57.天城山 「秋色キセキ」
- GPS
- 03:20
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 663m
- 下り
- 672m
コースタイム
所要時間:3時間20分
天候 | 雨と霧と強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
道の状況は、全体的に木の階段、踏み跡、目印がしっかりしていて見落としさえなければ、迷うことはないです。 涸沢分岐点から四辻までの登山道は左側が切れ落ちているし、雨が降ると岩や木屑で滑る恐れあり。数箇所、短いながらも木の梯子あり。 登山ポストはなし。 下山後の温泉は豊富にあり。 |
写真
感想
第57座 秋色キセキ
一ヶ月に及ぶ北海道・東北の旅から帰って、諸々の手続きをしながら、就職活動をしているのだが、それでも平日でも一日中ゴロゴロしている日が続いていた。正確にいえば、毎夕一時間以上はジョギングをしているので、完全に怠惰を貪っているわけではないと僕は思っているのだが・・・・
9月30日に三河高原トレイルランのロングコース23kmのエントリーをしており、そのトレーニングを兼ねて、伊豆の名峰である天城山にトレイルランで走ろうと考えた。四辻起点で一周すると約8kmなので、時間と天候次第で二周しようとも考えていた。
9月25日、この日の伊豆地方は曇っていた。曇りなら大丈夫だろうと思って、登山口のある天城高原ゴルフ場へいったら、あたり一面霧がかかっていた。雨はふってないし、大丈夫だろうと思って、予定通りにトレイルランを始めた。
9時20分にゴルフ場を出発。10分ほどで四辻に到着。ここから左の道を通って、まずは万二郎岳を目指した。進むほどに斜面はきつくなって走ることすら辛くなってきた。やっぱ、登山(とはいえ、今回はトレイルランだが)はこうでないと。
10時10分に万二郎岳に到着。周囲は木々に囲まれた山頂で、記念撮影をして早々と走り始めた。急降下で木の階段を降り、鞍部、馬の背、アセビのトンネルをくぐり、石楠立(はなたて)と駆け抜けた。この頃になると、霧に加え、雨と強風にさらされていたので、身体を動かすことによって暖めないとやばかったのだ。
再びきつい登りを登って11時に万三郎岳に着いた。ここも木々に囲まれ展望はない山頂だ。僕は寒かったので、ここでも記念撮影をさっさとやって、万三郎岳を後にした。これにより森の中に入って、取りあえずは強風地獄から解放され、八丁池へ向かう分岐と涸沢分岐点を間違えないように通過した。
このあたりになると大体小刻みなアップダウンが続くのだが、左側が急斜面で、転倒したらタダでは済まないと思った。ここまで来て、平日なので他の登山者に出会ってなくて、遭難したら誰も助けてくれない。そう思うと、この一帯は走ることよりも安全に通過することを優先し、早歩きで進んだ。だから、この辺の写真は撮っていない。
12時25分頃に四辻に戻った。身体は雨で濡れ冷え切っていたので、二周目を走ろうという気は当然ながら起こらなかった。早くゴルフ場へ戻って、着替えてから、海岸沿いにあるコンビニでカップラーメンを買って食べたい。ということしか頭になかった。四辻からゴルフ場に戻る途中に夫婦ふたりのハイカーにすれ違ったが、僕が山に入って初めて見る人であった。12時35分にゴルフ場駐車場に到着。何とか無事にトレイルランを終えた。
その後、人気のない駐車場で早々と着替え、天城高原ゴルフ場駐車場を後にした。濃霧の中クルマを走らせると、4頭のシカの群れに出くわした。山道を降って降って海岸線にあるコンビニでカップラーメンを食って、ようやくトレイルランが終わったと感じた。
予定通り二周走れなくて、今度の三河高原トレイルランに不安を残すこととなったが、とにかくケガをすることなく終われたからいいや。と思うことにした。後は筋肉痛を完治してまともに走れるようにしなければね。
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