【青空に風も穏やかな越後駒ヶ岳♪銀山平からピストン】

2020年04月04日(土) [日帰り]

• GPS: 08:55
• 距離: 17.8km
• 登り: 1,444m
• 下り: 1,446m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:21
• 休憩: 0:25
• 合計: 8:46

距離 17.8km 登り 1,445m 下り 1,452m

6:33 石抱橋
8:36 8:40 道行山
9:16 小倉山
10:01 百草の池
10:52 10:54 駒の小屋
11:16 11:25 越後駒ヶ岳
11:32 11:38 駒の小屋
12:01 百草の池
12:29 小倉山
13:12 13:14 道行山
15:16 15:18 石抱橋
15:19 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

奥只見シルバーラインはAM6時に開通
帰りはPM6時で閉まるらしいので要注意、閉まったら銀山平で車中泊しかないのかな？

コース状況／危険箇所等

出だしからずっと積雪がありましたが、道行山への登りの尾根はもう雪が切れてしまってます（一部夏道露出）それでいて雪のあるところも踏み抜きますので（特に午後）要注意
そこ以外は全体通してまだ積雪はありました、天気がいいと融雪はどんどん進むようなので早朝アイゼン、午後はワカンと使い分けました
道行山から先はヒールリフターのあるスノーシューの方が威力発揮しそうです

その他周辺情報

小出の日帰り入浴施設はコロナ騒動で入れませんでした
・見晴らしの湯　こまみ　コロナで臨時休業中
・ゆーパーク薬師　コロナで新潟県民以外は利用禁止
・えちご川口温泉　コロナで臨時休業中

結局どこも温泉入れず諦めて自宅に帰りました、トホホ

写真

4/4 5:18

早朝の奥只見シルバーライン入り口
18時から翌朝6時までは通行止め
開通待つ車列は10台くらいか

4/4 6:31

石抱橋
ここから先はまだ通行止め
6時半に登山口をスタート

4/4 6:31

石抱橋から北ノ又川越しに駒ケ岳

4/4 6:32

開高健の「河は眠らない」の石碑
釣り師魂が揺さぶられるが北ノ又川は禁漁区らしい

4/4 6:35

しばらくは国道352号線を進む

4/4 6:42

進む道からは銀山平が見える
シルバーラインは開通しましたがまだやってない様子

4/4 6:45

銀山平の向こうには一際目立つ荒沢岳

4/4 6:49

ところどころ雪が切れてるところはありますがほぼ雪上歩き
朝方はよく雪が締まって歩きやすい

4/4 7:08

道行山への分岐
踏み跡通りに行けば自然と導かれる
しばらくして急登の始まり

4/4 7:12

ここから登りのスタート
よく雪が締まっているので歩きやすい反面滑落に注意

4/4 7:18

なのでワカンではなくアイゼンで

4/4 7:23

急登の途中で
登りはいいけど下りが嫌だな

4/4 7:24

もうすぐP1064
この辺すごく歩きやすい

4/4 7:26

行く手に道行山
あそこまでに雪の切れた嫌な尾根があるらしい

4/4 7:26

はるか遠くに駒ケ岳

4/4 7:29

スキーのトレースを踏んでいくのは滑りやすく緊張
このトラバースは右がずっと落ちているので怖かったです

4/4 7:52

振り返って見下ろすと銀山平と遠くに未丈ヶ岳

4/4 7:53

平な尾根に出ると右に目指す駒ケ岳

4/4 7:53

道行山まであとしばらく

4/4 7:58

その前に腹減りました
桜アンパンでエナジー補給

4/4 8:07

道行山への急な尾根
バックリ雪割れちゃってます

4/4 8:09

こんな風に隠れたのも
もうすぐ賞味期限切れるのかもしれませんね

4/4 8:10

中途半端に夏道出てて歩きにくい

4/4 8:11

そんな時に振り返ると荒沢岳がカッコいい

4/4 8:33

なんども撮ってしまいます
そのくらい存在感のある駒ケ岳

4/4 8:34

道行山の山頂はすぐそこ

4/4 8:36

山頂からの明神峠への稜線

4/4 8:37

道行山は駒ケ岳の展望台
山容が本当に立派

4/4 8:39

中ノ岳から兎岳へとつづく稜線

4/4 8:40

道行山から一旦標高を下げて稜線は続く

4/4 8:44

小倉山から駒ケ岳山頂へと続く白の世界
今日来て本当に良かった

4/4 8:46

太陽燦々
斜面テカテカ

4/4 9:01

ずっとトレースあるので迷うことはありません

4/4 9:06

目の前に小倉山
山頂は行きません、手前をトラバースして巻いていきます

4/4 9:08

この辺稜線狭し
両方落ちてるので注意

4/4 9:12

隠れクレバス
往路は締まって良かったですが下りは緩んで危険でした

4/4 9:17

小倉山をトラバースしてなだらかな尾根を行きます
前駒の登りまで稜線漫歩

4/4 9:29

風も穏やかでサイコー
雪も適度に締まって歩きやすい

4/4 9:36

振り返ると未丈ヶ岳と名も知らぬ奥只見の山

4/4 9:47

ツルテカの斜面に奥は荒沢岳
周囲にも結構いい山ありますね

4/4 9:57

前駒への登りが始まります
その前に＠水分補給と行動食

4/4 9:59

絶壁の向こうに中ノ岳の頭だけがちょこんと見える
夏に来ることあれば縦走したいですね

4/4 10:31

前駒への登り
唯一残っていた前日までの先行者のトレースはこの辺で引き返してなくなってしまった

4/4 10:32

中ノ岳は向こうの方が標高高いだけあってよく目立ちます

4/4 10:32

前駒の稜線でました
これで急登から解放
駒の小屋はどこじゃ？

4/4 10:32

中ノ岳からその奥は平ヶ岳？
さらには至仏山？あってるかな

4/4 10:53

駒の小屋到着です
2階から出入りできますが、止まるわけでもなくアイゼン脱ぐのも面倒なので中は見学せず

4/4 10:54

いよいよ本峰への最終登り
スキーのトレースしかないのでとりあえず尾根を直登する

4/4 11:12

山頂稜線に出ました
少し北のほうに標識らしものが見えますね

4/4 11:16

越後駒ヶ岳山頂到着
2003m　お疲れ様でした

4/4 11:16

山頂から南の方は中ノ岳
すぐそこに見えるけどあと5kmもあるらしい

4/4 11:16

北のほうの山はわかりませーん
守門岳とか浅草岳っていうのはあの辺になるんですかね

4/4 11:17

南の方は平ヶ岳とうすーく燧ケ岳

4/4 11:21

山頂独占だったので自撮りはタイマーで
なんだかよくわからん写真になりました

4/4 11:24

これは八海山
酒で有名、今度は登りたいですね

4/4 11:24

西の方ののっぺりしたのは巻機山かな

4/4 11:25

さて降りは夏道の尾根ではなくルンゼに飛び込みます
荒沢岳に向かってGO

4/4 11:28

右を見るとスキーとさっきまでの自分の足跡が交錯

4/4 11:30

降ってきて自分のトレースを見上げる
青と白の世界

4/4 11:37

降りは飛ぶように降りて駒の小屋まであっという間

4/4 11:38

駒の小屋から前駒まで細い稜線を降っていきます
駒の小屋直下の下りは滑落危険、慎重に降ります

4/4 11:40

これから降る稜線がよく見えます
結構遠い

4/4 11:43

平ヶ岳がだいたい目の高さと同じに
今年の夏は会津駒とセットで登りに来たいもの

4/4 11:47

前駒まで降ってきた
本峰を見上げる

4/4 11:49

バージンスノーの斜面
スキーヤーにはヨダレもの？

4/4 11:51

前駒からの降り
まだかなり登って来られますね
今日は全部で10人くらいですかね

4/4 11:52

こうしてみるとかなりの斜度ですね

4/4 12:06

前駒から降りきって駒ヶ岳を見上げる
少し雲が出てきた

4/4 12:17

西からの風で東に雪庇が発達した尾根

4/4 12:21

午後になって光の当たり方が良くなってきた
ますますカッコいい荒沢岳

4/4 12:21

あ、振り返るともうあんなに雲が
天気予報当たってますね

4/4 12:33

細い稜線
ここは短いので慎重に通過

4/4 12:42

道行山
午前と違って昼は日射で雪が緩んで歩きにくい
ワカンに換装

4/4 13:12

道行山山頂から最後に山座同定
いい感じで雲がかかってきた駒ケ岳

4/4 13:13

未丈ヶ岳も順光になってコントラストがハッキリ

4/4 13:13

守門、浅草？
結局よくわからないまま

4/4 13:32

道行山の危ない尾根は午後になってますます雪解けが進んできた

4/4 13:32

左はすっぱり、雪が落ちてしまってます

4/4 13:33

ズボズボ踏み抜きまくりです
歩きにくいことこの上なし

4/4 13:39

雪さえ繋がっていればいいんですけどね

4/4 13:47

最後にP1064あたりから駒ケ岳

4/4 13:50

銀山平が見えてきた
まだまだ距離あります

4/4 14:35

北ノ又川に降りてきました
これであとは長い長い林道歩き、これが疲れる

4/4 14:58

左の斜面は雪崩注意
これは最近のデブリ

4/4 15:15

石抱橋に帰ってきました
約18km、結構ロングでした

4/4 15:16

石抱橋から、朝と同じように駒ケ岳
コロナで閉塞感のある日常を忘れさせてくれるいい山でした

撮影機器：

ILCE-6500 SONY

装備

個人装備

アイゼン ワカン キャプリーンMW＋ソフトシェル ３シーズンソフトシェルパンツ 防寒テムレス（暑かった） 水２.５L（消費２.０L）

備考

日焼け止め忘れて顔面やけど状態です

感想

sakura

今年は記録的な雪の少なさで山にアプローチする林道も例年よりも早く開通するところがちらほら。奥只見シルバーラインもその一つで例年だと3月下旬の開通が今年は3月初旬にすでに開通してます。

それならと虎視眈々と狙っていたのが越後駒ヶ岳、毎週末に天気予報とにらめっこしていたのですがなかなかそのチャンスがなく、ようやくこの土曜日がなんとか午前中は天気が持ちそうな予報。今年はラストチャンスかもしれないと思い切って出かけました。

コロナ自粛で登山者も少ないかな？と思いましたが奥只見シルバーライン入り口はゲートオープン前から待ちの車列ができるほどでした（但し、全部が登山というわけでなくスキーと釣りの人もいらしたたようです）

地元の人によれば、例年よりも雪は格段に少なく、もうすぐ賞味期限切れになるかな、とのことでした
短いチャンスの残雪期の駒ケ岳でしたが最高の天気の時に登れました

コメント

kintakunte

素晴らしい眺望、日帰りなんてもったいないくらい
sakuraさん、毎度です。
この山行記録の画像を見たら行きたくなっちゃいますね。出来れば山頂などの眺めの良い場所に陣取って、朝夕の景色を贅沢に楽しみたい。
ただし、好日に限りますね。

sakura

ほんとうにそう、もったいないですよね
kintakunteさん　おはようございます

一泊すれば最高ですよね、山頂直下の避難小屋は2階からの出入りになりますがいつでも宿泊可能な感じでした。内部は見学しなかったのですが、きれいな小屋との評判ですね
エチコマだけじゃなく周囲の山も名山がひしめいているので朝夕の景色はきっと素晴らしいものと思います
八海山、中ノ岳、荒沢岳といずれも百名山になってもおかしくないくらいいい山でした
今度は縦走したいなと思いました