記録ID: 2293911
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雪山ハイキング
中央アルプス
池山・・空木は氷結に完敗して小地獄越えられず
2020年04月09日(木) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 09:28
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,227m
- 下り
- 1,219m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:23
- 休憩
- 3:04
- 合計
- 9:27
距離 13.0km
登り 1,227m
下り 1,232m
12:18
ゴール地点
天候 | 晴れ 古城公園4℃〜小地獄−3℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
登りは自転車利用の時短効果はビミョーですが下りは楽チン(自己全歩行との比較では、往復で約20分の時短効果あり) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口から池山小屋までは遊歩道で特に問題ありません el.1600m辺りから雪が現われ、マセナギが近づいてくると凍結部分が多くなり12本爪を使用 大地獄・小地獄は日陰が多くて殆どアイスバーン状態・・薄雪の下の氷のカチカチ度は半端なく、踏みつけても恐怖のズリズリ横滑りで、木・鎖・ワイヤー等で両手も使う三点支持での慎重登行(下山は懸垂下降多用) 小地獄の夏道(トラバースコース)は、薄雪状態から雪崩の危険度は低かったですが、新雪の下のカチカチツルツル度から滑落の危険度が高くて直登の冬道へ(写真23・24)・・冬道上部のルンゼが最大の難所で、アイスクライミングレベル 結局、(自分には)危険度高過ぎ〜と判断して撤退し、下山は持参した(持って来て良かった〜)20m補助ロープで懸垂したりお助けで使ったりしてチョー慎重下山(写真27)・・冷静さを失わないこととともに、「絶対に事故を起こさない」という強い気持ちを意識しました 帰路で登った池山は、葉っぱが落ちている時期のせいか中ア・南アの展望が良くて救われました |
その他周辺情報 | もちろん自粛(コンビニでの食料仕入は山に行かなくても必要なのでご容赦頂きたい) |
写真
撮影機器:
感想
本日は中アの雄峰・空木岳を目指しました。
ハイライトは、何といってもチョー危険な感じだった大・小地獄。
前爪を強く蹴り込んでも表面がバラけるだけで爪が刺さらない感じの未体験レベルのカチカチ度。ピッケルなど全く役に立たず、アイスバイルとよく砥いだ前爪が必要でした。(そういえば昨年8月のモンブラン出発前以来砥いでなかったなぁ〜・・反省)
何度か歩いたコースですが、難所の意味がようやく分かりました。
好天だったのに山頂遥か手前での敗退は残念でしたが、お助けロープ等を持参したおかげで無事に下山できたのが何より。
滅多にやらない実戦での懸垂など、悪場の通過も時間を気にせず色々と試すことができて、いい緊張感を楽しめた山行でした。
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