笠ヶ岳 笠新道ピストン

2024年06月11日(火) [日帰り]

• GPS: 15:08
• 距離: 23.6km
• 登り: 2,260m
• 下り: 2,256m

コースタイム

日帰り

• 山行: 13:00
• 休憩: 3:03
• 合計: 16:03

距離 23.6km 登り 2,260m 下り 2,256m

0:32 新穂高温泉無料駐車場
0:38 0:42 新穂高温泉バス停
0:42 0:44 新穂高登山指導センター
0:47 0:48 新穂高温泉駅
0:52 0:56 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
1:09 1:10 お助け風穴
1:22 中崎橋
1:31 1:35 笠新道登山口
2:56 ブリキベンチ
3:19 3:29 天然クーラー(木の根)
3:40 3:52 天然クーラー(岩間)
4:57 5:00 杓子平
6:32 6:34 笠新道抜戸岳分岐
6:41 抜戸岳
6:46 6:52 抜戸岳分岐
6:55 分岐指導標（仮称）
7:00 7:01 笠新道分岐
7:40 抜戸岩
8:05 8:11 笠ヶ岳テント場
8:24 8:37 笠ヶ岳山荘
8:57 10:03 笠ヶ岳
10:13 笠ヶ岳山荘
10:19 笠ヶ岳テント場
10:41 抜戸岩
11:34 笠新道分岐
11:36 11:42 分岐指導標（仮称）
11:44 11:50 笠新道抜戸岳分岐
12:34 12:43 杓子平
13:30 13:42 天然クーラー(岩間)
13:52 13:55 天然クーラー(木の根)
14:12 ブリキベンチ
15:11 15:17 笠新道登山口
15:31 中崎橋
15:48 15:49 お助け風穴
16:05 16:10 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
16:17 新穂高温泉駅
16:25 新穂高温泉バス停
16:35 新穂高温泉無料駐車場

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

新穂高登山者用無料駐車場　
この時期の平日なのでガラガラ

コース状況／危険箇所等

※6/11現在
■笠新道入口〜杓子平
　標高2100m付近から残雪がぼちぼち。
　雪道に慣れた方なら滑り止めなしでも大丈夫。
■杓子平〜抜戸岳
　8,9割は雪道。抜戸岳の尾根東側は雪の壁。
　前爪付アイゼンとピッケルは必須。
■抜戸岳〜笠ヶ岳　
　ほぼ夏道。テント場周辺など一部雪上の歩行有り。
　こちらも慣れた方なら滑り止めなしでも大丈夫。

12本爪アイゼン、チェーンスパイク、ピッケル、トレッキングポール持参
チェーンスパイク以外は状況に応じて使用しました。

その他周辺情報

ひらゆの森　700円

写真

6/11 0:39

深夜の新穂高センター　
ようやく今年初の新穂高　
槍ヶ岳との二択でしたが今回は笠ヶ岳を

6/11 1:45

登山道の真ん中に　
危うく踏みそうになりました。

6/11 4:12

標高2300m付近　
ここは大きく右に曲がります。雪は硬いですが踏み跡をたどれば慣れた方なら滑り止めは不要。雪が緩む午後からは踏み抜きに注意。

6/11 4:26

標高2350m付近　
ここも遅くまで雪が残る窪地。注意事項は前の写真と同じ。　
そしてこの先左奥の岩の陰に・・・雷鳥の雄が

6/11 4:27

雄の行く先には雌が・・・つがいでした。
ちなみにこの写真の前に撮影した雄は掲載できないほどのピンボケ。日の出前まだ薄明るい状況で暗いレンズの望遠端を使えばそうなるのは必然。コンデジで撮影したほうが良かったかな？

6/11 4:27

枝に乗る雌　
こちらもボケていますがサムネならOKかな？

6/11 4:28

こちらは枝被りしていますがじっとしてくれていたのでピントは合いました。

6/11 4:28

サムネなら許容範囲のボケ(笑)

6/11 4:28

求愛ディスプレイかな？
写っていませんが右側に雌がいます。

6/11 4:28

唯一つがいを1枚に収めた写真ですがピントが奥の枝に合い2羽はボケボケ

6/11 4:28

雌の足環が確認できます。

6/11 4:29

これも一部は枝被りしていますがまともな写り具合です。

6/11 4:30

雌は少し羽ばたいて別の場所へ

6/11 4:30

雌の後を追う雄

6/11 4:33

つがいは槍ヶ岳の下の藪から右側に向かって仲良く飛んで行きました。この辺りは営巣地には不向きなので採餌場でしょうね。

6/11 4:38

ウグイス　
こちらも枝被り

6/11 4:39

槍穂高
マジックアワーは雲が多く綺麗なグラデーションにならなっかたので撮影はしませんでした。

6/11 4:40

西穂高岳〜乗鞍岳

6/11 4:40

槍小槍大喰岳からの薄明光線（天使の梯子）

6/11 4:40

北穂高岳〜涸沢岳　
ほぼ水平な薄明光線

6/11 4:56

杓子平入口手前で日の出を

6/11 4:57

槍ヶ岳の左下 北鎌尾根から

6/11 4:58

杓子平から笠ヶ岳

6/11 4:58

抜戸岳（右 ）

6/11 5:53

杓子平にも日が差してきました。

6/11 6:05

日が当たり始めると雪は一部グズグズに

6/11 6:05

抜戸岳の尾根の手前には雪の壁　
左端には踏み跡がありますが・・・

6/11 6:27

私は雪の壁を

6/11 6:33

よじ登りました。

6/11 6:34

まずは抜戸岳山頂へ　
山頂は見えていません。

6/11 6:39

この雪庇は近々崩落しそうです。

6/11 6:42

抜戸岳山頂到着　
まだ雲が多く眺望はいまいち

6/11 6:42

笠ヶ岳山頂付近にも雲が掛かっています。

6/11 7:16

稜線から新穂高、中尾高原方面を

6/11 7:16

穴毛谷　
冬季のレコも時々上がっていますが私は一生歩くことはないと思います。

6/11 7:18

稜線はほぼ夏道ですが一部雪の上も

6/11 7:37

抜戸岩から笠ヶ岳山荘

6/11 7:39

雲が徐々に薄くなっています。

6/11 7:51

笠ヶ岳と緑の笠(左)、播隆平

6/11 7:53

稜線最後の鞍部

6/11 8:03

笠ヶ岳と小笠　
テント場手前から残雪。ここで再びアイゼン装着

6/11 8:29

小笠へ寄り道して　
小笠と笠ヶ岳を　

6/11 8:33

笠ヶ岳と笠ヶ岳山荘

6/11 8:37

夏道が出ていますがアイゼンを装着しているので雪の上を

6/11 8:57

まずは祠にご挨拶

6/11 8:59

山頂へ

6/11 9:02

到着　
ここで小一時間ほど食事しながらのんびりと

6/11 9:02

笠ヶ岳〜抜戸岳　
遠景は少しぼんやり

6/11 9:03

槍穂高

6/11 9:03

涸沢岳〜焼岳

6/11 9:03

クリヤ谷コース方面

6/11 9:04

南西方面　高山市街がうっすら

6/11 9:04

祠側　
薬師岳、立山方面はまだぼんやり

今年もモンベル岐阜県限定Tシャツで自撮　
カモシカ以外見ることができました。

6/11 9:11

今日も袋麺　
コーラとおやつも欠かせません(笑)

6/11 9:22

豆腐と茄子の麻婆麺　
茄子は冷凍の揚げナスを使用。豆腐なしのレトルトにして茄子だけでも良かったかな

6/11 9:37

今後歩く予定の場所を　
まずは飛騨沢。雪は少なくなっていますが・・・中途半端な雪よりしっかり雪があったほうが歩きやすいです。

6/11 9:38

南岳新道　
カールにはしっかり雪。小屋、テント場周辺にもまだ残っています。

6/11 9:38

白出沢　
浮き石ゴロゴロより歩きやすいかも？　
アビナイヨ岩は出ているそうです。

6/11 9:39

白出沢下部　
天狗沢との合流地点に残雪。
その少し下に重太郎橋がありますがまだ架かっていないそうです。

6/11 9:40

乗鞍岳　
今年はまだ登っていませんが昨年もタイミングが合わず登っていません。

6/11 9:43

クリヤ谷コース　
昨年の秋にクリヤ谷〜小池新道 笠テン泊を計画していましたがコロナ罹患で頓挫。

6/11 9:43

中央にビバーク適地

6/11 9:44

雷鳥岩

6/11 10:00

下山開始時には黒部五郎岳、薬師岳もクリアに

6/11 10:00

双六岳もその背後の山々も

6/11 10:12

小笠と笠ヶ岳山荘

6/11 10:15

槍穂高を眺めながらの稜線歩き
下りはアイゼン無しで雪は適度に緩んで気持ちよく滑り降ります。

6/11 10:30

抜戸岳、槍ヶ岳、大喰岳、中岳　
抜戸岳西側のトラバース道には一部残雪があります。

6/11 10:47

笠ヶ岳と抜戸岩　
笠ヶ岳では一番好きな構図です。行きに撮影したものは雲で空が真っ白だったので帰りのものを採用しました。

6/11 11:33

笠新道分岐

6/11 11:33

振り返って笠ヶ岳　
昼近くなるとまた雲が増えてきました。

抜戸岳〜笠ヶ岳で見た花　
キバナシャクナゲ、ミネズオウ、ヒメイチゲ　
今回見かけたのはこの3種のみ

6/11 11:40

抜戸岳の雪壁に到着　
アイゼンを装着しながらどこから降りるか思案中

6/11 11:45

無難に右端（笠ヶ岳側）から　
ここなら滑落しても夏道、ハイマツで止まります(笑)

6/11 11:51

下りは楽々　
所々硬い場所もありました。

6/11 12:33

杓子平から笠ヶ岳　
山頂、稜線でもっとのんびりしたかったのですが・・・

6/11 12:33

抜戸岳　
これからの時期は午後から発雷確率が上昇するので致し方なしかな

6/11 12:35

杓子平入口から槍ヶ岳〜南岳　
この先も見えますが山の撮影はこれで最後に

6/11 12:35

穂高連峰

ここからは笠新道（杓子平〜登山口）で見た花を　
オオバキスミレ、ベニバナイチゴ　
クロウスゴ、コヨウラクツツジ　
これ以外にもショウジョウバカマ、ヒメイチゲ等

6/11 12:59

ミネザクラ（タカネザクラ）　
色の濃いものから薄いものまで様々あり

6/11 13:14

キヌガサソウ

6/11 13:36

チングルマ　
今回着ていったTシャツのデザインにも

ウワミズザクラ、イワカガミ　
イワナシ、アカモノ　
これ以外にもオオカメノキ、ムラサキヤシオ等も

6/11 15:13

サイハイラン　
近くにはエンレイソウ等

ニッコウキスゲの蕾（日当たりの良い上部）　
ササユリの蕾（樹林帯の下部）　
オオヤマレンゲの蕾（左俣林道　私が知る限りでは3箇所で咲きます）

6/11 16:21

無事帰還　
次回は右俣かな

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

E-M1MarkIII OLYMPUS CORPORATION

感想

よりみち

10年目10回目にしてようやく笠ヶ岳で初雷鳥！！！

毎年1回登っている笠ヶ岳。過去9回の山行では鳴き声を聞いたのが
1回だけでその姿は1度も見たことはありませんでした。
正直笠ヶ岳の雷鳥とはまったく縁が無いのではと思っていました。
昨年も雷鳥が活発になるこの時期に登りましたが杓子平に出た途端
上空を旋回する猛禽類を目の当たりにして意気消沈・・・
つくづく縁が無いのかと

今回の初雷鳥で苦手意識は払拭か？
ひとつ気掛かりなのはこの時期にしては杓子平周辺、抜戸岳〜笠ヶ岳の
稜線上で鳴き声ひとつ聞かなかったこと。猛禽類もいなかったのに・・・

コメント

yamasemi

よりみち さん　こんばんは🌟

昨日駐車場に着くと赤い車が！ 槍方面かと期待してお会いできるかと楽しみに歩き、途中よりみちさんかとお声がけした方から、あの方は0時過ぎに出発されましたとお聞きしました！ 笠ヶ岳だったんですね💦 しかも早い時間からお疲れさまでした。戻った駐車場で、片付けがてらお待ちましたが結局お会いできず。15:30頃駐車場を出て平湯へ向かいました😅

レコ参考に次回は笠ヶ岳目指します😄
笠ライチョウとの出逢いもおめでとうございます♪

よりみち

yamasemiさん こんばんは🌟

先ほど槍ヶ岳レコ拝見しました。またしてもニアミスでしたね。
槍ヶ岳はテント泊の計画を立てているので今回は笠ヶ岳にしました。
ライチョウに逢わず 山頂がのんびりできない状況であれば
お待たせせずにお会いできたかもしれません(-_-;)

次回はいよいよ60回目！
できればその時にお会いしたいですね♪