苗場山 祓川ルート【和田小屋泊】

2012年10月13日(土) [日帰り]

• GPS: 09:55
• 距離: 11.2km
• 登り: 1,070m
• 下り: 1,050m

コースタイム

7:15和田小屋-8:40下の芝-9:30上の芝-10:25神楽ヶ峰-10:50雷清水-12:05苗場山山頂-12:15苗場山頂ヒュッテ12:45-12:50苗場山山頂-14:20神楽ヶ峰-15:00中の芝-17:10和田小屋

天候

曇り時々小雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

旧かぐら第2リフトの乗り場近くに町営駐車場あり。
今回は和田小屋に宿泊したので、その先のかぐらゴンドラの降り場前に駐車することができました。
町営駐車場〜かぐらゴンドラ降り場まで徒歩20分くらい。

国道17号線から駐車場までの道路は狭く、スキー場の管理車両・工事車両・登山者の車両などの往来や動物の横断があるため、安全運転で。

コース状況／危険箇所等

登山ポストは和田小屋前の登山口にありました。

登山口〜下の芝
ゴロゴロした石が多く、歩きにくいところが何ヶ所かありました。

下の芝〜神楽ヶ峰
木道が多くて歩きやすい。

神楽ヶ峰〜苗場山
苗場山手前の急登が、慣れていない人だと危なく感じるかもしれません。

下山後の温泉は街道の湯。大人500円。
http://yuzawaonsen.com/04kaido.html

食事は越後湯沢駅近くの保よし。専用駐車場あり。
http://www.yasuyoshi.net/
街道の湯に置いてあった案内を見て行きました。

写真

10/14 14:27

和田小屋前の登山口。
登山ポストはここにあります。
かぐらのゲレンデは草刈りが終わって、あとは雪が降るのを待つのみです。

10/14 14:26

どんよりとした空から少し晴れ間がのぞきました。
中尾根の下の方の紅葉がきれい。

10/14 14:26

ミネカエデかな？
お日様が当たると色が映えますね。

10/14 14:26

かぐら林間エキスパートコースを横切ります。
ここから先、ガスと強風が続きました。

10/14 14:25

雷清水の美味しい水。

10/14 14:24

苗場山頂の池塘。
風が強くて寒い！

10/14 14:24

山頂も人影が少なく。

10/14 14:34

苗場山頂ヒュッテにて。
あまりにも寒くて休憩させていただきました。1人300円。
これは和田小屋特製お弁当。

10/14 14:23

お昼過ぎ。
ガスが一瞬切れた瞬間。

10/14 14:22

棒沢の源頭も紅葉のパッチワーク。

10/14 14:22

足元には樹氷の子ども「エビのしっぽ」の残骸が。

10/14 14:32

遠くに見えるのは田代第1ゲレンデ。
田代ロープウェー山頂駅やドラゴンドラの駅も見えます。

10/14 14:21

神楽ヶ峰に続くトレイル。
雲の動きが早い。晴れたり曇ったりが慌ただしい。

10/14 14:21

急坂を下りきって振り返ると、苗場山はすっかりガスに包まれていました。

10/14 14:20

神楽ヶ峰付近にて、葉っぱが落ちたナナカマド。
冬も間近。

10/14 14:20

上の芝あたりではナナカマドの紅葉が見頃です。
あたりはガスに包まれ、小雨が降って来ました。

10/14 14:19

何とか明るいうちに下山出来ました。

撮影機器：

EOS Kiss X3 CANON

感想

RyuShang

今回は家族旅行。
せっかくなので山小屋としてはあまりにも快適な和田小屋に前泊しました。
冬と変わらず出てくるご飯は美味しく、夕食はお鍋までいただきました。
夜はお部屋から満天の星空を眺め、翌日の期待をふくらませ就寝。

さて翌朝。
空はどんより。しかも小雨混じり。
カッパを着込んで和田小屋を出発。

雨は降ってもパラパラ程度だけども吹く風は冷たくて、カッパは一日中脱ぐことはありません。
（同行の家族にとっては）歩きにくい石がゴロゴロとした登山道や、開けた場所で吹き付ける強風、そしてガスで景色が楽しめない状態で、何度も引き返すことを考えていましたが、粘り強く歩いて何とか山頂に到着。
よく頑張りました。
ちなみに山頂ヒュッテの温度計は3℃を指していました。

食事とトイレ（女性はこれが一番大事ですね）を済ませ下山。
その時、ほんの一瞬だけガスが晴れて視界がひらけました！
これで家族も満足したようです。神様からのちょっとしたご褒美だと大騒ぎ。

でもこれもほんのつかの間。
再び神楽ヶ峰に取りつくころにはガスに覆われてその後晴れることはありませんでした。
それよりまずは下山のことを考えなくては。
秋は夕暮れが早く、山は特に早く暗くなってしまうので…。
登りに苦戦した場所は下りでもやはり苦戦し、さらに疲労が重なると歩くペースが上がりません。。
その間にもドンドン追いぬかれてヤバイ…。
ここで慌てて怪我をさせるわけにもいかないので、ここは冷静に。
少しずつ前に進んでいるので、あとは歩きやすそうなところを選んで行くしかないですね。

そして5時を回った頃にゲレンデに到着！
ここで和田小屋に宿泊したメリット。それはクルマがそこにあること。
荷物を積んでいるあいだに周りは薄暗くなり、下山が間に合ってよかったと安心しました。