紅葉の乗鞍岳(リハビリ/リベンジ山行)
- GPS
- 03:55
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 436m
- 下り
- 445m
コースタイム
天候 | 快晴〜雲がかり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所ありません。剣が峰付近は一部少しだけ積雪ありました。 熊出没注意です。 |
写真
感想
連休中日は、20年来の親友の結婚式でした。
つい先日サプライズで招待を受け何だか実感もないまま朝から、
彼の働き暮らす地元、長野へと向かいました。
自分とは大学時代のバンド仲間だった彼は、こちらでも活動を続け、
奥様もその関係で知り合った方でした。
朗らかで気さくな信州人らしい親戚の皆さんと、職場の皆さんに祝福され、
新郎新婦によるピアノと弦の演奏で、招待客の皆との思い出の曲のメドレー
等もあり、笑顔と笑いの絶えない、家庭的な暖かい雰囲気の良い式でした。
翌日は有休をとっていたので、のんびりと紅葉ハイクでもして帰るつもりで
いました。
2次会会場の蕎麦居酒屋で、野沢菜を勧められたりしながら歓談してると、
新婦のご友人の方がテーブルに来られたので話していると、山に登られて
いる方でした。ついつい新郎そっちのけで酔いも手伝い山談義。
御在所、白山、焼岳・・・と結構登られてる様です。
なんとまあ偶然にも、その方も翌日は朝から、同じ目的地、乗鞍に行かれる
予定との事。「じゃあ折角だし車同乗で一緒に行きませんか?」と話が
まとまりました。
帰りしな新婦からは、「友人のガイドを宜しくお願いします」と頼まれました。
「熊が出たり吹雪いたりしたら引きずってでも即下山しますよ〜」とお返事。
翌、朝8出発の予定でしたが、混雑を見越して少し早め出発に予定変更。
乗鞍高原へと向かいました。
空は快晴、山は色付き、絶好の登山日和。
唯一の難は、同行の彼女が二日酔い?であまり元気なさそうなぐらいです。
楽しいハイキングも無理するとキツイので、ゆっくりと行く事に。
なんせ自分も足、痛みは無くなったものの無理するのは不安がありますし、
1ヶ月ぶりの山歩きですし。
途中の山道では、両側に紅葉が色とりどり、そこにハイ松の鮮烈な緑も
加わって、きれいな色の洪水の様でした。
バスの車窓から紅葉を眺めテンションアップ。
畳平では気温も10数℃程。日陰はちょっと肌寒いものの丁度良い気候です。
まず引き出物の赤飯おこわ、パン等を食べて、ウォーミングアップで魔王岳へ。
空気も澄んでいて、北アルプスの山々もよく見えました。
2ヶ月前は高山植物が咲き乱れていたお花畑も、今はすっかり一面秋の色。
頭上には広く青空が広がり、伸びやかな山の景色が続いていて、良い
ハイキング日和でした。
彼女は今日はスニーカーだという事もあり、岩場もゆっくり登る事に。
「こんなにラクして3000m峰に登っちゃっていいのかしら?」
「うーん、いいんじゃないですかね?」
ハイ松の上にはホシガラスが飛んでいました。
アクセスが容易な眺望の良い山なので、やはり登山客は多く居ます。
山慣れて速い人、フーフー言いながら登る初心者の人、バランスがちょっと
危うそうな普通の靴のお婆ちゃん、派手なカラーリングの山ガールというか
山ギャル、皆思い思いに剣ヶ峰のピークを目指し歩いています。
自分達も、ひたすらゆっくりめのマイペース。
道の上は岩ばかりですが、山肌を見下ろすと、下の方はハイ松の緑帯が続き、
そしてその下には色とりどりの紅葉。空気も澄んで遠くの山や松本方面の
街並みも見え、眺望の良い山散歩です。
前回来た蚕天岳までは程なく辿り着きました。ここからは雪もあります(が、
避けて歩けば全く雪を踏まずとも先には進めました)。
前回蚕天岳のピーク直前で引き返したので先の様子に気付きませんでしたが、
実はここから剣ヶ峰までは割とすぐの距離でした。
ピークには人がぞろぞろ。山頂標識の所では、写真待ち渋滞。
さっと写真だけ撮って、サクッと下山にかかりました。
蚕天岳付近で路傍の岩に腰掛けてお昼ごはんにしました。
段々いつもの調子も戻って来て、道すがらの登山者に声をかけて話してみたり。
彼女もソロ登山が多い様ですが、山で話をする相手というと、ある程度同世代
とか年配の人は同好の士という感じでやっぱり話し易く、一番妙に気を遣って
というか何というか変に余所余所しい感じになってしまうのは若い異性が多い、
というあたりでは意見が一致しました。まー仕方ありませんかね。
帰りものんびり下山。
イワヒバリがすぐそこにいたけど写真を撮る前にハイ松に隠れて見えなく
なったり、といったぐらいしかなく、特に何の変哲もありませんでしたが
ゆったり散歩を楽しみました。
松本へと向かう帰路は、北アルプス一帯紅葉だったからか割と渋滞してました。
彼女を駅まで送り、自分も帰路へと着きました。
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