金峰山【瑞牆山荘からピストン】
- GPS
- 06:51
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,195m
- 下り
- 1,176m
コースタイム
- 山行
- 6:16
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 6:50
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
富士見平を過ぎたところから残雪(軽アイゼンで大丈夫) |
写真
装備
個人装備 |
AKUクレスタ
|
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感想
コロナ禍のなか、人ごみを避けて山に行く、ということで、奥秩父の盟主、金峰山に行きました。
積雪があるので、瑞牆山荘からのピストンでの計画です。
瑞牆山荘の近くの駐車場は、トラロープで区切られ、数台しか停められないようになっていましたが、なんとか停車し、歩き出しました。
前日に雪(みぞれ)が降ったようで、地面はうっすらと白く、氷点下での歩き出しでした。
この時期に来たことがなかったのですが、葉っぱが全部落ちた明るい樹林帯を歩くのはとても気持ちよく、スタスタと歩き、あっという間に稜線に出ました。
葉っぱの落ちた樹間からは、瑞牆山が迎えてくれ、今日の山行が素晴らしいものになる予感でいっぱいでした。
稜線を詰めていくと、林道終点を越え、ほどなく富士見平に到着しました。
富士見平小屋はまだ閉まっていて、テント泊を数グループの方がされていました。
富士見平を越えるとすぐに登山道に雪が付き始め、あっという間に雪道になったので、軽アイゼンを装着しました。
雪があることで岩が隠れ、逆に歩きやすくなったので、早いペースで鷹見岩分岐を抜けて大日小屋に到着しました。
大日小屋からは勾配がきつくなり、凍り付いた岩を慎重に超えながら、大日岩直下の岩場まで来ると、今度は、雪をかぶった白い南アルプスが迎えてくれました。
大日岩の脇の急登が登り、大日岩に到着し、ここからは歩く向きを変え、金峰山への稜線を詰めていきます。
砂払ノ頭までは樹林帯を歩き、そこからは快適な稜線歩きです。
雪がたっぷりついているので、滑らないよう、慎重になりながらも、目線はどうしても、南アルプスや八ヶ岳に。
風もほとんどなく、とても楽しい稜線歩きを満喫しながら、五丈石がどんどん近づいてくると、少々残念な気持ちになる、不思議な感覚でした。
頂上は雪が吹き溜まっていて、さらに積雪が多く、頂上標柱は埋もれ、金峰山の「金」だけが頭を出していました。
五丈石の脇で富士山をみながら、昼食をとり、素晴らしい展望に後ろ髪をひかれながら、下山を開始しました。
下山は、来た道を下り、大日岩、大日小屋、富士見平を通過して、無事に瑞牆山荘まで戻ることができました。
4月の金峰山がこんなに素晴らしいとは、大きな発見でした。
これから毎年、この時期に金峰山に来ることになりそうです。
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