赤岳主稜 フリーソロ
- GPS
- 09:55
- 距離
- 22.6km
- 登り
- 1,783m
- 下り
- 1,769m
コースタイム
- 山行
- 8:07
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 9:56
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
この時期は、昼間に解けた雪が早朝に凍ってガチガチのアイスバーンになっています。下山時は気温が高くなり、登山道は水浸しでした。ところどころ土も見えていてアイゼンの脱着が面倒…チェーンスパイクがあると便利です。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
ゲイター
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
水筒(保温性)
地図(地形図)
トポ
ヘッドランプ
ロールペーパー
携帯
時計
サングラス
ツェルト
カメラ
ハーネス
ヘルメット
ロックカラビナ
セルフビレイランヤード
アイスアックス
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感想
赤岳主稜に行ってきました。本当は3月上旬にパーティで行く予定でしたが、コロナの影響で流れてしまいました。来年に宿題を持ち越すのもどうかと思い、天気もよさそうなのでフリーソロで行ってきました。結果的にあり得ないくらいの快晴。下山後日が暮れるまで、雲一つない空でした。
●アクセスについて
八ヶ岳山荘へ駐車して歩いていきましたが、結果的には赤岳山荘までクルマで行けました。路面は凍結していましたが、湿った土が凍っているだけなので、2輪駆動車でも行けると思います。ただ、ダートで凸凹道なので、車高が低いとクルマの床下を擦りそうです。
●登山道の状況
北沢・南沢コース分岐から凍結が始まります。しばらく進んでからチェーンスパイクを付けました。下山時は気温が上がり、氷+雪解け水でさらに滑りやすい状態になっていました。
●赤岳主稜
このルートは、岩登り、雪稜、岩登り、雪稜、を繰り返すので、雪稜部分はダブルアックスのほうが安心して登れます。特にこの時期の早朝は雪解け水が凍結してガリガリなので、モノポイントアイゼンにして正解でした。
岩登りの時だけは、シングルアックスにして左手で岩のホールドを持ったりして登りました。それほど難しくないと思いますが、ロープなし・落ちられないので、岩へのアイゼンの置き方は慎重にしました。ところどころピンが打ってありましたが、古いハーケンの場合もあり、しかもそれほどピンが多くない(厳冬期だと見つけにくい気が)ので、ロープがあっても慎重に登らないとヤバそうです。
個人的には、核心と言われるチョックストーンよりも、第6ピッチの右側に回り込んで直上するほうが難しく感じました。第6ピッチのルート、間違っていないと思うんですが…。
nyajilaさん、こんにちは!
赤岳主稜(私らの大昔はメインリッジって呼んでましたけど)、懐かしくて、写真一つずつを拡大しながら、昔の記憶をよみがえらせて楽しみました。
私が登ったのは半世紀以上も昔の12月中旬でしたけど、もっと雪が着いていました。今回の状態だとガリガリ凍結で、氷雪の部分は難しかったのではと思いました。確かに岩自体は難しくはないですが、ソロで登るのはガッツありますね〜!
チョックストーンよりも第6ピッチの・・・、ピッチ数は覚えていませんが、最後の方の「右に回り込んで直上」の箇所は一番難しかった記憶があります。
いやー、久々に興奮して楽しんでしまったレコでした。
f15eagleさん、こんにちは! レコを楽しんで頂けて、アップした甲斐がありました(笑) 赤岳主稜よりメインリッジのほうが、呼び方がカッコいいですね。
ソロで行くべきか、ずいぶん迷ったのですが、良い天気が背中を押してくれました。今は道具が進化しているので僕みたいなクライマーでもソロで行けますが、たぶんf15eagleさんが登られた半世紀前のほうが難しかったんだろうと思います。ところどころに古いハーケンや、アイゼンの歯で削れた岩を見て、先人のクライマーに思いを馳せながら登っていました。第6ピッチのルート、もたもたしているうちに腕がパンプしてきて、ちょっと危なかったです(笑)
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