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Yamareco

記録ID: 2298444
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ハイキング
東海

妙法ヶ岳ミニ縦走(過去レコです)。

2011年03月26日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
8.3km
登り
720m
下り
803m

コースタイム

9:00横倉寺登山口―13:00谷汲山華厳時駐車場
天候 晴れ。
過去天気図(気象庁) 2011年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
 谷汲山華厳寺まで車。
 そこからタクシーで横倉寺へ。
コース状況/
危険箇所等
 危険個所はありません。
その他周辺情報 近くに谷汲温泉があります。美肌の湯です。
横倉寺から登ります。
2011年03月27日 09:01撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/27 9:01
横倉寺から登ります。
登山道は良く整備されています。
2011年03月27日 09:35撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/27 9:35
登山道は良く整備されています。
東屋。
2011年03月27日 09:42撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/27 9:42
東屋。
仁王門があったようです。
2011年03月27日 09:43撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/27 9:43
仁王門があったようです。
案内はしっかりしています。
2011年03月27日 09:44撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/27 9:44
案内はしっかりしています。
だそうです。
2011年03月27日 09:48撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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だそうです。
熊谷守実の墓。
2011年03月27日 09:49撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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熊谷守実の墓。
こんな標識も。
2011年03月27日 10:14撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/27 10:14
こんな標識も。
一旦林道に。
2011年03月27日 10:18撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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一旦林道に。
そして山道に。
2011年03月27日 10:20撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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そして山道に。
2011年03月27日 10:20撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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妙法ヶ岳が見えました。
2011年03月27日 11:28撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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3/27 11:28
妙法ヶ岳が見えました。
2011年03月27日 11:40撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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山頂で。
2011年03月27日 11:51撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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山頂で。
奥の院に降り立ちました。
2011年03月27日 12:33撮影 by  uT8000,ST8000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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奥の院に降り立ちました。

感想

 2011年3月26日、横蔵寺から妙法ヶ岳に登り、谷汲山華厳寺へ下る縦走路に行く事にした。わたしが山登りを始めた年、尾瀬から帰って金華山に登り、その次に登ったのが妙法ヶ岳である。その時は華厳寺から往復したのであるが、階段ばかりで面白くない山、おまけに途中、ヒルやヘビに出会ったこともあり、この山の印象は良くない。今はまだ冬だからヒルもヘビもいないだろう。でもクマさんは冬眠から覚めているかも知れないと思い、鈴をザックの横ちょにつけいざ出発。谷汲山の大駐車場は、「本日無料」。ラッキー! と無人の駐車場に車を停める。駐車場の入り口にバス停があり、時刻表を見ると、横蔵寺行きのバスは2時間後まで待たねばならない。傍らに「揖斐タクシー」の電話番号が書いてあるので電話すると、「10分かかるけど良いか?」と云うので、「お願いします」。タクシーを待っている間に駐車場の係員が出勤して来て、「本日有料」の看板を出している。そしらぬ顔をしてタクシーに乗り込み、横蔵寺まで3,680円。美濃の正倉院と云われる横蔵寺を右に見て奥に進むと、舎利堂に上がる階段の下に東海自然歩道の案内がある。傍らに、「おねがい。谷汲コースは、起伏も激しく途中で下山する支線もありません。体調・天候・時刻等すべて良好ですか?・・・・」と記された標札がある。フム、まあいずれも良好だろう。9時、階段を上ると自然に登山道となるが、檜の林の中、ずっと登りが続きシンドイ。40分程で休憩所と記された東屋に着くが休まず登る。東屋の奥には、「仁王門跡」と云う柱が立ち、その名残りである石の土台もある。傍らに東海自然歩道の道案内、「←横蔵寺1.0km、華厳寺7.4km→」と記されている。えっ! まだこんだけしか来てないの、どっと疲れが出る。これから先もこの道案内があり、おまけに木の幹に、「名鉄ハイキングコース→」という標識が巻かれていて、道に迷う心配は無い。丸太の土留めの階段をエッチラ登り、右山でトラバース気味に進むと、「稚児ヶ岩」という大岩がある。その前を通って「熊谷直実の墓」に出る。稚児ヶ岩の謂われは分からないが、熊谷直実は源氏の武将。一の谷の戦いで平敦盛を討ち取ったが、戦の余りの無情さに心を痛めて出家、蓮生坊という名の修行僧になり、諸国行脚の末、横蔵寺で亡くなったと云われているとの由。丸太の階段を上り、道が緩やかになると林の中に幟と石柱が立っている。石柱には、「横蔵寺旧蹟」と彫られ、「比叡山延暦寺の本尊と1本分体薬師如来像を持って、伝教大師がこの地に開山された」と記されている。意味が良くわからないが、こんな山奥によくも建てたものだと感心しながら通り過ぎる。一旦、舗装された林道に下りるがすぐに再び登山道に入り、急な階段を登ると尾根歩きが始まる。登ったり下ったり、また登ったり下ったり、しんどいな〜。何人ものおじちゃん、おばちゃんがわたしを追い越して行く。普段より速く登っているつもりなのに、何て元気な奴らだ。日陰になったトラバース道は固まった雪で覆われ、滑り落ちないよう慎重に足を運ぶが、それを除けば快適なアップダウンの尾根歩き。登山口から2時間半、ようやく妙法ヶ岳が正面に見えて来る。そして下ってまた登り、11時50分、妙法ヶ岳の頂上に至る。体感標高は1000m以上であるが、「妙法ヶ岳 669.9m」、ガックリ。丸太に腰を降ろして昼食とする。温かいお味噌汁にオムスビ2個、食後に紅茶。その間にも華厳寺側から大勢の人が登ってきて、小さな広場は人で溢れ返る。紅茶を飲み干して山頂を後にする。下りはほとんどが丸太に土留めされた階段。それも段差が高く、膝には良くないが、何人か追い越して足早に駈け下りる。30分もしないうちに、谷汲山奥の院に到着。それからは石の階段。33個の小さな祠が順々に現れ、その番号を目安に華厳寺まで下る。頂上からおよそ1時間で谷汲山の満願堂に降り立つ。本堂の回廊を伝い、石段を下って石灯篭の並ぶ参道を行く。大草鞋のぶら下がる仁王門をくぐって、門前町の石畳を歩いていると、向こうから第1外科の先輩の関野先生がふらふらと歩いて来る。奥さまもご一緒で、「お寺詣りにはまだ早いでしょう」と声を掛けると、びっくりしてわたしをまじまじと見る。どうしてこの男はこんな恰好をして谷汲山にお参りにきたのだろう?というような顔付き。しばらく話しをして駐車場に戻る。靴を履き替え車に乗って出口から出て、駐車料は無料。ヤッタ〜。途中、汗を流しに寄った谷汲温泉はヌルヌルのアルカリ温泉。これは下呂温泉よりヌルヌルだぞ、でも思ったよりpHは低く、pH8.43との事。持参の髭そりでさっぱりし、露天風呂にもゆっくり浸かって満足満足。
2時間程度の山歩きかと思ってきたのだが、実際は倍以上のミニ縦走。春先の気持ち良い一日だった。

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