那須岳(過去レコです)。
- GPS
- --:--
- 距離
- 2.1km
- 登り
- 230m
- 下り
- 225m
天候 | 晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2002年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所はありません。 |
写真
感想
昨日宿泊した大丸温泉旅館の従業員から聞いたロープウェイの始発時間は8時半であった。2002年8月11日、8時に宿を発ちロープウェイの駐車場に着くと、ロープウェイは7時半から動いており、山麓駅周辺に二つある駐車場はすでに満杯であった。係員が駐車場の入り口にとめるよう云ってくれたので何とか車を置くことが出来たが、あとから続々と登って来る車はとめる事が出来なかった。ロープウェイは今年の4月にリニューアルしたばかりの大きなゴンドラで、待ち時間無く、わずか3分で標高1690mの山頂駅に着いた。ここはすでに九合目で、正面にこんもりとした岩だらけの茶臼岳があり、頂上へ向かう人の列が出来ていた。小さな子供からお年寄りまで、服装も様々な人達がガヤガヤ云いながら登って行く。登り始めはなだらかではあるが、溶岩の砂利の上は歩きにくく、ゆっくりと登って行く我々を子供達が追い越して行った。途中から大きな岩が積み重なった急登となり、妻は悪戦苦闘の這い上がりとなったが、危険なことはなく安心して後からついて行った。晴天ではあるが涼しく、短い距離なのでザックもかついでなく、汗をかくことも無い。頂上近くになると時々生暖かくなるので、何かなと下を見ると、所々に地面から小さなガスが吹いていた。現役の火山であることを実感しながら登り、50分程で頂上に着いた。山頂には木の鳥居が立ち、その向こうに那須岳神社の祠が岩の上に載せられていた。目の前に朝日岳、その左手奥に三本槍岳があり、朝日岳の頂上に向かう人達がその稜線にポツンポツンと並んでいるのが見える。その反対側には那須高原が雄大な広がりを見せていた。祠の裏を通り少し下って見おろすと、無問地獄の噴気孔が見え、大きな蒸気が立ち上っている。時間に余裕があれば、三斗小屋温泉にも朝日岳にも行きたいところであるが、残念ながらこのまま茶臼山頂上付近を半周するだけで下山する事にした。下りの岩場は妻の最も不得手とする所であったが、何せ距離が短いのでゆっくりと下りて疲れる事も無くロープウェイ山頂駅に帰り着いた。
蔵王に引き続いてのお手軽登山であったが、三斗小屋温泉に泊まり込んでの那須連山歩きが心残りであった。
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