ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 2278583
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

焼岳

2020年03月26日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:36
距離
6.5km
登り
944m
下り
929m

コースタイム

日帰り
山行
5:35
休憩
0:48
合計
6:23
6:44
8
6:52
6:52
97
8:29
8:29
4
8:33
8:34
110
10:24
11:00
61
12:01
12:01
3
12:04
12:04
42
12:46
12:46
5
12:51
13:02
5
13:07
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2020年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●駐車場:中の湯温泉旅館さま(700円/日)
※ 事前に電話にて確認したところ、宿泊者用駐車場に余裕がある日は駐車可能とのこと。この日は大丈夫とのことだったので、停めさせて頂いた。受付はフロント(6時〜)。
その他周辺情報 ●ごはん:Coffee&Restaurant; 十字路
https://www.deli-koma.com/dk/shop/?clid=1009078
●林道を出発
2020年03月26日 07:02撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/26 7:02
●林道を出発
●樹林帯を気持ちよくハイク
2020年03月26日 07:59撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/26 7:59
●樹林帯を気持ちよくハイク
●見えてきた!
2020年03月26日 08:27撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/26 8:27
●見えてきた!
●広場から見上げる焼岳南峰&北峰
2020年03月26日 08:32撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/26 8:32
●広場から見上げる焼岳南峰&北峰
●下堀沢出合から見た南峰直登ルート
2020年03月26日 09:12撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/26 9:12
●下堀沢出合から見た南峰直登ルート
●直登ルートを登ります
2020年03月26日 09:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/26 9:52
●直登ルートを登ります
●南峰山頂から見た北峰
2020年03月26日 10:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
2
3/26 10:08
●南峰山頂から見た北峰
●山頂からお釜を見下ろす
2020年03月26日 10:08撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/26 10:08
●山頂からお釜を見下ろす
●雪の北アルプスをバックに
2020年03月26日 10:46撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
1
3/26 10:46
●雪の北アルプスをバックに
●うーん。北峰上がれるか・・・悩む
2020年03月26日 10:52撮影 by  TG-4 , OLYMPUS CORPORATION
3/26 10:52
●うーん。北峰上がれるか・・・悩む

感想

新人さん向け企画のはずが、旧人さんのみとなった(笑)雪山企画第2弾。
2週間前に白毛門に行ったメンバーで、雪の焼岳へ。

●焼岳
中の湯温泉旅館の右横の登山口から、つづら折りの林道ではなく、雪のついた斜面を直登。
ばっちりトレースがついている為、ルーファイ&ラッセル不要。
このメンバーでただ雪山ハイクっていうのもなぁと思い、前日の尻セード跡が硬く凍ったトレースを、あえてアイゼンを付けずに登ることにする(笑)。
急登後、なだらかな樹林帯を抜けると、とたんに開けて正面に焼岳が現れた。
南峰と北峰、そして綺麗なカールの下堀沢にはいくつかのシュプール。

下堀沢の出合から焼岳を眺める。
無雪期は北峰が登山対象で、南峰は入山不可。
参考にした「雪山ルート集」でも焼岳北峰のルートが載っていたのだが。
・・・うーん。
下堀沢内を北峰に向かった痕跡は無く、雪の少ない尾根上から北峰に行くのは困難と思われる。
雪はしまっているが、北峰から延びる尾根の斜面にはいくつかの雪崩跡がある。
反して、無雪期には行けない南峰にはばっちりトレースが付いている。
北峰から南峰にトラバースした記録があったというyoshikitoくんからの提案もあり、まずは南峰直登ルートから南峰を目指し、北峰へ渡り、下山は上から様子を見て選択することとした。

雪の状態も良く、気持ちよく南峰へ登っていく。まさに直登。
登り切ったところが、焼岳南峰山頂だった。
北アルプスと、眼下に広がる火口、そしてお釜を縁取る岩稜。
お釜へ滑り降りた跡もあり、富士山を思い出した。

さて、北峰へはどうやって行こうか。。。
お釜の淵の端ギリギリまで行ってみたが、北峰と南峰のコルへの下りは岩壁となっている。
雪が付いていたらクライムダウン出来たかもしれないが、これは難しい。
毎年来ているというボーダーさんが上がって来られたので聞いたところ、例年は雪が付いていて岩は見えていない、とのことだった。
かなり下って、下堀沢を横切るのもなーということで、今回は南峰のみで下山することにした。

気温は高かったが、まだ時間も早かった為、それほど雪は腐っておらず。
先程のボーダーさん達がかっこよく滑り降りてくるのを見ながら、文字通り急斜面を駆け下りたのでした。

気持ちの良い雪山、ありがとうございました!

<反省>
集合時間に、電話で起こされました。ごごごごご、ごめんなさい!!!

yachimayuさんにお願い山行の2本目。今回は、平日の焼岳へ行ってきました。北アルプスの百名山だけど、槍穂などのメジャーどころから離れているので取りこぼしがち。雪不足の今シーズンで、初級者向けかつ雪がまだある場所として候補に挙がった。夏道は北峰へ続いており、南峰は雪面は歩くことのできる冬季しか登れないらしい。晴れた百名山を、夏道以外で登ることができたのはとても良かった。Jrを雪山へ連れて行くのも目的の一つだったので、彼が来られなかったのは残念だな。
BCボード、スキーの方もいて、楽しそうだった。雪面は十分すぎるほどにパックされているので、滑走斜面としてはほとんどゲレンデに近いと思うが、景色の良い百名山を滑ることは大変気持ち良いだろう。気候が安定していれば難しくなさそうだし、スキーでも来てみたい。

7:00に中の湯温泉を出発。よく晴れて気温は高いが、雪面はしっかり固まっていた。下部はアイゼンを履いても良いような状況だったが、あえて登山靴で歩く練習をする。冬靴のコバで雪面をけり込み、そっと重心を移しながら歩いた。沢でのスラブ登攀に似た感覚があった。
広場の少し上で小休止を取り、ルートを見極める。計画では北峰(夏道はこちらに進んでおり、容易と考えていた)は沢地形を登っていくルートで、まあ発生確率は低いだろうが雪崩たり..と気持ちが悪い。南峰は少し直登の後、尾根伝いを行けるのでより安心に見えた。相談して、南峰直登ルートで上がったあと、逆ルートではあるが記録のあった北峰-南峰稜線ルートを観に行くことにする。
アイゼンを装着して、南峰へ向けて300mほど直登する。結構しんどいが3時、9時、フロントと歩き方を変えつつ標高を稼いだ。山頂は期待通りの360度ビューで、yachimayuさんが出張先で調達してくれたイチゴをいただいたりしながら、ゆっくりと休憩した。
稜線沿いに北峰へ行けるかどうか確認しに、尾根を少し進んだが岩が露出した急斜面で危なそう。。ということで今回は引き返すことになった。自分はまだまだアイゼンの岩場歩行に慣れていないので、稜線を歩くだけでも緊張した。アイゼンの足裏感覚が必要。下山は思いのほか雪が腐っておらず、快適。もっと状態が良ければ走って降りたりできるらしいので、来シーズンは是非とも体験したいな。
山の話や会の昔話、終始楽しかったです。また、よろしくお願いします。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1578人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
新中ノ湯コース
利用交通機関: 車・バイク、 タクシー
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら