間という思わぬ場所で雷鳥に遭遇したことがとても嬉しかった。

とても良い山行だった。

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