日光白根山〜紅葉の最盛期直前。鹿ものんびりしていました
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 715m
- 下り
- 719m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山届…スキー場センターハウスにあるポストorインターネット ・ロープウェー…3連休の影響もあるかと思いますが、運転開始時には約100名くらい並んでいました。 ・トイレ…センターハウスor山頂駅にあります。道中はありませんでした。 ・コース状況…よく整備されており、要所要所に案内標識があります。 ・温泉…センターハウス内の「座禅温泉」を利用しました。ロープウェーのチケットセットだと200円で入れます。午後1時過ぎに利用しましたが、ガラガラでした。寝転がれるような休憩所がないのが残念です。(この昼寝が帰りの運転の眠気を取ります) |
写真
感想
丸沼高原のfacebookにあった、「今週末は天気良し、色も良し、最高の3連休になるのでは?白根山の紅葉が一気に進行しました。この分だと山頂駅ロックガーデンから眺める白根山は、今週末が見頃かもしれません。是非、お出かけ下さい!!。」の言葉に誘われ、日光白根山を目指すことを決定。
前日までは尾瀬に行くつもりでしたが、ライブカメラを見たところ、あまり紅葉が進んでいない様子だったのも、急きょ、日光白根に行き先を変えた一つの理由です。(群馬県在住なので、どちらでもなんとかなる範囲です)
さて、当日、関越道を走っているとどうも雲行きが怪しい。厚ーい雲に覆われ、今にも泣きだしそうな空模様。
でも、天気予報を信じてとりあえず目的地に向かう。
関越道、一般道(R120)ともに道は空いており、あっという間に現地に到着。
ポピュラーかつ自分のような初心者でも挑戦できる百名山とあって、チケット売り場前にシャッターが開く前から行列ができるほどの人気。
さて、ロープウェイー山頂駅につき、おいしそうな食パン型の日光白根山を拝もうと思ったが、ガスっていて見えない…。快晴をイメージしていただけにショックは大きい…
気を取り直して登山開始。
●ロープウェー山頂駅→山頂
ロープウェー始発時間帯なので、列をなして老若男女がお行儀よく歩いていきます。
ガイドブックに記載されていたコースタイムは、ゆっくりめの設定のようで、登山口分岐点まで半分以下の時間で到着してしまった。
登山道に入ってからはあまり前だがほとんど登り。登山道は整備されてはいるものの、木の根っこをステップ代わりにしたり、気を付けないとずるっと行きそうな苔むした石もあり、初心者の自分には相応の注意が必要。
気づくと、あまり登山客がいないことに気が付いた。メインルートだとは思うが、人の気配もなく、心細くなってきた。時折見え山の遠景や色づいた木々を見て癒される。
ノンストップで登り続けること1時間。やっと森林限界を超える。
超えた途端に正面に日光白根山がドドーンと見えた。
砂礫、ガレ場、ザレ場の応酬でへこたれるが、途中、写真撮影しながら小休止し、登り始めて1時間30分で頂上をゲット。
ガイドブックの半分近い時間で登ってしまい、拍子抜け。(こういう時は、ゼーハーゼーハーして登ったつらさはどこかへ飛んでいく)
行動時間帯が同じためか、山頂はにわかに混雑し始める。狭い山頂、交通整理しないので渋滞が発生。早々に退散する。
この段階では青空を望めず、日ごろの行ないを反省する。
●山頂→五色沼
一転して下り道約1時間。
ザレ場の小腸みたいな蛇行を繰り返しながらどんどん降りていく。
途中、五色沼が見え、青空だったらどれだけきれいなんだろうと思いをはせる。(視界はクリアだったので、十分きれいでしたが)
意外なほど長い下り道を進み、森林帯に再突入すると、「キュー、キュー」という鳴き声が聞こえる。
熊はもっと低い声だと聞いているので、もしかしたらと思ったら、期待通りの鹿さんでした。
他の方のレポに書いてありましたが、ここの鹿は随分人間慣れしているようで、まったく我関せずの様子で、黙々と草を食んでいました。
おかげさまで写真、動画撮りまくり。
こんなかわいい鹿さんですが、山の貴重な草花を食い散らかしてしまうようで、何とも残念です。
しばし、鹿さんの観察をしたのち、五色沼に到着。ここには水場があるようです(未確認)。
周囲を見渡すと紅葉がどんどん進んでいる様がわかります。
●五色沼→弥陀ヶ池→ロープウェー山頂駅
昼食休憩後、弥陀ヶ池に向けて歩き出すと、食後の運動よろしく、いきなりの急登となりましたが、約30分の修業後、弥陀ヶ池に到着しました。
この池周辺は、よく整備されており、コースは杭とロープでしっかり区切られており、案内標識も豊富です。
今回、座禅分岐で七色平へのショートカットコースを選択しましたが、これが思った以上に急で、膝への負荷が大きく、痛みに耐えながら下ってくる形となりました。(登りとしてはあまり選択したくないコースです)
よくよく考えたら時間にも余裕があったので座禅周回コースを選択すればよかったかなと思いました。(ショートカットコースにはほとんど登山客はいませんでした)
その後七色平で、朝、歩いてきたコースに合流し、無事帰還いたしました。
振り返ってみると、合計時間は4時間30分。ちょっと早すぎるペースだったようです。性格的にせっかちなのがいけなかったようです。素晴らしい紅葉、もう少しゆっくり目に歩き、堪能すべきだったと反省しています。
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