ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 233085
全員に公開
ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒

超快晴のもと、爽快な秋田駒・乳頭縦走

2012年10月08日(月) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 岩手県 秋田県
 - 拍手
inchworm その他1人
GPS
08:10
距離
15.8km
登り
807m
下り
1,322m

コースタイム

  08:10  駒ヶ岳八合目
  08:35  片倉岳展望台
  09:28  男 岳 頂 上  (〜09:40)
  10:05  阿弥陀池小屋
  10:20  横   岳
  10:31  焼   森
  11:22  湯 森 山
  11:58  宿   岩
  12:42  笊 森 山  (〜13:17)
  14:17  乳 頭 山
  15:38  一本松温泉跡
  16:07  黒 湯 温 泉
  16:20  乳頭温泉バス停
天候 超快晴
視程150km 
過去天気図(気象庁) 2012年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
【秋田市→アルパこまくさ】( 78km by my car)
  秋田駅−《秋田中央広域農道》−大仙市協和荒川−《R46号》−仙北市田沢湖生保内−《R341号》−生保内小先達−《県道127号》−《県道194号》−アルパこまくさ
   
【アルパこまくさ→駒ヶ岳八合目】
  路線バス(羽後交通 駒ヶ岳線)25分  600円
  http://www.ugokotsu.co.jp/ug/rosen/jikoku/da07.pdf

【乳頭温泉→アルパこまくさ】
  路線バス(羽後交通 乳頭線)13分  290円
  http://www.ugokotsu.co.jp/ug/rosen/jikoku/da06.pdf

コース状況/
危険箇所等
  危険箇所は乳頭山頂直前(笊森→乳頭の場合)の1箇所だけです。ここは、傾斜のある狭い箇所での方向転換地点ですが、何らかの理由でバランスを失した場合転落する懸念があります。
  焼森→笊森のうち、焼森から湯森への前半の下りの部分は、3年前は粘土質の土壌が深く抉られて「深いU字溝」状態になっている部分が少なからずありましたが、土を入れるなどにより手が加えられ、大分歩きやすくなりました。
  「乳頭山→秋田駒」のコースは、‥个蠅良分が大分多くなること、∪橘未暴始太陽光を受け続けること、7平的に単調であること(逆光の中で女目岳北面のみを見続けることになること)などから、「秋田駒→乳頭山」の方がより楽しめると思います。

  トイレはアルパこまくさ内、八合目避難小屋隣、阿弥陀池小屋隣にあります。
  登山ポストは八合目避難小屋の中にありました。

 
  著名な観光地であり、雑誌、WEB等観光情報は豊富です。
  温泉も選び放題です。
  登山バス(羽後交通 駒ヶ岳線)発着地である「アルパこまくさ」には温泉(500円)もあり、お手軽なだけでなく、田沢湖と鳥海山が見える露天風呂からの夕暮れは絶景です。
  http://www.heart-herb.co.jp/arupa/
おはようございます。快晴も快晴、超快晴のお天気です。
2012年10月09日 19:42撮影 by  E7600, NIKON
10/9 19:42
おはようございます。快晴も快晴、超快晴のお天気です。
思っていた以上に紅葉が進んでいます。
2012年10月11日 16:20撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
3
10/11 16:20
思っていた以上に紅葉が進んでいます。
登山道の日陰部分には霜がおりてました。
2012年10月11日 11:50撮影 by  E7600, NIKON
10/11 11:50
登山道の日陰部分には霜がおりてました。
阿弥陀池畔に到着。
2012年10月09日 19:52撮影 by  E7600, NIKON
10/9 19:52
阿弥陀池畔に到着。
男岳にむかいます。
2012年10月09日 19:51撮影 by  E7600, NIKON
10/9 19:51
男岳にむかいます。
男岳から東方向。最奥やや右は早池峰。終日見えていました。
2012年10月11日 16:08撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
1
10/11 16:08
男岳から東方向。最奥やや右は早池峰。終日見えていました。
こちらは南方向。中央が和賀山塊、その左奥が焼石連峰、その右奥は栗駒山。これらの山々も終日見えていました。
2012年10月11日 16:14撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
1
10/11 16:14
こちらは南方向。中央が和賀山塊、その左奥が焼石連峰、その右奥は栗駒山。これらの山々も終日見えていました。
お約束の一枚。
2012年10月09日 19:51撮影 by  E7600, NIKON
10/9 19:51
お約束の一枚。
馬場の小路、馬の背などへの分岐からの男岳東面と鳥海山。女岳の奥は院内岳。鳥海山の上を飛んでいるのはイワツバメだと思います。
2012年10月09日 19:51撮影 by  E7600, NIKON
10/9 19:51
馬場の小路、馬の背などへの分岐からの男岳東面と鳥海山。女岳の奥は院内岳。鳥海山の上を飛んでいるのはイワツバメだと思います。
阿弥陀池に映る横岳北斜面の紅葉。
2012年10月09日 21:16撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
6
10/9 21:16
阿弥陀池に映る横岳北斜面の紅葉。
2012年10月09日 19:57撮影 by  E7600, NIKON
10/9 19:57
横岳分岐付近からの女目岳と阿弥陀池小屋。
2012年10月09日 19:59撮影 by  E7600, NIKON
1
10/9 19:59
横岳分岐付近からの女目岳と阿弥陀池小屋。
横岳付近から北方向。右から岩手山、湯森山、乳頭山。焼森は湯森山の前に重なっています。
2012年10月09日 20:02撮影 by  E7600, NIKON
1
10/9 20:02
横岳付近から北方向。右から岩手山、湯森山、乳頭山。焼森は湯森山の前に重なっています。
焼森から横岳を望む。
2012年10月09日 21:18撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
10/9 21:18
焼森から横岳を望む。
正面が湯森山。左に行けば八合目バス停に下ります。乳頭山への縦走路は右です。
2012年10月11日 14:30撮影 by  E7600, NIKON
10/11 14:30
正面が湯森山。左に行けば八合目バス停に下ります。乳頭山への縦走路は右です。
雪が作り出した一種の芸術品。植物の強さを感じます。
2012年10月09日 20:10撮影 by  E7600, NIKON
10/9 20:10
雪が作り出した一種の芸術品。植物の強さを感じます。
縦走路はここで直角に曲がりますが、分岐点ではありません。
2012年10月09日 20:11撮影 by  E7600, NIKON
1
10/9 20:11
縦走路はここで直角に曲がりますが、分岐点ではありません。
笹森山からのコースとの合流点に「湯森山」の表示とベンチがありますが、山頂はこちら。左奥に三角点があります。
2012年10月09日 20:17撮影 by  E7600, NIKON
10/9 20:17
笹森山からのコースとの合流点に「湯森山」の表示とベンチがありますが、山頂はこちら。左奥に三角点があります。
三等三角点のようです。
2012年10月09日 20:15撮影 by  E7600, NIKON
10/9 20:15
三等三角点のようです。
今度は岩手山と笊森。熊見平(草紅葉部分)と小さく宿岩が見えます。
2012年10月11日 15:40撮影 by  E7600, NIKON
1
10/11 15:40
今度は岩手山と笊森。熊見平(草紅葉部分)と小さく宿岩が見えます。
宿岩がはっきりと見えてきました。
2012年10月09日 20:19撮影 by  E7600, NIKON
10/9 20:19
宿岩がはっきりと見えてきました。
来た道を振り返ると、左に湯森山、右に笹森山、中央奥が女目岳。
2012年10月11日 15:32撮影 by  E7600, NIKON
10/11 15:32
来た道を振り返ると、左に湯森山、右に笹森山、中央奥が女目岳。
笊森山頂から東北東方向。中央はご存知岩手山、その右にうっすらと姫神山。鞍掛山も小さく見えています。
2012年10月09日 20:21撮影 by  E7600, NIKON
5
10/9 20:21
笊森山頂から東北東方向。中央はご存知岩手山、その右にうっすらと姫神山。鞍掛山も小さく見えています。
乳頭山も当然終日見えていました。
2012年10月09日 20:23撮影 by  E7600, NIKON
4
10/9 20:23
乳頭山も当然終日見えていました。
山頂をアップで。小さいながらも厳しさを感じさせる岩峰です。
2012年10月09日 20:30撮影 by  E7600, NIKON
2
10/9 20:30
山頂をアップで。小さいながらも厳しさを感じさせる岩峰です。
乳頭山頂から笊森山を仰ぐ。
2012年10月11日 14:47撮影 by  E7600, NIKON
10/11 14:47
乳頭山頂から笊森山を仰ぐ。
乳頭山頂からの駒ヶ岳(女目岳)。手前に湯森山と笹森山。
2012年10月11日 14:56撮影 by  E7600, NIKON
10/11 14:56
乳頭山頂からの駒ヶ岳(女目岳)。手前に湯森山と笹森山。
乳頭山の北西には森吉山。森吉も終日つきあってくれました。
2012年10月11日 15:02撮影 by  E7600, NIKON
3
10/11 15:02
乳頭山の北西には森吉山。森吉も終日つきあってくれました。
今回は左、黒湯経由で下山です。
2012年10月09日 20:35撮影 by  E7600, NIKON
10/9 20:35
今回は左、黒湯経由で下山です。
前の写真の分岐からしばらくは田沢湖を眺めながら下山します。田沢湖のやや左奥で光っているのは雲?、それとも日本海か?
2012年10月11日 15:08撮影 by  E7600, NIKON
10/11 15:08
前の写真の分岐からしばらくは田沢湖を眺めながら下山します。田沢湖のやや左奥で光っているのは雲?、それとも日本海か?
笊森山(右)北面の紅葉も見ごろでした。
2012年10月09日 20:39撮影 by  E7600, NIKON
10/9 20:39
笊森山(右)北面の紅葉も見ごろでした。
乳頭山→黒湯は3.6kmということです。この標柱のすぐそばにベンチがあり、前の写真の景色を眺めながら一休みできます。
2012年10月09日 20:41撮影 by  E7600, NIKON
10/9 20:41
乳頭山→黒湯は3.6kmということです。この標柱のすぐそばにベンチがあり、前の写真の景色を眺めながら一休みできます。
一本松温泉。湯温もぬるく、湯量も少ないので湯浴みはムリ。足湯くらいは出来るかも…。
2012年10月09日 20:45撮影 by  E7600, NIKON
10/9 20:45
一本松温泉。湯温もぬるく、湯量も少ないので湯浴みはムリ。足湯くらいは出来るかも…。
一本松温泉直下の徒渉。登山路を示す標識が小さく、悪天時等はルートを見つけにくいかもしれません。
2012年10月09日 20:46撮影 by  E7600, NIKON
10/9 20:46
一本松温泉直下の徒渉。登山路を示す標識が小さく、悪天時等はルートを見つけにくいかもしれません。
標高900mなのに、まるで新緑を思わせるようなブナ林です。
2012年10月11日 13:24撮影 by  E7600, NIKON
10/11 13:24
標高900mなのに、まるで新緑を思わせるようなブナ林です。
松ノ沢はコンクリート橋をわたります。
2012年10月09日 20:50撮影 by  E7600, NIKON
10/9 20:50
松ノ沢はコンクリート橋をわたります。
黒湯か孫六、あるいは大釜温泉の源泉でしょうか?
2012年10月09日 20:52撮影 by  E7600, NIKON
10/9 20:52
黒湯か孫六、あるいは大釜温泉の源泉でしょうか?
黒湯温泉の直下を通ります。
2012年10月11日 14:16撮影 by  E7600, NIKON
10/11 14:16
黒湯温泉の直下を通ります。
黒湯から孫六までは数分。
2012年10月09日 20:55撮影 by  E7600, NIKON
10/9 20:55
黒湯から孫六までは数分。
乳頭バス停からの大釜温泉。うしろに女目岳(左)と男岳。
2012年10月11日 13:33撮影 by  E7600, NIKON
1
10/11 13:33
乳頭バス停からの大釜温泉。うしろに女目岳(左)と男岳。
田沢湖の夕暮れ、鳥海山や院内岳のシルエットも綺麗です。
2012年10月11日 15:57撮影 by  NIKON D80, NIKON CORPORATION
7
10/11 15:57
田沢湖の夕暮れ、鳥海山や院内岳のシルエットも綺麗です。

感想

  2度目の秋田駒・乳頭縦走です。ヤマレコ記録も2度目です。
  前回(3年前)以上の好天に恵まれ、爽快な雲上漫歩を満喫することができました。秋田駒や乳頭山の頂上からは、南は鳥海山、月山、栗駒、北は岩木山、八甲田、森吉、八幡平、東は早池峰など、見えるべき山々がすべて終日見えていました。
  乳頭山からの下山は、孫六温泉に直接おりるコースのいたみが激しいと聞いていたこともあり、黒湯経由にしました。また、今回は同行者もおり、一本松温泉や徒渉など少しでも変化があったほうが面白いかと考えたからでもあります。
  このルートは、乳頭温泉からアルパこまくさへの路線バスが利用できることから縦走可能なのですが、1時間に1本しかないバスに遅れないよう急いで下山することとなり、同行者には少し難儀をかけてしまいました。
  また、この縦走コースについては、男岳や女目岳に登らずに、八合目から笹森山経由で湯森山に登るよう紹介していることが多いように思われます。焼森から湯森山までの間が少し冗長なこと、笊森から千沼ヶ原に寄る場合の時間的なことなどを考慮すれば納得できなくもありませんが、やはり、駒ヶ岳の主峰男岳、あるいは最高峰女目岳のいずれかには登頂しておきたいように思います。
  笊森山から千沼ヶ原経由で乳頭山へのコースを取った場合、休憩時間も含め1時間以上行動時間が増えるので、男岳に登頂し千沼ヶ原に寄ってこのコースを満喫するには、日帰りの場合なら初バス(アルパこまくさ6時1分)に乗ることをおすすめします。
  今度は花の季節にトライしてみたいと思います。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1999人

コメント

こんばんは☆
すばらしい眺めですね
前日もそれなりに良いお天気でしたが、視程150kmとはいきませんでした
こういう日は滅多にないでしょうから、羨ましいです
2012/10/12 20:07
Springさんへ
返事が送れて申し訳ございませんでした。コメントいただきありがとうございます。
今回も3年前以上の好天に恵まれました。山はやはり気候条件がとても大切だと、再確認したところです
なお、秋田駒から月山までは140Kmでした。
2012/10/25 0:22
はじめまして
秋田の山々、乳頭山に登ってから大好きになりました。
一本松温泉は、私が行ったときは熱くて、川の水を足しながら足を浸かったことがあります。

丁寧な写真付きのレポは、行ったときを思い出してとても懐かしくなりました。ありがとうござます。
なかなか秋田までは遠くて行ける機会が少ないけど、秋田駒〜笠森山と国見温泉はぜひ歩いてみたいので、参考にさせてください。
また秋田の山の記録、楽しみにしています。
2012/11/9 23:35
hellokinokoさんへ
コメントありがとうございます。また、返事が遅れて申し訳ございません。
駒ヶ岳のほか、鳥海山や森吉山もおすすめですので、ぜひおいでください。
2012/11/13 14:47
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら