大沼池から四十八池を経て赤石山へ
- GPS
- 08:30
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 979m
- 下り
- 580m
コースタイム
天候 | 曇り 稜線はガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
蓮池で奥志賀方面に向かい登山口のある大沼池入り口の駐車場へ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大沼池や四十八池は道標が整備され危険な場所もない。 忠右衛門新道から赤石山、金山沢の頭の間は歩く人は少ないようだが、刈り払いされていることもあり想像以上に歩きやすい。 |
写真
感想
体育の日の三連休も山へ。
6日土曜日は以前から気になっていた志賀高原の赤石山へ。
そもそもこの山の存在を知ったのは、7月に岩菅山に登った際、途中の金山沢の頭に『赤石山分岐』の標識を見たことから。
山と渓谷社の『日本の山1000』にも採用されており、当然名山であるはずだが、ヤマレコで『赤石山』で検索しても、岩菅や志賀山に比べたらヒット件数は少ない。
レコを拝見すると志賀高原の中では比較的静かな山歩きができ、山頂の眺望の素晴らしさも相まって、なかなかの名山らしい。
ということで、志賀高原の赤石山へ登ることにした次第。
前日午後11時過ぎに自宅を出立、中央道から長野道、上信越道で信州中野ICへ。志賀草津道路で蓮池に向かいここから奥志賀方面に分岐して登山口になる大沼池入口の駐車場へ。
長野の予報は晴れのち曇り、午後にわか雨ということだが星は見えず。
長丁場になるのと、初めは林道歩きのため、まだ暗い午前5時過ぎにヘッデンをつけてスタート。
大沼池までは1時間強の林道歩き。空が白み始めたがどんよりとした雲。山の稜線がガスがかかっている。紅葉はまだ序盤。
池の東岸に沿って進むと、いきなり場違いなレイクハウス。正面に志賀山が見える。
ここからそのまま赤石山に登る手もあるが、せっかく来たので四十八池まで寄り道。
木製階段が混じる道を1時間弱で四十八池へ。
夏場には高山植物が多くみられるようだけど今は草紅葉。
木の紅葉はやはりまだ早い。
ここで硯川から来た4人のグループとすれ違い。
結果的にはこの4人が今回山で会った唯一の登山者だった。
トイレのある場所で硯川への道を分け木製階段の急登を一登りしたら四十八池分岐。T字路になっており鉢山から横手山へ向かう道を分けてここは左折。
ここから赤石山までの稜線の道を忠右衛門新道というらしい。
歩く人は多くなさそうだが刈り払いされており歩きやすい。
緩やかな登降を繰り返すうちにガスに覆われ視界がなくなった。正直登り始めから、期待はしていなかったがやはり無念。
大沼池のレイクハウスから登ってくる道を合わせると赤石山頂への最後の150メートル弱の登り。
ところが山頂直下でいきなりガスが切れ薄日が射してきた。
山頂は巨大な岩場になっており、岩稜にいいあんばいに色付いた灌木が生えてまるで庭園の趣。
眼下にはエメラルドブルーの水をたたえる大沼池が見える。
たぶんきれいに晴れ渡った日には360度の大パノラマが広がるはずである。
ここで1時間半ほど休憩し昼御飯。
その後はガスがかかったり切れたりと相変わらずすっきりしない天気。
昼御飯は最近はまっているコンビニのおでん。
この1〜2年ほど、コンビニで手頃なお総菜を置くようになったけど、あれは登山の際便利。
ビニールで汁ごと密閉されたおでんをそのまま温めれば、おいしくいただける。
赤石山から金山沢の頭までは背丈を超えるネマガリダケの中を、小さなアップダウンで150メートル下り、最後に180メートルを登り返す。
金山沢の頭で岩菅山からの道と合流。ここからは何度も歩いたことのある道。寺子屋スキー場のゲレンデを下り高山植物園を登り返すと東館山のゴンドラの駅。
三連休初日だけどあいにくのお天気で東館山はガラガラ。ゴンドラも客が来た時だけ動かす省エネ運転。
約5分で発哺温泉。
ここからバスで登山口の大沼池入口に戻るのだが、なんと出たばっかりで1時間待ち。車道を歩けば約1時間、ということでバス停の待合室で居眠りこいてバス待ち。
午後3時前に駐車場に無事帰還。
あいにくの曇り空だったけど、山頂付近では視界が開けその素晴らしさの一端に触れることができた。
訪れる人は少ないけれど、『日本の山1000』に取り上げられただけのことはある。
ぜひ天気の良い日に再訪してみたい山である。
この後は高速で群馬県の渋川に向かいビジネスホテルに宿泊。
翌日の山登りに備えた。
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