笠ヶ岳・笠新道ピストン(日帰り)
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- GPS
- 09:05
- 距離
- 23.5km
- 登り
- 2,517m
- 下り
- 2,506m
コースタイム
新穂高温泉駐車場(3:20)〜笠新道分岐(4:05)〜杓子平(6:25)〜稜線の分岐点(7:25)〜笠ヶ岳山頂(8:25)〜稜線の分岐点(9:45)〜杓子平(10:20)〜笠新道分岐(11:45)〜新穂高温泉駐車場(12:25)
天候 | 曇り→晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
/嫉柿餡の無料駐車場:深夜2:45の時点ですでに満車 ⊃景羚睛料第二駐車場:スタート時もゴール時も余裕あり(スタート500円、6時間毎に500円追加)。ここを利用しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・危険な箇所は特にありません ・登山ポストは左俣林道のゲート横(ニューホタカ前)にあり |
写真
感想
週の前半は、土日とも晴れの予報。そのため、1泊2日で新穂高温泉から鷲羽岳、水晶岳をピストンしようかと考えていた。が、週後半になると土曜日は夕方から雨模様。ということは、山だと午後はダメかもしれない。そのため、急遽、笠ヶ岳の日帰りに変更。
長野県の人しか分からないと思いますが、ここ3週間ほどNHK総合・長野では20時から山関係の特番を流してます。1回目は「ハギトモ(萩原智子)、白馬三山を行く」2回目は「押切もえが挑む!”天空の頂”槍ヶ岳」、そして昨日(9/21)の3回目は「激走!日本アルプス大縦断」。
この日本アルプス大縦断が面白かった。日本海・富山湾から太平洋・駿河湾まで、山々を縦断するレース(トランスジャパンアルプスレース)。タイムリミットは8日間(7日+1日)、走行距離は420km、途中に剱岳、槍ヶ岳、木曽駒、仙丈ケ岳、荒川三山・前岳、聖岳などの山を走破するレース。観ていて正直な感想は「尋常じゃない」です(苦笑)。
で、この時間帯の番組を見ていると睡眠時間が非常に削られます。今回は深夜1時に出発したかったので、これを見ていると睡眠時間が3時間に。しかも、番組観て、若干興奮気味になってしまい、結局1時間程度しか眠れなかった。そんな状態で家を出発。
深山荘横の無料駐車場に一応行ってみると、警備員みたいな人がいて、面倒くさそうに「もう一杯だよ」と。仕方が無いので、有料駐車場をあたることに。しかし、この有料駐車場、7月に来たときは朝8時からしか稼動しなかった(ちなみに7月に来たとき駐車できずに撤退しました。路駐が嫌だったので)。どきどきしながら見に行くと、24時間動いているっぽい。12時間以内に戻ってくるつもりだったので千円なら許容範囲と駐車。
駐車場に入った時間は午前3時。4時くらいまで一眠りしようかと思ったけど、よくよく考えると午前3時から駐車時間スタートしてる。・・・寝てると12時間オーバーするかも。「500円くらい・・・」と思いつつも何となく悔しいので出発することに。
午前3時20分に出発。暗い。しかも、9月に入って登山者が減っている。この時間帯に出るのは槍ヶ岳方面だけ。笠ヶ岳方面は自分以外居ない。若干寂しい思いをしながら、登山届けを出して出発。
順調に笠新道に取り付き、本格的な登り開始。でも、まだ4時で暗い。登り始めて1時間くらいで徐々に明るくなり始める。暗いうちは星も出ていたので、快晴なのか?と思っていたが、意外と雲が多い。それでも、ガスっている訳ではないので槍、穂高はバッチリみえる。これだけでもOKだろう、と登る。
杓子平まで到着すると急に開けて笠ヶ岳がお目見え。おぉ、すごい。槍、穂高が見えるだけの山かと思ってたら、この山だけでも見ごたえある(失礼)。
この段階で、体調がすこぶる良いことに気がつく。ぜんぜん疲れてない。理由を考えてみると、[辰靴なり汗の量が減った ∈2鵑賄个蠅縫好肇奪使ってみた 睡眠不足でナチュラルハイ、の3つくらいが考えられる。個人的にはの影響が大きかった気がする・・・下山時に睡魔に襲われたし。
杓子平から稜線に出るとさらに、北アルプスの北部の山々が見える。すごく雄大な景色が見れて満足。また、水晶岳にしておけば良かったかな、とちょっと後悔(実際には午後から雲が出始めたので選択は間違ってなかった)。
稜線歩きは景色もよかったこともあり順調。1時間ほどで山頂へ。小屋泊の方たちとは稜線ですれ違い、この時間帯に山頂にいる人は誰もおらず、独り占め。また、この時間になり、雲の切れ間も増え良い感じに。早く出発した甲斐がありました(苦笑)。(実際、この天気は1時間程度しか持たなかった)
山頂は風もなく穏やかでご飯をゆっくり食べて下山することに。下山を開始すると30分くらいしてから急に眠気が。歩いているときに眠気が来るなんて今までになかったが、我慢できないほどではないのでとりあえず歩くことに。まあ、1時間寝たか寝ないかくらいの状態だったので眠くならない方が変か。
この眠気を契機に、登りの快調さが嘘のようにつらいくだりになる。
(登りで使っていたストックを「足が鈍る」と下りで使用しなかったのも影響していたかもしれない)
杓子平を過ぎてからは、登りの方が続々と来てすれ違いが大変に。朝は暗かったのでピストンの癖に、どの辺り歩いているのか分からず、なかなか精神的につらかった。
それでも何とか林道までたどり着き、駐車場まで長い平坦な道を歩くことに。行きは暗くて景色がまったく見えなかったが、笠ヶ岳から南につながる山々が近くに見えてなかなかの景観だった。
下山し、温泉に入って、休憩所で15分くらい横になり帰路へ。1時間半くらいだから多少眠くても平気だろう、と出発したが、上高地辺りから観光バスなどが合流し、低速で松本まで戻ることになってしまった。
天気予報は読みどおり。景色も最高に楽しめた。ただ、寝不足だけは頂けなかった。今後は気をつけようと思った。
そのスピードが恐ろしいです(笑)
スゴイですね。
>wakabonさん
はじめまして。
コメントありがとうございます。
地元(長野県松本)に住んでいると「日帰りで終わらせよう」と無理めな計画にしてしまいます
(結果、スピードが必要に・・・)
先週、荒川三山行ったときは1泊したのですが、小屋泊も楽しいし、これからは小屋泊、テント泊を入れて、もう少し楽な山登りにしようと思います。
僕も今年は日帰り中心で,初めて&唯一の小屋泊まりが笠ヶ岳山荘でした。
小屋前200m,100mの「ガンバレ」の文字に「ガンバっとるわ!!」と内心イラッとしてました(笑)
でも足は動かず。
頂上まで登る気力と体力が失せて,初日は曇り&小雨だったことも含め酒を飲み始め。
良く考えたら,初日は7時間の登りと8時間の飲みで。
時間の配分おかしかったんですが(笑)
いやぁ,スゴイ体力ですね。
あの行程をこのペースで行けるとは。
感服です。
早めに小屋に入って酒盛りも良いですよね!
山小屋で飲むビールは格別!!
ただ、今回は日帰りして正解でした。
(翌日の日曜日は朝から雨。しかも平地でも肌寒いくらいの気温になってしまいました)
この雨で一気に秋になりました。
笠ヶ岳、まだ行ってないので参考になりました。
これからはどんどん日が短くなるので来年、自分も日帰りでチャレンジしてみようと思います!
10月初めの連休は焼岳〜西穂〜奥穂を予定してます^^
去年は同じ時期に槍〜穂高回ったのですがイマイチの紅葉だったので、今年はキレイな紅葉を期待して、、、まぁそれより天気次第ですが(笑)
とにかく週末は晴天であるよう祈りましょう
>ken1978さん
コメントありがとうございます。
ken1978さんなら十分日帰りできると思います。
先週末から急激に気温が下がったので10月の連休なら紅葉いけるかもしれません。
連休、私は友人たちとのんびり尾瀬に行ってきます。
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