利尻富士
- GPS
- 11:35
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,527m
- 下り
- 1,527m
コースタイム
ペンション4:30
北麓野営場4:40
甘露泉水5:15
4合目5:35
5合目6:20
6合目第一見晴台6:57
7合目7:33
第二見晴台8:20
8合目長官山8:40〜50
避難小屋9:10〜25
9合目10:10
沓形分岐10:50
山頂11:15〜30
沓形分岐11:50
足つる12:00〜15
9合目12:30〜13:00
避難小屋13:15
長官山13:35
7合目14:20
トイレブース14:40
6合目14:45
5合目15:05
4合目15:43
駐車場16:15
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
今回宿泊したペンションは沓形コースへの送迎は不可。 駐車場は40台位止められそう。いっぱいになる事はないそうです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト・・・北麓野営場の管理棟 登山届・下山届・注意事項の3枚1組 記入事項が多いので前日に手に入れられると楽かも 温泉・・・鴛泊に向かう途中に利尻富士温泉がある 利尻山の3つのルール・・・ *携帯トイレを使おう 宿泊施設やコンビニで購入可能 小なら3回使える 鴛泊コースは3カ所にトイレブースがあり 使用済みは登山口に設置してある回収ボックスへ *ストックにキャップをつけよう *植物の上に座らない、踏み込まない 第二見晴台から風強い 9合目から赤い軽い石のようなスコリア帯が始まり もろく滑りやすい |
写真
感想
2012/8/11(土)
自宅5:00 湯沢IC6:15 塩沢石打IC手前で事故渋滞との交通情報 一般道へ下りる 塩沢石打IC7:00 堀之内P7:10〜20 亀田IC8:00 新潟港8:30 乗船開始(車)8:45 お盆でいつもより早い 手続きに忙しかった 新潟港発10:30
窓際の寝床ととり ベンチの確保へ。家族連れで賑やかだ。混雑する前に昼間から風呂に入り読書や予習をする。夕陽が綺麗だった。新日本海フェリー025-273-2171
2012/8/12(日)
小樽港4:00着 下船開始5:00 途中コンビニにて朝食購入 おでんを売っていた アパート6:00着 7:30発北海道神宮をお参り 札幌北IC8:00 深川JC9:00 オロロンラインを行く。左に海 右に牧草地や風力発電を見ながらまっすぐ北上する。にしん漁が盛んだった頃の番屋が道の駅になっている。天候いまひとつなので 原生花園はパス。稚内駅着14:00 新しくなった駅舎の中をぶらっとして こちらもリニューアルした「たからやラーメン」にて昼食。うん 美味しい!早めの乗船手続きをする。稚内港16:05 鴛泊港17:45 住宅街をぬけ運動場近くにペンションを見つける。お髭のご主人・サーファーみたいな奥様のお出迎え。白と茶の建物で中も小綺麗。夕食はウニづくし。生臭くなく初めて食す。
ペンションレラモシリ 0163-82-2295
ハートランドフェリー 0162-23-8010
2012/8/13(月)
本日はポン山から姫沼をハイキングの予定だったが、雨のためドライブに変更。まずは登山口へ下見。甘露泉水まで歩いてみる。手入れのいき届いた散策路だ。
その後ナナカマドの色づきが始まった姫沼を一週。エゾスズラン・ジャンボツバメオモトの実・ゴマナ・オオダイコンソウ・ザゼンソウの葉 ポストカードを売っている所は無人で付箋に書き置きとお金が置いてある。のどかだなあ。
次はゴマアザラシの飼われている御崎公園へ。花の頃はいいだろう。
ラナルド マクドナルド上陸記念碑へ 日本人へ初めて英語を教えた人。それまでの通詞は蘭語。
鬼脇にて地元の食堂でお昼と思ったが、何処に駐めようかと迷っているうちに、路上駐車の列を通り過ぎると町並みが終わってしまった。
「白い恋人」のパッケージでおなじみのオトトマリ沼へ ガスガスで全く見えず。ここでお昼にした。
利尻町博物館へ 縄文時代からの歴史・自然・暮らし・・・幅広く展示がある。
まだまだゆっくりみたい所あるが、明日の天気は良さそうなのでペンションへ戻る。
夕食はホタテの刺身・バター焼き、ウニ丼、鍋・・・
雨が上がりふと外を見ると虹だ。それも二重の。利尻の右の裾野から左方向へぐっと半円を描いている。写真シャシンしゃしん!!
2012/8/14(火)
前日用意したα米を食べ、朝食代わりのお弁当をいただきペンション出発。空には月と金星が並んでいる。そうだ今日は金星の月面通過でした。
雨上がりの森の中へ蒸し暑い。甘露泉水を一口のみ東屋で一枚脱ぎ、3合目の標識を右へとる。針葉樹と広葉樹の混じっ森を行くと、足下にはツバメオモトの実・アマドコロの実・ナニワズの実・クルマバマツクバネソウの実・エゾスズラン・ミミコウモリがなったり咲いたりしている。
広々した4合目に着く。倒木のベンチがありひと休み。木の根のやゴロゴロした石の多い中を登っていくと 針葉樹から丈の低いダケカンバなどに変わる。ツルアジサイ・ミヤマアキノキリンソウ・シロバナニガナが見頃。
5合目の木間から港や空港が眼下に見える。ツリバナの実やシュムシュノコギリソウがいい。
ぱーっと目の前が開けた6合目第一展望台着。眼下にポン山。その向こう 右から左へ海岸線がずーっと続く。この先2つのトイレブースがあり 綺麗に使用されている。
しばらくジグザグ登ると 7合目胸つき八丁との看板。ニワトコの実・ミヤマアキノキリンソウ。頭の上の木の枝に気をつけながら イワギキョウの咲く第二見晴台へ。風が強く1枚羽織る。
コゼンタチバナの実やシュムシュノコギリソウ・イワギキョウを見ながら 広々した8合目長官山へ。一気に360度の展望が開ける。目の前にどーんととがった利尻山 そこへ向かった嫋やかな尾根が伸びその先がぐっと急なる。 遠く右からはギザギザの尾根が山頂へ伸びる。体の向きを変えると足下の風景がもっと小さくなった。ここまででも 充分楽しめる。
ハイマツと笹の小ピークを登り 薬師如来の石碑を見送り 下りきると避難小屋だ。小屋手前のリシリブシが見頃。手入れの行き届いた道を木々のトンネルをくぐりながら行くと 木製のベンチとトイレブースのある9合目。ここからが正念場とある。いよいよ赤い軽石のようなスコリア帯に入り傾斜も増す。
しばらく行くと 右が切れ落ち赤い斜面にリシリヒナゲシがあるはずだが 道は狭く風も強いので見る余裕なし。沓形コース分岐を分ける。やさしく登っていると 後ろへ転倒しそうだし あまり足を蹴り込んで 斜面を傷つけとも思う。と フィックスロープがある。帰路は大変助かる。左手にはお花畑が広がる。まもなく 大きな溝状になったスリット帯へ。下る人と譲りあってだ。ここを抜けると登山道を修理して下さっている。まだまだスコリア帯が続く。いったんポコッとした所へ出るとあとひと登りだ。山頂には思ったより大きな洞が祭ってある。船のスクリューが供えてあった。左手にはろうそく岩がぬくっと伸びている。南側の足下にはリシリフウロが残っていた。風が強く寒いので写真を撮って下る。
スコリア帯の下りは心配したが それほどでもない。9合目のベンチでゆっくり休んだ。途中長野の上田市からいらした方で 100名山をやっていて95座終わり北海道の5座が残ったそうで 2週間の休暇を取り完登するそうだ。
樹林帯の下りは長く 飽きてしまう。16:15下山ほぼ予定通り。
一日快晴に恵まれ 本当にラッキー!お天道様に感謝!!
フェリーが欠航したり 強風 雨 ガスなどで予定通り登山できない事も多々あるようです。
本日も美味しい食事をたらふくいただく。その後 オーナーのスライド上映会があった。春の残雪・次々に咲く花々・秋の紅葉・雪山登山やスキー。四季折々の利尻の姿をみた。そして 希望者は姫沼にて星空観察会。駐車場に寝転んで見ると 星が降るようとは このことだ。すると 本当に星が降ってきた。流星があっちこっちと その度に歓声があがる。漆黒の中 星が沢山ありすぎて 正座を見つけるのが大変。天の川を見るのも20年ぶり位かもしれない。それもこれも 晴天のおかげだ。
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