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Yamareco

記録ID: 2317238
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無雪期ピークハント/縦走
東海

【奥三河】雁峰山(629m)御岳山(664m)彦坊山(538m)

2020年05月29日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:26
距離
15.1km
登り
1,195m
下り
1,210m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:12
休憩
2:56
合計
9:08
5:58
99
スタート地点
7:37
7:43
68
8:51
10:33
47
ゴール地点
11:20
11:29
71
御岳山
12:40
13:39
44
ゴール地点
14:23
14:23
43
彦坊山
15:06
ゴール地点
5/26 愛知県の緊急事態宣言解除
ウォーミングアップ開始です
過去天気図(気象庁) 2020年05月の天気図
アクセス
我らがヒーロー、鳥居強右衛門(すねえもん)。
ここにはりつけにされてたら、さすがに恐いな
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我らがヒーロー、鳥居強右衛門(すねえもん)。
ここにはりつけにされてたら、さすがに恐いな
いにしえをしのぶ掘り割りの道かな
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いにしえをしのぶ掘り割りの道かな
心こめて書き上げた山名標だろうけど
フォントがヤバい
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心こめて書き上げた山名標だろうけど
フォントがヤバい
道沿いに見越しの松の素敵なお屋敷
下山して雁峰山ナイスショットのつもりだったのにこれは別の山
カメラ向ける方角まちがえてる( *˙0˙*)
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道沿いに見越しの松の素敵なお屋敷
下山して雁峰山ナイスショットのつもりだったのにこれは別の山
カメラ向ける方角まちがえてる( *˙0˙*)
須長公民館の
この裏手にある
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須長公民館の
この裏手にある
運動のひろば
ここに駐車させて頂きました
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運動のひろば
ここに駐車させて頂きました
移動して
林道塩瀬本線ゲート
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移動して
林道塩瀬本線ゲート
落石の多い林道の凹凸に悩まされつつ
いざ
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落石の多い林道の凹凸に悩まされつつ
いざ
明治三十九年
その頃わたしは何してたっけ?
オレっていつになってもひよっこだな(意味不明)
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明治三十九年
その頃わたしは何してたっけ?
オレっていつになってもひよっこだな(意味不明)
おんたけさんと呼ぶと失礼なので
みたけやまらしい
謙虚さ見習おっと
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おんたけさんと呼ぶと失礼なので
みたけやまらしい
謙虚さ見習おっと
おっと、いきなり
彦坊山にワープか
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おっと、いきなり
彦坊山にワープか
コーナン?
むむむ
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コーナン?
むむむ
私は二次林にあそぶ小鳥
なんてウソつくと舌抜かれるぞ
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私は二次林にあそぶ小鳥
なんてウソつくと舌抜かれるぞ
北尾根下って
どんぴしゃ林道詰め
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北尾根下って
どんぴしゃ林道詰め

感想

<雁峰山>
近隣のエリアには長篠の戦いに関連した史跡がひしめいています。ここもその一つ。今回の主人公は鳥居強右衛門(すねえもん)。

実は彼、現代に至っても磔の刑に処せられたまま。涙を誘います。国道151号線を東栄町方面に向かうと、長篠の道路沿いの看板がそれ。見せしめの刑のまま、はや450年。

ですが、これは武田軍による磔の刑を誇示するものではないとやら。穂先に散ることを覚悟してさえ、主君(徳川家の家臣・奥平信昌)に仕えた強右衛門の功をねぎらうものなんです。

強右衛門は4キロのスイム、65キロのランを経て、家康のもとへと脱出に成功。その途中、雁峰山で脱出成功ののろしを上げたというわけです。当時チャリがあれば立派なトライアスリートだね!

須長登山口から入山。石灯籠の足元の花壇に和みながら雁峰林道へと這い上がる。掘り割りの道を進むと、涼み松と元八岩(強右衛門の幼名)の小広場。ここがのろし場か。

その先470mの林道分岐に謎めいた矢印がありますが、私は左に取って目の高さに尾根が降りてくるのを待ちます。その林班界を登って、雁峰山の山頂へ。

帰路は山頂から南に下って林道にショートカット。その先、つづら折りの林道を直滑降すると、先ほどの林道分岐にピンポイント。あの矢印の意味は、分岐点で林道を離れて直上しろって意味ね。入口がヤブに覆われるとハードル高いかも。


<御岳山(みたけやま)>
巴川を渡り、ていねいに防獣ゲートを開閉して林道塩瀬本線へ。この山の核心部の一つは間違いなく林道の安全な走行であった(笑)。

落石や路面の凹凸がストレスだけど、まあ、ハナから歩こうという意識はなかったんで、これは自己責任という名目の暴挙で突っ込む。

作業道(沢ノ入線)が分岐する路肩に駐車して、作業道へと歩を進めます。作業道はしばらくして南に折り返します。新緑を誇る山野が目に優しくて癒やされるけど、久しく手入れしてない道はヤブと蜘蛛の巣地獄。

しばらくして進行方向左手の尾根方向に「塩瀬新城街道(往還)・御岳山頂至」の標識。途中、立派な標石も。明治三十九年の年号が読み取れる。往還の辻に置かれた道標なのか、山地管理のために町村(旧南設楽郡鳳来寺村)が設置したものなのか。

展望は雁峰山北の電波塔方面や彦坊山など、限定的。やがて、御岳山頂。

下山にかかると、名も知れぬ野草の素朴な清楚さに心が落ち着きます。背景の寧比曽岳方面の奥三河の山々は、笹頭山・仏庫裏・竜頭山あたり。

山頂の西端に寄せると、電波塔を頭に乗せた三河本宮山・風頭山付近が見える。そこから北尾根の点線路を辿ります。注意点二つ。途中で廃道っぽくなること。そして、西側の林道に降りる赤テープに誘い込まれないようにすること。

林道に降り立ち、駐車地へ。途中、林道山中線から登ってみえた夫婦の方の声が聞こえてきました。

途中で腹ごしらえして駐車地へ。


<彦坊山>
島田川にかかる橋で立ち止まれば、心を和ませる清流。沢沿いの林道を高度を上げ、登山口へ。急登一本勝負に歯を食いしばって山頂の一角へ。

手作りの山頂看板にほっこりしてから、山頂からそのまま西に移動。二次林がいい感じです。ここから北尾根を下ります。どなたかの山行記録を参考にしたわけではありません。着地できるかの保証もない。多少の冒険的要素があってもいいだろう、という感覚です。

沢まで降りれば、あわよくば林道の延伸があるでしょう。ない場合は、沢の厳しさに応じてトラバースしながら林道詰めを探そうという魂胆です。状況的には林道が谷筋からよそに逃げることはないだろう、という経験則です。

すぐにコンクリ柱を見つけて安心します。やがて杉の木に二連の赤テープが巻き付けられた場所に出て、ジャストで林道詰めでした。

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