焼岳
- GPS
- 06:36
- 距離
- 6.5km
- 登り
- 944m
- 下り
- 929m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※ 事前に電話にて確認したところ、宿泊者用駐車場に余裕がある日は駐車可能とのこと。この日は大丈夫とのことだったので、停めさせて頂いた。受付はフロント(6時〜)。 |
その他周辺情報 | ●ごはん:Coffee&Restaurant; 十字路 https://www.deli-koma.com/dk/shop/?clid=1009078 |
写真
感想
新人さん向け企画のはずが、旧人さんのみとなった(笑)雪山企画第2弾。
2週間前に白毛門に行ったメンバーで、雪の焼岳へ。
●焼岳
中の湯温泉旅館の右横の登山口から、つづら折りの林道ではなく、雪のついた斜面を直登。
ばっちりトレースがついている為、ルーファイ&ラッセル不要。
このメンバーでただ雪山ハイクっていうのもなぁと思い、前日の尻セード跡が硬く凍ったトレースを、あえてアイゼンを付けずに登ることにする(笑)。
急登後、なだらかな樹林帯を抜けると、とたんに開けて正面に焼岳が現れた。
南峰と北峰、そして綺麗なカールの下堀沢にはいくつかのシュプール。
下堀沢の出合から焼岳を眺める。
無雪期は北峰が登山対象で、南峰は入山不可。
参考にした「雪山ルート集」でも焼岳北峰のルートが載っていたのだが。
・・・うーん。
下堀沢内を北峰に向かった痕跡は無く、雪の少ない尾根上から北峰に行くのは困難と思われる。
雪はしまっているが、北峰から延びる尾根の斜面にはいくつかの雪崩跡がある。
反して、無雪期には行けない南峰にはばっちりトレースが付いている。
北峰から南峰にトラバースした記録があったというyoshikitoくんからの提案もあり、まずは南峰直登ルートから南峰を目指し、北峰へ渡り、下山は上から様子を見て選択することとした。
雪の状態も良く、気持ちよく南峰へ登っていく。まさに直登。
登り切ったところが、焼岳南峰山頂だった。
北アルプスと、眼下に広がる火口、そしてお釜を縁取る岩稜。
お釜へ滑り降りた跡もあり、富士山を思い出した。
さて、北峰へはどうやって行こうか。。。
お釜の淵の端ギリギリまで行ってみたが、北峰と南峰のコルへの下りは岩壁となっている。
雪が付いていたらクライムダウン出来たかもしれないが、これは難しい。
毎年来ているというボーダーさんが上がって来られたので聞いたところ、例年は雪が付いていて岩は見えていない、とのことだった。
かなり下って、下堀沢を横切るのもなーということで、今回は南峰のみで下山することにした。
気温は高かったが、まだ時間も早かった為、それほど雪は腐っておらず。
先程のボーダーさん達がかっこよく滑り降りてくるのを見ながら、文字通り急斜面を駆け下りたのでした。
気持ちの良い雪山、ありがとうございました!
<反省>
集合時間に、電話で起こされました。ごごごごご、ごめんなさい!!!
yachimayuさんにお願い山行の2本目。今回は、平日の焼岳へ行ってきました。北アルプスの百名山だけど、槍穂などのメジャーどころから離れているので取りこぼしがち。雪不足の今シーズンで、初級者向けかつ雪がまだある場所として候補に挙がった。夏道は北峰へ続いており、南峰は雪面は歩くことのできる冬季しか登れないらしい。晴れた百名山を、夏道以外で登ることができたのはとても良かった。Jrを雪山へ連れて行くのも目的の一つだったので、彼が来られなかったのは残念だな。
BCボード、スキーの方もいて、楽しそうだった。雪面は十分すぎるほどにパックされているので、滑走斜面としてはほとんどゲレンデに近いと思うが、景色の良い百名山を滑ることは大変気持ち良いだろう。気候が安定していれば難しくなさそうだし、スキーでも来てみたい。
7:00に中の湯温泉を出発。よく晴れて気温は高いが、雪面はしっかり固まっていた。下部はアイゼンを履いても良いような状況だったが、あえて登山靴で歩く練習をする。冬靴のコバで雪面をけり込み、そっと重心を移しながら歩いた。沢でのスラブ登攀に似た感覚があった。
広場の少し上で小休止を取り、ルートを見極める。計画では北峰(夏道はこちらに進んでおり、容易と考えていた)は沢地形を登っていくルートで、まあ発生確率は低いだろうが雪崩たり..と気持ちが悪い。南峰は少し直登の後、尾根伝いを行けるのでより安心に見えた。相談して、南峰直登ルートで上がったあと、逆ルートではあるが記録のあった北峰-南峰稜線ルートを観に行くことにする。
アイゼンを装着して、南峰へ向けて300mほど直登する。結構しんどいが3時、9時、フロントと歩き方を変えつつ標高を稼いだ。山頂は期待通りの360度ビューで、yachimayuさんが出張先で調達してくれたイチゴをいただいたりしながら、ゆっくりと休憩した。
稜線沿いに北峰へ行けるかどうか確認しに、尾根を少し進んだが岩が露出した急斜面で危なそう。。ということで今回は引き返すことになった。自分はまだまだアイゼンの岩場歩行に慣れていないので、稜線を歩くだけでも緊張した。アイゼンの足裏感覚が必要。下山は思いのほか雪が腐っておらず、快適。もっと状態が良ければ走って降りたりできるらしいので、来シーズンは是非とも体験したいな。
山の話や会の昔話、終始楽しかったです。また、よろしくお願いします。
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