グレートトラバース3 山口県ロードを巡る七日間の旅(三日目)
- GPS
- 11:29
- 距離
- 50.0km
- 登り
- 912m
- 下り
- 906m
コースタイム
天候 | 晴れ、波風強く、夕方に雨から虹! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・大浦岳 よく整備された森林公園で迷うことはありませんが、 車で中腹の登山口に行く際は、落枝葉の散乱に注意が必要 「雲屏嶺」山頂に「大浦岳」の手作り標識が間違って立てられています 電波塔の裏にある三角点が「大浦岳」山頂です ・ロード区間 国道191号線は歩道が無くなる箇所が多いので注意が必要 角島大橋も歩道が無いに等しく車道も狭いので注意が必要 |
その他周辺情報 | ・大河内、油谷湾、黄波戸、一ノ俣、俵山、温泉の密集地帯です! ・道の駅「北浦街道ほうほく」 ・角島 |
感想
2018年 3/27〜4/3(3/31は休養日)に
田中陽希さんがグレートトラバース3で歩いた、七日間の山口県ロード
公式ホームページの日記や当時、発信していたSNSをもとに
自分なりに少しだけ、登山の寄り道を加えて再現した、三日目の山行
<田中陽希さんの行動>
・推測される宿泊地の大河内温泉から、魔の山陰道、国道191号線を北上
・歩道のない危険な道を回避するため旧道を進むも行き止まりで海へ脱出
・人類学ミュージアムで、海岸線の漂着ゴミを生み出す人間について考える
・山口県屈指の観光地、角島大橋を歩いて角島へ上陸
・角島を見下ろせる展望の山、大浦岳に登頂
・宿泊地は油谷湾温泉と推測します
田中陽希さんの日記はこちら!
2018年3月29日「一年待ちました!」
https://www.greattraverse.com/blog/20180329
歩道の無い、危険な魔の山陰道を回避する様子は
第三集「日本海ロード&神話の山々」と15min「山陰300辧廚覇鷁鵑睚送。
角島大橋を歩く様子も、ドローンの圧巻の映像で、15min「山陰300辧廚琶送。
「山陰は、歩道が無く、ひかれそうになる道路No.1で魔の山陰道」
危険な国道に苦戦しながらも、
ドライブの定番、角島大橋の道路を満喫していました!
<私の行程とアレンジポイント>
・出発地は前回終了時のJR小串駅から軌跡をつなぐ
・陽希さんが国道回避で海に脱出した場所を探す
・土井ヶ浜の散策と人類学ミュージアムで学習←コロナウイルスの影響で休館
・角島大橋を歩いて角島へ上陸
・角島を見下ろせる展望の山、大浦岳に登頂←手袋を紛失して2度周回!
・油谷湾温泉の手前の長門粟野駅をゴールとする。
<旅の感想>
旅の三日目のメインは、なんと言っても角島大橋!
陽希さんが歩いて渡る様子に、いつかは自分も渡りたいと思いつつ
山口県屈指のドライブ観光地で交通量も多く、歩く勇気がなかったものの
今回の旅で、背中を押されて渡ることが出来ました!
まずは、前回、雨上がりの登山道に苦戦して距離を伸ばせなかったので
小串駅から長門粟野駅までの長距離ロードを覚悟のスタートです。
国道191号線が海岸線に出ると、途端に歩道がなくなります!
しかも、信号機がほとんど無いから車が猛スピードなんですよ!
これが、陽希さんの言う、ひかれそうになる道路No.1の「魔の山陰道」
私も危険を感じて、線路沿いのあぜ道を歩くも、すぐに行き止まりで
線路を乗り越えて国道に復帰する始末でした。
そこが偶然にも、陽希さんが迂回した旧道の入り口で
海へ脱出した場所を、すぐに見つけることが出来ました。
ドライブするには快適な道路も、実際に歩いて、歩行者の立場になれば
これほど危険な道路はないなと実感しました!
そして、海岸線を歩いた目線でみると漂着ゴミが目につくんです・・・。
特に、今、問題になっているプラスチックゴミが。
そんな、やるせない気持ちの陽希さんが飛び込んだ人類学ミュージアムは
新型コロナウイルスの影響で休館中でした。
これも人間、文明の進化の過程で生まれた負の遺産になるんでしょうね。
すぐ横の土井ヶ浜は子供の頃によく行った海水浴場で懐かしかったです。
シーズンオフで浜辺もゴミが目立ったけど、海の美しさは昔と変わらず
砂浜を登山靴で歩くのも気持ちが良かったですね。
昼食は、道の駅「北浦街道ほうほく」の近くの漁港へ
道の駅が大混雑するのは計算済みだったので、
道路から少し離れた、漁港が運営する食堂は混み合うこともなく、
新鮮な魚料理をゆっくり食事できてベストチョイスでした。
(陽希さんは道の駅で、シュークリームとプリンを食べたと推測します)
さあ、いよいよメインイベントの角島大橋です!
晴天の日曜日となれば、交通量は多く、なかなか歩く勇気が出ません・・・。
ここも歩道が無く、車道も狭いため、本当に勇気が必要なんです。
ちょうど中間地点に路肩があるので、そこまで一気に走ることに!
車が来たら、立ち止まり、橋のランカンにしがみついて車をやり過ごします。
必死に中間地点の路肩に着いて、息を整えていると数台のバイクが停車、
全身黒ずくめのフルフェイスのヘルメットの人が近寄ってくる!
危険を感じてドキドキしてたら、なんと知人でした!
なんでも一目で私と分かったらしい!
「車もバイクもバス代も無いから歩いている」とジョークを飛ばしながらも
本当に恥ずかしかったですね(*^_^*)
角島内を歩く時間がなくて、角島大橋のピストンとなったけど
歩いて渡る特別感は格別で、貴重な思い出になりました。
(スーパーカーで渡るのと同じくらいの優越感かな)
長い長いロードの終わりに、やっと登山が出てきます!
電波塔が建ち並ぶ、山頂まで車で行ける、森林公園の整備された「大浦岳」
ここは、情報が少なく、ヤマレコの山行記録も一件だけと不安でしたが
角島を見下ろす展望地で良かったですね!(平らな山頂も特徴的)
森林公園入り口から周回できるのですが、
「大浦岳」の手作り標識のある地点は「雲屏嶺(うんぺいれい)」が正解で
電波塔の裏にある三角点が「大浦岳の山頂になるそうです。
(陽希さん、よくこの三角点を見つけたなと感心します)
ここの大浦岳でアクシデント発生!
初めの頂、「雲屏嶺」で、さっきまでしていた手袋が無いことに気づき、
森林公園周回後に手袋を探すために、再び「雲屏嶺」へ
しかし、道中にはない、結局、二回も周回したけど見つけられず・・・。
あきらめて下山、しばらくすると車道に落ちているのを発見!
随分と記憶よりも手前で落としていたようです。
前日にワークマンで購入した500円の安物、
手袋の予備を二組持っていたので、こだわらなくてもいいものの、
使用感が抜群に良かったので頑張って探しました。
ここで、大きくタイムロスしたところで心配していた雨が降り出し
夕立のような、どしゃ降りで雨に打たれることに・・・。
手袋を探さなければ濡れることはなかったのにと悔んでいると
真っ赤に染まった夕日と、それに照らし出された虹のアーチ!
本当に綺麗で、角島大橋を渡ったときのような
大興奮、大感動が待ってました(^o^)
手袋を探さなければ、出会えなかった風景に
頑張って良かったな〜、神様のご褒美だな〜と思い
「終わり良ければ全て良し」だと、
いい気分でゴールの長門粟野駅まで歩けました。
その距離50辧
ほとんど標高差がないとはいえ、よく歩けたな〜と感慨深いものがありました。
道路回避のアドベンチャーに、角島上陸、虹色のアーチによるビクトリーロード!
充実した楽しい一日になりました。
追伸
「あとは、ご褒美の温泉だ!」と車で荷物をまとめていると
無い、無いんです、お風呂セットと着替えが・・・。
前日に、荷造りして用意していたのに・・・。
仕方なく、温泉はあきらめて直帰。(玄関に置き忘れてました)
最後の最後の終わり方だけが残念でした(^_^;)
山口県ロードの旅は続く
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