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記録ID: 230641
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ハイキング
尾瀬・奥利根

日光白根山〜紅葉の最盛期直前。鹿ものんびりしていました

2012年10月06日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.7km
登り
715m
下り
719m

コースタイム

8:30ロープウエー山頂駅−8:55七色平−9:30森林限界−10:00日光白根山山頂10:20−11:10避難小屋−11:20五色沼11:40−12:05弥陀ヶ池−12:40七色平−13:05ロープウェー山頂駅
天候 曇り
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ロープウェー運転開始時の午前8時現在でセンターハウス前のメイン駐車場は満杯でした。
コース状況/
危険箇所等
・登山届…スキー場センターハウスにあるポストorインターネット
・ロープウェー…3連休の影響もあるかと思いますが、運転開始時には約100名くらい並んでいました。
・トイレ…センターハウスor山頂駅にあります。道中はありませんでした。
・コース状況…よく整備されており、要所要所に案内標識があります。
・温泉…センターハウス内の「座禅温泉」を利用しました。ロープウェーのチケットセットだと200円で入れます。午後1時過ぎに利用しましたが、ガラガラでした。寝転がれるような休憩所がないのが残念です。(この昼寝が帰りの運転の眠気を取ります)
天気予報とは裏腹に、ガスがかかっています。パン型のシルエットが見たかった…
天気予報とは裏腹に、ガスがかかっています。パン型のシルエットが見たかった…
登山の安全を祈って…。飲用可能な水がありました
登山の安全を祈って…。飲用可能な水がありました
遊歩道エリアですが、スニーカーではちょっときついかもしれません
遊歩道エリアですが、スニーカーではちょっときついかもしれません
ここから先(右手)が登山エリアとなります
ここから先(右手)が登山エリアとなります
地獄ナギです。いわれはわかりませんが、周囲の風景を見ると岩場と沢があるからか…
地獄ナギです。いわれはわかりませんが、周囲の風景を見ると岩場と沢があるからか…
いい色に色づいています
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いい色に色づいています
約1時間で森林限界を超えました。前方に山頂が見え、元気が出てきました。
約1時間で森林限界を超えました。前方に山頂が見え、元気が出てきました。
ガスがかかっていなければ、最高の景色なのですが…
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ガスがかかっていなければ、最高の景色なのですが…
山頂に向けた最後のひと登りです。砂礫、ガレ場、ザレ場が続きます。
山頂に向けた最後のひと登りです。砂礫、ガレ場、ザレ場が続きます。
白根権現祠です。
白根権現祠です。
約1時間半で到着しました。ガイドブックでは3時間弱と書いてあったので、拍子抜けしました。(気温は15℃でジャケットなしでは寒い状況)
約1時間半で到着しました。ガイドブックでは3時間弱と書いてあったので、拍子抜けしました。(気温は15℃でジャケットなしでは寒い状況)
五色沼が見えました。ガスがかかっていて残念…
五色沼が見えました。ガスがかかっていて残念…
山頂を撮影しました。皆さんてっぺんが好きです(笑)
山頂を撮影しました。皆さんてっぺんが好きです(笑)
火口跡でしょうか
火口跡でしょうか
山頂→五色沼ルートです。蛇行状態の下りが続きます。
山頂→五色沼ルートです。蛇行状態の下りが続きます。
少し降りたところで、五色沼と紅葉がキレイに見えました
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少し降りたところで、五色沼と紅葉がキレイに見えました
再び森林帯に入りました。赤・黄色のコントラストがキレイです。
再び森林帯に入りました。赤・黄色のコントラストがキレイです。
「キュー、キュー」という鳴き声が聞こえました。すると鹿が草を食んでいました。人なれしているのか、4,5メートルまで近付いてもマイペースで、相手にされませんでした。
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「キュー、キュー」という鳴き声が聞こえました。すると鹿が草を食んでいました。人なれしているのか、4,5メートルまで近付いてもマイペースで、相手にされませんでした。
避難小屋です。戸が開けられず、内部は確認できませんでした。
避難小屋です。戸が開けられず、内部は確認できませんでした。
五色沼に到着です。ここで昼食休憩を取りました。
五色沼に到着です。ここで昼食休憩を取りました。
日光白根山の違う面を見たような1枚です。何か荒々しい印象を受けます。
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日光白根山の違う面を見たような1枚です。何か荒々しい印象を受けます。
弥陀ヶ池に到着しました。登山道は整備されており、人気のほどがわかります。
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弥陀ヶ池に到着しました。登山道は整備されており、人気のほどがわかります。
弥陀ヶ池から七色平へのショートカットコースです。うっそうかつ急登でのぼりでは敬遠したいコースです。
弥陀ヶ池から七色平へのショートカットコースです。うっそうかつ急登でのぼりでは敬遠したいコースです。
遊歩道コースまで下りてきました。ひざに痛みを感じたため、楽して七色平コースを取りました。
遊歩道コースまで下りてきました。ひざに痛みを感じたため、楽して七色平コースを取りました。
七色平です。一時、鹿に食い荒らされたようで、高層湿原復活のために鹿除けの電気柵が設置されたとのことです。(かわいいだけでは済まないのが人間社会ですね…)
七色平です。一時、鹿に食い荒らされたようで、高層湿原復活のために鹿除けの電気柵が設置されたとのことです。(かわいいだけでは済まないのが人間社会ですね…)
七色平の避難小屋です。中は荒廃しており、利用できる状態ではありません。
七色平の避難小屋です。中は荒廃しており、利用できる状態ではありません。
遊歩道コースにある大日如来です。
遊歩道コースにある大日如来です。
登山道・遊歩道入り口に設置されている鹿除けゲートです。
登山道・遊歩道入り口に設置されている鹿除けゲートです。
イワシャジンです。たくさん、咲いていました。
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イワシャジンです。たくさん、咲いていました。
ロープウェー(下り)です。午後1時ですが、まだ、上がってくる人もいるようです。
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ロープウェー(下り)です。午後1時ですが、まだ、上がってくる人もいるようです。
丸沼がみえました
丸沼がみえました
恐らく1900メートルくらいだと思います。だいぶ紅葉が進んできました。
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恐らく1900メートルくらいだと思います。だいぶ紅葉が進んできました。
ケガすることなく、戻ってきました。この後正面に見えるセンターハウスの「座禅温泉」で汗を流しました。極楽です…
ケガすることなく、戻ってきました。この後正面に見えるセンターハウスの「座禅温泉」で汗を流しました。極楽です…

感想

 丸沼高原のfacebookにあった、「今週末は天気良し、色も良し、最高の3連休になるのでは?白根山の紅葉が一気に進行しました。この分だと山頂駅ロックガーデンから眺める白根山は、今週末が見頃かもしれません。是非、お出かけ下さい!!。」の言葉に誘われ、日光白根山を目指すことを決定。
 前日までは尾瀬に行くつもりでしたが、ライブカメラを見たところ、あまり紅葉が進んでいない様子だったのも、急きょ、日光白根に行き先を変えた一つの理由です。(群馬県在住なので、どちらでもなんとかなる範囲です)

 さて、当日、関越道を走っているとどうも雲行きが怪しい。厚ーい雲に覆われ、今にも泣きだしそうな空模様。
 でも、天気予報を信じてとりあえず目的地に向かう。
 関越道、一般道(R120)ともに道は空いており、あっという間に現地に到着。

 ポピュラーかつ自分のような初心者でも挑戦できる百名山とあって、チケット売り場前にシャッターが開く前から行列ができるほどの人気。

 さて、ロープウェイー山頂駅につき、おいしそうな食パン型の日光白根山を拝もうと思ったが、ガスっていて見えない…。快晴をイメージしていただけにショックは大きい…

 気を取り直して登山開始。

●ロープウェー山頂駅→山頂
 ロープウェー始発時間帯なので、列をなして老若男女がお行儀よく歩いていきます。
 ガイドブックに記載されていたコースタイムは、ゆっくりめの設定のようで、登山口分岐点まで半分以下の時間で到着してしまった。
 登山道に入ってからはあまり前だがほとんど登り。登山道は整備されてはいるものの、木の根っこをステップ代わりにしたり、気を付けないとずるっと行きそうな苔むした石もあり、初心者の自分には相応の注意が必要。

 気づくと、あまり登山客がいないことに気が付いた。メインルートだとは思うが、人の気配もなく、心細くなってきた。時折見え山の遠景や色づいた木々を見て癒される。

 ノンストップで登り続けること1時間。やっと森林限界を超える。
 超えた途端に正面に日光白根山がドドーンと見えた。
 
 砂礫、ガレ場、ザレ場の応酬でへこたれるが、途中、写真撮影しながら小休止し、登り始めて1時間30分で頂上をゲット。
 ガイドブックの半分近い時間で登ってしまい、拍子抜け。(こういう時は、ゼーハーゼーハーして登ったつらさはどこかへ飛んでいく)

 行動時間帯が同じためか、山頂はにわかに混雑し始める。狭い山頂、交通整理しないので渋滞が発生。早々に退散する。

 この段階では青空を望めず、日ごろの行ないを反省する。

●山頂→五色沼
 一転して下り道約1時間。
 ザレ場の小腸みたいな蛇行を繰り返しながらどんどん降りていく。
 途中、五色沼が見え、青空だったらどれだけきれいなんだろうと思いをはせる。(視界はクリアだったので、十分きれいでしたが)
 意外なほど長い下り道を進み、森林帯に再突入すると、「キュー、キュー」という鳴き声が聞こえる。
 熊はもっと低い声だと聞いているので、もしかしたらと思ったら、期待通りの鹿さんでした。
 他の方のレポに書いてありましたが、ここの鹿は随分人間慣れしているようで、まったく我関せずの様子で、黙々と草を食んでいました。
 おかげさまで写真、動画撮りまくり。
 こんなかわいい鹿さんですが、山の貴重な草花を食い散らかしてしまうようで、何とも残念です。
 
 しばし、鹿さんの観察をしたのち、五色沼に到着。ここには水場があるようです(未確認)。
 周囲を見渡すと紅葉がどんどん進んでいる様がわかります。

●五色沼→弥陀ヶ池→ロープウェー山頂駅
 昼食休憩後、弥陀ヶ池に向けて歩き出すと、食後の運動よろしく、いきなりの急登となりましたが、約30分の修業後、弥陀ヶ池に到着しました。
 この池周辺は、よく整備されており、コースは杭とロープでしっかり区切られており、案内標識も豊富です。
 今回、座禅分岐で七色平へのショートカットコースを選択しましたが、これが思った以上に急で、膝への負荷が大きく、痛みに耐えながら下ってくる形となりました。(登りとしてはあまり選択したくないコースです)
 よくよく考えたら時間にも余裕があったので座禅周回コースを選択すればよかったかなと思いました。(ショートカットコースにはほとんど登山客はいませんでした)
 その後七色平で、朝、歩いてきたコースに合流し、無事帰還いたしました。

 振り返ってみると、合計時間は4時間30分。ちょっと早すぎるペースだったようです。性格的にせっかちなのがいけなかったようです。素晴らしい紅葉、もう少しゆっくり目に歩き、堪能すべきだったと反省しています。

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