九重連山(天狗ヶ城〜中岳〜稲星山〜久住山〜星生山〜三俣山)
- GPS
- 10:22
- 距離
- 19.2km
- 登り
- 1,649m
- 下り
- 1,641m
コースタイム
天候 | 高曇り。午後になって、一時、霧および小雨。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三俣山山頂付近は地形が複雑な上、ルート(踏み跡)が錯綜しており、かつ山頂標識柱以外には道標が整備されていないようなので、ガスに包まれたりすると迷い易いと思われます。私もすれちがった方に、コースを訊ねられたりしました。しかも、南峰に到着直前から、ガスに包まれてしまい、当初は雨ヶ池へのコースを下山しようと考えていましたが、坊ヶツルへのコース(古い地図には無いコースでしたが、最新の地図で確認すべきでした)に入ってしまいました。途中で気が付きましたが、坊ヶツルへも寄ってみたかったので、そのまま下山しました。この坊ヶツルへのコースの勾配は最初から最後までとっても急なのにはほとほと感心しまくりでした(標高グラフにも表れています)。結果的には、雨ヶ池へのコースは「植生保護と事故防止のため通行止め」になっているようでして、正解でしたが・・・ でも、坊ヶツルコースも(こそ?)急傾斜なので、雨天時などは事故が起こりやすいのでは? |
写真
感想
約2年ぶりの九州遠征の二日目は、九州本土の最高峰である九重山・中岳をめざしました。
九重山には、1977年2月に登っていますが、この時分は確か九重山の最高地点がまだはっきりとは確定していなかったように記憶しています。長く、久住山が最高峰と信じられていたのではなかったでしょうか? ちなみに、今回、久住山に再訪しましたが、山頂で山のベテランそうなお父さんが、奥さんや子供たち(といっても成人)を連れて登ってきていました。でもって、お母さんが「最高点は中岳なのよね」と発言したところ、お父さんが「そんな訳ない! 久住山が一番高い」と大剣幕。お母さんも手慣れたもんで「地図見てみてよ」。お父さん「(地図を確認し)・・・」、って一幕をそばで目撃してしまいました。このお父さん、同世代でしたもん。
話が横道にそれましたが、1977年2月は九州本土の百名山(屋久島の宮之浦岳を除く)を仕上げる山行計画だったはずですが、当時のメモによると「七里田温泉(二食付き泊)〜岳麓寺〜午王窪〜入山公墓所〜大船山〜坊ヶツル〜法華院温泉(素泊まり)〜北千里浜〜久住分れ(⇔久住山)〜西千里浜〜沓掛山〜牧ノ戸峠〜筋湯〜ひぜん湯(バンガロー泊)」と旅していました(当時写真は撮らなかったので、メモと五万分の一地形図の朱線だけが頼り)。
ということで、今回は最高峰の中岳をメインにして、ついでに1740mを越える周辺の山々にも登ろうという企画。三俣山は前々からその姿が印象的だったので、外せないところでした。
天気予報は多少外れて、快晴を見込んでいたところが高曇り。ただし、視程は良好。逆に涼しくて歩きやすい。朝早くから歩きだしたので、想定していたよりは人が少なめでしたが、徐々に増えてきて、特に牧ノ戸峠から久住山を往復する人が大勢になってきました。三俣山も団体さんがいくつか入っていました。
三俣山からの下りを坊ヶツルにとった部分は当初計画外でしたが、これも坊ヶツルに降り立てたことから丸。予定時刻の16時半よりも前に下山し、麓の温泉で汗も流せましたし、なんといっても展望を思う存分楽しめました。一部紅葉もはじまっていて、結構好きな季節だったりします。そして、35年前と違うのは、今回は写真をたっぷりと撮りました
九重山はやっぱり九州を代表する名山ですね。いつか平日にも好き勝手に山を歩ける時期がきたら、ミヤマキリシマの花期にぜひ再訪したいです。
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