【記録用】仙丈ヶ岳 遭難騒ぎで最悪の夜
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 1,094m
- 下り
- 1,092m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
《地獄の一夜の詳細》
19時過ぎると皆さんそれぞれ寝床に着き始める。
しーんと静まり返ったその時、一人の中年男が電話で話す声。
「グループなんですけど・・下りてくるかと思ったらまだ来てなくて・・
もしかしたら仙水のほうに下りたかもしれなくて・・登山届は出してなくて・・」
聞き取りにくいのか、遠慮なく大声で話す男。
えっ?遭難?
ウトウトしかけていた私の脳は一気に目覚める。
しばらくして、警察の人?が事情を聞きに来た。
警?「双児山から下は滑落するところはないですよねぇ。」
男 「ベテランで甲斐駒は7回目なので・・登山届は出してないですけど・・」
やりとりを聞いていて腹が立ってきた。
駒津峰辺りで別れた?逸れた?らしいが、どちらに下りるか決めてなかったらしい。
連絡先は知ってるから登山届を出さなかったと言っているが、全員が遭難したら誰も連絡できないじゃん!
そして21時すぎ、この男、遭難男の実家らしき所に電話をかけ始めた。
「今、北沢峠のこもれび山荘にいるんですけど、・・まだ下りてきてないんですよ・・」
そしてしばらくすると、私のスペース(10番)の隣の隣(12番)に入った。(11番)は空。
21時50分頃、突然、12番の男の足元に元気な声。「明日も登ろうぜ!」と。
そして、空いていた隣のスペース(11番)にドサッと上り、ガシャっと枕灯をつける。ハァハァ息をきらしている。
ああ、この男だ。遭難未遂の男が今到着したのだ。
しばらくザックをガサゴソ、一旦寝たかと思ったら毛布をパタパタ。
またしばらくしてトイレへ行く音。
あぁ〜もう23時。起床予定は3時だよ!
0時55分、ザックの中をゴソゴソし何か食べてる音。
わざと大きく寝返るふりしたけど遠慮なし。
そのあと即寝息立てて、私たちが出発する頃はイビキをかいて爆睡中。
カーテンがなかったらきっと蹴とばしてたよ。
この寝不足が後に響いた。。
山荘には文句言えなかったけど、少しは配慮して欲しかったな。
他にも空いていたはずなんだけど・・
※別に詳細をまとめてあったものをここに転記しました。
お心当たりのある方はメッセージでこっそり連絡ください(笑)
(2020.4.30)
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