記録ID: 2278636
全員に公開
雪山ハイキング
東北
羽保屋山、小雪沢の滝
2020年03月25日(水) [日帰り]
- GPS
- 16:00
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 459m
- 下り
- 433m
コースタイム
(羽保屋山まで)
06:47大館市街地出発〜県道2号線東進
07:49雪沢で左折し北上
08:14 T字路左折〜「二ツ屋橋」〜「長木沢林道」
08:19羽保屋山登山口
(羽保屋山)
08:20登山開始〜吊り橋〜倒木回避
08:33倒木回避
08:37「御滝」分岐点
08:50 Y字路左折〜残雪〜倒木乗り越え
08:58「中御殿」でかんじき装着
09:06再出発
09:14片流れの道
09:50右に逸れ杉の回廊へ
10:03前岳を下り登り返し
10:18羽保屋山山頂
10:52下山開始
11:01登り返し〜前岳を下りる
11:28片流れの道を抜ける
11:33「中御殿」〜残雪終了
11:51「御滝」分岐点
11:55倒木回避
12:04倒木回避〜吊り橋
12:08自転車回収〜元の道を南下
(小雪沢の滝)
12:33県道2号線へ右折し西進
12:55「四十八滝温泉」看板の角で右折
13:08二段の砂防ダム
13:02滝発見
13:25引き返す
13:43県道2号線に出て西へ
13:48「清風荘」
14:40再出発〜帰路
06:47大館市街地出発〜県道2号線東進
07:49雪沢で左折し北上
08:14 T字路左折〜「二ツ屋橋」〜「長木沢林道」
08:19羽保屋山登山口
(羽保屋山)
08:20登山開始〜吊り橋〜倒木回避
08:33倒木回避
08:37「御滝」分岐点
08:50 Y字路左折〜残雪〜倒木乗り越え
08:58「中御殿」でかんじき装着
09:06再出発
09:14片流れの道
09:50右に逸れ杉の回廊へ
10:03前岳を下り登り返し
10:18羽保屋山山頂
10:52下山開始
11:01登り返し〜前岳を下りる
11:28片流れの道を抜ける
11:33「中御殿」〜残雪終了
11:51「御滝」分岐点
11:55倒木回避
12:04倒木回避〜吊り橋
12:08自転車回収〜元の道を南下
(小雪沢の滝)
12:33県道2号線へ右折し西進
12:55「四十八滝温泉」看板の角で右折
13:08二段の砂防ダム
13:02滝発見
13:25引き返す
13:43県道2号線に出て西へ
13:48「清風荘」
14:40再出発〜帰路
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自転車
この時は前日の早朝にまた少し雪が降って薄く積もったのだが、幸いその日の内に融けてくれてホッとした。最初は小坂町の方の新規の低山開拓でもしようかと思ったのだが、何だか無性に広い眺望が見たくなって、予定を羽保屋山に変更した。この日本と云う国は丸ごと認知的な檻の様なもので、殆どの人間は自分の周囲半径5mで閉じた世界に住んでいる。妄想と偏見で懲り固まった、余りに違う現実を見ている人々ばかりの社会で暮らしていると、一人で居る間だけが自由でいられる。世間では新型コロナウィルス対策に対する危機感が全く無くて呆れるばかりだが(政府は被曝問題と同じ要領でこちらも乗り切ろうとしているのだろうが、残念なことにこのウィルスは放射線より誤魔化しが利かない。問題がずるずる長期化するのは必至だろう)、幸い私の場合は誰も居ない所に行く訳だから然程用心も必要無い。 そろそろ暖かくなって来たかなと思い、冬期よりやや早めの7時前に家を出たのだが、これが失敗。先ずは県道2号線(樹海ライン)で東へ向かうのだが、大明神辺りまで来ると所々路面が凍結していて物凄く危険(しかもこの辺は歩行者用のスペースが殆ど無い)。平野部ではもうこんなことは無いのだが、山間部の山の影が落ちる部分ではまだ凍結の用心が必要らしい。仕方無く、何度か自転車を下りて押して歩き、それ以外の箇所もスピードを落とさざるを得なかった。 雪沢小学校跡まで来たら左折し今度は北上。肥料の臭いが一寸鼻を衝く。二ツ屋の辺りまで来ると、ここは毎回急に寒くなる。標高170〜180mの辺りでいきなり2〜3℃下がる感じ。山の影が落ちている所為だろうか。材木置き場の先のT字路は左折して二ツ屋橋を渡るのだが、その先の林は伐採されていてすっかり風景が変わっている。その儘田んぼを横目に「長木沢林道」を進んでいると、やがて右手に鳥居が見えて来る。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
(羽保屋山) 鳥居の脇に駐輪し、鳥居の右手に延びている未舗装路を下り、駐車スペースを過ぎると「大川目沢」を渡る吊り橋。人に依ってはここが一番の難所。橋を渡ったら右手の沢に沿って登るのだが、向こう岸から倒れて来た倒木が2ヶ所、道を塞いでいる。もう大分融けているだろうと期待していたのだが、残雪が結構有る。だが固く締まっているのでかんじき無しでも問題無い。雪の他にもここは毎回ぬかるみが鬱陶しい。 沢を左に離れると「御滝」分岐。右手の御滝方面は相変わらず整備されていない様だ。左の杉林の中を進むと、暫く雪は全く無くなる。伐採用なのか分岐路が幾つも有るので注意。登山道以外の道は大抵薮化しているので見分けが付くが、一ヶ所だけ紛らわしいY字路が有るので注意。そこは左上へ(標高320m位)。その先で再び残雪が出現し、今度は何度も踏み抜いてしまうので面倒。太い倒木を乗り越えると、その先が「中御殿」。その先の道もずっと雪が積もっている様なので、少し道を外れてかんじきを装着。 雑木林の中をかんじきを履いて登ってみたが、かんじき有りでも踏み抜きが多く難渋する。やがて標高390m位から厄介な片流れのジグザク道が始まる。無雪期でさえここは歩き難い片流れに加え、イバラと笹が鬱陶しい(季節に依ってはフキノトウが道を覆いつくしていることも有る)のだが、踏み抜きの多い残雪のお陰で更に歩き難い難所と化している。背後に段々眺望が広がって来るのだが、どうもそれどころではない。途中から風が強くなって来たのも面倒だ。右のかんじきが何度も外れてしまう為、途中から諦めて手に持って行く。 やがて片流れが終了すると右手の狭い杉の回廊に移り、前岳を通過して登り返して頂上に向かうのだが、この辺から周囲の眺望が大きく開けるので、風景を楽しみながらゆっくり進む。山頂では壊れかけた祠とやや大きな三角点が迎えてくれるが、眺望は山頂直下の方が広い。見えないのは木々に遮られた北側だけ。日も照って気持ちが良いし昼寝でも、と思ったのだが、風がやたらと強くてこれは断念した。この時期は高い山にだけ雪が残っているので、山座同定が比較的容易だ。 下山時はかんじきは外して行く。どうも調整が悪いのが片方が直ぐ脱げるし、かんじきを着けていようがいまいが踏み抜く時は大差無い。それに片流れの箇所ではかんじきが無い方が小回りが利くし、かんじきの紐に湿った雪がどっさりくっついて歩き難い。登山時に比べて雪が融けて来たのか、更に踏み抜き易くなっていて面倒。どうも春先の残雪は余り好きにはなれない。特にトラブルも無く登山口まで戻る。 (地理院地図の道が微妙に違っていそうな気がしたので、ルート図は他の方々の山行記録を参考にして作成したが、当てずっぽうである。) (小雪沢の滝) 南下して県道2号線へ右折して西へ戻り、「四十八滝温泉」の看板の角で右折して未舗装路に入る。今回のお目当ては「滝ペディア」に載っていた落差25ものでかい滝(http://www.takipedia.com/index.php?page=detail&id=2554&date=)だ。これは大館市内では岩瀬渓流の30m級の滝に次ぐ大きさなのだが、どうもこの記事に記載されている位置の周辺にはそれらしい滝が有りそうな予感はしなかった為、半信半疑だった。取り敢えず「四十八滝温泉」の裏手を通って短い橋を渡り、未舗装路を進む。地図に記載の無いミニ滝が幾つか有るが、目標は勿論それらではないだろうから、先へ進む。割と高低差が無いので自転車でも楽に進める。 やがて長木川の支流と接近する、先の記事に記載されていた場所の近くに来るが、木々に遮られてよく見えないが、やはりどうもそれらしきものは見当たらない。その先どうするかを決めない儘、取り敢えず林道のサイクリングを楽しむ。この道から鍋越山の鞍部に至る分岐道が延びている筈だが、それらしきものは見当たらず、代わりに地図に記載の無い分岐路が3つ有った。やや大きな2段になった砂防ダムを見付けるが、これも違うだろう。 更に先へ進んでヘアピンカーヴを2つ過ぎて東へ針路を転じて少し進むと、何やら滝らしい音が。道端に長いピンクのテープが巻かれている所の少し先に、どうやら落差25mは確かに有りそうな細長い滝を発見。大分位置がずれているが、恐らくこれだろう。残念ながら木々が邪魔して一望出来るポイントは発見出来ず、道の脇は深い谷底になっていて、下から接近するのも無理そうだ。周囲の整備状況が悪くてよく見えない滝を見付けるのはこれで何度目だろう。 (作成したルート図の滝の位置はアバウトである。) |
その他周辺情報 | (「清風荘」) 小雪沢の林道を抜けた後は少し西に移動して温泉宿の「清風荘」へ。入浴料350円(消費増税後も値上げしていない様だ)。サウナと、熱い内湯と、やや熱い露天の木の風呂と、ぬるい露天の岩風呂。シャンプーとボディソープ付き。露天風呂からは鳳凰山の東隣の山並みが間近に迫り、開放感が有る。水風呂は無いが、この季節は外気に肌を曝しているだけで寒くなる。 |
感想
(羽保屋山)
以前にも何度か書いたが、車のことしか考えられていない県道2号線と、途中の片流れの道が無ければもっと頻繁に来たい山。市内の山の中では眺望に大変恵まれている方。だが残雪はやはり鬱陶しい。この時期はまだ低山を巡っていた方が良いだろう。
(小雪沢の滝)
一寸距離は有るがそこに至るまでの道には高低差は無く、到達するのに大した労力は要らない。だがやはり木々が邪魔してよく見えないのが残念。観光名所にするには一寸微妙。
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