滝子山◇寂ショウ尾根って?
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,053m
- 下り
- 1,186m
コースタイム
09:40 寂惝苑入口
10:02 寂ショウ尾根入口
11:48 滝子山山頂(12時まで休憩)
12:31 桧平
13:42 登山口(初狩側)
14:09 初狩駅
天候 | 晴れときどき曇り。 山頂17℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰り:JR初狩駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【寂ショウ尾根】 ・標高1300mくらいまでは道幅の細い尾根道。 ・ほぼ直登なので急登続きですが、危険箇所なし。 ・その後、岩場が連続します。手も使って三点支持で。岩場に慣れていない方には危険かも。 ・意外と印がしっかりあるので、その通りに進めば迷うことはありません。 ・下りでは使用しない方がいいと思います。 【山頂〜初狩】 ・よく踏まれた道なので、問題ありません。 |
写真
感想
久しぶりにお一人様です。
めずらしく平日にお休みをいただきました♪
本当は一人ですごいところへ行っちゃおうと思っていたのですが、那須岳の疲労やら
天気が思わしくないやらで、遠征はナシ。
ところが!何のことはない、木曜日の天気が良くなってしまいました。
これはどこかへ行かねば…
ということで、久しぶりに滝子山へ行ってみることにしました。
目的は…
寂ショウ尾根です。
滝子山は一人でもclioneさんとも登ったことはあるのですが、いずれも地図で言う
「実線」の一般登山道。
ところが地図には破線の道、寂ショウ尾根があるのです。
ルートは山頂までほぼ直登!
しかもレコなどで情報収集をすると危険な岩場があるとかないとか…
さらに!なんとこの寂ショウ尾根ではイワカガミが見られるらしいのです。
なんとしても一度は攻略しておかないと、というわけです。
始めに心配したのは寂ショウ尾根への取りつきだったのですが、よく見て歩くと
「寂惝苑」の看板を右手に発見できました。
そして看板通りに進むと、「寂惝苑」の家屋があり、滝子山への看板もちゃんとあります。
道もいたって明瞭。
ぐんぐん登っていくと林道へ出るのです。
そして林道沿いに寂ショウ尾根の地味な道標も発見。
おお、ひとつも迷うことなく来られました。
よしよし♪
ここからがドキドキの寂ショウ尾根スタートです。
人の気配はまったくありません。
平日の滝子山、こんなことだろうとは思いましたが…
人の助けは期待できないので、いつもより慎重に行きます。
道は、思っていたより明瞭でした。
けっこう人が入っているみたいですね。
しかも岩にペンキマークがあるので不安なく進めます。
ただ、やはり急登。
この時期にもかかわらず汗たらたら。
大倉尾根とどっちがつらいかなぁと考えながら登っていました。
そんな感じで、寂ショウ尾根の取りつきから1時間が経とうかというところで、
ついに来ました。
岩稜の登りです。
岩に手を掛け、足を掛け、上を目指して登って行きます。
本当にこんなところ登るの?と心配になりそうな所もペンキマークがあるから大丈夫。
とにかく三点支持を守って登り続けます。
私にとって幸運だったのは、樹林帯の岩稜であるという点。
高度感をほとんど感じることはないです。
ただ、やはりこの尾根は登り専用と考えた方がよさそうですね。
下りで使うのはやっぱりイヤだな…
四肢を使って登ること30分くらいでしょうか。
標高1500mくらいのところでイワカガミの群生(今は葉っぱですが)を見ることができました。
次に来るときはこれを目的に来ることになるでしょうね〜
岩場を登りきると、山頂?と思いきや、即山頂ではありません。
東の方角を見ると別のてっぺんが見えるではありませんか。
というわけでがっくりしながら、下って登って、下って登って。
へとへとになってようやく見覚えのある山頂に到着したのでした。
やった〜(^^
寂ショウ尾根を歩ききった満足感でお腹いっぱいとなり、早々に初狩駅へ下山しました。
いや〜ドキドキの単独行でした。
おわり
おつかれさまでした。
なんでひとりだと 飲むんだろう…
いつもだ!いっつもだぁー!!!
ソフトは許す
clioneさん、こんばんは
なぜ一人だと なのか?
それは下山が早いからです
二人の時は、たいがい夕ご飯の時間になってしまうじゃないですか。
あと、車移動の時は当然飲めないし。
一人だから自由なのだ
masataroさん、おはようございます。
今回はお一人だったのですね。
ソフトに 、最高の組み合わせですね。
は公共交通機関利用者の特権ですね。
ところで、「寂ショウ」なんと読めば良いのでしょうか。
millionさん、おはようございます
一人でした。
ランチの写真がなくて申し訳ありません
その代り、ソフトと なんです。
下山後はやはり格別ですね
今度からはclione師匠にも を勧めるすることにします
ちなみに、私も確かではないのですが、ネットで調べると「ジャクショウ」
でいいみたいですよ
masataroさんのレコをちょくちょく見ていて思ったのですが、
中央線沿いってハイキングに適した山が盛りだくさんなんですね
(今回のルートは岩稜だったり急登りだったり私には無理だけど )
masataroさんの山のセレクションが良いからだとは思うけど…
今まで、中央線沿いの山は賑やか、時には騒がしいというイメージがあったのですが、高尾や御嶽などの観光地を除けば意外と静かに歩けそうそう
さらに何といっても、駅からスタートできるのも魅力的
私は西武線を使うことが多く他地域について疎いのですが、なんか興味湧いてきちゃいました
今年の秋冬は奥武蔵で修業をつみ、来年あたりから足を延ばしてみよっかなぁ…。
その時は、ぜひレコ参考にさせて下さいね
neko-tamaさん、こんばんは
中央線沿線ですが、相模湖駅から先はかなり静かですよ。
やはり人気がないということですかね…
でも秀麗富嶽十二景のほとんどは中央線沿線ですから、
とても魅力的な山々だと思うのですが。
初心者向けの扇山や百蔵山、ガッツリ向けの滝子山や本社ヶ丸など、
レベルによって選べるのもいいですね
ちなみに本社ヶ丸はまだ未踏ですが
人が少ないということは、静かな山行ができる反面、人の助けが期待できない
ということですから、無理のない計画で挑戦してみてくださいね
私はまだ滝子山に登ったことがないのですが、
付近の山々から見ていると、
すっきりとした三角形がいやに魅力的 で、
近いうちに登りたいと思っていたので参考になります
ありがとうございました
「寂ショウ尾根」・・・
masataroさんのレコ拝見しながら、大月付近の山は
ハマイバ丸、コンドウ丸、オッ立・・・と
不思議な名前の山(地)名が多いのを思い出しました。
セーメーバン(晴明盤)のように
地図では漢字とカナ併記してくれればいいのに
と勝手なことを思ったりして
おつかれさまでした
yamahiroさん、こんばんは
そうですね、変わった名前の山が多いですよね(笑)
どうやら、都留辺りには昔の百済人が移り住んでいたらしく、
彼らによって名付けられたというのが定説のようです。
ちなみに「丸」が付く山名が多いのもこのあたりですが、
「丸」は山を意味する韓語のようです。
滝子山は見た目も立派な山容ですし、大菩薩から続く
連嶺の最南端という意味でも存在感のある山です。
登り甲斐のある、楽しい山ですよ
こんなレコで参考になれば幸いです
tackerqと申します。
いつも楽しくレコを拝見させて頂いております。
今回のレコを拝見し、滝子山に惹かれて、行って参りました。
大谷ヶ丸から山頂を抜けて、寂ショウ尾根を下る予定でおりましたが、膝がきつく、初狩への道に逃げました。しかし、この道も疲れた膝にはハードな坂で、masataroさんの仰る通り、登り甲斐のある山であることが良く判りました。
いつか、寂ショウ尾根を登りたいと思っています。
それから、ホトトギス情報をありがとうございます。
お陰様で、初めてホトトギスを見ることができました。
tackerqさん、コメントありがとうございます!
ついでに毎度ご訪問くださり、ありがとうございます
で
寂ショウ尾根を下りで使う予定でしたか
tackerqさんは険しい山に慣れている方ですか?
私としては、まずは登りで下見をされることをお勧めします
まあ、人によっては大した岩場でないかもしれませんけど(笑)
ホトトギス…
私もあれだけ花を付けているのは初めて見ました。
tackerqさんも、私と同じ場所で見られたのでしょうね
今後もよろしくお願いします。
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