『雪山テントデビューで蝶ヶ岳』（in・out：中ノ湯bs）

2020年03月20日(金) ~ 2020年03月22日(日)

• GPS: 34:49
• 距離: 44.3km
• 登り: 1,822m
• 下り: 1,836m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:46
• 休憩: 0:28
• 合計: 5:14

距離 15.3km 登り 402m 下り 168m

11:09 中の湯バス停
12:13 太兵衛平
12:45 大正池
13:22 上高地帝国ホテル
13:32 13:42 上高地バスターミナル
13:52 13:55 無料トイレ
13:58 河童橋
14:56 15:11 明神館
15:18 徳本口
16:19 徳沢公衆トイレ
16:23 徳澤園

2日目

• 山行: 8:36
• 休憩: 1:50
• 合計: 10:26

距離 14.3km 登り 1,308m 下り 1,321m

6:11 宿泊地
7:32 7:56 チューダイ広場
11:11 11:20 長塀山
11:22 11:24 カモシカの池
11:51 11:57 妖精の池
12:20 12:24 蝶ヶ岳
12:25 12:30 蝶ヶ池
12:30 12:49 蝶ヶ岳ヒュッテ
12:50 12:51 蝶ヶ池
12:53 13:04 蝶ヶ岳
13:24 13:43 妖精の池
14:05 14:06 カモシカの池
14:11 14:15 長塀山
15:42 15:47 チューダイ広場
16:37 徳澤園

3日目

• 山行: 3:49
• 休憩: 0:25
• 合計: 4:14

距離 14.5km 登り 118m 下り 373m

6:27 徳沢公衆トイレ
7:22 徳本口
7:28 7:42 明神館
8:33 小梨平
8:51 8:54 河童橋
8:55 8:56 無料トイレ
9:01 上高地バスターミナル
9:12 上高地帝国ホテル
9:46 9:48 大正池
10:02 太兵衛平
10:36 10:41 中の湯バス停
10:41 ゴール地点

天候

3/20（小雪）3/21（晴れ）3/22（くもりのち雨）

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車 船

往路　自宅（車：相模原愛川〜松本IC）沢渡第二駐車場
復路　沢渡第二駐車場（車：塩尻北〜相模原愛川IC）自宅

その他周辺情報

【立ち寄り湯】さわんど温泉 梓湖畔の湯　
https://azusakohaann.jimdofree.com/
【食事】そば茶屋 松花

写真

3/20 11:18

〜day1〜
久しぶりの上高地は釜トンから

3/20 11:50

〜釜トンを抜け〜
少し風があります

3/20 12:13

〜霞沢西尾根取り付き〜
行く事があるのだろうか…BCでもやるか

3/20 12:34

〜下界でミスコース〜
川を渡ってしまう(^^;)

3/20 12:44

〜大正池ホテル通過〜

3/20 13:57

〜河童橋〜
静かですね

3/20 13:57

いつものトレランポールにパウダーバスケットを加工し軽量化
2本同時に折れない事を祈ります、それでも久しぶりのテン泊は重いです

3/20 16:21

〜徳澤〜
雪の整地作業が待ってます

3/21 5:57

〜day2〜
雪上なのに今朝は暑くてすぐに寝袋から出れました

3/21 5:58

〜本日の明神〜
圧巻…

3/21 7:18

〜長塀尾根〜
2度目の長塀尾根…
最初から容赦ない…コンタどおりの尾根

3/21 7:19

〜木漏れ日が暖かい〜

3/21 7:25

〜先行者は兎ちゃん〜

3/21 11:52

〜妖精の池〜
ここまでは安全地帯
ここに張ってみたいなんて思えます

3/21 11:57

〜槍登場〜
何度見ていても思わず声が出ます

3/21 12:06

〜蝶ヶ岳ピークがみえます〜
雪がついていないのが風を連想させ

3/21 12:11

〜槍穂〜

3/21 12:12

〜大滝山方面〜
昨年の夏こちらから蝶にアプローチしたを思い出す

3/21 12:22

〜蝶ヶ岳ピーク〜

3/21 12:23

〜常念と私〜

3/21 12:45

冬季小屋を偵察に…
激しい強風のなか
「扉は重いし、虎ロープは凍ってるし」で大変〜！

3/21 12:45

松本の街も見えてる

3/21 12:55

〜まずは主役〜

3/21 12:55

〜槍と常念とヒュッテ〜

3/21 12:55

〜常念の奥に大天井〜

3/21 12:55

〜槍穂とヒュッテ〜

3/21 13:00

〜写真だととても穏やか〜

3/21 13:01

早くしないと相方が飛ばされる！

3/21 13:01

〜アングルを変え！〜
風が呼吸する隙をついて

3/21 13:06

〜明神から大キレット〜
今朝あんなに見上げていた明神が目線に

3/21 13:06

〜離脱〜
帰ります！とりあえず安全地帯へ

3/21 13:11

右端の前穂から生える明神、順に焼岳・乗鞍も参戦

3/21 13:15

そして…何度も見てしまう

3/21 13:15

右に乗鞍、左には写真では不明瞭ですが肉眼ではスキー場を抱える御嶽がどっしり

3/21 13:17

〜また指してる〜

3/21 13:17

槍穂を

3/21 14:43

乗鞍が見えなくなる…

3/21 15:04

ノ―トラックをルーファイしていたら…
自分のスノーシューを自分で踏んで自爆！
思わずフロントフィリップか！？

3/21 15:04

ややかかりが悪く回転不足で横たわり…
サイドフィリップ止まり(笑)

3/21 15:05

至る所に雪が…

3/21 16:38

〜再び圧巻の明神にただいま〜
とても圧倒的です

3/21 16:39

〜我が家に帰宅〜

3/21 16:48

なんか神々しい…

3/21 17:29

〜水つくり〜
猿に威嚇されながら、やつらの足跡がない箇所の雪だそうです

3/21 17:59

〜冬は鍋♪〜

3/22 6:05

〜day3〜
二日間お世話になりました

3/22 6:07

〜本日の明神〜
このあと雨予報…
結果論ですが昨日避難小屋泊にしなくて正解だったかな…

3/22 6:32

徳澤ともお別れ…

3/22 7:15

〜いざ上高地へ〜

3/22 7:23

歩きにくそ（笑）

3/22 7:49

なので脱ぐ
私はもう少しスノーシューを堪能

3/22 8:51

〜復路は河童橋と焼岳〜

3/22 8:54

穂高ともお別れ…

3/22 8:54

〜梓川と焼岳〜

3/22 9:39

〜中千丈沢の取付〜
橋の下にテント張るんだとか

3/22 9:54

〜大正池と焼岳〜

3/22 10:06

〜この旅も終わり〜
この釜トンを抜けると久しぶりの山旅も終わります…
足跡はトンネル上部へ無数に続きますが笑

3/22 10:36

釜トンも終わり…

3/22 10:36

〜無事下山〜
バスの時間まで少しあったので止まっていたタクシー使用♪

3/22 15:19

〜いちごの差し入れ〜

3/22 15:43

〜ご褒美飯〜
ここの山賊焼「わかん並みに大きい！」笑

3/22 16:39

〜カモシカスポーツ松本店〜
時間があったので寄り道
初めて立ち寄りました

3/22 16:39

ここからは鉢伏山方面が良く見えますね
〜おしまい〜

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

SC-02K samsung

感想

RaVieEnRose

【タイトル・テーマ】
『雪山テントデビューで蝶ヶ岳』

―――――――――『最初に』―――――――――
　繁忙期に久しく土日休みの記憶もない中、三連休をとると言う暴挙に
今回はスタート地点に立つまでも苦労の連続
3日間ともに強風予報…
休みをとる為、普段以上に多忙な中、転進案や中止を協議するのに時間をさく
決断力のない私…
　すると相方の「風は強いが天気は悪くない」という言葉に後押しされ即決断
今度はその相方が直前に体調を崩し、またまた決行中止の判断に苦しむ…

――――――――――『感想』―――――――――
「行かないで後悔するより行って後悔しよう」と
何度も中止がよぎる中、釜トンネルに立てた時は今回の山行の半分以上は成功したような気分でした

　強風予報やコロナの影響か、三連休としては静かな上高地
徳澤のテントも少ないと、同じ三連休で張った相方がつぶやきます
　普段クロスオーバードームでフライさえ張らない自分にはテント場の整地作業が新鮮
この日の徳澤は風も抜けなく気温も高い、おかげでぐっすり眠れたのは嬉しい誤算

　当初二日目は避難小屋使用と計画していましたが、最終日の天候が悪い事から空身でピストンに変更、最終日の明神を見てこれで正解だったかと思えました
それでも長塀尾根は長い急登に意識が遠のく…
取付きから序盤はアイゼンで途中踏み抜きが多くなり、せっかくなのでスノーシューにチェンジすると、そのままトップまで歩けてしまう

　さすがに予報どおりピークは暴風でしたが山は見えています
風が呼吸する隙に少し濁った空の、槍穂・常念・大滝山・乗鞍・御嶽を堪能できて幸せ
「妖精の池」まで戻ると風もやみ、この辺りで張れれば大好きな山の「朝と夕」を堪能できるのだろうと、いつかの「夢」としました

―――――――――『最後に』―――――――――
　長い時間、スキーに情熱を注いでいた為、山歴は長いはずなのに雪山は「ど素人」

そんな私の初めて尽くしのテーマは主に3つ
1、初めての雪山テント泊
2、初めてのスノーシュー
3、初めて雪山に3日滞在

　今年から相方のサポートで色々と教わりながらの雪山登山
下手にグリーンシーズンで歩いている事からの自負が邪魔をする部分もありながらも唐松岳・燕・東天狗岳・稲子岳と蝶はテントで歩いてみて一つ気づいたことがある

　ステップアップの仕方が夏山に比べ冬山は同じような山行を繰り返し行う必要があるように感じます

　夏山は一度歩くと、おおよそ想像がついたりイメージがわいたりしますが
冬山は時期（季節）天気・地形・高度によって雪質の状況変化の多様性
それに伴うルート設定・マテリアル選択など多くの経験の必要性を感じる事が出来ました

―――――――――接続した赤線――――――――
「竹村新道の誘惑にノックアウト…山も天気も人も素晴らし過ぎた」〜久々の北アは百高山巡り〜（in：冷沢登山口・out：七倉山荘）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1975736.html

（島々谷〜徳本峠〜霞沢岳ピストン〜小梨平〜焼岳〜中ノ湯）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-962976.html

〜初めてのロングトレイル〜（上高地〜槍沢〜槍ヶ岳〜大キレット〜北穂高〜涸沢ヒュッテ〜奥穂高〜前穂高〜岳沢ヒュッテ〜上高地）『5泊6日』
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-962502.html

―――次回歩いてみたいと思ったルート―――