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記録ID: 2334753
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ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

時山〜ソノド・谷山〜柏原 破壊と植林 懐かしき鈴鹿の山と谷

2004年04月10日(土) [日帰り]
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GPS
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距離
14.9km
登り
1,109m
下り
1,168m

コースタイム

日帰り
山行
7:35
休憩
0:00
合計
7:35
8:15
180
時山・鉄塔下巡視路入口
11:15
0:00
60
12:15
0:00
20
12:35
0:00
30
藪谷峠
13:05
0:00
70
15:20
0:00
30
15:50
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2004年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
コース状況/
危険箇所等
2004年当時 特に問題なし
●最近は多くの人がソノドの尾根を歩いているようです
「時」集落から烏帽子岳と牧田川沿いの見事な桜並木。山間なので町の桜よりやや送れて開花
「時」集落から烏帽子岳と牧田川沿いの見事な桜並木。山間なので町の桜よりやや送れて開花
時山集落手前の下幾里谷入口付近。鉄塔に上がる巡視路。時山すぐ北上のピークP730高塚に上がる。
時山集落手前の下幾里谷入口付近。鉄塔に上がる巡視路。時山すぐ北上のピークP730高塚に上がる。
最初はやや傾斜がきつい。
最初はやや傾斜がきつい。
鉄塔398に向かう
尾根に乗ると二次林が広がる気持ちがよい
尾根に乗ると二次林が広がる気持ちがよい
金瘡小草 (きらんそう)「地獄の釜の蓋」という恐ろしい名もあるし、弘法草という信心深い名も
金瘡小草 (きらんそう)「地獄の釜の蓋」という恐ろしい名もあるし、弘法草という信心深い名も
スミレはつくづく見分けが難しい
スミレはつくづく見分けが難しい
東隣りの「猿登」P702の尾根を見る。間には下幾里谷
東隣りの「猿登」P702の尾根を見る。間には下幾里谷
南の後ろには烏帽子岳が姿を見せる
南の後ろには烏帽子岳が姿を見せる
木立の間に霊仙山が大きな姿を見せてきた
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木立の間に霊仙山が大きな姿を見せてきた
特筆すべきものはないのだが、すくすくと樹木が伸び立ち並ぶ美しい尾根。
特筆すべきものはないのだが、すくすくと樹木が伸び立ち並ぶ美しい尾根。
霊仙山が姿を現す
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霊仙山が姿を現す
右奥にヨコネが独特の波打つ尾根を見せる。左はP730の高塚。
右奥にヨコネが独特の波打つ尾根を見せる。左はP730の高塚。
霊仙山は周囲に蛸の足のように多くの尾根を巻き持つ。ソノド(霧ヶ峰)はその衛星峰として遠くからも明確に確認できる三角錘の巨大な山容
霊仙山は周囲に蛸の足のように多くの尾根を巻き持つ。ソノド(霧ヶ峰)はその衛星峰として遠くからも明確に確認できる三角錘の巨大な山容
上り坂になるがさほど急峻でもなくぶらぶらのんびりと歩いていける
上り坂になるがさほど急峻でもなくぶらぶらのんびりと歩いていける
ソノド(ソノドヲ・霧ヶ峰)P926。意味不明だが「長く続く尾根」状の場を指すよう。西尾本によれば「二次林が大半で動物の成育が盛んで昔の鈴鹿の好ましい要素がある山域」としていた。
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ソノド(ソノドヲ・霧ヶ峰)P926。意味不明だが「長く続く尾根」状の場を指すよう。西尾本によれば「二次林が大半で動物の成育が盛んで昔の鈴鹿の好ましい要素がある山域」としていた。
残雪が北側に残る
残雪が北側に残る
ここまでは確かに趣き深い尾根と樹林を堪能していたのだが・・・。
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ここまでは確かに趣き深い尾根と樹林を堪能していたのだが・・・。
ところが、ソノドから北の[鹿遊びP908]ピークへ向かうと鈴鹿の自然の趣き深さはどこかへ飛んでいった。ナガオ尾根やソノド尾根の北部は丸裸。
ところが、ソノドから北の[鹿遊びP908]ピークへ向かうと鈴鹿の自然の趣き深さはどこかへ飛んでいった。ナガオ尾根やソノド尾根の北部は丸裸。
二次林の樹林が情けないほど伐採されて坊主頭になっていた。
二次林の樹林が情けないほど伐採されて坊主頭になっていた。
裸のナガオ尾根と霊仙山
裸のナガオ尾根と霊仙山
藪谷を藪谷峠東より見下ろす。
藪谷を藪谷峠東より見下ろす。
霊仙山と無残なナガオ尾根東面
霊仙山と無残なナガオ尾根東面
御池・横根・コザト・高室
御池・横根・コザト・高室
鹿遊びP908周辺。再び西尾本より。「尾根の良さは二次林の山のもつ魅力を余すところなく伝えている。鹿遊びの広場は楽園と言ってよい所だ。尾根には旧杣道が通っており、深く掘り込んだ道はたぶん炭焼きの活躍した名残りではないだろうか。」
鹿遊びP908周辺。再び西尾本より。「尾根の良さは二次林の山のもつ魅力を余すところなく伝えている。鹿遊びの広場は楽園と言ってよい所だ。尾根には旧杣道が通っており、深く掘り込んだ道はたぶん炭焼きの活躍した名残りではないだろうか。」
鹿遊びP908周辺
藪谷峠と一番右は谷山。大好きだった深くて静かな谷山がこんな姿になるとは
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藪谷峠と一番右は谷山。大好きだった深くて静かな谷山がこんな姿になるとは
藪谷峠を見る。昔は、藪谷や幾里谷やソノドで、杣人や炭焼き人が仕事するためによく使った峠だった。
藪谷峠を見る。昔は、藪谷や幾里谷やソノドで、杣人や炭焼き人が仕事するためによく使った峠だった。
わずかに破壊を免れた樹木下にはイワウチワが群れていた
わずかに破壊を免れた樹木下にはイワウチワが群れていた
谷山下より鹿遊び〜ソノドの尾根。後ろは藤原〜御池
谷山下より鹿遊び〜ソノドの尾根。後ろは藤原〜御池
谷山に向かう
柏原道の尾根と伊吹〜関ヶ原
柏原道の尾根と伊吹〜関ヶ原
こんな姿になるとは・・・。
こんな姿になるとは・・・。
鹿遊びとソノド。後ろは養老〜多度。
鹿遊びとソノド。後ろは養老〜多度。
ナガオ尾根を見る。
ナガオ尾根を見る。
谷山P992山頂にて。昔は深い笹に覆われた山頂の場所を探すのに苦労したのに、周囲に全く木がないのでいとも簡単に見つけられた
谷山P992山頂にて。昔は深い笹に覆われた山頂の場所を探すのに苦労したのに、周囲に全く木がないのでいとも簡単に見つけられた
谷山三角点
谷山から霊仙山に向かう登山道〜霊仙・経塚山
谷山から霊仙山に向かう登山道〜霊仙・経塚山
お気に入りスポットから霊仙山
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お気に入りスポットから霊仙山
阿弥陀ヶ峰を見る
阿弥陀ヶ峰を見る
谷山西下。柏原道上部。西に下りると樹木が残り、昔の鈴鹿に戻った。
谷山西下。柏原道上部。西に下りると樹木が残り、昔の鈴鹿に戻った。
谷山西下。柏原道上部。カレンフェルトも樹木の下にいてこそ味が出る。
谷山西下。柏原道上部。カレンフェルトも樹木の下にいてこそ味が出る。
一体この姿は・・・。
一体この姿は・・・。
ママコ穴付近。梓河内道と柏原道分岐点。両方とも何度か通った。梓河内と柏原集落の人々や信仰に深く根ざす道だと感じた。
ママコ穴付近。梓河内道と柏原道分岐点。両方とも何度か通った。梓河内と柏原集落の人々や信仰に深く根ざす道だと感じた。
伊吹を見る
二次林と植林について深く考えさせられる山行となる。やはり私は二次林や自然林の方を好む。
二次林と植林について深く考えさせられる山行となる。やはり私は二次林や自然林の方を好む。
植林の山。さて、2020年はどんな山になっているのだろうか。
植林の山。さて、2020年はどんな山になっているのだろうか。
梓河内や枝折の山々を見る
梓河内や枝折の山々を見る
4合目避難小屋付近
4合目避難小屋付近
奥は養老笙ヶ岳方面。手前は今須の尾根
奥は養老笙ヶ岳方面。手前は今須の尾根
あちこちで片栗が咲いていた
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あちこちで片栗が咲いていた
柏原道入口付近
柏原でも桜が満開
柏原でも桜が満開
柏原・清滝山方面を見る
柏原・清滝山方面を見る
下りてきた柏原道と阿弥陀ヶ峰方面
下りてきた柏原道と阿弥陀ヶ峰方面

感想

人間が樹木と共に生活してきた歴史や文化。様々な種類の樹木は人間が地球で生きる源と環境を作ってくれました。人間の都合で特定の木だけ植えていいのでしょうか?

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技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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