【蓮華岳(長野・2799m)】チャリ&バスで船窪小屋へ【七倉ダム=信濃大町駅…扇沢~針ノ木峠~蓮華岳~船窪小屋~七倉ダム】


- GPS
- 57:20
- 距離
- 31.4km
- 登り
- 2,128m
- 下り
- 2,824m
コースタイム
---------------------------------
(10/6)
七倉ダム 4:15 自転車
信濃大町駅 4:50 5:25 バス
扇沢 5:40 5:45
大沢小屋 6:45 6:55
針ノ木峠 9:25 10:00
蓮華岳 10:55 11:15
北葛乗越 12:05 12:10
北葛岳 13:00 13:15
七倉岳 14:35 14:40
船窪小屋 14:45
(10/7)
船窪小屋 6:40
天狗の庭 7:00 7:05
鼻付八丁 7:25 7:30
登山口 9:00 9:00
七倉ダム 9:05
天候 | 10/6(土) 曇り時々晴れ 10/7(日) 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
自転車
★駐車場 約50台駐車可能、無料。 ★タクシー JR信濃大町駅まで約6200円 ★バス 運行日限定だが、新宿・竹橋から夜行直通バス 「毎日あるぺん号」なるものが運行されているらしい。 http://www.maitabi.jp/bus/ (毎日新聞旅行) JR信濃大町駅 ★駐車場 市営駐車場がある。 ★バス 信濃大町駅~扇沢 片道1330円 http://www.alpen-route.com/access/index.html (立山黒部アルペンルート) その他、新宿などから高速バスが運行されている。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●七倉ダム~信濃大町駅(自転車) 特に危険個所なし。 大町ダムの七倉側が多少登り返しある以外は、 ペダル漕ぎなしで行けます。 ●信濃大町駅~扇沢(バス) 紅葉の時期など混雑期は、第1便が臨時便みたいになって、 満席になり次第、定刻の5時30分を待たずに出発します。 席だけ取っておいて、ジュース買いに行ったら、 バス行っちゃったってことのないように気を付けてください。 あと、主な旅行会社で予めきっぷを買っておくと便利。 ●扇沢~針ノ木峠~蓮華岳 扇沢に登山指導所があります。 特に危険箇所はなし。 ●蓮華岳~蓮華の大下り~七倉岳 アップダウンが激しいルート。 特に七倉岳への登りは、ロープ・鎖があり。 ●七倉岳~船窪小屋 天上の楽園です♪ ●船窪小屋~七倉ダム 登山道の整備が行き届いていますが、 なんせ急登です。 七倉ダムに登山指導所があります。 ●下山後の温泉 七倉山荘 http://www.webmarunaka.com/nanakura/ 源泉かけ流しのお湯 600円 0261-22-4006 |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
感想
●よしっ、船窪小屋に行こう!
世間は三連休ながら自分は土日のみの連休、
この連休で小屋締めをするところが多く、
今年最後の本格的山行になりそう。
涸沢や立山、紅葉が見ごろだねっ!
でも、人を見に行くようなもの。
今年の締めかー。
で、真っ先に思い浮かんだのは船窪小屋。
そうだっ、去年やったアレをやってみよう!
と、タイトル通りの計画が決まったのでした。
決まったとは言え、仕事が忙しい。
金曜日、何としても定時で上がるために、
木曜日は、丑三つ時まで仕事してました。
金曜日、長野へGO。
●「チャリ&バス」で扇沢へ
まず、向かったのはJR信濃大町駅。
ザックをデポするためだが、
着いたのは2時くらいで、駅は開いていなくて、
コインロッカーが使えない。
…。
交番の隣の空き地みたいなところにデポしました(笑)
それから、七倉ダムへ向かってしばし仮眠。
4時過ぎに目が覚めると、目の前にバスが通り過ぎていきました。
「毎日あるぺん号」です。
ただし、毎日走ってるワケではありません。
クルマに積んでおいた折り畳み自転車を下ろして、
JR信濃大町駅へGO!
クルマは七倉ダムに置いたまんまです。
翌日七倉ダムに下山してから、
クルマに乗ってチャリ回収する算段です。
去年は初雪降った夜で、顎をガクガクさせながら行ったけど、
今日は、そんなに寒くない。
暗い以外はいたって快適なチャリンコ走行になった。
40分ほどで信濃大町駅へ。
バス停には既に何人か登山客がおり、
ザックが既に4つ並んでいる。
交番の隣にデポしたザックを5つ目に並べて、
チャリンコを駐輪場へデポ。
すると、どこからともなく登山客がやってきて、
バスもやってきて、定刻よりも5分早く出発した。
当然のことながら、途中停留所で乗り降りする人はなく、
うたた寝して気が付いたら扇沢だった。
てか、2日間で4時間しか寝てないw
●扇沢から船窪小屋へ
扇沢に着くと、きっぷ売場に並ぶ長蛇の列を横目に登山指導所へ。
登山届を書いて、出発です。
ちょっと思うところがあって、
6~7kgくらいの荷物を加えたため、
ザックを担ぐとき、「えっ何これ?」っていうくらい重く感じた。
一歩一歩、足を進めるたびにズシッズシッときます。
結局終始ペースが上がらず、CT通りが精いっぱいでした。
ただ、救いだったのは天気。
曇りで眺望は決してよくなかったけど、
凍結もなく、気温もちょうど良い感じでした。
バテバテで針ノ木峠へ。
でも、その疲れを一気に吹き飛ばせてくれたのは景色。
紅葉のじゅうたんが敷き詰められているようで圧巻です。
ここで、その場に居合わせた人たちの話もはずんで大休止に。
ほぼ昭文社の地図のCT通りに蓮華岳へ。
CT通りが精いっぱい。
蓮華の大下りも、ただでさえ軽くない体に、
重い荷物を背負っているので、幾分滑りやすい。
それでも、七倉岳の稜線上にある青い屋根を見ては、
気力を維持しつつ、ひたすら歩きました。
何とか3時前に到着。
誰が鐘を鳴らしてくれたかと思ったら、
8月に鼻付八丁ですれ違ったosanpoさんでした。
●囲炉裏をかこんで団らん
すでに30名近くの方たちが到着されていて、
半分くらいの方が仮眠中w
囲炉裏の一席に加えさせてもらいました。
「チャリ&バス」の話になり…、
「4時頃、七倉ダムに向かって運転してたら、
あんなところで自転車乗っている人がいて、
誰やと思いました」
『それ、ボクです(笑)』
「いったい、どこへ行くつもりしているんかと」
『ここ(船窪小屋)です(笑)』
4度目になりますが、
今日はいつになく賑やかな団らんでした。
夕食は、やはり期待を裏切らないメニュー。
えっ、玉ねぎ1個まるごとスープ?
うっ、うまー!
電気も水道もない、
標高2450mでこんな料理が食べられるなんて!
いつ行っても、何度行っても感激です。
お茶会の時間になりました。
ヘンパさんは既に帰国してしまったんですが、
ほんのり甘いネパールティーが振る舞われました。
奈良からいらっしゃった4人組の中の2人、
なんと北アルプス初めてで、
山小屋も初めてだとか。
「山小屋ってこんなところなんだって思いました」だって。
ええええっ!って思って声出さんとこう思いましたが、
囲炉裏の周りでどよめきがっ!
この2人を連れてきた人、
ある意味「罪づくり」やと思いました(笑)
「道しるべの会」の方々がちょうどボランティアに来ていて、
話を聞くことができましたが、
7月の山開きに間に合わせるためにスケジュールを組んだり、
現状維持だけではなくて、より安全に通れるように整備をしたりと、
何気なく歩いている、当たり前のようにある道が、
有志の方たちの手で作られているんだなあと分かりました。
何だか盛り上がって、消灯時間をオーバーしてお茶会は終了。
●小屋がブロッケンに
さすがに良く寝れました。
朝食を頂いてから、外に出て、
コーヒーを片手に周囲の景色をのんびりを見渡してました。
すると、ブロッケン現象を見ることができました。
最初、自分のが映って喜んでいましたが、
なんと、小屋がブロッケンの影に。
そして、山のお母さんが何やら持って外へ。
ラジオ体操です。
一緒にやってみました。
「ラジオ体操第二」やったの小学校以来だー(笑)
毎朝、ラジオ体操をしているらしいです。
しばらくして、出発です。
小屋の皆さんに見送られてました。
やっぱり来て良かったなと思いました。
七倉尾根は、急なもののよく整備されていて歩き易かったです。
ああ、これも「道しるべの会」の人たちなのかなあと、
思いながら下山しました。
自分も「道しるべの会」に入ってみたいと思いますが、
入ったところで、
道づくりの場所に行くだけでヘロヘロになって、
何しにいったのか分からなくなるだろうなあ(汗)
下山後は、下山口のすぐそばにある「七倉山荘」へ。
それから、JR信濃大町駅へ行き、チャリを回収。
京都へ戻りました。
来年こそは、針ノ木古道を通ってみたいですね。
どんなルートにしようか、今から思案してます。
こんにちは~
もう常連さんですね
shirayamaさんと裏銀座の稜線上でお会いしてから1年以上経ったんですね、早いなぁ
あれから怪我もあったりで大変でしたね、でも経過良好のようでなによりです
昨年の夏、針の木小屋に行かずに船窪にしといて大正解でしたね
あ、私も自転車買おうと思ってます。機動力が違いますよね、20インチか26インチかで迷ってるんですが、リュック背負うんだったら26がいいですかね?
ところで6kg重たい荷物ってなんだったんでしょ?
こんばんは
すっかり船窪ファンになってしまいました
そうそう、sakuraさんが野口五郎岳でカレー食べてたの覚えてますヨ
それから烏帽子でご一緒して、
船窪での小屋の宿帳見て、
同郷だって気づいたんですよねー。
自転車の機動力は頼りになりますよ。
でも、パンクした時は…って思いますけどね
麓でもゆっくり
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