雁戸山・南雁戸山
- GPS
- 08:05
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 807m
- 下り
- 792m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
関沢分岐から滑川分岐の間、雁戸山の下り、泥濘で滑りやすい。 前山のトラバースは倒木や木の根、木が斜めに生えているので、それらを乗り越えていくのでアスレチックのようだ。 |
写真
感想
仙台西道路を出たら濃霧だったが、笹谷峠では完全に晴れるが峠の風はかなり強い。駐車場の対面のコンクリート道路を無線中継所方面へ向かう。すぐに右に北蔵王縦走路雁戸山方面の道標に従い登山道に入る。しばらく高い草の中のごく緩い登りの道を行き、徐々に樹林の中の緩い登りとなる。樹林の中のトラバース道、屈曲点を経て樹林帯の登りとなる。道は段々滑りやすい、えぐれた土の道となる。
登山道入口から50分程で関沢への分岐点へ到着。樹林帯のそれ程急でない登りが続くが、道は滑りやすいし、気温が高いので汗はかくし、あまり調子は上がらない感じである。
カケスが峰からの宮城ルートを合わせ、前山のトラバース道に入る。この道は登りはないものの結構きつい。滑川分岐に出ると眺望が開け、神室岳、大東岳、山形市街が良く見える。蔵王方面は1700メートル以上が雲の中で、熊野岳は見えない。行く手の前峰と雁戸山への急な尾根(蟻の戸渡り)がきれい。
尾根は急だが低い潅木の中の土の道が多くあまり高度感はないが、一部は岩を登る。今日は強風なのでその点は注意。分岐から見える急な峰へは6分、雁戸山は次の次のピークである。同じような道が続き、最後に一登りして雁戸山山頂へ到着。
南雁戸山まで行って戻ることにして、出発。細長い山頂を笹雁新道分岐まで進み、南へ急な下りとなる。南雁戸山は双耳峰で、そこまでかなりの高度感である。地図のコースタイムの30分は無理のように見える。急な下りは湿ってすごく滑りやすく油断できない。潅木などに掴りながら下るのではかどらない。鞍部近くなると乾燥してきて、しかもジグザグの下りとなり楽になる。登り返しも結構急で、一部岩を登るところもある。双耳峰の一個目を山形側に巻きながら稜線上に出る。最後に少し登り、南雁戸山山頂へ到着。
天候は風が強いのを除けば良く、蔵王方面も良く見えるようになる。南雁戸山のピークは地図の1486mピークではなく、地形からその先のピークである。八方平の小屋がすぐ下に見える。これまで来た道を戻らなければならないので、早々に出発。
雁戸山への帰路の上り返しも結構きつく、疲れもあって1時間弱も掛かってしまった。雁戸山山頂でパン1個と飲料だけ補充、残りは、帰路の目処がつく次の休憩時とする。カケスが峰方面へ20m行った所に開けた風のない場所があるので、そこで休憩。コーヒーを沸かし、パンを食べる。
ここからの帰路は滑りやすい道にうんざりだが、関沢分岐を過ぎ、樹林帯のトラバース道に入るころから足場が良くなり楽になる。この間下りにもかかわらず、暑く汗をかく。眺望が開けると無線中継所がすぐ近くに見えるので、そちらから回っていくことにする。コンクリートの道を笹谷峠駐車場へ到着。
笹谷峠は風通しが良いのでまあ涼しく感じるが、気温は26度。標高900mの峠でこの気温か。汗を乾かしてから帰路につく。286号線で川崎町内へ向かうが、気温32度。今日はこりゃ暑いわ。
雁戸山は登り下りが結構あり、足場が悪いので、距離は大したないが、疲労感は船形山升沢コース以上だった。
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