焼石岳(東成瀬三合目から)
- GPS
- 08:13
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,018m
- 下り
- 1,010m
コースタイム
天候 | 曇一時晴、のち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
焼石林道入ってすぐ右にトイレあり、林道は轍以外は草が伸びている。登山口にはポストなし。 焼石神社から山頂へは露岩の上や潅木の中など足場の良くない所を登る。 姥石平を過ぎ、東焼石と焼石神社の分岐あり。ここから焼石神社に向かうと、道の判別はつくが、笹が覆いかぶさって足元が全く見えない藪漕ぎ状態、足元注意。 |
写真
感想
国道397号線で西へ、県境の大森山トンネルを過ぎて1km程下ると右に焼石岳登山口の表示がある。いきなり1車線の狭い林道に入る。最初は狭いが砂利の道で、少しで右にトイレあり。更に林道は狭くなり、轍以外の真ん中には草が生えているので、車の腹に当たっているが、石は無いようだ。幸い対向車なく、7分程で終点。15台ほど駐車可能、7時に到着で他の車はなし。登山口から最初緩やか、次いで普通の山道で100m程登る。大森山のトラバース道となり、木がきれたところからは鳥海山が見える。今日朝一番なので、蜘蛛の巣がからむ。釈迦ザンゲは右に巻き道を通る。5合目で上からの道を合わせ、トラバースから主に下りとなり、川の音が聞こえるようになる。すぐ川沿いに出て、サインを探しながら上流へ、第一渡渉点前の高巻きは不要、河原がよい。第一渡渉点で右岸から左岸へ、水量少なく石の上を渡れる。ここで休憩。すぐに第二渡渉点で左岸から右岸へ。石の間、ついで湿地的なところを通り、第三渡渉点で右岸から左岸へ、この後すぐ6合目。しばらく川沿いの道を進むが、一部高巻き道あり。徐々に川から離れて樹林の中を行き、緩い登りとなり、7合目柳瀞へ。眺望が開け、緩い登りで、山頂方面が見えるようになる。長命水を通過、八合目焼石沼に着く。周りの山の見晴らしがよく、鳥海も見える。天候は、時々晴れるようになる。ここから9合目まで200mの登りだが、開けた潅木の中の登りで、それほどきつくない。気温が高くない(15℃位か)ので、それほど汗もかかず快調。露岩の山が見えて、それに向かってトラバースするようになると、9合目焼石神社。露岩の方向が山頂への道で、20mほど登ると焼石神社である。さらに右から露岩の上や潅木の中など足場の良くない所を登る。最後に笹がかぶさった中を登るが、笹は朝露の保水力が強く、濡れてしまう。(ここは短いが、後でもっとひどいことになるとは)割とあっけなく焼石岳山頂に着く。
山頂ではほぼ晴だが、遠望はきかなくなっていた。東成瀬から途中もずっとひとりだったのだが、山頂には4人いた。中沼からだそうだ。泉水沼から東焼石を回って帰ることにする。山頂から下に見える泉水沼へ下っていくが、こちらの道は歩きやすく、中沼からがメインルートのようで、沼を過ぎた姥石平では団体も登ってきた。分岐から緩い登りで東焼石に向かう。東成瀬への分岐を分け、右に向かう。緩い登り、次いで平坦な道で東焼石岳山頂へ。ここは雲の中だが、無風。焼石が見えたり、隠れたり。下りにかかるが、分岐の手前で右にショートカット出来そうだったので、しばらく進むが道がなくなる。本来の道の赤布が200m先に見えるが、湿原を行くことになるし、分岐まで戻ることにする。分岐から道を行くが、5分くらい進むと、道は判るが、笹が覆いかぶさって一見藪漕ぎ状態になる。足元が全く見えないし、岩が所々にあり、その上の苔が曲者で滑りやすく、一回転倒。その後も藪漕ぎ状態は峠まで続く。9合目に出てほっとして、休憩。ここから下っていくが、雨が落ち始めた。8合目直前で結構降ってくるし、この後ほぼ樹林帯なので、ポールは片付けて、傘で行くことにする。本降りになってきたので、ザックカバーをする。結構降っているので、川の増水が心配されたが、問題はなかった。その後、雨は止み、樹林、草の中では結構濡れるが、さぼど苦労せず、登山口に到着した。
標高差はあまりないが、距離は長いルートだった。焼石岳は船形山や鳥海山と似たところがあるいい山だった。今回、紅葉の気配は全くなかった。花の季節や残雪期はもっと良いだろう。花と紅葉のはざまで、登山者は多くなかった。中沼からはもっと多いと思うが、土曜なのに、東成瀬からは車3台、4名だったと思う。
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