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記録ID: 226236
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沢登り
奥秩父

入川谷〜金山沢〜大荒川谷「日帰り」(2012.9)

2012年09月16日(日) [日帰り]
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GPS
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距離
21.5km
登り
1,842m
下り
1,529m

コースタイム

出会いの丘5:00―自転車―入川渓谷キャンプ場手前5:25―赤沢谷出合6:30―金山沢出合8:30―小荒川谷出合10:20―12:10三俣・昼食12:50―稜線13:50―雁坂小屋14:40―出会いの丘16:40
天候 晴れから曇り、一時霧雨
過去天気図(気象庁) 2012年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
出会いの丘に車を置いて、入川谷の観光釣場まで自転車で行く。川又までは国道140号を標高差400mのダウンヒル。川又から観光釣場までは気にならない程度の緩い登りで、途中からダートになる。観光釣場の手前にはキャンプ場。連休で賑わっていた。その手前の待避スペースに自転車をdepoして歩き始める
コース状況/
危険箇所等
・赤沢谷出合までは森林軌道跡の素敵な山道を行き、そこから入川谷本流に降りて遡行を開始する

・入川谷は森の中を緩やかに蛇行しながらの谷歩きが続く。時間が早いため、まだ谷底に陽が降りてこない。最初の通らずは、テンションが上がらず、自然と左岸の巻道を行く。金山沢手前の通らずは、巻くとすると少し上まで登りそう。丁度朝日に照らされて、右岸をへつってみようという気になる。程よい緊張感を楽しみながらへつってゆくと、あとちょっとという所で行き詰まる。ここまで大して濡れずに来たが、もう戻るのも面倒になり、目の前の淵に飛び込んだ。少し泳ぎ岩をつかんで対岸に這い上がった。
大岩の上に乗った流木を丸木橋に渡ると、そこが金山沢の出合いだった

・金山沢に入ると、少しずつ沢の傾斜が増して、それまでの谷歩きが沢登りという感じになる。端正な滝が時折現れ飽きることがない。登れない滝には必ずよく踏まれた巻道がある。ゴンザの滝は少し戻って左岸の高巻道を行く。降りた所には理想的な幕場があり、前の晩に誰か泊まったようだった。小荒川谷手前のゴルジュも左岸から巻く

・小荒川谷を分けると、苔むしたナメ滝が次々と現れる。遠目には難しそうに見える滝も近づくと必ず弱点がある。多くの遡行者を迎えているため、苔が取れてルートは一目瞭然である。人気のある沢って楽だなあと思う

・美しい三俣の景観を眺めながら、昼食休憩をとる。標高が上がったせいか、じっとしていると肌寒い

・詰めは左俣に入る。程なくしてガレの下に水流が消えた。左側に続くガレ場をひたすら詰めて樹林帯に入ると稜線まで僅かな時間で到着した

・山梨側から吹き上げる風がガスとなって、時折霧雨混じりの稜線歩きだった。雁坂峠から埼玉側はガスが取れ、雲間に展望が開けた。思いの外長い黒岩尾根の登山道をもくもくと歩き、明るいうちに出会いの丘に戻ることができた
森林軌道跡を行く
森林軌道跡を行く
入川谷を行く
朝日が降りてくるとホッとする
朝日が降りてくるとホッとする
金山沢手前の通らず
金山沢手前の通らず
右岸をへつってゆく
右岸をへつってゆく
飛び込んだ淵
左から金山沢が出合う
左から金山沢が出合う
端正な滝が現れる
端正な滝が現れる
森の気配が心地良い
森の気配が心地良い
ゴンザの滝
このゴルジュは左岸を高巻く
このゴルジュは左岸を高巻く
小荒川谷が出合う
1
小荒川谷が出合う
苔むした滝が次々に現れる
苔むした滝が次々に現れる
一瞬身構えるが左奥から容易に登れる
一瞬身構えるが左奥から容易に登れる
苔が取れている所がルートのサインだ
苔が取れている所がルートのサインだ
二俣周辺
ナメ滝が続く
三俣手前の滝
左俣、ガレの下に水が消える
左俣、ガレの下に水が消える
森の中のガレ場
ガレ場を忠実に詰めた
ガレ場を忠実に詰めた
ガスに巻かれた稜線に出る
ガスに巻かれた稜線に出る
霧の雁坂峠
雁坂小屋
出会いの丘に戻った
出会いの丘に戻った

感想

夜明けのダウンヒル、森のアプローチ、入川谷のへつり、金山沢の高巻、大荒川谷のナメ滝登り
と、それぞれに楽しく満足の一日でした。

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