野伏ケ岳【奥美濃の山】（過去レコ）

2001年04月28日(土) [日帰り]

• GPS: 01:12
• 距離: 12.2km
• 登り: 1,031m
• 下り: 1,033m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:00
• 休憩: 1:30
• 合計: 8:30

距離 12.2km 登り 1,041m 下り 1,036m

5:10 白山中居神社
6:50 7:00 和田山牧場跡
9:40 10:20 野伏ヶ岳
11:50 12:30 和田山牧場跡
13:40 ゴール地点

此処で言う【奥美濃の山】とは、一般的に言われているのとは少し異なりますが、伊吹山から北東方向に、又白山山系の別山から南西方向に聳える揖斐・長良川水系（一部九頭竜川水系）の山々を指します。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

登りはダイレクト尾根、下りは北東尾根を下りました。

写真

和田山牧場から野伏ケ岳。今回は左側のダイレクト尾根を登り、右側の北東尾根を下りました。

ダイレクト尾根の途中にて

ダイレクト尾根途中より、今年の3月25日、雨の中を登った小白山が見えます。

山頂より別山方面

下山後和田山牧場にてのんびり。

白山中居神社近くで水芭蕉、座禅草を楽しみました。

装備

個人装備

雨具 昼ご飯 非常食 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 時計 ツェルト カメラ ピッケル アイゼン

共同装備

無し

感想

shikakura

●締まった雪の林道を登り和田山牧場着。展望もよくこれから登って行く野伏ケ岳はもちろん白山からの峰々が続きます。帰りは北東コースと決めて、雪に覆われながらも濡れ色でそれとわかる湿地を右下に見下ろしダイレクト尾根に取り付きます。
●そのころからヘリコプターが山の稜線をなめるように低く飛ぴ始めました。ヘリコプターを見上げると人が今にも飛び降りそうに腰かけて身構えているのが見えます。ヘリはぴったりと尾根に沿って上下し、ピークを旋回し沢を覗き込みます。○○さん…合図をしてくださいJと割れた聞き取りにくい声で呼びかけも始まりました。間違いなく遭難者捜索です。
●天気は快晴。急坂を笹や潅木をつかんで準じ登ります。うっかり笹や枝の上に乗ってしまうと滑ってあえなくもとの位置へ。潅木帯をぬけ、稜線にあがりすっかり雪に覆われたピークに着きました。
●山頂は単独行のおじさん1人。360度の大展望。3月25日に強風雨の中を登った小白山がすぐそこです。
●下山は北東尾根の程よく緩んできた雪の急斜面を尻セ−ドを交えながら下ります。
●和田山牧場に戻った時、牧場までハイキングにきたグループの話によると、遭難者は昨日下山しなかった為捜索していた30代の僧侶で、堰堤で遺体となって発見されたそうです。食事・昼寝の大休止の後はひたすら林道を下山しました。