丹沢/新大日・烏尾山(長尾尾根・ヨモギ尾根)
- GPS
- 07:11
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,855m
- 下り
- 1,850m
コースタイム
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 0:27
- 合計
- 7:09
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
新茅山荘前の余地に駐車。(10台以上駐車可能) |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 ・政次郎尾根:道標は無いが迷うことは無いだろう。 ・長尾尾根:政次郎尾根より道標は整備されている。 ・ヨモギ尾根:黄色テープがいくらか見られた。破線ルート未満の扱いだが歩きやすい。 ・烏尾尾根:尾根末端が急傾斜。末端で南の尾根に入らないように注意が必要なようだ。 ◆登山ポスト 滝沢園入口にあり。 |
写真
感想
緊急事態宣言を受けての週末山行はなるべく人と出会わない四つの尾根を巡るルート。登って下って登って下ってと距離の割には結構大変だったが、長尾尾根、ヨモギ尾根と歩いたことが無い尾根を歩き通せて満足。あちらこちらでサクラも咲いていて花見も兼ねられたかな。
当初は沢に行こうと話していたけれど、気温が数度低くなる予報で、またこの時期怪我は不味いので静かな尾根歩きを選択した。加えて緊急事態宣言下なので県外への移動も自粛。Aki-CLさんと13Kさんは昨秋ヨモギ尾根を歩いていたが途中までだったので是非末端からと言うことだった。出発は戸川かとも思ったが新茅山荘までクルマで行くこととした。そうすると下りは三ノ塔尾根ではなくて烏尾尾根になる。
戸沢まで行くと河原には10台位クルマが停まっていた。ちなみに新茅山荘前は我々のを入れて3台だった。この辺りは花盛りだった。政次郎尾根に入ると針葉樹林の単調な登りになるが30分位登ると相模湾も望めるようになる。富士山も大倉尾根の肩から覗いてくる。政次郎では単独行の登山者1人に会っただけだった。表尾根に出るとそれよりは登山者の往来も多いけれどそれでも小休止を挟んで新大日までで出会ったのは数人といつもの表尾根では無い。新大日の手前のベンチで小休止を取ったが春らしい天気ではあるものの結構展望があり、東京スカイツリーもくっきりと見えた。
新大日からは札掛へ長尾尾根を降りる。Aki-CLさんの計画では長尾根とあったが、長尾根と言う記述は戸沢の夏期駐在所の地図にも見られたし、両方使われていたのだろうか。薮が濃い記憶とAki-CLさんが話していたが今ではそんなことも無く普通に登山道として歩けるし道標はかなり整備されていた。札掛が近づくと東丹沢県民の森と言う表示も見られるようになり小径が多くなるが、ここもきちんと道標が要所要所に設置してあった。長尾尾根では沢装備の二人組と単独行の2人に出会っただけだ。ここもまた静かな尾根だ。
札掛の国民宿舎丹沢ホームの横に登山道は出る。そこからタライゴヤ沢を挟んだ向こうの尾根がヨモギ尾根だけれどどこから取り付くか?どうせなら末端から行こうよと言うことになり、車道を東へ進むと吊橋が見えて来た。あの吊橋を渡れば渡渉せずに川向こうに辿り着けると思いきや橋の上流で2つの沢が合流してる。渡ってから辺りを見回して地図を見るとやっぱり沢の上流の高まりがヨモギ尾根の末端のようだ。どこかで渡渉しないとと橋の袂から河原に降りて藤熊川側で良い所を探して渡渉、無事期待通りのヨモギ尾根末端に辿り着いた。踏み跡か獣道かそれらしい跡がありそこを辿りながら尾根を目指して登ると結構広々とした尾根に出た。所々に黄色テープがあったが歩きやすい尾根径だった。とは言え700m登るのでそれはそれで結構なアルバイトだ。右手の展望が良くなるともう三ノ塔も近いかと思わせたが距離も標高もまだ半分、なかなか長い。原っぱの緩傾斜地に出たが、そこがヨモギ平らしい。古い朽ちた道標があった。1000mを越えて再び緩傾斜になったところでモノレールが現れた。三ノ塔はずっと正面に見えるのだけれどなかなか近づいて来ない。やがてもう1本のレールが左側に現れて合流する。そこからはお地蔵さんまではすぐだった。ヨモギ尾根では誰にも出会わなかった。
お地蔵さんの所で展望も楽しみながら小休止。そこからの下りは登りで固まった体がすぐに下りに対応できずに暫くぎこちないままだった。烏尾山までの表尾根ではやはり数人と出会っただけ。烏尾まで来ると漸く体も解れてきた感じで烏尾尾根の下りはもう何とも無かった。新大日から下るときに少し右膝が痛んだので心配したのだけれど何ともなくて良かった。烏尾尾根も通行が少ない尾根だ。新茅山荘前まで降りた所で沢装備の3人組に出会ったけれど尾根では誰にも会わなかった。
意図したように出会った登山者はごく僅かの部類で、まあこの時期としては良い運動ができただろう。そう言えば札掛でもヒルには会わなかったが、今年は少ないと期待して良いのだろうか?covid-19については早い終息を祈る次第だけれど、ゼロ密実現のバリエーションも増やしておかないといけないかも。
烏尾山から作治小屋に降りる登山道の降り口を確認していたら、
2人に置き去りにされてしまった。
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